おやじの自白・2009

新年、明けましておめでとうございます。さて、この三が日、皆様いかがお過ごしでしょうか？
年明け一発目の記事、「去年はナニを作ったのか」をやるつもりだったのですが、あらためて振返ってみるとけっこう車輌が増えたなぁ・・・っちゅワケで、こたびはここ数年の間に作った（ねつ造した？）怪しい連中の「おさらい」を、と・・・
このブログをはじめた頃、みのるさんの「親爺の自慢」の向こうを張って？親爺の自白なるインチキ車輌の紹介記事を書きました。
今回はあれの続編、題して『親爺の自白・2009/困った車輌14題』です。
　　　　　　　　設計図なき『目見当工作』の総集編・・・・・多少のコトは大目に見てネ

2005/8

　30年来、ココロの恋人でしたエガー・バーンの2号機。
ヤフーでゲットしましたが、かなりヤバめの改造を施してあったせいか、競合もなしに、そのまま安値落札。
手に入れる時、っちゅのは案外そんなアッサリしたものかも知れませんねぇ。即日原状復旧を行い、新2号機として目出度く入線

2005/9
    
 アルモデル「成田タイプ単端」のボンネットを、ドイツ軍のトラックのものに振り替えました。人呼んで「オペル単端」　遠目で見ると思いのほかハンサム？                                                                                                

2005/11

 忘れもしない「第一回軽便鉄道模型祭」の会場で買った、頚城のDB８１。
ワールド工芸の塗装済ジャンクでした。もうマルーン塗りの高級？ボギー客車を牽くことも無かろう、っちゅことで鉱山軽便仕様に・・・
鉱山仕様? 　どのへんが？　などと、急に聞かれても・・・　こっ、困りますっ

2005/12

　これまた長年のアコガレでした、片野正巳師の「玉軌道・マック大型単端式」その名もビッグマック。
臥薪嘗胆？30ン年目にして「ひかり模型」の気動車ボディキットとマックのボンネットをヤフーで続けざまに入手！「初めての糸鋸」を振り回し、一気に完成しました。例によって足回りはＮゲージのＥＤナンとやらを片ボギー化・・・車体はビッグマックよりも窓ひとつ分短くなっています。人呼んで『リトルマック』 

2006/1

　またまたヤフーでバックマンのドックサイド改造のナロー機関車を発見捕捉！
ちょいと？自分の好みと違ってましたので、老朽化で動かなくなったROCOのCタンクのキャブと振り替え。アメリカとヨーロッパの混血機関車が誕生しました。実際の赤穂鉄道にもそんなのが居たんですよね。

2006/3

　しつこいようですが、これまたヤフーで入手・・・花園製作所のクラウスです。
C・S・スモール氏の名著「夕陽に映える鉄道」の熱狂的？信奉者である社長、「人知れず工場や鉱山で働く姿こそ、コッペル、クラウスの真にあるべき姿である」と信じて疑いません。
軟弱きわまるグリーン塗装＆化粧煙突などもってのほか、とばかり当然のごとく手篭めに・・・

 2006/5
　
久々の新車です。第一次？カゼノタニキドー開業にあわせてスギヤマさんのとこから完成品で調達。とは云っても、ドアをつけたり色を塗り替えたり、とやっぱり『ワルサ』を・・・・

2007/8
　「消えた轍・第4巻」に出ていた佐賀関鉄道の若松車輌製DLにヒトメボレ
手元にあったミニトリックスの足回りにあわせて無謀にもプラ板でボディを初スクラッチ。　ダメモトとは云え.せめて水平、垂直にだけは気をつけて、と結構マジメにやりました。
なんとコレが、とれいん誌のカルタゴサロン欄に「鉄路の朝青龍」のリングネーム？で乱入　　「忘れじの片ボギー」ことリトルマックとの最強?タッグで掲載　
自分の車輌の製作記が雑誌に載るなど二度とありえねー・・・っちゅわけでこの号の「とれいん」は当家の家宝に指定です　
畑中しぇふ～！このご恩は一生・・・

2007/10
　くどいようですが、コレもヤフーでゲットしました・・・いやぁ～、こうしてみると「ヤフー」ばっかりですな・・・自分でもこれほどとは思いませんでした。
で、ヤフーでゲットしましたワールド工芸の九十九里キハ201半組立品。成田タイプ「改」で余った、フォードのボンネットを合わせてみたところピタリ！！これまた実車よりも二枚目に？

2007/12

　第三回軽便祭の記念製品、井笠鉄道の小型客車エッチング板を単端式気動車として就役させました。前出、ワールドのキハ201のボンネットがこれまたピタリ！
成田タイプ「改」に端を発した『ボンネットたらいまわし』もこれにて漸く落着

2008/1
　
　花園製作所の西大寺コッペル、新車でしたがC・S・スモール症候群がまた・・・・・
実際、この西大寺のサイドタンク無し、っちゅう形態はスペインあたりの鉱山ロコに持ってこいだと思います。本のタイトルにまでなった炭鉱コッペルも居ましたよね。

2008/3
　
　しばらくチンケな単端式ばかり作りましたが、こちらは久方ぶりの本格派？　両運転台のまっとうなディーゼルカーです。といっても種車はアルモデル「赤穂タイプ」単端、フロントグリルの代わりに前後にバケットを装備。Ｎゲージのアメリカ型DLの足回りに被せて一丁上がり。走りも重量感たっぷり、結構まことしやかな姿に仕上がりました

2008/5
　
　第二回軽便祭で注文していたモデルワーゲン「木曽の凸型」　
二年ちかく『妄想の時』を過ごしましたので、届いた時にはもう「手篭め」のプランは出来上がっていました。美しい生地完成品に、あろうことか半田こてを当てて武装解除を強行し、木曽臭を払拭。
「つるんとノーブル」な姿で、カゼノタニのエース登場です。頼んだゾ

2008/7

　Little・Yoshiさん作シェイの、半端ないカッコよさにいたく感動し、内燃版？MICH・CALを作り始めました。イケニエはスギヤマさんのロッド式DL。「屋根のカーブが、」っちゅうだけのコトで、不憫な・・・・屋根を糸鋸で小さく切り詰めたり、なんだかんだと見た目以上に手を喰ってます。第四回軽便祭ではカゼノタニキドー・リターンズの主力として大活躍でした。しかし、いつもながらスギヤマさんの機関車の走りにはほとほと感心してしまいます

　いま、自分の工作机にはIMON置戸ボールドウインのパーツが拡げっぱなしになっています。「置戸」は森林臭を消して、鉱石列車の似合う姿にならないか？と企んでおるところですが・・・ひらめかないんですよね、時間のあるときに限ってね。
明日は、「夕陽に映える鉄道」でもじっくり読み直すかなぁ・・・