ささやかなJUNKER

手に入れたデジタルアイテムやジャンクPCなどを紹介したいと思います。
しかし最近はジャンクとはご無沙汰です。

"ささやかなJUNKER"氏、「さとうきび畑の唄」を視聴する。

2013-06-05 21:37:51 | Weblog
ささやかなJUNKER氏は、2003年に放送されたドラマ「さとうきび畑の唄」を見た。
那覇で小さな写真館を営む平山幸一は、写真を撮りにくる人たちの幸せそうな笑顔を見ているだけで嬉しくなってしまう、人の良い男だ。
恋女房の美知子とは駆け落ちして結婚。
学校の先生をしている紀子との結婚が決まった長男・勇を筆頭に、次男・昇、長女・美枝など5人の子供に恵まれ、今また美知子のお腹には6人目の命が宿っていた。
しかし、昭和19年6月、サイパンの日本軍が玉砕し、米軍の沖縄上陸が現実味を帯びてからは、その幸せな一家にも戦争の暗い影が忍び寄る。
まず結婚直後の勇に召集令状が届き、昇は通信兵に志願、美枝も従軍看護婦として野戦病院に派遣される。
そんな中、戦況はますます悪化し、ついに47歳の幸一にも召集令状が届く。
家族で過ごす最後の日、幸一は出征していく子供たちに命の大切さを説く。

名曲「さとうきび畑」をモチーフにしたスペシャルドラマで、平成15年度文化庁芸術祭大賞受賞作品である。
物語の舞台は日本で唯一の地上戦が行われた第二次世界大戦下の沖縄。
沖縄戦そのものを描いた作品というより、戦争によって悲惨な運命をたどる家族を描くことに焦点が当てられている。
一般向けの作品としては、頑張って作られているし、俳優陣も熱演している。
ただ、沖縄戦というものを考えたとき、ドラマのつくりは少々甘いかなと思える人も多いだろう。
沖縄を2,3度訪問した氏は、そんな印象を受けたようである。


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