弱虫・格闘嫌いのための       武道のすすめ

気が弱く、争いが嫌いだけど、何故か武道に興味がある人への体験メッセージ。

私の空手修行12 ナイハンチ初段10000回達成

2016年01月30日 | 日記
1年ぶりの投稿です。
しばらく投稿しなかった間も、このブログを読みにきてくださった方々に、感謝します。
まずは、近況を報告させていただきます。
2015年の9月19日に、ナイハンチ初段の型を、ついに10000回やり終えました。
その後は、毎日朝と晩に、ナイハンチ初段の型を1回ずつ行い、
最近はもっぱら、古伝の(現代のとは違う)パッサイ小の型を中心に修練しています。
ナイハンチ初段の型を、10000回やり終えての実感を報告します。
まずは、身体的なことから。
最近は、ナイハンチ初段の型の一つ一つの動作で、力がとれるようになってきました 。
力がとれる、というのは、おかしな表現に思われるかもしれません。
しかし、沖縄の古い空手家は、しばしばこの表現をとられていたようです。
力がとれるとは、動作が力強くなるといったような意味ですが、
力むとか、筋力やスピードが増した、とかとは少し違うことのように感じています。
言葉で説明するのは、難しいのですが、
動作の時に、例えば腕などに、何か筋金が入ったように伸びる感じとでも言ったら良いでしようか。
小生は、気が弱くて格闘嫌いですので、実戦で使う気持ちがありませんので、
それが、格闘技の技として、威力があるかは分かりませんし、格闘の自信もありません。
ただ、先日、先生にお会いした時に、
自分は気が弱いので、空手家としては全然ダメです、と申し上げたところ、
自分では気づかなくても、かなり威力があるのだ、いざという時には、無意識に技が出るはずた、
と言っていただきました。少し嬉しかったです。
精神的な面では、相変わらず、気が弱くて格闘嫌いですが、
そのままでいいのだ、という落ち着きができたように思われます。
なお、2015年7月に、神秘的な能力も授かりましたが、
宗教的なことで、このブログの目的と違うので、述べません。