ザ・フーリガン

「ザ・フーリガン」
監督：フィリップ・デイビス
主演：リース・ディンスデール
　　　リチャード・グラハム

　先日コメントをいただいた時に、この「ザ・フーリガン」をオススメしてもらいました。ススメてもらったからには見なくっちゃ！ということで、さっそくレンタル。
　と、その前に、サッカーつながりということで、博多の森球技場で『レッズ戦』を見てきた話をちょこっと。アビスパ福岡は今年やっとJ1に返り咲いたチーム。対する浦和レッズは、小野を筆頭に日本代表選手が名を連ねるスター軍団。（実際とっても華やか）とにかくレッズファンは凄かった！応援慣れしてるというか、みんな声を揃えて『ウイ・アー・レッズ！！』と地鳴りがするほどの大歓声。アビスパはホームであるにもかかわらず、応援団の数では負けてたかも。。というのも、たぶん来場者のほとんどが、小野を見に来てたからだと思われます。（悲しいかな）
　試合結果は0-1でレッズの勝利。でも！ものスッゴクいい試合でしたよ！！正直予想外。実際、主力選手をかいていたアビスパに、スター軍団レッズは最後まで苦戦してました。最後の最後、終了間際の１点だったんです。アビスパは意外と強い！と確信。（『意外』は余計？）こんなにおもしろい試合を見せてくれるなんて！みなさんもぜひ！博多の森球技場へ行ってください！おもしろいです！！
　ちょこっとのつもりが熱く語ってしまいましたが、さて本題の「ザ・フーリガン」。コメントをくれた圭太さんも言ってますが、生半可な映画じゃなかったです。。フーリガンを先導している黒幕を探しだすために、4人の警察官が潜入捜査に踏み込みます。もともとは頭のいいエリート警察官たち。出世のための潜入だったはずが、次第にフーリガンの魅力に取り憑かれていく。
　仲間ができ、気持ちを爆発させることの開放感に楽しさを覚え、今までの日常がつまらなくなる。次第に崩壊していく家族、環境。冒頭、取り調べをする主人公ジョンの顔と、中盤から後半にかけての顔つきは、まるで別人です。自分の中の狂気に触れて、戻れなくなってしまった男の結末はー。潜入捜査映画の『怪作』です！（音楽もいい。☆☆☆☆☆☆☆）
※「ザ・フーリガン」のパッケージ写真がなかったので、レッズ応援団を載せてます。他意はないです（笑）。