(前回の続きです。)
イタドリ(虎杖)
タデ科イタドリ属
別名:スカンポ
高さ50~150cmくらいになります。
根茎は虎杖(こじょう)根という漢方薬になります。
クガイソウ(九蓋草)
ゴマノハグサ科クガイソウ属
4~6枚輪生する葉が幾層にも重なっていることから、この名。
高さ1mほどになり、花から2本の雄蕊が突き出しています。
ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
伊吹山の固有種の珍しいもの。瑠璃色が大変美しい!
クガイソウと花がそっくりですが、対生する2枚葉で区別します。
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
タデ科イブキトラノオ属
高さ50~120cmくらい。 白~淡紅色の
小さな花は、花弁が無く萼片が深く5裂しています。
キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属
黄色い花を金色の水引に見立てて、この名。
漢方では、別名:リュウゲソウ(竜牙草)
粘膜を収縮させるカテコールタンニンを含むため、煎じて
口内炎のうがい薬に、また下痢止めの薬に利用します。
ヒメフウロ(姫風露)
フウロソウ科フウロソウ属
別名:シオヤキソウ(塩焼草)は塩を焼いたときのような
臭いがあるため。高さ20~60cmほどです。
小さな花弁に濃い筋が2本入っています。
イブキフウロ(伊吹風露)
フウロソウ科フウロソウ属
我が国固有種。「エゾフウロ」の変種で伊吹山特有のもの。
花弁の先端が3裂しているのが特徴です。
エゾフウロ(蝦夷風露)
フウロソウ科フウロソウ属
高さ50~40cmくらい。これらフウロソウの仲間は
伊吹山山頂お花畑が分布の西南限とされています。
メタカラコウ(雌宝香)
キク科メタカラコウ属
やや小ぶりで、根茎の清涼感のある香りが
宝香(竜脳)に似ているところから、この名。
中でも、まず画面に引き込まれたのが「ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)」ですが、
「イブキフウロ(伊吹風露)」「エゾフウロ(蝦夷風露)」…なんてきれいなんでしょう!!
まだ続きがあるようですね。
待ってます!
お花の時期には、地元の方の案内で観察会が催されているようですよ。
時間に余裕があれば参加してみたかったです。
見落としたお花もきっとあったと思うので・・