文科省は、原発事故後の3月から6月までの4ヶ月間の、全国におけるセシウム134とセシウム137の積算値を公表しました。「自治体の観測所にある容器にたまったちりを測定」(以下、『朝日新聞』)したものです。福島県と宮城県は、「東日本大震災で計測器が壊れるなどで測れなかった」ということです。(観測所でなくても、ちりが溜まっている場所があればどこでも、降下した放射性物質は採取できますから、測定値は出せるはずなのですが・・・)以下、市単位で公表された数値を列記します。
(単位は1㎡あたりのベクレル数)
茨城県ひたちなか市 40,801ベクレル
山形県山形市 22,570ベクレル
東京都新宿区 17,354ベクレル
栃木県宇都宮市 14,600ベクレル
埼玉県さいたま市 12,515ベクレル
群馬県前橋市 10,362ベクレル
千葉県市原市 10、141ベクレル
神奈川県茅ヶ崎市 7、792ベクレル
岩手県盛岡市 2,992ベクレル
長野県長野市 2,496ベクレル
静岡県静岡市 1,292ベクレル
山梨県甲府市 413ベクレル
秋田県秋田市 348ベクレル
青森県青森市 138ベクレル
新潟県新潟市 91ベクレル
高知県高知市 73ベクレル
(* 以下割愛させて頂きます)
ちなみに愛媛県は、1㎡当たり13ベクレルのセシウムが降下していたとのことです。こうして数値が出たのですから、それぞれの町で降下した放射性物質がどのような影響を今後もたらすのか、やはりこうして降下した放射性物質に関しては、吸い込んだり、食物から取り込んだりと、内部被曝が懸念されますから、きちんとした監視と調査を行い、そして対策が求められるべきだと思います。
P.S. 福島市大波地区の汚染米問題で、全袋調査を行った結果、34戸864袋中、6戸131袋が基準とを超えた、最高で1270ベクレル、2戸の27袋が1千ベクレルを超えていたとのことです。現在は保管されていますが、今後飼料等に使われないか心配です。(東電の賠償対象として)国が買い取り廃棄(管理)して、補償すべきだものだと考えます・・・
P.S.2 「京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で」、「福島県中央部を流れる阿武隈川から海に流れ出る放射性セシウムの量が1日当たり約500億ベクレルにのぼることが」分かったそうです。これは、「東京電力が4月に海に放出した低濃度汚染水のセシウムの総量に匹敵する」(「河口部でセシウム137が1日当たり291億ベクレル、同134が234億ベクレルと推定」)もので、それだけのセシウム等が毎日海へと流れ出ているということで、今後の海の汚染、魚介類等の汚染が深刻化するものと思われます・・・やはり継続したモニタリングが必要です・・・
P.S.3 福島原発では、3号機の圧力容器内に溜まっている水素を出す為に、窒素を注入するそうです。未だ「1~3号機の格納容器には窒素を入れ続けている」状況で、「圧力容器内で水が放射線分解されて発生した水素が、圧力容器のふたのつなぎ目から格納容器に漏れている」とのことです。注水し、放射線が出続けている以上、水素も発生するわけで、窒素を入れ続けなければ爆発の危険性があるという状態では、事故収束とは到底言い難いと思うのです・・・
(単位は1㎡あたりのベクレル数)
茨城県ひたちなか市 40,801ベクレル
山形県山形市 22,570ベクレル
東京都新宿区 17,354ベクレル
栃木県宇都宮市 14,600ベクレル
埼玉県さいたま市 12,515ベクレル
群馬県前橋市 10,362ベクレル
千葉県市原市 10、141ベクレル
神奈川県茅ヶ崎市 7、792ベクレル
岩手県盛岡市 2,992ベクレル
長野県長野市 2,496ベクレル
静岡県静岡市 1,292ベクレル
山梨県甲府市 413ベクレル
秋田県秋田市 348ベクレル
青森県青森市 138ベクレル
新潟県新潟市 91ベクレル
高知県高知市 73ベクレル
(* 以下割愛させて頂きます)
ちなみに愛媛県は、1㎡当たり13ベクレルのセシウムが降下していたとのことです。こうして数値が出たのですから、それぞれの町で降下した放射性物質がどのような影響を今後もたらすのか、やはりこうして降下した放射性物質に関しては、吸い込んだり、食物から取り込んだりと、内部被曝が懸念されますから、きちんとした監視と調査を行い、そして対策が求められるべきだと思います。
P.S. 福島市大波地区の汚染米問題で、全袋調査を行った結果、34戸864袋中、6戸131袋が基準とを超えた、最高で1270ベクレル、2戸の27袋が1千ベクレルを超えていたとのことです。現在は保管されていますが、今後飼料等に使われないか心配です。(東電の賠償対象として)国が買い取り廃棄(管理)して、補償すべきだものだと考えます・・・
P.S.2 「京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で」、「福島県中央部を流れる阿武隈川から海に流れ出る放射性セシウムの量が1日当たり約500億ベクレルにのぼることが」分かったそうです。これは、「東京電力が4月に海に放出した低濃度汚染水のセシウムの総量に匹敵する」(「河口部でセシウム137が1日当たり291億ベクレル、同134が234億ベクレルと推定」)もので、それだけのセシウム等が毎日海へと流れ出ているということで、今後の海の汚染、魚介類等の汚染が深刻化するものと思われます・・・やはり継続したモニタリングが必要です・・・
P.S.3 福島原発では、3号機の圧力容器内に溜まっている水素を出す為に、窒素を注入するそうです。未だ「1~3号機の格納容器には窒素を入れ続けている」状況で、「圧力容器内で水が放射線分解されて発生した水素が、圧力容器のふたのつなぎ目から格納容器に漏れている」とのことです。注水し、放射線が出続けている以上、水素も発生するわけで、窒素を入れ続けなければ爆発の危険性があるという状態では、事故収束とは到底言い難いと思うのです・・・