エジプト無政府状態（１)

北アフリカのチュニジアの政変に触発され、

同じアラブ系の周辺国に大変な影響を及ぼしています。

その影響を受けた国の一つである、

エジプトで大規模がデモが起こり、今や無政府状態です。

終息に向かうまで、アラビア語の通訳が大いに活躍するでしょう。

本日アラビア語の通訳と仕事場に向かう途中、

いろいろな話をしてもらいました。

実はエジプトは長い間親米国家として、

イスラエルとの中東和平交渉の要だったため、

アメリカはずっとムバラク政権の肩を持っていました。

今回の大規模な民主化デモ活動に対し、

諸手を挙げて支持するわけにはいかず、

かといって、人権尊重の旗を降ろすわけにもいかないので、

オバマ大統領はもっぱら、

ムバラク政権に政治改革を推進するよう圧力をかけるだけです。

エジプト人はエルバラダイ（前国際原子力機関IAEA事務局長）を

推したいのですが、政府に自宅に軟禁されてしまいました。

在日エジプト人として、祖国の現状には不満ですが、

革命で第二のイランのようになるのはもっと心配だと憂いていました。

ちなみに本日の「アル・ジャジーラ」の報道によると、

ムバラクの子どもたち（息子二人、娘一人）は、

既にエジプトを脱出してイギリスに向かっているということです。

エジプトの今後から目を離せませんね。

アジアカップのニューヒーロー～李忠成選手～

アジアカップ、対オーストラリアの決勝戦、

延長の末、途中出場をした

李忠成選手の美しいボレーシュートが

決定点となり、見事優勝へと導きました

彼のシュートに感動をもらい、

興奮して眠れなかった人は多かったのではないでしょうか

李選手は、東京田無市（現西東京市）生まれの在日韓国人四世で

2007年に日本に帰化したとのことです。

サッカーで才能を見せていた彼は、

韓国の代表チームに招集されるも、

「在日」ということで、嫌な目にもあったようです

今回のアジアカップでも韓国のマスコミから取材を受けた際、

意図したことと違うように報道され、

自身のブログで改めて思いを発信した経緯もあります。

昨夜彼が日本チームのヒーローとなったこと、

日本中が感動し、彼へ祝福と感謝のコメントを寄せています。

韓国側も以前は彼には辛い面を見せていましたが、

今や彼を「同胞」として、祝福しているようです

日本と韓国は隣国同士、歴史上さまざまなことがあり、

複雑な感情が入り混じったなかで、

「在日」、または帰化を選ばれた元韓国籍の方々に対する目は、

日本・韓国ともまだまだ大変厳しい面があると思います。

しかし、李選手が日本を選んで帰化したことが、

今回クローズアップされると、

日本人は彼を「立派な日本人」と認め、

韓国人は彼を「同胞」として誇りに思うという

自分の国に都合のよいような解釈？

いえいえ

国境を越えた良い相乗効果が生まれています

韓流ブームもありこれから日韓の間でどんどん交流が進み、

日韓両国が祖国になる人が今以上に増えていくでしょうね

ところで、弊社では

李選手のように、二つの国のバックグラウンドを持った方と

一緒にお仕事させていただきたく思っております

報道・放送関係にご興味のある方、是非コンタクトを！

お待ちしてます

世界各国の雪対策

昨年の灼熱地獄だった日本、

やっと涼しくなってよかったわ～と思ったら・・・

大寒波で大雪に見舞われています。

太平洋側にある東京は年に1～2回しか雪が降りませんが、

雪国の地域では、除雪作業に追われ、

雪対策に、頭を悩まされています。

雪対策といえば、だいぶ昔の話になりますが、

1972年の冬に当時アメリカ大統領だったニクソンが訪中し、

万里の長城に行きたいと言い出しました。

しかし前日に大雪が降ったため、道路が凍りつき、

車での移動は危険だという報告を受けたのにもかかわらず

同時の周恩来首相は、部下に命じて

ある方法でニクソン大統領を万里の長城まで連れて行ってあげたのです。

その方法とは、

北京市民が暖をとるために使う練炭を燃やした後の灰を、

道路に撒いて、雪でスリップしないよう滑り止めにしたというわけです。

すごいアイディアですね～

本題ですが、ある番組より

各国の雪対策のリサーチの依頼を受けました。

面白かったので、皆さんにお知らせします。

【日本】温泉水をかけて雪を溶かします。

【ベルギー】【スウェーデン】塩をかけて雪を溶かします。

【カナダ】砂をまいてスリップ防止にします。

エコですね

【ロシア】戦闘機で空中から薬品を散布して雪を溶かします。

【中国】戦闘機のエンジンを改造した除雪車で除雪します。

力技ですね

国際宝飾展～今年は中華パワー～

1月26日～29の四日間、

東京ビッグサイトで

『第22回国際宝飾展』が開催されています。

以前は見学で何回か行ったことがありますが、

今回は取材のため初日の会場に足を運んでみました

そこで、

今まで見たことのなかった場面に遭遇しました。

先ず、開会式の前に

数十台くらいの観光バスが会場前に横付け。

ぞろぞろと降りてきたのは海外からの特別招待客。

なんとその数は1200人にも上ります。

見た目で何となく出身地は分かりますが念のため話かけてみたら、

中国大陸・台湾・香港・シンガポール・・・

みんなチャイニーズ系。

テープカットのために壇上に上ったのは、

半数以上は中国人の大富豪バイヤー

主催者の話によると、

以前は日本国内向けがメインでしたが、

5年ほど前から不況の日本からアジアへターゲットを変換。

来場者の10％が外国人とのことです。

節目の行事を重んじる中国では結婚式を盛大にやります

人口が13億の中国では、

年間10,000,000カップルが結婚します。

（指輪を買う人は二千万人ってことですね）

また、日本では考えられませんが、

大人だけではなく、子どもも【日常的に金】を身につける

習慣もあります

ブライダルアクセサリー、ゴールドの

巨大なマーケットがありますね

これからは国外にも目を向けて、

中華系が好みそうな

派手派手、ピカピカ、ゴールド

をテーマにデザインを転換していくと

いいかもしれません

日中ビジネスのコンサルティング、マッチングも得意です！

中国語方言の出来る方！

広東語などのネイティブスピーカーの方、

朝鮮族でバイリンガルの方、

できれば東京・東京近郊にお住いの方、

報道の翻訳をしてみませんか？

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空いた時間を有効に使いたい方、

一緒に働いてみませんか？

コンタクト、お待ちしております！！