オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く Sonica DAC のその後 

2017-10-24 09:24:28 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  Sonica DAC のその後

 我が家のオーディオ・システムにSonica DAC を導入して半年が経ちました。
どうやら馴染んできたように感じられます。
と言うよりも私が慣れてきたのかもしれません。
高音部の聴力低下が進みましたので、評価も十分ではありません。
低音部は元々強調するのは好きではありません。
 若い頃、3階席や2階最上部席の安い席で聴いていたので、ホールトーンを重視する聴き方に
なっています。
 ポリーニ、ベーム指揮ウィーンフィルのモーツアルト・ピアノ協奏曲第23番K488
を聴いてみると、以前よりホールの広がりを感じられるようになりました。
 マリン・オルソップ指揮 ボルティモア交響楽団 ドヴォルザーク「新世界交響曲」を聴いても
オーケストラの広がりも感じられます。
 オーディオ・システムの調子が良い時には、この音で良いかと思う時があります。

 より高級なD/Aコンバーター、ネットワーク・プレイヤーを使うと、どんな音が聞けるのか、興味もありますが、
私の聴力で聞き分けることが出来るのか、と考えると高額の投資は止めておこうと思っています。


リッピングで聴く  モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲

2017-10-07 08:56:22 | オーディオと音楽
  リッピングで聴く   モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲

 Sonica DAC にしてから、久しぶりにリッピングしておいた モーツァルトのピアノ協奏曲を聞いてみました。
 内田光子のピアノ、テイト,イギリス室内管弦楽団 でピアノ協奏曲第20番から第27番までと、バックハウスのピアノ、ベーム指揮、ウィーンフィルの第27番を聞きました。
 一聴して、すっきりと鮮明な音が聞こえるという印象でした。
 Sonica DAC の音がするという感じです。
 内田さんの協奏曲では、CDで聞こえる中音の響きが少なく、あっさりとする感じですが、新しい響きとして、これも又良いかな と聞きました。自然な響きとして捉えれば良い面が聞こえると感じました。
 CDとどちらを選ぶか、その時の心情によって使い分けることが出来そうです。
 バックハウスの第27番は名盤として定評のあるCDですが、音の鮮明さに欠ける感じで、その美しさが十分に聞こえていないように感じていましたが、Sonica DAC で聞くと鮮明さが向上し、ウィーンフィルの美しさも、バックハウスのピアノもかなり良く表現出来るように感じました。これから聞く機会が増えるかもしれません。

 一緒に入っているブラームスのピアノ協奏曲第2番はCDで聞いても堂々とした名演奏ですが、Sonica DAC で聞くと繊細さが加わり、美しさが増えるように感じました。

 昔から聞きなれたCDプレイヤーの音も中音部が堂々として捨てがたいと思います。

 CDをすべてリッピングして CDを処分することは、私には出来そうもありません。