フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

トラフィック

2005年10月09日 | ハリウッド映画
「トラフィック」
監督:スティーブン・ソダーバーグ
主演:マイケル・ダグラス
   ベニチオ・デル・トロ
 
 ベニチオ・デル・トロって好みの顔じゃないのでまったく興味なし!だったけど、「21g」がけっこうよくて、そーいえば「トラフィック」で助演男優賞とってたなぁ、と思い借りてみた。
 『トラフィック』とは『麻薬密売ルート』のことで、麻薬に関わる人々(売人、警察、国家など)それぞれの視点から描いた麻薬犯罪ドラマ。作りはドキュメントタッチで、けっこう見応えアリ。登場人物はかなり多く、場面も頻繁にかわるんだけど、主役級の俳優がそれぞれを担当してるので、ゴチャゴチャにならず分かりやすかった。その俳優人がみんないい仕事しています。マイケル・ダグラスも近年まれにみる好演技。
 そんな中でも一番印象的なのが、ベニチオ・デル・トロなんですね。この人100%悪人顔なのに、すごく哀愁がある。ラストはかっこよく見えるから不思議です。あと、ゴージャス女優ナンバー1のキャサリン=ゼタ・ジョーンズもかなりいい。自己中な女性を演じさせたら、右にでる者ナシ!なのです。
 しかし… 裕福な家庭に育ち、成績も優秀で世の中をバカにしきった子どもが、ドラッグをやるシーンには腹がたってしょうがなかった。『甘え』と『慢心』により、引き返せない泥沼に落ちる『大バカ野郎』達。はぁ~、子どもを育てるって大変だなぁと、つくづく思うのでした。(ベニチオ・デル・トロに☆☆☆☆☆☆)

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