褥瘡久しぶりに４

いよいよ手術

今回の褥瘡
思ったより時間がかかっている

7月にポケット部分を切開する事になった
本当は、もっと小さくなってからと思っていたが

下半分（ポケット）が肉の盛り上がりが少ないのに
皮膚が伸びてしまい
治癒が思うようにいかない
手術を早めるように家族に促した

総合病院に手術に行く
ありがたい事に
「これくらいの褥瘡は6ヶ月から1年かかる
綺麗になっている」と
総合病院の先生に言って頂いたそうだ

面識のない先生だが
とってもありがたい・・・

でも
ジョジョは今まで
褥瘡を治すのに
半年までかかった事が無いわけで・・・

だから
当然
患者さん家族も半年もすれば治ると思っているわけで・・・

もう4ヶ月になる

お医者さんに
何で治るんだと言って頂いている
ジョジョのプライドが・・・・


褥瘡に良いと言われる経口栄養食を勧めてみようか・・・

チョット泣きごとでした

アル中さんと呼ばれる人８

退院

譫妄はまだあるけど
急に退院する事になった
「本人も調子が良くなって」と連絡が入った
骨折して寝たきりで家は無理と言われていたけど・・・

本人も
「これではいかん」と言って
ポータブルトイレに腰かけたと・・・。

さては
誰か酒を持って行ったんじゃないのと聞くと
最近、今後の話（転院）の為に
数人の面会があったとの事

たぶん
アルコールが入ったから
寝たきりオムツからトイレに腰掛ける状態になったのだ


妄想はあるものの
訪問看護師はわかる
ケアマネもわかる

病院の職員には暴れているけど
訪問看護師には笑顔
家に帰りたいんだよねえ

退院翌日訪問した
喋る喋る
もう可笑しくて可笑しくて
今迄に無い良い表情だ
1時間たった。帰ろうとすると
「忘れとった。湿布貼ってくれ」
さっきから「どこが都合悪い」と聞くと
頭を指さしていた
何処が痛いのかわからないのに
帰る時間になると引き伸ばし作戦
譫妄があって
おかしな話はするが
看護師の終了時間はわかるようだ

短い時間で良いから訪問回数を増やしてくれと言ったが
短い時間にはならない
帰してもらえない
不安なのだろう

「今度はいつ来る」と尋ねる
以前も待っている事はわかっていたが
口に出して言うなんて・・・・・
それくらい不安なのだ
お酒も飲めなくなってきている
日ごと衰弱が感じられる
(退院して数日しかたってないけど・・・)


又訪問の度ドキドキする事態になった
でも彼がそれを望んでいるのだから
私たちは支えていかなければならない

それが在宅を支えると言う事だから
孤独死にならないように
出来るだけ訪問したいと思ってけど
介護保険の壁がある・・・・


退院後6日
説得しても聞かないが反論はしなくなった。

看護師にアイスクリームをくれる。
（だから要らないって・・・）
思っていても言えない。本気で怒るから
フラフラの身体で本気で怒るから

そして
自分から病院へ行くと言う。

入院してくれると思ったが帰って来た。

独居の人が輸液すると言う事は
1時間の訪問では終わらない。
途中で何かトラブルが無いか見に行かなければならない。
終了したたら外しに行かなければならない。
もう少し元気があれば
電話してくれるだろうけど出来る状態では無い
安否確認では（輸液中でもただの安否確認と判断される）
ボランティアでしかない。


看護師って・・・
やっぱり心配なんで出かけていく
叱られながら
様子を見に行く

介護保険
使える限界があるし
私も毎日ボランティアも中々困難
「在宅ではもう限界だよ」と毎回叱られながら話していたら

翌日、いよいよ諦めて入院すると・・・言った。

家で死にたいなら
私たちは
それはそれで支えるが・・・
迷いがあるならやっぱり入院してほしい

癌になったら

どれだけ治療するか

最近
医者が癌になったら
「自分はどこまで治療するか」と言うアンケート結果が
出ているようだが
先日、研修会でも医者が発表していた

医師は4割以上は治療はしない
次いで1段階の治療が効果がなかったら
6割はその後の治療はしないと言う結果が出ていると

何故・・・・
医師は知っているから・・・
治療と結果を知っているから・・・
しかし皆さんは１００％治療受けますよね
それしか方法が無いと言われるから
医師の言う治療を受けないなら
病院に来なくて良いと言われるから・・・と

もちろん治療を受けない以上
その医師のところには行く事はないと思う
どっちにしても治らなかったら結局その医師とは離れるし

仕事で見ていて
もう治療、止めれば良いのにと思う人が沢山おられる

治療を選ぶのは自分
治療して良い結果になる人もおられるのだろうが
私たちが見るのは・・・・
だから・・・・

私も1段階は受けるかもしれないが
1段階も時と場合によっては受けない半々の気持ちだ
今は、もう子供たちも大きくなったので余生だと思っているし
どっちみち何か病気になるのだから
ジタバタせずに苦しみだけ取ってもらい
神様が与えてくれた命を全う出来れば良いと思っている