フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

フルタイム・キラー

2006年03月05日 | アジア映画
「フルタイム・キラー」
監督:ジョニー・トー
主演:反町隆史
   アンディ・ラウ

 かなり惜しい…。内容は私好みでとってもオモシロイのに、気になってしょうがない点があります。それは『日本語』。アンディ・ラウが日本語をしゃべるとは聞いてたんですが(ソコに危険を感じて見るのを避けてた)、ちょっとしゃべってるどころの騒ぎじゃありません!映画の半分は日本語です!!やってくれますよ、香港映画~。たぶん香港人から見れば、アンディ・ラウがワケの分からない言語をしゃべってる様子は、かなり異様でオモシロかったんだと思います。んが、日本人からすると、ヘンな日本語を永遠聞かされ、しかも言わされてる感があるから全て棒読み状態。その努力たるや大変なものだったとは思いますが、せっかくの演技巧者がホントもったいない…。
 そしてもう1つ気になるのが、ソリマッチン。ジョニー・トーの常連アンディ・ラウ(2番手の殺し屋)やサイモン・ヤム(警察官)は、監督の撮りたい方向が瞬時に分かるんでしょうね。役に狂気を含ませて魅力的な人物を作ってるのに対し、反町隆史(1番手の殺し屋)は、ただただクールでカッコイイだけの人物になってしまって、オモシロ味がなかった。たぶん通訳のせいもあると思うので、ソリマッチンが100%悪いとは思いませんが…。
 ここで提案です。この映画は『吹き替え版』で見ることを、強くオススメします!ヘンな日本語に悩まされず、すんなりストーリーが楽しめるし、ナゼかソリマッチンの演技も気になりません。まぁ、アンディの苦労は水の泡ですけどねぇ。。(吹き替え版なら☆☆☆☆☆☆☆)

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