アビエイター

「アビエイター」
監督：マーチン・スコセッシ
主演：レオナルド・ディカプリオ
　　　ケイト・ブランシェット

　レオナルド・ディカプリオがアカデミー主演男優賞を取り損ね、マーチン・スコセッシもまた、監督賞を取り逃がした「アビエイター」。（ケイト・ブランシェットは助演女優賞を取っている）マーチン・スコセッシには、アタリハズレがある（と私は思ってる）が、今回は意外なほどテンポがよかった。
　んが、いかんせん長い！170分ですよ。さすがに後半はダレちゃった。たぶん『ハワード・ヒューズ物語』だったのがいけなかったんじゃないかな、と勝手に分析。実在の人物だと、ヒストリーを追わなきゃいけないものね。これがただの『ヒコーキ大好き野郎物語』だったら2時間で収まってたはず。内容はそんなに悪くなかっただけに、その長さが気になりました。
　で、レオナルド・ディカプリオですよ。前にも書きましたが、この子は『天才』です。童顔なのが惜しいよなぁ…。（でもそれは彼のせいじゃないから仕方なし）まだ若いし顔に渋みがでれば、確実にアカデミー賞は取れます！ガンバレ！
　そして次回作「the departed」は、香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクで、またしてもスコセッシとディカプリオ＆マット・デイモンでやるらしい。コレはちょっと楽しみにしてます。最近見直したマット・デイモンだし、天才ディカプリオだし。ただ心配なのは監督スコセッシ。どうか『ハズレ』ませんよ～に～。（パッケージの写真のような、さわやか物語じゃありません☆☆☆☆☆）