シギリージャ衣装

順不同になりましたが、シギリージャ衣装。
これが最後のお話です。




シギも５人おそろいなので、生地もデザインも先生まかせでラクチンと思っていた。
でもアレグリはデザインに苦しんだけど、シギは縫う方でかなりの苦戦！



まずマントン。
レースがボロボロにならないように端から端までロープで補強。
アタシは手縫いが大嫌いだから本当に泣いた



更にブラウスは薄いスケスケの布で縫い代が表から全て見えてしまう。
「縫い代が表から見える」←これがどーゆーことかと言うと











ステージ衣装なんかは裏がこんなんなってても



表の見てくれさえよければオッケーなわけ。



ところが裏までお見通し状態になっちゃうものは縫い代がデザイン線になるので
一度縫い代が表に出るように縫いあわせ、


それをひっくり返してちゃんと縫い代が内側になるようにもう一度縫う。

よくリバーシブルなどに使われる縫い方です




しかしこいつってば縫い代の“なかみ”が偏っていても見えちゃうし



じゃぁ、多目にしておこう・・・もはみ出すからダメ。

大変にストレスがたまる縫い方なのだ




なのに先生は更に「持出を0.5ミリずつ大きく作って縁取りのようにつけろ」

とかおっしゃって・・・・・。
これを均等に0.5大きく縫うのがそれはそれは大変デスた。
カーブ縫うときは息止めた





もうこいつだけは二度と縫いたくない。お目にかかりたくない・・・と思っていたら
つい先日またお目にかかることとなった。


クラウディアが挫折したのだ。


まぁ、仕方がない。かわいいクラウディアのためなら一肌脱ごうじゃないか。
「グレーの持出だけでいいからーーー」て言ってるし。
「袖口と裾は自分でやるからーーー」て頑張ってるし。



ということでお預かりし、
家に帰ってからクラウちゃんの奮闘ぶりを見てみた。





















































































これはダメだよ、クラウちゃん
これじゃ洗濯したら終わりだよ。ってか本番も持たないかもだよ。







ポロリアスに続くポロリージャになっちゃうよ。

※注　またしても代役を立てさせて頂きました






さぁ、どうするか。全部ほどくか・・・。
本番まで一週間切ってるが間に合うか？

・・・と悩んでいるところにクラウディアからメール



「こんな直前にすみませんね。でもクラウお手上げなの(´Д｀。)お礼はスペイン旅行で」




スペイン？スペインキターーーー？




俄然ヤル気！！！












全部ほどいたところでメールに続きがあったことに気付いた。













「宝くじを待っていてくださいね」


















も・・・もちろん待ちますともっ！
神様、どうかクラウディアに２億円を



















オマケ

こちら急遽作ることになったシギのペチコート





レースはさみ込んだかわい～デザインの割には
ほとんど人の目に触れないので画像アップしときま～すえへ




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