陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

親と愛犬との介護日誌

2018-02-17 12:49:41 | 日記

リビングで親父がいつもいる場所・・・・母親がいつもいる場所・・・・愛犬がいつもいる場所・・・・・

今の家に引越ししてから実はほとんど変わっていない。

きっと一番くつろげる・・・落ち着ける・・・位置なのだと思う。

親父はテレビの前の小さな座椅子とベット・・・・

母親はソファーと台所の前の小さなカウンター前・・・・

愛犬は父親のベット下、ソファーの隅、畳の部屋、誰かが何かを食べている所をうろちょろ・・・・・僕がお風呂に入ると脱衣所のドアの前・・・外が見える窓・・・昨日も話しましたが最近は常に親父の行くところすべて・・・・僕が帰ってくると足元から離れない・・・・・そんな感じが親の環境の風景である。

家は2世帯で一階が親と愛犬・・・・2階が僕・・・タバコは減りましたがまだ吸っているので(笑)階段を上がった少しスペースがある場所が僕の喫煙所。そこにいると下から夫婦のやり取りの声が聞こえるときがある。

笑い声もあれば・・・・喧嘩もある・・・僕の話を話題にしている時もあれば・・・愛犬の話題や話しかけていることもある・・・テレビの話題もあれば・・・昔の貧乏時代の話もある・・・・

物音が全然しないときもあり、心配になって降りてみると・・一番最初に扉の隙間から鼻音を立てている愛犬・・・・そこから母親の「らぶ~トイレかい~?」か「おにいちゃん来たわ」と母親の声。親父は自分の部屋でヘッドホーンをかけながら好きな映画や歌番組。

しかし親父の体調が変化してからは、2人と1匹の位置が変わりはじめた。定位置が定位置じゃなくなったからなのかはわかりませんが・・・・なんだかぎこちなくも見えた。

いま一番みる景色が、親父がベットで母親が部屋を出たり入ったり愛犬も出たり入ったり・・・話題も「大丈夫かい?」「苦しくないかい?」「少し動くんじゃない!!」とか・・・・親父は「大丈夫だ」「ちょっと苦しいとか今は苦しくない」とか。

最近聞かなくなったのが、親父が愛犬を呼ぶ声というか・・・・・実は昨日わかったんですが大きな声を出せなくなってきたんですね苦しいものだから。

なぜ・・・僕がここまで生活の小さなことまで書くかと言うと・・・介護という職業柄・・・少しでも同じような環境にいる方の小さな支援方法につながればという思いも強いのですが・・・僕の為でもあるんです。寝たきりになったり・・・認知症という病気が進むと・・・本人の意思とは違う言動が起こり始めてくる・・・

けれど・・・あくまで僕の場合だけに当てはまるだけなのかもしれませんが、親の生活パターン等を把握していくことで・・・何かあったときに「不安要素」「安心要素」「解決要素」といものを見出している最中なんです。だから・・・僕の一家の「介護日誌」としていつか必要になるときがくるんだろうな・・・と感じたもので。

幸い2人とも・・・昔から性格からある一定リズムでの生活パターンがあり、それが今もあまり変化がなかったものですから、このパターンが2人にとって過ごしやすい一日なのかなと。一匹の動きは正直つかめてませんが(笑)

愛犬ももう「老犬」の段階にきております。

まさに老老老介護というにはちょっと違うかもしれませんが・・2人と1匹が形は違えども何かしら支えあって生きているんだと・・・。

最近ブログで「プライベートの介護を赤裸々」にかいていますが・・・本音は・・・・あと5年はこのブログで親と愛犬日誌が続けられたらと願ってます。

これが・・・息子としての本音です・・・こうなってしまったのはしょうがないことですが・・・どうしてもあと一つだけ・・・・・・親の夢を叶えてあげたいものですから・・・・・。

 


心の中の声に耳を傾けて・・・

2018-02-17 08:41:59 | 日記

これはある本に書かれていたニューヨーク大学のリハビリテーション研究所の壁に書かれていた患者の詩だそうです。

心の声・・・・僕の心に響いてきました・・・・何かを学べと・・・・

 

・・・・大きなことを成しとげるために力を与えてほしいと神に求めたのに・・・・・謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

・・・より偉大なことができるように健康を求めたのに・・・より良きことができるようにと病弱を与えられた・・・・

・・・幸せになろうとして富を求めたのに・・・賢明であるようにと貧困を授かった・・・

・・・世の中の賞賛を得ようとして成功を求めたのに・・・得意にならないようにと失敗を授かった・・・

・・・人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに・・・あらゆることを喜べるようにと生命を授かった・・・

・・・求めたものは一つとして与えられなかったが、願いはすべて聞き届けられた・・・

・・・神の意にそわぬものであるにもかかわらず、心の中の言い表せないものは、すべて叶えられた・・・

・・・私はあらゆる人の中で、もっとも豊に祝福されたのだ・・・・・

 

 

この詩を読んでみて・・・・・皆さんの心には・・・・何が残ったのでしょうか・・・・・