■ 柿のどの枝を切るのか
復習
結果習性: 柿は、去年伸びた枝の頂芽および先端から2~3芽の
脇芽の花芽がつきそこから伸張した枝に花が咲く。
せん定のやり方: 去年伸びた枝を残し、それ以外を切る
机上では、なんとなくわかったような気がする。しかし実際の枝は複雑
で、どれが昨年の枝か、どれを切ればいいのか判断が難しい。
それで、どのように新しい枝が伸びるのかを確認することにした。
昨年のせん定後と、その後枝が生長し葉が散った今の枝の状態を
比較した。
①昨年のせん定後の状態
②今の状況
写真①②を比較して、
黄色が前回のせん定で残した枝で、それ以外は新しく伸びた枝。
したがって、黄色の一昨年の枝は切る。
つぎに、去年伸びた枝のうち各節で1~2本を残しそれ以外を切る。
○は残し、×は切ればいいと思う。
■ 散歩道にて
■ きょうのタマちゃん
時々
夕方一時
残ってます。さて、生まれてこのかた、
植木を切ったことがありません。せん定
って「長いところを適当に切る」ことか
と思ってました。それは整枝。せん定は、
結果習性(枝のどこにいつ花芽がつくか)
を考え、状況を判断しつつ、時期を選ば
なあかんのですね。高度なワザ。なんと
なく、株(!)式投資みたいですねー。
> 昨年のせん定後と、その後枝が成長し
> 葉が散った今の枝の状態を比較・・・
・なるほど、科学的。写真に文字入りで、
チョーわかりやすい。せん定の研究①②、
たいへん勉強になりました。ではでは。
にわか農民で試行錯誤しながらやっています。
せん定の結果はずっと先にならないとわからない
ので、その時になって初めてしまったと思うこと
だらけです。
今期はみかんはまったくダメで、柿1もダメ、
柿2だけが豊作でした。