最新公演の企画について、少しわかりにくいキーワードが出てきていますので解説いたします。
ワークインプログレス公演・・・コンテンポラリーダンスなどではよく見られる言葉になっていますが、”ワーク”とは「作品」のこと、”プログレス”とは「前進」という意味です。つまり前進の中の作品、もっというと現在進行中の、最新の公演をお見せします。という意味です。このようにして実際の上演という試行の場を経て作品の質を高めていく、ということが目的です。
@枚方・・・こちらはHPの中の説明と重複しますが、枚方の特定の場所(有名無名を問わず)に舞台写真家と劇作家・演出家が取材旅行に行き、その場所からお互いインスピレーションを得て作品を創ろう、という企画です。
そして今回6月にギャラリーNOBでグループ跡の企画にお邪魔して公演するのは、そのうちの三箇所(サイトで上がってない場所もあります)を舞台にした公演です。
つまり今回の作品は、特定の場所を舞台にした会話劇のオムニバス作品なのです。メインとなる主人公は二人。故郷枚方の地を巡る主人公と彼を追いかけるヒロインが、その地や彼自身を知る人々と会話することで自分の心とも対話する、そのように私は捉えています。
10月の本公演に向けて、まずは6月10日、”風景を演劇にする”ことへの挑戦や主人公二人の初陣を楽しみにしたいと思います。
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