■店舗情報
住所 東京都東村山市野口町1-7-10
電話 042-394-9800
営業時間 11:30~15:30/17:30~20:30
定休日 日曜・祝日
駐車場 有
■感想
「武蔵野うどん」を語るうえで外せない場所「東村山」
老舗かつ有名なお店の代表格は「小島屋」と「きくや」になるはず
でも、うどんのインパクトでその2店を凌ぐ存在のお店がある
それがこの『手打房 とき』さんだ!
しかも、うどんは茹でたて、天ぷらも揚げたてを信条とするお店らしい。
人気の老舗店では混雑時の対策も兼ねてか茹で置きや揚げ置きの
ゆわゆる「作り置き」システムが多かったりするんで正直こういうお店は有難い。
東村山駅西口から初めの信号を右折し、暫く直進し酒屋の先を左折
その後下り坂を降りていきデイリーヤマザキの手前を右折
すると右側に看板そしてお店が見えてくる。
ネットの情報で強面のご主人がいるとのこと・・・
インパクトのあるうどん+強面店主
確かによくありそうなパターン(特にラーメン店の場合は)
ちょっと一人だと入りにくいなぁ~あの情報本当かな!?
でもここまで来たら入るしかないでしょ(笑)
決死の覚悟で暖簾をくぐる・・・少し大げさか(笑)
店内は天井も高くゆっくりとした中に照明をやや落とした落ち着きのある趣。
入店後直ぐに「いらっしゃいませ」とご主人と奥様の声が聞こえる
あれ・・・ご主人・・・そんなに強面とかでもないな・・・
まぁ・・確かに職人気質かもしれないけどさ
でもお一人で調理されているから混雑時は鬼の形相になってもおかしくないよね
とはいうものの一見なので遠慮気味に入口付近のカウンター席に陣取る(笑)
AM11時半開店直後にもかかわらず先客4名、後客多数。
直ぐに店内満席でウェイティング客が出る混雑ぶり。
これはますます期待が高まりますね~!
オーダーは基本的なこちらをチョイス
約20分ちょっとで到着!
◎ 肉汁 650円 + 大もり 100円
おおっ~旨そう!
こちらのお店は大食いの方には朗報な事に
「大もり」の上に「バカもり」「バカ王」という
ガッツリいけるシステムだ!
※ 普通で270gらしい
やや褐色じみておりいかにも地粉使用のビジュアル
丸みを帯びつつも少し平たい形状は手打ちらしさを備えている
正直来た時点では「バカもり」もぜんぜんイケるでしょ!
なんて余裕がアリアリでございましたが・・・
どうれ・・まずは素のうどんを1本
うおっ!
マジですか!?
この強靭なまでの(武蔵野うどん的)強いコシは!
すげぇ~マジハンパねぇ!
アラサーで初体験っす(爆)
肉汁は『涼太郎@所沢』(きくや直営)でみるような一般的な
肉汁のものとは見た目も味わいも違いますね
鰹に濃口醤油の効いたものとはちょっと別モノかな
ジンワリと出汁の味わいが効いていて
これはすこぶる美味いわ!
長ネギたっぷりで豚肉より存在感が上だな(笑)
なんとなく上品な趣は鴨汁みたいな雰囲気だからかなぁ
薬味は長ネギのみでシンプル。
でも肉汁に長ネギはたっぷり入っているからこれは要らないかなぁ
アクセントで生姜とか胡麻、糧のホウレン草とかの方が
個人的には良かったかなぁ
強烈なインパクトのあるうどんを
肉汁に浸してあとはワシワシと!
でも、いつものようにスルスルとは違う
明らかに違うぞっ!
「大もり」も予想以上にテコズルかもな(笑)
それにしてもこの「うどん」・・パネェな
ガッシリとした強靭な歯応えは「武蔵野うどん」初心者には
ちとインパクト強すぎかもな
よく食べている『涼太郎@所沢』(きくや直営)のうどんが
やさしく感じてくる程だな・・・
所謂「武蔵野うどん」独特の芯を感じるような中心の固さ
(人によっては茹で時間不足とか)
これが予想以上に凄く強いタイプですね
小麦の風味というかもはや小麦を喰っているが如くの感覚
でも麺肌はツルリとしていて喉越しもいいタイプ
でもこのコシは噛まずに飲み込むのはちと大変なはず
ある意味「武蔵野うどん」の特長を極めた麺かもしれないな
これは・・・凄過ぎる!
食べ進んで終盤にこちらを発見!
これってもしや!
一反木綿!?
これは・・・「うどんのお刺身」といったところだろうか!
この辺のセンスも好きだなぁ~
正直なところ終盤けっこう苦戦(笑)
その為、お冷を3杯も飲んでしまった・・・
でも食べ終えた後の達成感が凄いし(例えると『ラーメン二郎』並みに)
時間が経つとあの小麦喰っている感がまた欲しくなってくる俺がいる(爆)
次回訪問時は強靭なコシに絡めて熱々の「カレー」も良いねぇ
あと揚げたての「天ぷら」あたりも気になります。
ご主人がお一人でうどん茹でたり天ぷら揚げたりとそりゃ~あもう大忙しですよ!
でもお一人でやるからこそ保たれる品質もあるんでしょうね!
奥様のキビキビながら余裕の感じる接客も好印象でした。
インパクトも有りつつとても美味しかったなぁ~ご馳走様でした~
「とき」さんだけに・・・
トキ・・・
水面の如く静かなるその奥底に
火の激しさをもった男よ!!
(『北斗の拳』12巻 ラオウ語録より )
ユアー ショック!!
駄目かなぁ~このオチ(苦笑)
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