峰々の記憶

今まで歩いた峰々の心に残る風景写真です。
「私の百名山」編集中です。

峰々の記憶  初冬の甲信越の山

2015-02-24 00:06:47 | 山頂からの景色

初冬の峰の記憶
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雨飾山
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雨飾り山はツインピークスだ。
長野県側のピークにいたら、新潟県側のピークから大声で私を呼んでいる。
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途中から一緒に登ってきた「新潟県山岳救助隊」と
「新潟県温泉宿組合」の方々だ。神様にお酒をお供えして安全祈願したので
そのお下がりを飲みなさいというのだ。ありがたく頂いた。
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下山時に笹の平を見下ろすと、先ほどの方たちが歩いていくのが見えた。
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御嶽山
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王滝頂上の神様の像はまるで氷の彫刻のようだ。
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王滝頂上から剣が峰へ向かって歩き出す。眺めもすばらしい。
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剣が峰からは雲の上に北岳が見える。
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賽の河原を見下ろすとまるで磁器の器のようだ。
降りようと思ったが、つるつるに凍り付いているので止めた。
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摩利支天も凍り付いている。こちらも凍り付いてツルツルなので行くのを止めた。
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遠くに富士山も見える。
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登ってきた王滝頂上へ再び降りる。滑らないように慎重に。
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黒姫山
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山頂がすぐ底に見える。相変わらず吹雪いている。
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湧き上がる雲の先は飯綱山か。
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北側に見えるスリバチ状の山は妙高山だ。
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西穂高
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西穂山荘に着いたときはすでに猛吹雪だった。
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西穂丸山を過ぎる頃はご覧のような樹氷の連続だった。
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ところが尾根筋に出ると雪は止んだ。たぶん雪雲の上に出たのだと思われる。
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独標とその先の「ピラミッドピーク」が見えてきた。
しかし岩の表面は氷でツルツルだ。
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独標到着。すばらしい眺めだ。
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雪雲の上に頭を出しているのは 笠が岳だ。
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なんとかピラミッドピークにたどり着いたが、これ以上は怖くてどうにもならない。
岩はほとんどがツルツルだ。ちょうど西穂からやってきた二人連れのパーティーが
「このようなピークが跡十箇所くらいあります。怖いと思う気持ちがあるのなら
引き返したほうがいいと思います」といってくれたので決心がついて引き返した。
帰路の独標の先に乗鞍が見えていた。
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八方尾根
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八方尾根から唐松岳へ向かった。八方池は順調に過ぎる。
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丸山ケルン到着。少し休憩する。時々吹雪いてくる。
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尾根の左側に見えてきたのは五竜岳だろう。
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右手には天狗尾根と同じくらいの高さに見えるようになった。
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もうすぐ尾根に出るところで どうしてもこの斜面のトラバースができない。
足を踏み込むと雪の斜面に亀裂が走り、とても踏み出せない。
滑落すれば助からないので、ここで引き返す事にした。
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帰路は猛吹雪になった。私の足跡はすべて吹き消されてしまい何も見えない。
結局丸山ケルンの付近で同じところを何度も周り、やっと抜け出せた。
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八方池まで降りてきてやれやれだ。ここでお昼を食べた。
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苗場山
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歩き出して3時間ちかくで神楽が峰に到着。
ここにきて初めて山の全貌が見えた。
まるで北海道の二ペソツ山のようだ。
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さらに一時間ほどで苗場山の上に出た。
山の上は広い湿原になっていて、周りに樹氷が番人のように並んでいる。
幻想的な風景で記憶に残るすばらしい眺めだ。
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天上の苗場というとおり、名前の由来がすぐに理解できる風景だ。
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湿原にはいけもおおくすべて凍りつき、きらきらと輝いていて幻想的だ。
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よく見ると湿原の中を歩いている人たちがいた。
私が登ってきた道とは 反対のほうへ歩いていった。
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妙高山
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山頂から見た左の火打ち山、右焼山。すばらしい長めだ。
長い時間をかけて登ってきただけの事はある。
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つい先日歩いた雨飾り山がすぐそこに見える。
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白く輝く白馬三山が見える。
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黒姫山のはるか向こうには 先のとがった槍ヶ岳が見える。
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蝶ヶ岳
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蝶ヶ岳ヒュッテに到着、途中の山道は あちこちで凍り付いていた。
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小屋のトイレの手洗い水のタンクは氷が10センチくらい張っていて 山小屋の人が
金槌で割ってくださっているが 瞬く間に凍り付いてしまう。気温はマイナス4度。
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足元の梓川のたにをはさんで 向かい側には穂高連峰が聳え立つ。
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槍ヶ岳もすぐそこに見える。すごい迫力だ。
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唐松岳
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青空の白馬村からゴンドラに乗り八方池まで登るとなにやら怪しい黒雲が上から降りてきた。
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猛吹雪の尾根道を山頂へ向う。風がつよく吹き飛ばされそうだ。
足元にいたこの方をもう少しで踏むところだった。
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山頂標識は凍り付いて読めない。
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無事に山頂から降りて唐松岳山頂ヒュッテまで戻って来た。
小屋は先ほど窓に板を打ち付けて 従業員全員で下山したところだ。
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丸山ケルンまで降りてきたら、白馬の村は朝と同じく晴れて良い天気だ。
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巻機山
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山頂は雪が積もり天空の縦走路はとてもきれいでした。
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池塘があちこちに点在していますが すべて凍っていました。
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武尊山(ほたかやま)
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川場剣が峰の岩稜地帯を一つずつ越えていきました。スリル満点です。
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三ツ池ポイントの何時つめの池は凍っていました。山頂は見えています。
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山頂へはオグナホタカスキー場から5時間半かかりました。
左に日光白根山、右億が男体山です。
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草津白根山
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早く下山して大阪の自宅へ戻らないと台風がきます。リフトに乗りました。
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雲と雪で回りは何も見えませんでした。
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花山噴火警戒レベル1で入れる最高ポイントです。前回来た時はレベル2で
ここはもちろん立ち入り禁止、国道292号線も駐停車禁止でした。
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乾徳山(けんとくさん 標高2031m)

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標高1300mの大平高原から吹雪の中を登ってきましたが 標高2000m付近から連続して鎖場が現れました。
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鎖場を数か所超えたあたりで垂直の岩場が現れました。

今年の夏頃から右肩が痛くて、腕立て伏せはできるのですが右手でポットのお湯をコーヒードリップに

注げないほど痛くて力が出ないのです。この鎖場も上まで登ったのですが最後に平らな場所まで

打ち込んである鉄筋を掴んで 体を引き上げることが出来なくて ここで泣く泣く引き返しました。

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標高は2000mを超えていて山頂まであと少しだったのですが 残念でした。

吹雪で周りは何も見えませんでした。

 

ホテルに帰り風呂に漬かって考えていたら あの時その岩場にリュック(約15㌔)を置いて空身で登れば登れたかも

しれませんでした。吹雪の中、濡れた手袋が凍り付いて 寒さと冷たさのあまり頭が回っていなかったようです。

いつか 初冬に再チャレンジしたいと思います。
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笠取山(かさとりやま 標高1953m)

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ここのピークは三川分流 つまり荒川、多摩川、富士川 の三川の分水嶺だそうです。

富士山が見えています。
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笠取山山頂です。岩場の雪はチェーンスパイクで安全に歩けました。

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山頂から望遠で覗いた富士山です。やはり迫力ありますね。
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赤薙山(あかなぎさん 日光市 標高2010m)

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登山口の日光霧降高原キスゲ平からみう吹雪の中 ちょうど3時間かかりました。


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猛吹雪の中 一瞬だけ山頂の向こうの尾根に山が見えました。

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下山途中、細い尾根道でものすごい風が下から吹き上げてきました。息も出来ないほどで しばらくうずくまり

風邪の息の合間を縫って少しずつ降りました。
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日光市内は晴れているようですが、登山道は吹雪が渦巻いています。

この辺りは 有名な天空への階段ー1400段の階段です。

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