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スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

旧東海道・茅ヶ崎①

2012-02-20 | 旧東海道


久しぶりの東海道ぶらり旅です。

先月藤沢宿を出て、辻堂辺りに来たところで日が暮れました。
その後日、辻堂古道に寄り道をして・・


今回は、JR「辻堂」駅北口から古道の続きをたどって旧東海道と
合流し、次の平塚宿へ向かって歩いてみようと思います。
さて、どこまで行けるかな?


駅を出て、新装成ったデッキの右側の階段を下り
車の往来が多い広い通りを北へ向かって歩いて行くと
左側に まだ新しい石塔と仏像、その先にお寺の参道。
      


寶光山 本立寺

日蓮宗のお寺です。

説明板によると;
1592(文禄元)年 日栄上人が静岡市清水区興津に創立。
1924(大正13)年に日佛法尼・日顕上人が現在地に移転。
本尊: 十界大曼荼羅

どことなく愛嬌のある表情の狛犬さん
      




くねくねと民家の間の道を抜けて、やっとR1に交わりました。
路傍にひっそりと、いかにも古そうな石塔が・・

常光明真言塔巡礼供養塔

表面が剥がれ落ちていてよく読めませんが、大山参りの帰途に
寶泉寺に立ち寄り参拝する慣習があり、その道標だったようです。


さぁ、ここからいよいよ旧東海道歩きになります☆
どんな出会いがあるか、楽しみながら歩きましょう!






小和田という町に入ります。 右側にお寺の山門。

龍徳院 上正寺

浄土真宗のお寺。
山門前に立たれるのは、旅姿の親鸞さんでしょうか。

説明板によると;
木造聖徳太子立像が祀られてあるそう。

室町時代の作と考えられているとか。
市指定重要文化財。

境内にある大きな石燈籠

1681(延宝9)年 徳川4代将軍家綱公の菩提のため
対馬守 安藤重治(重博)が奉献し、上野 寛永寺に
納められていたものが、市にもたらされたそうです。
市指定重要文化財。


街道の左側に

千手院

真言宗のお寺だそうです。
本尊: 十一面観世音菩薩


すぐ近くの右側には

山王山 観音院 廣徳寺

真言宗のお寺。
本尊: 千手千眼観世音菩薩




街道筋には、近代建築の住宅や店舗に混じって、
どっしりとした風格のある建物が見られることも




「菱沼陸橋」下の右側に、何やら説明板がありました。

牡丹餅立場跡

宿場と宿場の間に設けられた休憩所が「立場(たてば)」。
これまでにも何度か出てきましたね。

藤沢宿~平塚宿には4箇所あって、その1つが「牡丹餅立場」。
きっと、名物のおいしい牡丹餅を出す茶店があったのでしょう。

1960(元禄3)年に 菱川師宣が描いた「東海道細目分間之図」の一部。
下図で見ると、牡丹餅茶屋・一里塚・大山・富士山などが分かりますね。





「本村」という地域に入ってきました。
左側に「TOTO」の大きな工場が見えます。

立派な松並木が続きます。


街道沿いの松並木は黒松。地上1.2mの幹周りが1m超で、
推定樹齢400年という松もあり、長い間風雪に耐えて育った
貴重な文化財として、地域の人々に親しまれています。




(続)








2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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松並木 (kikyo)
2012-02-22 15:55:47
東海道春の旅ですね。
この松並木は素晴らしいですね。
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春の旅☆ (夜猫子)
2012-02-24 00:20:11
寒さが続かなくなってきましたね。やっと待っていた「春」が近づいてきたようです。
(でも、そろそろ花粉も飛んでいるようで・・)

東海道といえば、やはり松並木のイメージですよね!
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