油絵の具三原色塗りの記念すべき一作目です。
この作品以前から油絵の具で塗装するという事はボチボチおこなってはいたんですが、油絵の描き方のままで塗ってはいけないという変な思い込み、決めつけがあってラッカー溶剤で薄めて塗るなど試行錯誤していました。
また色も12色セットの色を使っていました。
そんな中いくつか数をこなす内にだんだんと感覚で油絵の具の事がわかってきます。
変に模型向けにアレンジしなくても、油絵の描き方のままでプラスチックの上に塗って構わないのではと感じるようになってきました。
その実験台にしたのがこの素組のスネークアイです。
その際に、子供のころから興味のあった三原色による混色も、どうせ実験だからと気軽な気持ちで試して見ることにしました。
やってビックリ!
今まで取説の作例のような無個性な塗装しか出来なかった私にこんな面白味のある作品が作れたのです。
これ以来ドップリはまっています。
スネークアイについて。
サーフェーサーのグレイ地の上から油絵の具の赤青黄プラス白で塗装しています。下地のグレイが結構すけています。この効果に気づいて、塗りつぶしてしまった所にも上からグレイを置く事もしています。
恐る恐るアクセントの赤をおいてブレンディングした時の感動は今でも覚えています。
実に容易に好みのボケ具合になってくれます。
他にも色のはみだしを指の腹ででなじませたり、ノリノリで塗装しました。
この作品に関しては楽しかったという感想しかありません。
ちなみに色のモトネタはマップロ2収録BDの3ページ目の右上のイラスト。
ベージュとアイボリーのムラが美しい。
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べた塗りにはない深い感じ。
ここから始まったってことですね。
オデコのピンクとその境界の表現がとても味わいがある・・・w
自分も絵画的な作品って作ってみたいんですよね。
やっぱりべた塗りは面白みがないですよねぇ。
デカールぺたぺた貼るのも楽しいですがw
現在アクリルを使ってらっしゃるのでブレンディング等油絵の技法は難しいと思いますが。
アクリル絵の具は隠蔽力の強さや筆でもムラにならないのがウリという印象が僕は強いです。
でもアクリル絵の具こそ模型の絵画的表現にむいた塗料という気がします。
ボックスアートはたいがいアクリル絵の具を使っているようですから!