咲いた2

手術しなければ

もって６ヶ月・・・



訪問中、具合悪く
何度も病院に行ってもらうが
その都度、何もないと言われ帰って来た

でも
やっぱり・・・気になって覗く
予定日でもないのに
・・・具合悪い

具合悪い・・・具合悪い・・・具合悪いって
まるでオオカミ少年の様な私・・・で
私は家族にお願いして　
私の何でも言いやすい医師を在宅医に付けてもらった

後日
やっぱり・・・気になって訪問した
・・・具合悪い
ＳＰＯ２は８０台
酸素を導入した
１８時過ぎているが業者さんも
良いですよーって持ってきてくれたけど

私に関わる業者さんゴメンネ
何時なんどきでも呼び出されて・・・

その翌日酸素ボンベを持って受診
・・・で
手術しなければもって６ヶ月
手術も難しく手術中に死ぬかもしれない・・・と言われたと

その人が言った
「何が悔しいかって・・・
何回も行っているのに・・・
何年も通っているのに・・・

助けてくれてありがとう」・・・と
その人から花束を頂いた


その中の花を挿してみた
根づいている
まだ花は咲かないが青々として増えている



私たちは高齢だし
手術しないで今までのように生きていれば良いのにと思っていたが
そんな事は言えない

原因が分かり手術を選ばれた


でも
もう１年に過ぎてしまった

家には帰れない
転院して・・・今は違う病院にいる
転院してからも2度面会に行ったが

こちらの事が分かる・・・見つめ合うだけ、握手するだけ・・・
呼吸器をつけていて話せない

元々は車いすだったけど動いていた
今は動けない・・・

認知は無い
認知になればまだ幸せなのに・・・・って思うのは私だけだろうか
泣かれるので愛おしくて・・・その後いけないでいる


決められた事しかしなければ良かった
気になって覗かなければ
こんな事にはならなかったのではないか
気付かなければ知らないうちに安らかに逝かせて上げれたのではないか
要らぬお節介をして今の苦しみを与えたのは
私なのではないのだろうか・・・と思うのである

これって忖度

ある病院で

時間が出来たので次期管理者になる看護師を引き連れ
病院へ用事で行った時に用事では無い用事をする事を教える

営業
営業しなければ仕事は来ない
しかし・・・
営業・・・営業では嫌がられる
だから仕事のついで・・・というような顔をして
知り合いを訪ねる
知り合いと言っても肩すれ合うも多少の縁の人を訪ねるのである




え～～～～
偶然・・・その病院で
サラリーマンＮｓの頃の院長先生と
サラリーマンＮｓの頃に毒を吐いた先生に廊下でバッタリとあった
毒を吐いたと言っても本人は仲が悪いわけじゃない
意見を言っただけだが周りの人が
先生に向かって言うなんて恐ろしい人となり
毒を吐いた人と言われるのである
だから先生の記憶にも残るのである

今の病院で院長先生になっておられるが
逢おうと思っても中々会えないのに
偶然・・・
両先生に・・・同じ廊下で会い
誰も通らないので
４人で懐かしく盛り上がっていた

営業のつもりでは無かったのだが

先生が具合悪くなったら私たちが仕事に行くよ
先生を看れるのは私たちしかおらんよ・・・等と言った
（その病院にも訪問看護ｽﾃｰｼｮﾝがあるのに）

すると院長先生がソーシャルワーカーは知っているのか・・・と

その病院のソーシャルワーカーの部屋に私を連れて行き紹介してくれた
（今、行って来た帰りなんだよねー）

私が院長先生と話す様子を見て病院のソーシャルワーカーは
エー院長先生に・・・そんなタメグチとビックリしていたけど
私は・・・ホラゴマすりは出来ない性だから
どうせ毒を吐いた女といわれるんだから
良いの良いの何時もこんなのだから・・・と言った


先ほどとは違う
今迄に見た事のない笑顔になった

本日は営業１００％
これで仕事が来たら忖度って事になるのかな