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『新年を迎えて』~日韓合意について~

2016年01月15日 | 政治

ーシリーズ 天衣無縫 三宅が吠える!ー

『新年を迎えて①』~日韓合意について~三宅博 AJER2016.1.15(9)


解説

 新しい年を迎えてこれから日本の政治の動向、行く末についてお話をしたい。
昨年来の日本の内政・外交を見ていて、非常に危険な状態に突入しつつあるのではないかと思えて仕方がない。
昨年末の日韓の合意、今年に入って北朝鮮の核実験、或は内政いろんな問題において日本が漂流しつつあるという感がする。

まず昨年末の日韓の合意についてお話をしたい。
韓国が長年にわたって日本に対して、戦時中日本は軍が韓国の若い女性を10万人20万人と強制連行して性の奴隷にしたという主張をしていた。
とんでもない捏造・嘘だが、それに対して一部、今回安倍さんがこれを認めるかのような合意がなされた。
これは超えてははならない一線をとうとう超えてしまったのではないか。
このことが日本の外交に対して非常に暗い影を落とし、そしてまた日本の名誉を貶め
日本の内政に発展して悪影響を及ぼすのではないかと思えて仕方がない。

今年に入って北朝鮮の核実験、北朝鮮は水爆だと言っていてその辺は定かではないが、
北朝鮮は着々と核武装の先鋭化、或は技術の完成に向かって着々と進めてきている。
アジア全体の中で中国もロシアも朝鮮半島も核武装しており、ひとり日本が丸裸のままで対応せざるを得ないような状況になってきている。
北朝鮮の核実験に対して中国が非常に強い憤りを表明しているが、その真意とは何かと我々は考えていかねばならないと思う。

まず昨年の日韓合意だが、韓国がとんでもない言い掛かり、ゆすりたかりのための言い掛かりを日本にずっと突きつけてきていた。
こんなのは基本的には虚偽であるから日本側としては嘘であると言う主張を強くしていけばいい。

河野・村山さんらのとんでもない売国政治家が日本の名誉を貶めて、ありもしない強制連行があたかもあったような応答をしてしまっていた。
多くの心ある日本人の期待・輿望を担って登場した安倍さんがこれに与するような合意をしてしまったと思えて仕方がない。
単に韓国の主張に呼応しただけでなく、日本国内の反日派の連中の従来の主張に対し、安倍さんはお墨付きを与えてしまったことになる。

平成13年にNHKで「女性国際戦犯法廷」というとんでもない茶番劇が放映された。
これは昭和天皇の戦争責任を断罪するという目的のもとで行われた見るに堪えないような茶番劇だが
一部の反日任意団体とNHKと一緒になってというよりも、NHKの一部の人間がこれを制作したと言っても過言ではないと思う。

その結果、昭和天皇を女性の強姦の罪で死刑にするというとんでもないことを「国際戦犯法廷」でやった。
その全体の模様をNHKがゴールデンタイムで、しかも一か月以上前から鳴り物入りで紹介して放映してしまった。

このNHKのとんでもない「女性国際戦犯法廷」の主張に、今回の日韓合意はそれこそ与するという結果になってしまった。
安倍さんはそこまで思っていなかったかもわからないが、こういったことに結果的に与することになった。
これは超えてはならない一線を超えたのではと思う。

これから日本の政治状況も非常に流動的な状態になってくるのではないかと思う。
やはり国家の名誉は何ものにもまして護り抜かなくてはならないのに、このある部分をドブに捨てたということになってしまった。

一部の、安倍さんを支持する方々は「官邸に君側の奸がいる」「安倍さんの本意ではない」、或はいろんなことを仰るが、
そのような背景というものを必要以上に斟酌・忖度する必要はない。
それよりも表に出た分こそが大切。
それは軍の関与のもとに、或は10億円の公金をもって賠償するというこの部分がとんでもないと思う。
或は一部の方は「対中国の安全保障上、安倍さんは慰安婦の部分で譲歩して大切な安全保障の実をとった」という解説をされる方もいるが、これもいかがなものかと思える。
というのは国の名誉と安全保障を計りにかけて、あたかもこれが相反するような二者択一の対立的な構図を示した上で 国防上の実利が大切と言うが、これは決して安全保障と国家の名誉というものは対立するものでない、また別個のものではない。
これを同列に論じて、安倍さんの今回の日韓合意を擁護すると言うのは、一種の詐欺・ペテンに等しいと思う。

国防と国家の名誉は一体不可分である。それを別個な形にして擁護することはあってはならない。
国防と国家の名誉はワンセットのもので、それぞれ共に非常に大切なものであり、片方だけを尊重して、片方を捨て去るものではない。あくまで一体のものである。
国家の名誉を捨て去った国は必ず国防力が落ちてくる。それは当たり前の話であり、ものの道理である。
国家に対する忠誠心・国民の帰属意識は国家の名誉が前提にある。
これを捨てて安全保障の実利が別にあるんだと説明されるが、こういうことにごまかされ、惑わされたりすることはない。
国家の名誉と国防・安全保障は一体であると言う認識を我々は再確認しなくてはならない。
そういう観点からしても今回の日韓合意は一線を悪い方向に超えてしまった。
これは官房長官であった河野さんの談話であるとか、元村山総理の談話とワンセットのものであるということである。

私は昨年の戦後70年の安倍さんが発表された談話、これも文面とは別に、行間を読めばこういうことがあるんだ、或は背後には安倍さんの意図はこういうことがあるんだという称賛であるとか批判であるとか賛否が分かれているが、こういったものを文面でハッキリと誰の目にもわかりやすい言葉で述べなくてはならない。
そこに隠されたものがあるとかないとか、読む人によって印象が変わる 中味が変わる、そのような談話はそもそも問題である。
ハッキリと日本の名誉であるとか文化・伝統・歴史を称揚しなくてはならない。
見た人・聴いた人・読んだ人によって印象が変わるということを決してしてはならない。
それよりもハッキリと国民の方々にわかるような主張をしていかなければならない。

何よりもこれは50年の村山談話、60年の小泉談話のその路線にに乗っている。
そもそも安倍さんは「戦後レジームからの脱却」、こういった流れをを断ち切るということを仰っていたはず。
そういう観点からしても、安倍さんの70年談話は不必要であったと思う。





お知らせ

建国記念の日を祝う市民の集い・安城

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【場 所】安城市民会館 2階 視聴覚室
愛知県安城市桜町18番28号
JR安城駅より徒歩20分 駐車場有
【日 時】平成28年2月13日(土)
【開 場】午前11:00(関係団体パネル展示など)
※11時開場ですが、13時30分の式典まではパネル展示と準備です。イベントそのものは13時30分開始です。
【式 典】午後1:30~
【記念行事】午後2:20~午後4:30
・舞踏 豊麗会
・記念講演「拉致にみる日本の実相~建国の日によせて~」
講師:三宅 博 先生

特定失踪者問題調査会常務理事
前衆議院議員(日本のこころを大切にする党)
【参 加 費】¥1,000円 (18歳以下無料、当日開場にて受付けます)

主催:建国記念の日奉祝祭実行委員会:実行委員長木村正範(元安城市議会議員)
共催:愛知の教育を考える会
国旗掲揚推進愛知の会 安城掲揚ボランティア有志一同

【懇 親 会】17:00より2時間程度
御参加は要事前予約。会費¥4,000円

【お問合せ・御連絡先】
この記事のコメント欄、ページへのメッセージまたは、
電 話:090-2896-2845(林)
FAX:0566-72-7118
メール: hinomaru.aichi@gmail.com
いずれかにて御連絡下さい。
参加希望の方は、お名前・御住所・連絡先をお伝えください。


お知らせ

保守の会 第四回 定時総会  http://hosyunokai.com/archives/821

日にち:平成28年2月20日(土)

場所:ホテル天地閣(茨城県日立市)

●定時総会 11:00~11:20

●保守講演会 11:30~13:00 

  「戦後日本と拉致・教育・NHK」 

   講師 三宅 博(前衆議院議員)


皆さんとともに戦後日本と拉致問題、日教組、NHKについて考えていきたいと思います。

是非ご参加ください。

●懇親食事会 13:00~14:00

会費:4,000円



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