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‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

伊吹山の夏の花たちⅡ

2009-08-13 | 花散歩

(前回の続きです。)

イタドリ(虎杖)
タデ科イタドリ属
別名:スカンポ
高さ50~150cmくらいになります。
根茎は虎杖(こじょう)根という漢方薬になります。
    

クガイソウ(九蓋草)
ゴマノハグサ科クガイソウ属
4~6枚輪生する葉が幾層にも重なっていることから、この名。
高さ1mほどになり、花から2本の雄蕊が突き出しています。
    

ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
伊吹山の固有種の珍しいもの。瑠璃色が大変美しい!
クガイソウと花がそっくりですが、対生する2枚葉で区別します。


イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
タデ科イブキトラノオ属
高さ50~120cmくらい。 白~淡紅色の
小さな花は、花弁が無く萼片が深く5裂しています。
    

キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属
黄色い花を金色の水引に見立てて、この名。
漢方では、別名:リュウゲソウ(竜牙草)
粘膜を収縮させるカテコールタンニンを含むため、煎じて
口内炎のうがい薬に、また下痢止めの薬に利用します。
    

ヒメフウロ(姫風露)
フウロソウ科フウロソウ属
別名:シオヤキソウ(塩焼草)は塩を焼いたときのような
臭いがあるため。高さ20~60cmほどです。
小さな花弁に濃い筋が2本入っています。
    

イブキフウロ(伊吹風露)
フウロソウ科フウロソウ属
我が国固有種。「エゾフウロ」の変種で伊吹山特有のもの。
花弁の先端が3裂しているのが特徴です。
    

エゾフウロ(蝦夷風露)
フウロソウ科フウロソウ属
高さ50~40cmくらい。これらフウロソウの仲間は
伊吹山山頂お花畑が分布の西南限とされています。


メタカラコウ(雌宝香)
キク科メタカラコウ属
やや小ぶりで、根茎の清涼感のある香りが
宝香(竜脳)に似ているところから、この名。
    

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2 コメント

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なんてきれいな (kikyo)
2009-08-13 22:09:34
珍しい花が多いですね。
中でも、まず画面に引き込まれたのが「ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)」ですが、
「イブキフウロ(伊吹風露)」「エゾフウロ(蝦夷風露)」…なんてきれいなんでしょう!!

まだ続きがあるようですね。
待ってます!

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たくさんの花 (夜猫子)
2009-08-14 12:18:48
どのくらいの種類があるのでしょうね~

お花の時期には、地元の方の案内で観察会が催されているようですよ。
時間に余裕があれば参加してみたかったです。
見落としたお花もきっとあったと思うので・・
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