(前回の続きです。)
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
ユリ科ギボウシ属
蕾の様が欄干飾りの擬宝珠に似ているところから、この名。
キヌタソウ(砧草)
アカネ科ヤエムグラ属
果実の形が砧に似ているところから、この名。
(「砧」って、実物を見たこと無いけど・・)
4枚の葉が輪生し、3本の葉脈が特徴です。
クルマバナ(車花)
シソ科トウバナ属
円形の花部が数段になっているのを車輪に見立てて、この名。
高さ20~80cmほどになります。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
キキョウ科ツリガネニンジン属
高さ60~100cmくらい。釣鐘状の愛らしい花ですね。
若芽は山菜として食用になるそうです。
シュロソウ(棕櫚草)
ユリ科
強い毒性があり、殺虫剤の原料に利用されていました。
茎の下部にシュロのような繊維を纏うところから、この名。
茶色(実際は暗紫色)の花が変わっているな~と思いました。
ノリウツギ(糊空木)
ユキノシタ科アジサイ属
樹皮の内側の粘る物質が和紙作りに利用されていたので、この名。
高さ1m以上になり、ガクアジサイに似た花が円錐形に咲きます。
クサボタン(草牡丹)
キンポウゲ科センニンソウ属
我が国固有種。高さ1mほどです。
葉の形がボタンに似ているところから、この名。
淡い紫色の花は、先端がくるりと反り返って愛らしい!
カワラナデシコ(河原撫子)
ナデシコ科ナデシコ属
別名:ヤマトナデシコ(大和撫子)
花弁が細く裂けているのが特徴です。
葉や茎は、尿道炎・膀胱炎に薬効があります。
サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属
若菜を茹でて水に晒し食用にすることから、この名。
この花が咲き出すと、伊吹山の夏も終わりに近くなります。
まだ少しでしたが、一面に白い花が揺れる様は素晴らしいでしょうねぇ!
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
シソ科イブキジャコウソウ属
朝鮮半島・中国・モンゴル・ヒマラヤなどに分布。
日本では伊吹山に多くあるところから、この名。
発汗作用があり風邪に効くそうです。
わずか小1時間の間に、こんなにもたくさんの花たちに
出会って、夢中でずっとシャッターを押していました(笑)
また再会できたとき、どのくらい名前を覚えているかな~?
9,396歩
姿形も名前も、さまざまですから、何度でも眺めて楽しめそうです。
ところで、「ノリウツギ(糊空木)」のところで“はっ”としました。
図鑑で名前は知っていたのですが、まさか昨日散歩中に出合ったのが、それとは気づきませんでした。
あれこれ調べて「ガクウツギ」「コガクウツギ」などが近いようだけど、花の時期や丈がどうも一致しなかったんです。
ノリウツギが正解だとわかりました。
ありがとう!
(HPに「コガクウツギ」と書いたのを、早速訂正しました。)
昨日は、大きな「シマサルスベリ」にも出会いました。樹皮が白いまだら模様になっていて、白い花が咲いていました。
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/sarusima.htm
一昨日にわたしが出会ったのもとても大きな木で、上のほうにまだ咲いている花をうまく撮れませんでした。
少し前に「樹木の花と紅葉」に、近くで見ることができた若木のシマサルスベリの花をupしましたが。
見分け方がよく分からなかったので、おベンキョウしま~す。
以前教えて頂いた「四季の山野草」のサイトも、とても重宝しています。
kikyoさんのHPの樹木も随分増えましたね~!
がんばって歩いていらっしゃるんだな~と嬉しくなります。