雨の散歩

久々に靴を履く。
と言うと、いつもは裸足か？ということだが、
ほぼそれに近い。
大体においてとてもわがままな格好をしているので、普段は暑くなると
Timberlandのスポーツサンダルか、Asicsのメッシュのシューズ。
以前、夏場はRegalの、皮のサンダルを常用していたが、かかとを傷めて
最近は、家の周り用となっている。

靴を選ぶ基準は、すべてPassの散歩を念頭においていた。
あいつがいなくなって、雨の散歩がなくなってしまった。
こんなことではいかん！
今日は、降っていても、歩いて出るつもりだった。
だからRegalの黒いチャッカーブーツ。
そとにでたら、奇跡的に降っていない。
でも、靴はそのままに。
久しぶりに、下を向いて写真を撮る。
こんな撮り方は、あいつと歩いたお陰。



このシリーズは、ほとんどPassを連れているときに撮ったものだ。
なんカットぐらいあるんだろうか・・・
あの、アートShopに飾っていおいたら、是非欲しいとリクエストがあったのも、
このシリーズの「23」。
三人展のパネル作品は、そんなところから生まれた。
もう一度、違う形でまとめてみたいとも思っている。
Passと、歩いた時間に発見したことは、計り知れない。

名残の蓮

最近雨の写真が少ない。
理由はわかっている。
　
朝から結構降っているので、久々に雨の街でもと思って出かける。
もちろん時間限定。途中、白山へ名残の蓮を見に行く。
名残どころか、真っ盛りという感じで咲いている。
今年は、花期が長いなぁ・・・



とは言うものの、散ったもの、蓮の実がなっているもの混在していて面白い。
そろそろ打ち合わせの連絡をと思っていると、ＴＥＬあり。

9/16：打ち合わせ決定だよ・・・時間場所は後日。

海が濁っていると思ったら

関屋分水路から流れ出る水が、茶色だった。
そういえば、信濃川も茶色。　昨夜から、今朝にかけての雨のせいだな。
帰りは、学校町をぬけて帰る。
ここも、すいぶん変わりつつあるな・・・
２・３年前に、猫を撮らせてくれたおばあちゃんの家が、
今日解体の真っ最中。
完全閉店セールのポップの店。
学校町への一方通行の入り口から、後ろを振り返ると、
この道路ってこんなに狭かったけ・・・
道路工事もまったく知らない間に終わって、スッキリしちゃったな。

あの時頂いた花

一週間たつと枯れてゆく。
あの時、Ｓさんが届けてくれた花だ。

今日、残った薬など、返却に行く。
モルヒネなど、劇薬。

「かわいがられている犬は、頑張るんですよ」
繰り返し言ってくれた。
これですべてが終わって、季節も変わる。

珍しく車で海へ

蒸し暑い。
Ｐｉちゃん夜中襲撃・・・寝不足。
なんだかぐったりしている。
おまけに、昼過ぎの開始が普段より１時間早いので、
時間的余裕もなく、海を見に来る。
今は、もう秋・・・って歌もあったが、
浜茶屋は、営業中と、営業終了と。
人は・・・ほとんどいない。
どんより暑い。
景色は、秋、気温は夏。

小さな祭りで・・・

妻の関係している子供が、近所のお祭りで、ドラムを叩く。
彼のDebut！・・・僕も知らない子じゃないので、二人で見に行く。
我家から距離は近いが、道路を挟んで地区が違うので、
それぞれに違う行事をやっている。見に行くのは初めて。





同級生のギャラリーに囲まれて、緊張しまくりだったらしいが、
よいDebutだった。地元の小さな神社の境内と、道路をはさんだ広場が会場で、
地元のおじさんたちが、交通整理をし、焼き鳥を焼き、とうもろこしを焼き、
歌あてゲームなどをやり、地域のための手作りの祭り。ときどき、Passの散歩で見かけた顔も数名・・・。
彼のデビューも無事終了したので帰ろうと思っていると、真っ黒く日焼けした青年が、挨拶に来た・・・。

T・S・・・中学から、高校へ上がる頃、少しいわくのある子だった。
高校は最後まで行ったのだろうか。
中学を卒業後、数年たって、息子の部活の関係者と飲んでいるときに、
柄の悪い５・６人の若者が入って来て、僕たちの席の横を通り抜けるとき、
先頭を歩いてきたリーダー格の金髪が、
突然立ち止まって礼儀正しく挨拶をしてくれた・・・それ以来。
いま、２８歳ぐらいになっているはずだ。

結婚して、子供が三人。○○に家も建てました。

妻が「おばあちゃんは健在なの？」と聞くと元気のこたえ。
かれは、おばあちゃん子で、とてもかわいがられていた。
群を抜いて利発な子だった。
家に残っている、小６の写真と、ちっとも変わっていない。
そんな思い出話をしていると、若いお母さん・・・娘みたいなかわいい奥さんが、
小さな子供を抱っこしてやってきた。

最近一番の出来事。

今年も来たよ・・・長良川天然鮎

毎年この時期に送られてくる。



時間が立て込んでいたので、まったく旨そうには撮れなかったが、これが、応えられない・・・(^^)
子供たち二人も大好物・・・妻は、あまり所望じゃないらしいが・・・競争率が低くなって良いです(笑)
これには、通の（？）食べ方がある・・・どうってことないが。
ひれを全て頭のほうに向かって取る。
箸で軽く胴体を押さえる。
次に箸を立てて身を軽くはさむ。各々頭からシッポのあたりまで。
そうして、頭を持って、ゆっくりと引っ張ると、すっぽりと骨が抜ける・・・魚の標本のような形で。
骨を抜いたあとの身を、丸ごと食べる・・・こういう作法であります。
新鮮でないと頭が千切れたり、骨が途中で切れる。
これを教えてくれたのは、僕が一番好きだった粋人の今は亡き名古屋のオジサン。このおじさんには、学生の頃特に世話になった。
電報で帝国ホテルに呼び出されたり、銀座のスエヒロにすぐ来いと言われたり。
いつもエネルギーの補給をしてくれた。
遠い昔の話だ・・・

朱鷺メッセから

すっきりと晴れていたので、朱鷺メッセから新潟を見る。
信濃川が日本海に流れ込む景色が見渡せる。
今日はヌケが良かったので、佐渡がくっきりと。海の青い色も・・・



信濃川は大河だけれど、清流じゃないので、本当は、僕の川のイメージとはすこしちがうところもあるんだなぁ・・・上から見ると、今日は黄河だった。



帰りはやすらぎ提を通って。
コスモスが咲いている。
暑くても季節は流れている。
ということは、時間も流れているわけで、今は速く時間が流れて欲しいよ。

夕焼けと、月

７時少し前の空・・・





ＰＣに向かっていると空が綺麗だという声が道路から聞こえた。
急いでカメラを持って出てみる。
この場所から雄大な夕焼けは撮れないが、
近所から空を見るのもよいものだ。
とおりまで歩いていき、しばし空を見上げていると、
自転車屋のおじいちゃんがてくる。
「空なんか見るゆとりはないが、たま～に見るとよいもんだね！」
西の空には茜色の雲、南の空には、月。

夏の花・・・イエライシャン

夜来香・・・イエライシャン
１０年近く前だろうか、１０cmほどの苗を買ってきた。
その年の夏に、ひょろひょろの枝からいくつか花が咲いた。
直径５mmほどの小さな花の割にはパワーのある香りがする。



薄暗くなると、香り始めるので、花の時期は夕方玄関に入れる。
１１時ごろには、家の中全体に香りが漂う。
朝になると残り香はあるが、花自体は香りがしなくなる。
そして、夕方また香り始める。
これを何度か繰り返して花が終わる。
数年間は、それで終わりだと思っていたが、
８月上旬までに切り戻すと
また新しい枝が伸びて花がつく事を発見。
一昨日から３度目が香り始めている。
これで今年は最後かなぁ・・・３度目が一番咲きそうだ。
新芽をPassがときどきかじっていた。
Piちゃんもかじる。
あいつらも好きな我家の夏の花。