スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

川崎・高根森林公園

2009-04-25 | 花散歩

等覚院から溝の口駅に戻る途中の左手に、こんもりと
した緑が見えたのでちょっと立ち寄ってみました。

ここで古代の竪穴住居跡が見つかり、周囲の貴重な
シラカシ林と共に保護するため、周辺一帯が整備され
緑豊かな県立森林公園になっているのだそうです。


11haあるという広大な園内は、すぐ近くを東名が
走っているとは思えない別世界のような静けさです。


右手の方へ行ってみましょう。池の傍のあずまやを過ぎると

谷に沿って木道が整備されていて、散策しながら
いろいろな湿性植物を見ることができます。


ここで出会った花たちをご紹介しますね。

エンコウソウ(猿猴草)
キンポウゲ科リュウキンカ属
山地の川沿いや沼地などに自生。
50cmもになる匍匐茎が手長猿の手のようだとこの名。
    

オドリコソウ(踊子草)
シソ科オドリコソウ属
花の形を菅笠を被った踊子に見立ててこの名。
    

ヤブレガサ
キク科ヤブレガサ属
葉が掌状に深裂。新芽は食べられるそうです。
夏になると、白または淡紅色の花が咲きます。


ヒトリシズカ(一人静)
センリョウ科センリョウ属
花言葉は「隠れた美」
山地の日陰に自生。花弁はなく白いのはオシベ。
白い穂状花序が1本立つ姿を静御前に見立ててこの名。
    

ワスレナグサ(勿忘草)
ムラサキ科ワスレナグサ属
花言葉は「真実の愛・私を忘れないで」
ヨーロッパ原産 日本でも長野・北海道地方では
野生化しているそうですが、ほとんどは園芸種だとか。
    
この花を恋する女性に贈ろうとしてドナウ川に落ちて亡くなった
という、騎士の純愛物語がヨーロッパに伝わっています。

チョウジソウ
キョウチクトウ科チョウジソウ属
名前の由来は、花を横から見ると「丁」字に似ているところから。

探して探して・・やっとwebで名前を見つけました!
水辺の植物で茎の先端に薄青色の清楚な花をつけるとあるので、
多分これでしょう。名前から図鑑で写真も一応確認しました。

ミツガシワ(三槲)
リンドウ科ミツガシワ属
氷河期の遺存植物だそうです。湿地や河川の浅い水中に自生。
3枚の葉が小さな柏の葉のようだとこの名。マタタビのように猫を
酔わせる(?)成分をもっているそうです。夜猫子要注意?
    
ほやほやとした白いヒゲ?の可愛い花。

ミズキ(水木)
ミズキ科ミズキ属
成長が早い木で、吸水力が強いところからこの名。
扇状に広げた枝が階段状になった姿が独特ですね。
    

ムシカリ(虫喰)
スイカズラ科ガマズミ属
 別名:オオカメノキ(大亀の木)
 
葉をよく虫が食べるのでこの名。別名は、葉が亀の甲羅に
似ているから。中心の小さな花を取り囲むように大きい装飾花。
    
 
 


そろそろ帰りかけた、その時
あ、いたっ!

カワセミです。
‘飛ぶ宝石’と言われるように、とても美しい鳥!

暫く見ていて「あ、カメラ・・」と思い出し、慌ててシャッターを
押したらオートにしていたフラッシュが光ってしまい・・・
逃げられてしまいました~~失敗

でも、最後にいいものを見られて気分は最高!
22,058歩

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2 コメント

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見たい!カワセミ (kikyo)
2009-04-27 12:03:08
なかなか得がたい所ですね。
紹介してくれた花たち、知らないものばかりです。

最後のカワセミ、前に植物園の池の淵でず~っとカメラを構えて狙っている人たちがいました。
何かの撮影かと思ってたずねたら、バードウォッチングだそうで、そのときもカワセミといっていました。
きれいな鳥のようですね。見てみたいなぁ。
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カワセミ (夜猫子)
2009-04-28 16:14:07
カメラを持っているのも忘れて暫く見とれてしまいました。
あとはすっかり舞い上がって・・
もしバードウォッチングの方がいたら怒られてしまいますね。

しかし、歩いているといいことがあるものですね。
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