その2 山頂から「自然観察路」を経て下山へ
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突然大勢の声が当たりに響いて、沢山の人が上ってきた。
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たちまち山頂は人だらけになる。しかも後から後から登ってくる。
話をすると「何とか高校の耐寒登山」だそうだ。
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斜面を登りながら女子生徒はキャッキャッ言いながら滑ったり転んだり、楽しそうだ。
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林の中も沢山の生徒でいっぱいだ。
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屋外キャンプ場へ行ってみたら、ここも風が強く吹きさらしだ。お弁当を食べるには少々きつい。
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いい場所を見つけた。「白樺食堂」裏の展望デッキだ。風邪もなく、静かだ。
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御所市街を眺めながら、お弁当を頂く。
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周りのベンチには誰もいない。静かに雪は降っている。
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食後 このデッキ脇の道から 自然観察路へ降りて歩く。
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誰も歩いていない。フワフワの雪が気持ちいい。
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周りの森も冬化粧でとても静かだ。片栗の花の季節はまだ遠い。
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熊笹の葉を カサコソ音を立てて歩く。
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前方の標識が 北尾根道が左右に走っている分岐点だ。
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北尾根道を越えて歩き続ける。いつの間にか足跡がこちらへ方へ付いている。
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このポイントでダイトレと再び合流する。私は今 右下から上がってきたのだ。
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ツツジ園へ行ってみた。誰もいないし 足跡もない。
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ツツジの冬芽が出ていた。春にはこのあたり一体がツツジの花で真っ赤になる。
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少し晴れてきたが雪はまだ降っている。
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ダイトレまで引き返す。来るときに付いた私の足跡だ。
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パラセーリンググランドまで戻ると 突然晴れ渡った。
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御所市内は見えるが、遠くの世界遺産大峯奥駆道や、台高山脈は雲で見えない。
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山頂付近にはあちこちにこの看板がある。
「野生生物や植物の保護の為立ち入らないで」だけでいいと思うけど。
わざわざ「この森には「ギフ蝶」が生息していますよ」と教えているみたいだ。
片栗の花の季節には大きな補虫網を持った人達をたくさんこの森で見かける。
「この森の中には 片栗の花が群生していて、岐阜蝶も集まってきます」と密猟者たちに教えている。
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晴れ渡ったダイトレを気持ちよく歩く。
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しかしまた突然雪が振り出して、向側の大日岳（正面の山のすぐ奥の山）は再び雲の中に隠れた。
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峠に下りると道路の雪はほとんど消えていた。
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カメラを持ったカップルに「ダイトレの石の名盤」を知らないかと訪ねられた。
記憶にある場所へ案内してあげると、
「ダイトレの決められたいくつかのポイントの写真を大阪府に送ると、商品がもらえる」と教えていただいた。
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駐車場まで歩いていると 大阪府のトラックが何かしている。融雪剤を撒きながら方向転換しているのだ。
こんなに環境にやさしくないことはやめて欲しいなあ。
森の中に塩を撒いて、環境にいいわけがない。
走る車にもやさしくない。私の車は 新車から5年で マフラーに穴が開きマフラー全部取り替えた。
マフラー取替えで10万円以上かかったが、どこにも文句を言うところが無い。
11月から5月の連休が終わるまでスノータイヤを履き 雪道を走ることが多いので、
融雪剤は 車体下部にとてもダメージを与える。
また山の植物や水に影響し その水は農業にも影響する。
別に大阪府だけではなく、全国でやっていることだけど。
いつか皆さんが気が付いて 「もうやめましょう」というといいのだが。
既に融雪剤散布を禁止しているＪＡもあるのに。
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歩いた記録。
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歩いた距離は6キロちょっとだった。歩行時間は4時間ほどだった。
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「金剛、岩湧、紀泉山脈を歩く」トップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kongodaitore/index.html
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突然大勢の声が当たりに響いて、沢山の人が上ってきた。
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たちまち山頂は人だらけになる。しかも後から後から登ってくる。
話をすると「何とか高校の耐寒登山」だそうだ。
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斜面を登りながら女子生徒はキャッキャッ言いながら滑ったり転んだり、楽しそうだ。
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林の中も沢山の生徒でいっぱいだ。
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屋外キャンプ場へ行ってみたら、ここも風が強く吹きさらしだ。お弁当を食べるには少々きつい。
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いい場所を見つけた。「白樺食堂」裏の展望デッキだ。風邪もなく、静かだ。
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御所市街を眺めながら、お弁当を頂く。
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周りのベンチには誰もいない。静かに雪は降っている。
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食後 このデッキ脇の道から 自然観察路へ降りて歩く。
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誰も歩いていない。フワフワの雪が気持ちいい。
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周りの森も冬化粧でとても静かだ。片栗の花の季節はまだ遠い。
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熊笹の葉を カサコソ音を立てて歩く。
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前方の標識が 北尾根道が左右に走っている分岐点だ。
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北尾根道を越えて歩き続ける。いつの間にか足跡がこちらへ方へ付いている。
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このポイントでダイトレと再び合流する。私は今 右下から上がってきたのだ。
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ツツジ園へ行ってみた。誰もいないし 足跡もない。
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ツツジの冬芽が出ていた。春にはこのあたり一体がツツジの花で真っ赤になる。
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少し晴れてきたが雪はまだ降っている。
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ダイトレまで引き返す。来るときに付いた私の足跡だ。
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パラセーリンググランドまで戻ると 突然晴れ渡った。
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御所市内は見えるが、遠くの世界遺産大峯奥駆道や、台高山脈は雲で見えない。
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山頂付近にはあちこちにこの看板がある。
「野生生物や植物の保護の為立ち入らないで」だけでいいと思うけど。
わざわざ「この森には「ギフ蝶」が生息していますよ」と教えているみたいだ。
片栗の花の季節には大きな補虫網を持った人達をたくさんこの森で見かける。
「この森の中には 片栗の花が群生していて、岐阜蝶も集まってきます」と密猟者たちに教えている。
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晴れ渡ったダイトレを気持ちよく歩く。
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しかしまた突然雪が振り出して、向側の大日岳（正面の山のすぐ奥の山）は再び雲の中に隠れた。
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峠に下りると道路の雪はほとんど消えていた。
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カメラを持ったカップルに「ダイトレの石の名盤」を知らないかと訪ねられた。
記憶にある場所へ案内してあげると、
「ダイトレの決められたいくつかのポイントの写真を大阪府に送ると、商品がもらえる」と教えていただいた。
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駐車場まで歩いていると 大阪府のトラックが何かしている。融雪剤を撒きながら方向転換しているのだ。
こんなに環境にやさしくないことはやめて欲しいなあ。
森の中に塩を撒いて、環境にいいわけがない。
走る車にもやさしくない。私の車は 新車から5年で マフラーに穴が開きマフラー全部取り替えた。
マフラー取替えで10万円以上かかったが、どこにも文句を言うところが無い。
11月から5月の連休が終わるまでスノータイヤを履き 雪道を走ることが多いので、
融雪剤は 車体下部にとてもダメージを与える。
また山の植物や水に影響し その水は農業にも影響する。
別に大阪府だけではなく、全国でやっていることだけど。
いつか皆さんが気が付いて 「もうやめましょう」というといいのだが。
既に融雪剤散布を禁止しているＪＡもあるのに。
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歩いた記録。
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歩いた距離は6キロちょっとだった。歩行時間は4時間ほどだった。
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