White note

日々の幸せなこと

6.初夜

2016-11-23 16:55:28 | love is phantom
☆お話の内容に触れている箇所があります。
また個人的な感想も含んでいますので、気になる方はお気をつけくださいね☆


えぇ!ここで次回に持ち越しなの(´⊙ω⊙`)という所で中断となった前話の続き、第6話です。
連載誌であれば1ヶ月。コミックス派であれば数か月後。…焦らすなぁ長谷さん(違うか(笑))。
良かった(o^^o)もう既刊ですからすぐ読めます♪

もしまだ本編を読んでいない方は電子書籍でのお試し読みもオススメします。前回から焦らされたタイトル通り、甘〜い展開の数ページが確認できます(〃ω〃)
ちなみに、私はお試し読みできた範囲での長谷さんのちょっと冷たい雰囲気に心をギュっとされて、即電子書籍を購入してしまいました(笑)



『怖くて嫌か?』と尋ねる長谷さんに『…止めちゃうほうが や です…』と答える百々ちゃん。
そう!冷たい感じがする時もあるけれど、根底に流れる優しさを感じる長谷さんの言葉。そして赤くなりながらもハッキリ意思表示する凛々しい百々ちゃん。
はぁぁ〜甘い!

この後の暗闇に浮かぶ長谷さんの表情。
私このコマが今話の中で一番好きです。
ずっと余裕や『鉄壁の営業スマイル』で見えなかった長谷さんの百々ちゃんを好きでどうにも抑えられない本心が現れているように感じるからです。

でも、すぐに元に戻るんですけどね(O_O)

百々ちゃん必死の『すき です』の連呼に『知ってる』の返事…。

今!
この状況での『すき』に!
『知ってる』って!!
そんな答えあります?

も〜これだからモテる出来過ぎな人は…(-_-;)
百々ちゃんの天然爆弾も恐ろしいけれど、長谷さんのこういうニクい態度も充分恐ろしい…。
でもヒロイン百々ちゃんも負けてはいません。
あとから『知ってる』に続く言葉をちゃんと言わせていますからね♪♪



翌朝、再びの同居話に色々遠慮?する百々ちゃんでしたが、『俺のが朝起きてアナタがいたら嬉しいんだよ … わかんなさい』の言葉で真っ赤に。
昨晩の『知ってる』に続いていた言葉を言わせて『いいからここに来なさい』とダメ押しもされ、無事同居話は成立です(o^^o)

長谷さんの言葉に『きゅう』っとなる百々ちゃんの様子にこちらもきゅ〜っとさせられます(照)

『大好きです』の百々ちゃんの言葉に再び甘〜い展開になり…。
(途中で百々ちゃんの天然爆弾が安定して投下され、呆れられる一幕を挟み)

『…まあ今後 いちいちこんな可愛いことされまくられるのかと思うと やや心配ではあるな』
『俺の身がもつかどうか』
と百々ちゃんを弄っているのか、冷静に惚気ているのかの長谷さん。
(大丈夫?ですよ。この後も繰り返し自分を案じる程、百々ちゃんにハマっていきますから(笑))


『長谷さんとの朝は とてもとても甘くてとけそうでーー
これからがまた始まりなのに 今からこんなでいいのかな…なんて思ったりした 初めての朝』
なんて当の百々ちゃんも思うくらい甘〜い甘〜い展開となりました(o^^o)



場面変わり2人揃って出勤中、百々ちゃんはふと立ち止まります。
『一緒に出勤とかって …まずくないでしょうか…?』と尋ねる百々ちゃんに、
『…悪いことしてないだろ』と答える長谷さん。

な・の・で・す・が(>_<)

ブンブンに振り回された挙句、少し反抗したものの甘〜く口封じされて、
『いつもみたいに素直に応えなさい』と言われてしまう百々ちゃん。
結局は長谷さんのペース。職場では秘密の関係となりました(〃ω〃)



『こんなに甘くて 意地が悪くて でも それがもっと欲しい なんて…この朝のせい?』
『だとしたら わたしこの先どうなっちゃうのかなーー』
百々ちゃんの恋愛初心者的な可愛い不安…(o^^o)

でもその魅力で、この後も読者に甘〜〜い世界を見せてくれます♪♪



5.濡空②

2016-11-22 09:54:46 | love is phantom
☆お話の内容に触れている箇所があります。
また個人的な感想も含んでいますので、気になる方はお気をつけくださいね☆



あぁW(`0`)W
ずいぶんと時間が空いてしまいました。
前回何を書いたかな〜と自分のブログを読み返し(笑)
そうそう、序盤の1番の見どころ…心をぎゅっとされる場面でした(o^^o)

以前に書いた感想とダブっている箇所もあるのですが、このまま行きます!


『…長いこと探していたものを 見つけたんだ…』
『何にかえても 守りたいと思える存在を』
『それが アナタだったってことですが』
柔らかい柔らかい表情で百々ちゃんの髪に触れた
長谷さん。

私が共感出来るのは守られたい人なので、守りたい人の長谷さんについては「強い人」だな、という驚きを読み返す度に感じます。
幼くして母を失い、母を選んではくれなかった父の元へ。大人の事情はあったのかもしれませんが、それは子どもにとっては関係のないこと。
そして庇護されなければ生きていけない幼い自分の無力さを感じた時もあったのでは…。
そういった状況の中で、周りの同年代の人たちよりも早く大人にならざるを得なかったでしょう。
そして、周りが放っておけない程の外見と聡明さ。
時折見せる『鉄壁の営業スマイル』はそのフィルター越しに見る人たちから自分を守る術だったのかもしれませんね。
冷静に自分を見つめ、守り、誰かに心からの暖かい気持ちを向けようと思えるまでにはどれだけの葛藤と荒れた辛い日々があったのかと思うと、とても切なく思うのです。
…ってあくまでもラブファントムというフィクションの世界ですが(汗)


『もう無理だと思っていた』存在を見つけた長谷さん。
とはいえ『正直 色々参って』いたようで…。『見つけた!と思ったら こんな若くてうかつな小娘で』
…そうですよね(汗)ただでさえ15歳も年齢差がある相手と恋愛しようなんて、なかなか勇気が必要ですよね…。しかも独特の(笑)魅力を持つ百々ちゃん…。

でも気持ちは揺らがなかったようです(o^^o)
『欲しいので』って!(照)

この後のキュンとする展開はどうぞ書籍で♫
百々ちゃんのお約束?バタバタも見どころです(o^^o)

5.濡空①

2016-11-04 15:34:57 | love is phantom
☆お話の内容に触れている箇所があります。
また個人的な感想も含んでいますので、気になる方はお気をつけくださいね☆


百々ちゃんの怒涛の攻撃のその後…
思わぬお邪魔虫が現れて今後の2人の行方を左右するかもしれない事実を告げたことで、あえなく一時休戦です(>~<;)…残念…

その事実とは百々ちゃんの住むアパートの取り壊し。急遽お引越しすることに。
ほんの一瞬だけ見せた長谷さんの微妙な表情も気にかかる百々ちゃん…。


まだまだ手の内を明かさない長谷さんにこちらもジリジリさせられます(汗)
とはいえ、お話が進行するに従ってどんどん甘くなっていきますからね(*´ω`*)
現時点からこの辺りのお話を読むとそのお砂糖控えめさにビックリですよ(笑)
そして頻繁に顔を出すブラック長谷さん…。


場面変わって終業後の最寄り駅。
傘を忘れた百々ちゃんは無謀にも走って駅へ。
もちろんズブ濡れです…(^_^;)
しかも電車は運転見合わせ中。
『この雨の中 (傘もささずに)突っ込んでく うかつ者』(笑)を見て同じく駅に着いた長谷さんと出会います。

その惨状を目にして『ぽいっ』とタクシーに押し込まれた百々ちゃん。到着したのは長谷さんの自宅でした。

着替えの最中、鏡に映る自分に昨夜の唇の跡を見つけてしまいます。
『長谷さんとなら わたしは…』
『もしかして 今日ーー』


着替えた後、長谷さんの一人暮らしの理由、複雑な生い立ちの一端を知ります。
多分長谷さんは今までにこのお話をした女性がいなかった訳ではないと思います。そして少なからずその反応に傷ついたこともあったのでは…?
そのことが長谷さんを今まで1人で居させた原因なのかもしれない…なんてことを感じました。

そのシリアスな展開の中、百々ちゃんはというと安定した天然ブリです!
『ずっと独りだったわけではなかったんですね?
よかったあ…!』

『…とりあえず10歳児童が1人で食ってくとかないだろ』
長谷さんも思わずツッコミを入れるその安定さ(*´ω`*)

心のどこかで、百々ちゃんは今までとは違う。何かきっと違うところで自分のことを受け入れてくれる、そんな気持ちが長谷さんの中で芽生えていたのかな?とも感じます。
だから百々ちゃんを自宅に入れられたし、その話も出来た。
ふっとそのシリアスな表情が解けて『これだからなあ…』と言った、その言葉から(o^^o)

百々ちゃんはただただ長谷さんのことが心配で、幸せでいて欲しいと思っているのが感じられます。そこには何の打算もなくて。

色々な経験からこだわらざるを得なかったことも、相手によっては「えっ?そんなこと全く気にしないよ!大丈夫〜おいでよ(o^^o)!」とハードルも何もなく受け入れてくれることがあるんですよね、というのは私が救われた話ですが(汗)
例えマンガの中でもそういう場面に出くわすと本当に嬉しい…ヽ(*^ω^*)ノ


『好きに住んでくれて構わんよ アナタさえよければ』
そう切り出した長谷さんに百々ちゃんは驚きます。
昨夜ほんの一瞬だけ見せた長谷さんの微妙な表情は、『(自分と一緒に暮らすのは)気が進まない』からだと思っていたから。

あぁここから凄くいい展開なんです!
長すぎてしまったので、ここで一旦区切ります!
次はそのきゅ〜んとするところからお会いしましょう(o^^o)
お急ぎのかたはぜひ書籍で♫電子書籍ならすぐ読めます(笑)


キス

2016-11-03 18:56:37 | キス
ラブ ファントムのレビューしたいところなのですが、ちょっとだけ。

最近再会した、マツモトトモさん著『キス』。
ハマってます!

連載誌ララを当時毎月楽しみにしていて、その中で読み切り作としての第1話に度肝を抜かれたことをよく覚えています。

白泉社系の作品はバラエティに富んでいて、少女誌の王道である恋愛モノももちろんあるのですが、それ以外のファンタジー、歴史モノ、恋愛モノでもちょっと王道からは外れていたり…という個人的イメージがあるのですが。

この『キス』はタイトル通り恋愛モノです。
年の差恋愛、その側にはいつも音楽があって…という設定に目新しさはないのですが、著者マツモトトモさんのセリフの言わせ方、展開の仕方、何よりその絵!
連載当時のキャッチコピーは『スタイリッシュ ラブロマンス』だったそうですが、まさにその通り!
全編に渡ってスタイリッシュ…!オシャレなんです^_^!
あぁ語彙力がないのが悔しい( ; ; )

圧倒的な画力、というカテゴリーの作家さんではないと思うのですが、その切り取る場面の美しさ、余白の雄弁さ。

連載されていたのはもう20年近く前(…衝撃…)ですので、今ではちょっと難しいであろう設定(主人公カエちゃんが力技でゲットした年上彼氏ゴシちゃんのヘビースモーカーぶりなど…。みつきかこさんの著作も煙草がよく登場しますが、その比ではないかな…。)、携帯電話がまだ普及していなかったり、洋服なんかもちょっと古さを感じるところもあるのですが、それを補って余りある魅力を感じます♫


『恋なんてクソだわ
泣いたり 迷ったり
先生といると すっごい疲れる!』

『このままですむとおもわないでね
とびきりいい女になって
あなたをめちゃくちゃにしてみせるよ
あたしを選んだこと 後悔させて あげるからね』


主人公カエちゃんとそのピアノ教師でもある年上彼氏のゴシちゃん2人のお話ですので、その側にいつも音楽が流れています。
その音楽にのせて表現される心情。
その音楽にのせられたメッセージ。

もし気になった方、昔読んだことがあるよという方、いらっしゃったらぜひオススメしたいお話です(*´ω`*)

またレビューできたらいいのですが(^_^;)



しかし私は、「年上のちょっと?ブラックなところがある彼氏と天然が入った猪突猛進タイプの彼女」というカップルのお話がストライクなんだなと確認した次第です(笑)

4.恋情 ②

2016-11-02 19:22:44 | love is phantom
☆お話の内容に触れている箇所があります。
また個人的な感想も含んでいますので、気になる方はお気をつけくださいね☆


さて、前回脱線してしまったので続きを…。


場面変わって長谷さんお仕事中の休憩へ。
そこで百々ちゃんが勤めるカフェの店長、木村さんと出くわします。
いきなり百々ちゃんとの仲を『どこまで?』と尋ねる店長さん。
ここで長谷さんと店長さんが『20年来のどぐされ縁』だということが明かされます。
なにやら長谷さんの私生活も詳しいご様子…。

この店長さんがどういう経緯を経て詳しくなったのか、また長谷さんが何故今まで「それ」をして来なかったことが『仕方ない』のか、
私の疑問です…。いつか明かされることをとっても期待しています(>人<)

長谷さん、店長さん相手に久しぶりにブラックです(笑)

そのブラック長谷さんの発言から本気度を感じた店長さんでした。
(ありがとうございます!私も長谷さんの本気度を知りたいんですよ〜)

またも場面変わって百々ちゃんのお部屋。
さぁ、きゅ〜んとさせられる場面ですよ(笑)!
あぁ、百々ちゃんが可愛い!私、女ですけど(*´ω`*)
そしてその百々ちゃんの発言を全く照れずに応える長谷さん!
なんなの?モテすぎて、自分がカッコいいとわかっている人はこういうことが出来るの?
23歳の直球を何の照れもなく受け止めて応じる20代にしか見えない38歳(笑)

猪突猛進さを遺憾なく発揮する百々ちゃん。
この後の第二波、第三波で長谷さんを怒涛の攻撃です\( ˆoˆ )/
どうでしょう、ここは百々ちゃんの勝ちということでいいでしょうか??

是非書籍でお確かめいただきたいと思います♪♪