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KOKESHIEN! 東北伝統こけし支援チャリティーフェアはじめます



まず、この度の東北関東大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

こけし低迷と言われた長い冬の時代から、少しずつこけしが脚光をあびはじめ、光が見え始めたとたんに起きた大震災。
そして今、伝統こけしの産地、東北はたいへんな状況にあります。
東北で産まれ、東北で育まれてきた伝統こけし。
少なからず伝統こけしに心ひかれ、心動かされてきた者として、微力ではありますが、その場限りでなく、継続して東北のためにできることはないか考えてみました。

KOKESHIEN!とは、
不要こけしのリサイクルチャリティーと、東北に住む現役工人のこけし販売を軸としたフェアの名称です。

<不要こけしリサイクルチャリティーについて>
高齢でこけしを手放したい方や、遺品として余った大量のこけしが,博物館でもお店でも引き取ってもらえずに行き場に困っている、という話を良く聞いていました。きっとその数は数千とも数万とも知れません。またチャリティーのためになら出してよい、という不要になったこけしはもっとたくさんありそうです。
これら、いらなくなった伝統こけし(いわゆる骨董価値があるとされていないこけし)を、安価(現状6寸1000円など大きさでの設定)に販売し、その売り上げから実費負担費(送料&ペラ印刷費)のみ差し引き、残り全額を東北のこけしの産地(県単位になるか、東北という大きなくくりにするか検討中)に送る、ということを長期的に行っていきたいと思っています。
つまりは引き取り手のいないこけしの再利用です。
善意のやりとりによって、お金を払った人は安価に東北のこけしを手に入れ、同時に東北を支援できます。
更に東北で産まれたもの(伝統こけし)を手で触れ、眺めて、東北をやさしく考えるきっかけにもなると思っています。

<現役工人のこけし販売について>
既に伝統こけしを作れる環境にありながら、販路を失ってしまった工人さん、これからこけし作りに復帰される工人さんがたくさんおられます。
観光地としての東北が復活するまで、工人さんの販路拡大としても全国の店舗でフェアをしたいと思っています。
現役工人のこけしの取りまとめは「仙台しまぬき」さんや、いくつかのネットワークの協力で実現していきたいと考えています。



まだ今は小規模ですが、皆様のお力でもっともっとこけしの輪を広げていきたいと考えています。
ですので、拡散、口コミ、とにかく今はこの活動をひろめていければと思っています。

伝統こけしこそ、この豊かな芸術を産んだ風土・東北を失ってはいけない、というシンボルなのです。
こけしの力で少しでも多くの方が笑顔を取り戻すこと、または東北の文化の遺産として、東北の方々も、全国の方々も東北を見直すことを最も大切にしたいと思っているのです。
大切なのは金銭のチャリティー(数億円の金額を望むのだったら別の方法を選んだ方がよいでしょう)ではなく、精神のチャリティーにしていきたいということです。
そして復興まで(何年を持って復興と言えるかわかりませんが)長い時間をかけて、継続的に「KOKESHIEN」イベントを遂行していければと思っています。
全国を回って、東北にある全てのこけし産地で「KOKESHIEN」を開催する、というのが最終的な目標です。


不要こけしの募集は、50年以上の伝統を持つ「東京こけし友の会」に協力をお願いしており、
27日に友の会の幹事の方々とお会いして、詳細を詰めます。

他にもチャリティー企画は多数あるのですが、この2つの軸を中心に企画を進行していきたいと思っています。

今後、具体的にみなさまにお願いしたいこともありますのですが、このたびはご報告まで。

最初は
KOKESHI LOVE展 IN 名古屋
が3月29日(火)~4月10日(日)であります。
もともとあった予定なのですが、ここからKOKESHIEN!始めます。
ここでも「仙台しまぬき」さんの協力によって、現役工人の、まさに今生きている伝統こけしを買う事ができるようになりました。

現在も、友の会の幹事の方々、友の会の若手メンバー、編集者の服部円さんやクリエイターの方々、村岡充さん、ゆかさんなどなどのメンバーに話を聞いてもらいうながら、進展しています。
cochaeではリサイクルこけしに付ける系統解説(買われて行くこけしが東北のどこで産まれたかわかるよう)などの作成や、フェアの仕掛けをどんどん考えていければと思っています。

ホームページもまだできておりませんが、追ってご報告させて頂きます。

取り急ぎ。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


cochae軸原ヨウスケ

cochae@gmail.com
何かありましたらご連絡ください。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
不要こけしの募集方法 (とんとんみ)
2011-04-05 09:18:11
大切かつ大変なご企画…被災地の災害対策本部宛ての義援金以外にも、一こけしファンとして何か出来ることを掴まえたいと思います。こけしの募集方法が決まるのを心待ちに致しております。
 
 
 
すばらしいアイデアですね (GOSHI)
2011-12-02 18:53:49
12月2日の朝日新聞夕刊の記事を見て、すぐにここを訪れました。
我が家にもいただいた こけしがあります。かわいいのですが、好みではないので、こけし好きな方に譲りたいものだと思っていたのです。眠っているものを生かし、他の誰かが喜んで引き取ってくれて、チャリティーにもなるなんてすばらしいアイデアだと思います。参加できる日を心待ちにしています。
 
 
 
リサイクルこけし (とんとんみ)
2012-03-04 17:45:12
昨年より取り組まれている催しの幾つかを訪れてみました。永く続くこけしファンの獲得はまだまだ難しいものの、咄嗟の「KAWAII!」でこけし買いを楽しんでくれる三十代前の人々は増えてきたかな、と感じています。同時に、アイキャッチャー的なインパクトの強い(≒どぎつい、ケバい)こけしが「好いこけし」という勘違いをしている人があったり、木地の伝承や「リアル木地師の暮らし」に目を向ける人が少ない、という問題点も出てきているので、これからのご企画でその辺りのフォローをお願い致します。「リサイクルこけし」は、出来や保存に難のあるものが多いですね。昭和50年代の「第二次こけしブーム」の折、こけしに特に思い入れも愛着も無い人々が、一部の愛好者の強引な薦めに従わされた結果、出来や自分の好みを考えずに「やたら買い」したものが今捨てるように出されている観があります。当時のこけし関係文献に出ている「コンクールの受賞作の作者のこけし」がやたらに多く、系統や型のバリエーションもとても少ないですね。出品者が愛好者の会の同人であるからといって、出来の良いこけしを出してくれるとは限りません。開催エリア近郊の一般の方々への「呼びかけ」というのも、集める方法の一かと思います。
 
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