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2014年09月 イスタンブール旅 5日目 2014.09.23(火)

2014-09-28 22:13:34 | イスタンブール / Istanbul

イスタンブール旅5日目です。

 

今日はハリッチ(金角湾)沿いに奥まで行き、エユップ・ジャーミィ、ピエール・ロティ茶店、セリム1世・セリミエ・ジャーミィカーリエ博物館ミフリマ・ジャーミィ(エディルネ門)ミフリマ・ジャーミィ(ウスキュダル)を回った。

朝食後スルタンアフメット駅に向かう。霧雨に煙るアヤ・ソフィア。

 

シルケジ駅正面側。工事中。

 

霧の中の昨日登ったガラタ塔。

 

イェニ・ジャーミィとリュステム・パシャ・ジャーミィ。

 

朝から派手なネオンを点けたサバサンド船。

 

ハリッチの奥に向かうフェリー乗り場を捜すが見つからず、結局バスで行くことに。99番エミノニュ、エユップと行き先表示をしていたバスがあったので終点がエユップだと思いそのバスに乗り込む。

かなりの距離を走り、山を登り始めその先にちょっと大きなジャーミィが見えたので隣の席に座っていたおじさんにエユップ・ジャーミィかと聞いたら違うという。山の上の方ならピエール・ロティの茶店に行くかと聞くと行かないという。どうやら別方向に来てしまったようだ。おじさんが運転手にエユップで私を降ろしてくれるよう伝えてくれる。

バスは終点まで行きそこから折り返しエミノニュに向かうようだ。バスが復路を走りだし山を下ったところがエユップ・ジャーミィの入り口でここで降りろと運転手が教えてくれた。まあ何とかエユップ・ジャーミィにたどり着いた。おじさん、運転手さんありがとう。

ipadでgoogleマップを開きGPSで現在位置を表示するか試したところビンゴ。ipadを最初から出しておけば迷わずに済んだかもしれない。

 

エユップ・ジャーミィの門前です。

 

 

下の写真をクリックするとリンク先に飛びます。

 

雨上がりで清清しいエユップ・ジャーミィ(第7代メフメット2世建立。1459年完成)。イスラム教ではメッカ、エルサレムに続く第3の巡礼先になっているようです。

 

エユップ・ジャーミィのメインドーム。8本の柱とアーチでメインドームを支えている。各アーチの外側はハーフドームで構成。

 

8個のハーフドームがよく見える。

 

エユップ・ジャーミィからピエール・ロティの茶店へ行くゴンドラ乗り場に向かうがどうも道が違うようだ。迷ったときは元の場所へ。

 

エユップ・ジャーミィの脇がゴンドラ乗り場への道だった。猫の大集団が餌を食べていた。

 

しばらく行くとTeleferik(ゴンドラ)の乗り場が。

 

イスタンブールカードの残高がなかったので往復で8TL払う。

 

ゴンドラは2連が2セットで運行している。

 

ゴンドラの終点。

 

エユップ・ジャーミィが下に見える。

 

ピエール・ロティの茶店からの眺め。

 

ゴンドラで下に降り、フェリー乗り場に向かう。対岸に高いミナレット2本を持つジャーミィがある。

 

途中のお堂。

 

エユップのフェリー乗り場でイスタンブール・カードのチャージをしようと50TL札をチャージマシンに入れるが、50TL札は受け付けてくれない。事務所の係員に両替を依頼したが小額紙幣が無く断られた。このままではフェリーに乗れないので表でフェリー待ちをしていた兄ちゃん2人(下の写真)に両替をしてくれないかと頼んだが生憎だめであったが、路上でゴマパンを売っていたおやじさんに掛け合ってくれ、なんとか10TL札に両替ができ無事イスタンブール・カードにチャージができた。

フェリーに乗ってからチャイをおごってくれた。英語が通じなかったがサッカーの話題で盛り上がった。トルコのチームにナカムラというフリーキックのうまい日本人プレーヤーがいるようだ。ご馳走さま、楽しい時間をありがと。

 

フェネルのフェリー乗り場で降りモンゴル聖マリア教会へ行くつもりであったが、フェリーはフェネルへは寄らずにエミノニュに到着した。事務所で聞いたらフェネル乗り場はクローズになったとの事。

 

ハリッチに架かる浮き橋?橋脚の数が多すぎる。コストダウンの橋か?

 

フェリーをエミノニュで降り、再度朝乗った99番のエユップ、エミノニュ循環バスに乗りフェネル近くで降りた。バス停から少し登った所にギリシャ正教教会がある。

 

ジャーミィは簡単に内部に入っていけるが、教会は何故か入るのに気が引けるので入らなかった。

 

スルタン・セリム・ジャーミィへの坂道で悪ガキが俺のズボンのポケットに手を突っ込んできた。とんでもないガキだ。スキを見せてはいけない。

 

ヤヴズ・セリム・ジャーミィ(セリム1世・セリミエ・ジャーミィ)第9代セリム1世建立。1522年完成。

 

第9代セリム1世はアラビア、シリア、エジプト等に遠征し領土を2倍に広げたが、毎年大臣を打ち首にし冷酷王とよばれたようだ。

 

メインドームは模様が少なくシンプル。柱が無くカマボコ型壁で直接支えられている。

 

あっさりしてるが、これはこれでいい。

 

フェリーから見えたモンゴルの聖マリア教会。

ビザンティン皇帝ミカエル8世の娘マリアがイル汗国(モンゴル)に政略結婚で送られ、イル汗国王の死後戻って来て尼になって余生を送った教会。

 

イスラムとは全然別のビザンティン様式の建物だ。

 

なんかすごい。

 

ものすごい急坂に建っている。

 

重機の無い時代によくぞこんな急坂に建てたものだ。

 

カーリエ博物館(ビザンティン時代はコーラ修道院)。入場料15TL。アヤ・ソフィアと並んでイスタンブールで最も重要な元ビザンティン教会だそうだ。

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カーリエ博物館外壁の人口滝。右上にカーリエ博物館のドームが見える。

 

外側が工事中で残念。

 

内部のモザイクは素晴らしかった。

 

16世紀にジャーミィに改装されモザイクやフレスコ画は漆喰で蔽われたが、その後修復が行われ現在に状態になった。

 

次にテオドシウス城壁のエディルネ門近くにあるミフリマ・ジャーミィ(設計ミマール・シナン。1555年(シナン65歳)完成。ドーム直径20m、頂高37m)へ。

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第10代スレイマン大帝の娘のミフリマのために立てられた2つのミフリマ・ジャーミィのうちのひとつ。もうひとつはアジア側のウスキュダルにある。

 

メインドームはかまぼこ型の窓壁4面で支えられている。柱はそれほど太くない。

 

明り取りの窓が多数あるので明るい。

 

テオドシウス城壁のエディルネカプ(エディルネ門)。この辺はドルムシュ(小型乗合バス)の発着場のようだ。

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テオドシウス城壁沿いに北に向かって歩きやっとハリッチに着いた。急に風が出てきてハリッチも波立ってきた。

 

アイバンサライのフェリー乗り場の対岸に潜水艦が。

 

アイバンサライのフェリー乗り場の待合室で待っていたら猫が頼みもしないのに浮き輪にちょうど納まってくれ急いでパチリ。

 

もう一匹も風を避けてフェリー乗り場の待合室に入ってきた。

 

2匹が仲良くベンチで昼寝。

 

風もやや収まり、アイバンサライのフェリー乗り場を後にする。

 

途中エミノニュで降りずにそのままアジア側のウスキュダルに向かう。ボスポラス大橋が左手に。

 

ウスキュダルのフェリー乗り場に着き、ミフリマ・ジャーミィに行く途中4輪バギーのポリスカーを見つけた。坂道は強そうだ。

 

ウスキュダルのミフリマ・ジャーミィ(第10代スレイマン大帝が娘のミフリマのために建立。設計ミマール・シナン50歳の時の作。工期1540-47年)

この案内板では1489年生、1588年没となっているが、エディルネの銅像には1490年生、1588年没となっている。

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ミマール・シナンは密かにミフリマ(ペルシャ語で月と太陽)に思いを寄せており、ウスキュダルのミフリマ・ジャーミィを建てた8年後に西のエディルネ門にもう一つのミフリマ・ジャーミィを建てた。ミフリマの誕生日3月21日西のエディルネ門のミフリマ・ジャーミィに日が沈むと、東のウスキュダルのミフリマ・ジャーミィの上に月が昇ると言われている。

 

メインドームは4本の太い柱とアーチで支えられており、その外側をハーフドームで構成している。

 

3つのハーフドームと入り口側はカマボコ型の窓壁となっている。

 

アジア側のウスキュダルから戻るフェリーから。

新市街ガラタ塔。

 

旧市街。トプカプ宮殿とハレムの塔。

 

アヤ・ソフィア。

 

イェニ・ジャーミィ。

 

ガラタ橋の向こうにリュステム・パシャ・ジャーミィ(手前)とスレイマニエ・ジャーミィ(奥)。

 

夕焼けのアヤ・ソフィア。やーいいねー最高だね。

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夕焼けのブルーモスク

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