「場外乱闘 裁判員制度メッタ切り」 喧嘩上等 異論反論大歓迎

裁判員制度について言いたい事を言い放つ。また、ネット上で見つけた様々なコメントに勝手に物申す。

「裁判員制度は潰れない?」 制度を作った&制度を潰さない狂った人達

2008-05-20 20:56:21 | Weblog
広く国民の間で裁判員制度批判が噴出している。
掲示板やブログでの書き込みも非常に多くなっている。
この制度を実施する事に対する国民の不安の表れだろう。

そこで考えたのだが・・・。
国民の批判が増えれば、この制度が始まらずして崩壊する事がありえるのか
どうか?
最初に言っておくと、私自身はこの制度の崩壊を願っている人間だ。
こんな国民にとってはた迷惑な制度は、始まる前に崩壊してくれたほうがいい
と思っている。

しかし、今のままでは、おそらく制度が始まる前に崩壊する事は無いのでは
とも思っている。

本来、国民の大多数が反対しているという結果が突きつけられたら、まともな
感覚の人間であれば、一度、制度を見直す事を考えるだろう。
国民の理解を得る事を1番に考えるだろう。
しかし、この制度の内容を見れば、この制度を作った人、推進している人達が
まともな人間で無い事は一目瞭然である。

国民の理解を得ようだなんて、雀の涙ほどにも思ってないであろう。

彼らの考えはおおよそ次の通りだろう。

「税金だって国民は誰だって本音は払いたくないだろう。でも、払わなければ
 いけないから嫌々払っている。」

「裁判員制度だって批判が出るのが当然。国民の大多数が反対していたって、
 そんなのは国民の健全な反応だ。なんら問題にはならない。これで制度を
 実施するのを辞めるなんて馬鹿げたことだ。」

こんな狂った人達が制度を作り、推進しているのだから、国民の全員が反対
したって、ネット上で批判が大噴出しても、こいつらは屁とも思わないだろう。

これは由々しき事態だ。

私を含め、ネット上で批判を展開する人達は、少なからず世論としての意見
が社会に反映される事をどこかで期待している。
現に、ネットを含め社会的批判が高まり、制度の見直しに繋がった例もある。

制度を運営している人間が、多少まともな人間であれば、こういった世論の
反映もありえるだろう。
しかし、裁判員制度は、作ったのも推進しているのも、どこかネジの外れた
トチ狂った奴らだ。

世論がどうなろうと、ビクともしないだろう。

そういえばこの国の人間は、およそ穏やかな人種である。
諸外国では、何か国民の納得の出来ない事があれば暴動が起きる事がある。
近代日本において、過去そんな例があっただろうか?

もしかしたら、どんなに批判が大きくても、日本人はそんな行動には出ない
と奴らは考えているのだろう。

つまり我々は舐められている?
単純に批判するだけではダメなのかもしれない。

そういえば、25日にナゴヤドームで中日ドラゴンズVS福岡ソフトバンク
ホークスの交流戦で現役の検察幹部が裁判員制度のPRでマウンドに立つ
らしい。

反対の横断幕やブーイングで国民の意志をアピールするのもいいが、それでは
ネット上の批判とあまり変わらないかも。

いっその事、中日ドラゴンズと福岡ソフトバンクホークスのファンが一丸と
なって、検察幹部を球場に入れるのを阻止して大混乱を巻き起こすとか
大胆な「行動」をしてほしいものだ。

もちろん、そんな事がこの制度の実施になんの影響が無い事は分かっている。

大事な事は、いつまでも国民はお行儀良く批判を展開するだけでは無いという
事を制度を推進するもの達に知らしめる事だ。

そろそろ我々は、単なる批判から、「国民はホントに怒っている」という行動
に出るべき時が来たのかもしれない。

もっとも国民が本気になれればの話だが・・・。
もしなれなければ、この制度が実施されてしまう事は間違いないだろう。

実施されてからの事は分からないが・・・。