飯南町 大万木山(おおよろぎさん) 標高1218m
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大万木山は島根県東部で2番目に高い山だ。
全山が県民の森として保護され、ブナの森が美しく すばらしかった。
私のように 日頃 関西地方の杉やヒノキの植林だらけの山を歩き慣れた
目には、この近辺のぶなの森はちょうど若葉の季節とも相まって
すばらしい森の景色であった。
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滝見コースを登り、毛無山へ縦走し、途中で引き返し大万木山山頂へ。
下りは渓谷コースのブナの森を歩き、途中から横手コースで駐車場へ。
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門坂登山口だ。杉やヒノキの植林が一本も無く ここからきれいな森
の中を歩くことになり、感激だ。8時半にスタート。
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左手に渓流が流れていて、せせらぎの音が聞こえる。
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登山道から少し降りると権現滝。かわいい滝だ。
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滝の近くには避難小屋もあった。中もきれいだった。
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ここでややこしい二本の道が隣接する。
左の道に「毛無山ルート」と書いてあるのですっかりダマサレタ。
こんな表現はよくないと思う。「毛無山ルート」ではなくて、
単に「大万木林道への下山道」と書くべきである。
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「毛無山コース」の先に「林道へ」と書いてあるのが少し気にかかるが
とりあえず毛無山目指して進むことにした。
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約30分ほど下ると林道に出た。幸い大きな案内図が設置してあり
よく見ると、毛無山へはこの林道を歩いていったん毛無山駐車場へ上ること
になる。アスファルト道路をテクテク歩く気はないので、引き返すことにした。
案内図には滝見コースのもっと上部に縦走路が表示してある。
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引き返す途中の道で、一人の男性が降りてきた。聞くと「毛無山へ行くので
す」との事だった。林道に出たことを説明すると「あの表示案内板の書き方が
気になりつつ歩いてきた。あんな書き方はだめですよねえ」と二人でぷんぷん
しながら 急坂の登りを引き返した。
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ここが正式な「毛無山縦走路分岐点」の地蔵尊展望台だ。分岐表示板には
ちゃんと「毛無山への縦走路」と書いてあった。やられたなあ。
最初からちゃんと表示してくれていたら、往復1時間もロスしなかったのに。
標識を設置する人が、もう少し気を配ってくれたらなあ。
あれだったら、むしろ何も立てないほうがよほどましだ。
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地蔵尊展望台から縦走路を毛無山へ進む。
気持ちのいい森の中だ。今までのいやな気分が薄れていく。
私と同じく「毛無山ルート」表示の案内板にだまされた男性と
写真を撮りながら連れもって歩く。
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山道から突然広い駐車場に出た。毛無山駐車場と書いてある。
先ほどの林道を歩いて登れば ここに来るらしい。
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更に進むと「新生防展望台」に出た。なかなかながめがいい。
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更に歩いていくと「毛無山展望台」に出た。小さな広場になっている。
日本海や隠岐の島が見えると書いてあるが霞がかかってほとんど見えない。
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もと来た方向に 大万木山が見える。
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西方遠くに 三瓶山も見える。
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毛無山は次の楽しみに取って置くことにして引き返すことにした。
出来損ないの案内表示版に、一緒に振り回された連れの男性とは
展望台でわかれて そこから一人で引き返した。
地蔵尊展望台に帰り着いたのがちょうど12時なので昼食に。
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昼食後再び歩き出す。地蔵尊展望台から上の登山道は、毛無山縦走路とも
かさなっている。大万木山山頂付近のブナの森もすばらしくきれいだ。
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ジグザグの登り道を進むと やがて山頂避難小屋に着いた。
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中は囲炉裏があり、御丁寧に木炭までそろっている。
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山頂広場では3人グループの女性が食事中だった。松江市から来た
ということだった。
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琴弾山縦走コースも次回の楽しみにして、今日はとりあえず渓谷コース
で下山する。
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降り始めてしばらくは、ここの谷もすばらしくきれいなブナの森が続く。
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奄美や沖縄の森にある「日陰ヘゴ」のような大きな羊歯類がたくさん
生えている。 この森は「静かの森」と名前がついていた。
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横手道へ分岐する。まっすぐ降りても 別の駐車場があり、まわりみちして
門坂駐車場へ戻れるようだ。
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横手コースには「赤松の森」がある。秋にはマツタケが採れるのかしら。
この森を抜けると駐車場のすぐ上に出た。
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