さよなら玄海原発の会・久留米

佐賀県玄海町にある九州電力玄海原子力発電所から福岡県久留米市は直線距離にして65km。久留米から発信!さよなら原発!

『原発20キロ圏内に生きる男 -  Alone in the Zone』

2013年04月05日 20時12分17秒 | 原発にまつわるアレコレ
 本日は、フェイスブックで多くの人たちにシェアされていた『原発20キロ圏内に生きる男 -  Alone in the Zone』と題された必見の動画を紹介したいと思います。
とにかく、観てください。
これは皆にシェアしたいと強く思いました。

「放射線量は毎時2マイクロ・シーベルト、年換算で17.5ミリ・シーベルトで、ガイガーカウンターも故障してしまうほど放射線量の高い富岡町でたった一人で暮らす男性、松村直登(まつむら なおと)氏。一般人の被ばく許容基準、年間1ミリ・シーベルトと比べると、かなり高い数値の放射線量だ。

京都大学原子炉実験所の小出裕章氏も「日本の法律、それは米国でもドイツでもそうですが、1時間あたり0.6マイクロ・シーベルトを超える場所は放射線管理区域に指定し、一般人は入ってはいけないはず。放射線管理区域に入ったら最後、水を飲むこともできない。物を食べることも、本当はしてはいけない。そんな場所に普通の方が生活しているというのは、私から見れば想像を絶することです」と驚きを隠せないでいる。

しかし、そんなことは百も承知の松村氏は、医師から被曝のチャンピオンと呼ばれるも、病気が発症するのは、30年から40年先なので、その頃までには死んでいるからと高笑いをする。飼い主に置いてきぼりにされた家畜やペットなどの世話をしながら1人で気長に暮らしている。

原発が4基爆発したときは、一時両親と避難しようとした。父親の妹が南方に住んでいるので、その家でお世話になろうと思ったら、玄関先で「放射能しょってるから入らないでくれ」などと門前払いされ、しかたなく両親と共に福島に舞い戻った。

この動画を見て、とても複雑な気持ちになった。福島に残された動物の面倒を見ることは大切だが、このままこれだけ線量の高い地域に松村氏を住まわせ続けていいのだろうか。恐らく、これだけ線量の高い地域で暮らし続けたら、病気が発症するまでには5年かかるかないかだと思う。

まめな健康チェックと現地のものを食さないことが当面の課題と言えよう。」

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=llM9MIM_9U4
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