評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
山崎元が原稿やTVでは伝えきれないホンネをタイムリーに書く、「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶ穴のようなストレス解消ブログ。
「かんぽの宿」は何が問題なのだろうか?
鳩山邦夫総務相が、オリックスが落札したかんぽの宿の入札に関して、「出来レースではないかと疑われる」と発言して待ったを掛けた際には、正直に言って、民間の取引に対して政治家が余計な横槍を入れたのかという印象の方を強くを持った。
しかし、何となく引っかかりを感じたのも事実だ。鳩山氏は(かつては大秀才だったらしい)、傾向として、考えと言葉が常識の先を行くようなところがある。また、彼は総務相の前が法務相だし、何か報道されていない情報を掴んでいるのではないか、という可能性が捨てきれなかった。
そうこうしているうちに、今回の売却案件が「ラフレさいたま」や都内の社宅用地など、非常に大きな経済価値を持つ資産を含むものであることや、これまでに郵政公社が行ってきたいわゆる一万円売却なども含めて、日本郵政が、資産の意図的な安売りをしているのではないかと思えるような報道が出始めた。
当然ながら、これは少なくとも日本郵政には何らかの問題がありそうだと思うようになったし、まだまだ解明されなければならない問題があるのではないかと気になり始めた。
この件については、問題の出始めにあまり関心が湧かなかったので、ニュースを十分フォローしていないのだが、たまたまダイヤモンド・オンラインで、両論を比較できる記事を見つけた。
岸博幸さんの「『かんぽの宿』への政治対応はモラルハザードの塊」(2月6日付:http://diamond.jp/series/kishi/)は、大まかにいって鳩山大臣の方を批判している。今回の問題の本質は郵政民営化の後退であり、政権の対応はひどいと言う。
他方、町田徹さんの「『かんぽの宿』情報開示拒む郵政に、メルパルクや宅配でも不透明の指摘」(2月6日付:http://diamond.jp/series/machida/)では、日本郵政が頑なに情報公開を拒んでいることや、メルパルクの入札でも不適切な事例があったのではないかと「日本郵政がおかしい」との心証を持つ事実を紹介している。
鳩山大臣の対応についていうと、総務相として必要な調査を行うために待ったを掛けることは適切であり何ら問題ないが、「出来レース」というような、買い手のオリックス側にも問題があったのではないかと臭わせるような台詞は、あの段階では「言い過ぎ」だったといえるのではないか。今後の事実関係の解明を待たなければならないが、何か知っているなら、早く出して欲しいものだ。大きな問題を掴んでいて言ったなら、これは、鳩山大臣としては大ヒットだ。褒めてあげてもいい。
他方、日本郵政に関しては、日本政府、つまり国民が株主で、その資産は適切に処分しなければならないわけだし、その際の説明責任があるのは当然だから、「民間会社」であることを楯にとって、情報開示を拒むことはおかしい。入札の経緯についても、国民に説明できるような形を取る必要がある。この入札について方々に「守秘義務」を作ることは、不適切だ。それに、日本郵政は、まだ十分に信用できる会社とはいえない。
また、入札について、説明が出来ない、公開できないという状況は、不適切な処理があったのではないかという疑いを喚起する。
売却される施設に関する雇用の確保が大事なのかも知れないが、それなら、事業売却までの期限をたったの2年に限定したことが不可解だし、損得の上では、個別に資産を高く売って、雇用は日本郵政が面倒を見る方が安く付きそうだ。それに、それこそ民間会社なのだから、法律に「雇用に配慮すること」とあるとしても、現在の雇用を今の形のままで絶対的に守ろうとすることはおかしい。
それにしても、最大の問題点であり、まだスッキリしないポイントは、日本郵政(あるいは旧郵政公社)が、民間企業であれ、公社であれ、どうして資産を安く売りたがるのかだ。たとえば、オリックス・グループに、官庁も含めて郵政OBが雇用されているような事例があれば、事情がスッキリ分かるが、今のところそのような報道はない。
売り手(日本郵政株式会社)・買い手それぞれのメリットは何で、実際にどのようなことが行われたのか、今後の事実の解明に期待したい。
しかし、何となく引っかかりを感じたのも事実だ。鳩山氏は(かつては大秀才だったらしい)、傾向として、考えと言葉が常識の先を行くようなところがある。また、彼は総務相の前が法務相だし、何か報道されていない情報を掴んでいるのではないか、という可能性が捨てきれなかった。
そうこうしているうちに、今回の売却案件が「ラフレさいたま」や都内の社宅用地など、非常に大きな経済価値を持つ資産を含むものであることや、これまでに郵政公社が行ってきたいわゆる一万円売却なども含めて、日本郵政が、資産の意図的な安売りをしているのではないかと思えるような報道が出始めた。
当然ながら、これは少なくとも日本郵政には何らかの問題がありそうだと思うようになったし、まだまだ解明されなければならない問題があるのではないかと気になり始めた。
この件については、問題の出始めにあまり関心が湧かなかったので、ニュースを十分フォローしていないのだが、たまたまダイヤモンド・オンラインで、両論を比較できる記事を見つけた。
岸博幸さんの「『かんぽの宿』への政治対応はモラルハザードの塊」(2月6日付:http://diamond.jp/series/kishi/)は、大まかにいって鳩山大臣の方を批判している。今回の問題の本質は郵政民営化の後退であり、政権の対応はひどいと言う。
他方、町田徹さんの「『かんぽの宿』情報開示拒む郵政に、メルパルクや宅配でも不透明の指摘」(2月6日付:http://diamond.jp/series/machida/)では、日本郵政が頑なに情報公開を拒んでいることや、メルパルクの入札でも不適切な事例があったのではないかと「日本郵政がおかしい」との心証を持つ事実を紹介している。
鳩山大臣の対応についていうと、総務相として必要な調査を行うために待ったを掛けることは適切であり何ら問題ないが、「出来レース」というような、買い手のオリックス側にも問題があったのではないかと臭わせるような台詞は、あの段階では「言い過ぎ」だったといえるのではないか。今後の事実関係の解明を待たなければならないが、何か知っているなら、早く出して欲しいものだ。大きな問題を掴んでいて言ったなら、これは、鳩山大臣としては大ヒットだ。褒めてあげてもいい。
他方、日本郵政に関しては、日本政府、つまり国民が株主で、その資産は適切に処分しなければならないわけだし、その際の説明責任があるのは当然だから、「民間会社」であることを楯にとって、情報開示を拒むことはおかしい。入札の経緯についても、国民に説明できるような形を取る必要がある。この入札について方々に「守秘義務」を作ることは、不適切だ。それに、日本郵政は、まだ十分に信用できる会社とはいえない。
また、入札について、説明が出来ない、公開できないという状況は、不適切な処理があったのではないかという疑いを喚起する。
売却される施設に関する雇用の確保が大事なのかも知れないが、それなら、事業売却までの期限をたったの2年に限定したことが不可解だし、損得の上では、個別に資産を高く売って、雇用は日本郵政が面倒を見る方が安く付きそうだ。それに、それこそ民間会社なのだから、法律に「雇用に配慮すること」とあるとしても、現在の雇用を今の形のままで絶対的に守ろうとすることはおかしい。
それにしても、最大の問題点であり、まだスッキリしないポイントは、日本郵政(あるいは旧郵政公社)が、民間企業であれ、公社であれ、どうして資産を安く売りたがるのかだ。たとえば、オリックス・グループに、官庁も含めて郵政OBが雇用されているような事例があれば、事情がスッキリ分かるが、今のところそのような報道はない。
売り手(日本郵政株式会社)・買い手それぞれのメリットは何で、実際にどのようなことが行われたのか、今後の事実の解明に期待したい。
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いつも楽しみに読ませていただいています。
時事通信のニュースを見て『6億円/1.4%=428.6億円』と計算してしまいました。
メリルリンチの成功報酬、最低6億円=「かんぽの宿」売却で-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000145-jij-pol
ユーザーとしては定額貯金でオプションを安売りしているのと同じセンスのように感じられて不安です。。。
たくさんのアイテムを高く売る場合は
まず単品で高く売れるものは売ってしまう。
そして残ったものを福袋にして売ってしまう。
のがベストだと私は思います。
あれだけの資産を一括での入札になりますと
資金がない人は手が出ません。
アドバイザーの利益相反、郵政の一部幹部の背任が生んだ経済詐欺事件です。未遂に終わってますが・・・
とはいえ、今の経済状況だと、簡単にファイナンスが付かず、台所事情が苦しいオリックスは、結果としてお流れになってハッピーという感じでしょうか?
すべての入札者が平等に扱われることはない。
応札した会社が、その後も継続してその事業を
運営できるかどうかも審査されるので
(当たり前だが)途中でバンザイしそうな会社には
いくら安くても預けられない。
今回の件を見れば、手続き的に瑕疵がないなら、
鳩山大臣の「安すぎて気にくわない」というのは
論点がずれすぎているような気がしてならない。
むしろ、何らかの意図(オリックスを悪者にしたいような)があるように感じられる。
一括売却して不良債権を早期に処分したい日本郵政(+管轄官庁の皆さん)と、抱き合わせ販売を飲んだオリックスの利害が一致した結果なんだから、
いまさら大臣がごちゃごちゃ言うのはおかしいと思う。
400億出すと言ったところを10分たらずの
面接(?)で落としたり、世田谷レクセンターを
最終入札の段階で外したりめちゃくちゃです。
しまいには日本郵政は「競争入札ではなかった」と
言い始める始末。
日本郵政もオリックスも最悪でしょう。
私も最初は鳩山さんがまたおかしなことを言い始めたと思っていましたが、今は拍手喝采です。
「かんぽの宿」のイヤな感じ 田中良紹
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090209-01-1301.html
あと、植草一秀氏のブログでいろいろ追求しているのが参考になるかと。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
いずれにしろ、国民にとって不利益が無いように取り計らってもらいたいです。
私も多くの人目に触れる文章を多少は書くことがある身ですが、表題って難しいですね。「掴み」として強い印象を与えるとともに、文章の主題を的確に表すようにする必要がありますから。
科学論文のタイトルだったら
「かんぽの宿」問題の論点整理
位になるのでしょうが…
郵政とオリックスの関係はこのサイトに書いてあります。
安く売り過ぎだ、と言う批判に「いや、作るときにお金をかけすぎたんだ」とか「赤字施設だから通常より安く売らざるを得なかった」とか。。
赤字に関しては山崎さんが書かれたように、雇用を郵政で引き受ければいいだけの話ですし、過去にいくらで作ったかは、最低入札価格を設定さえすれば、競争入札ならばあとは関係ない話でしょう。
単純に限界まで高く売るための努力をキッチリやったのか、という部分が問題になるかと思いますが、メリルリンチのアドバイザー料が云々とかまた下らない話が、説得力をもってしまうあたりも問題でしょう。
ここは外資のえげつなさを発揮して、民間から「高く買うように騙された!」と文句が来る位、より高く売りつけてくれれば良かったものを。。。
いずれにしろ民営化後退論はおかしいですね。株主のために最大限の利益を得ようと行動するのは当然で、それをやらずに株主が文句を言うのも当然、民間企業としてごくごくまっとうな形でしょう。今回ここまで問題に出来たのも、民間と株主の関係だからでしょう。有る意味で民営化の成果とも言えます。
しかし鳩山さんというのは小泉氏とはまた別の意味で変人のようですね。今後も色々やらかしてくれそうで楽しみです。
鳩山大臣の言うような出来レースならば、オリックスが世田谷レク込みで提示した105億円の段階で売却をしていたはずです。
HMIは19億円の負債を引き継がない条件でしか、オリックスと同等額の105億円を提示できませんでした。
鳩山大臣は相手が1社では入札にならないと主張していましたが、一般的な不良債権処理の入札方法を知らないんじゃないかと思います。
むしろ問題にするべきは、年間30億~50億もの巨額赤字を垂れ流している構造的なものについてでしょう。
なぜ、こんなにも巨額赤字が出てしまうのか郵政にはしっかりと説明責任を果たしてもらいたいと思います。
鳩山大臣はかんぽの宿は不良債権ではないと言ってますが、誰がみても年間数十億の赤字を垂れ流している事業は不良債権です。
これは関西の不動産会社の話ですが、シンジケートローンで資金調達をする予定だったと匿名で社長がマスコミのインタビューに応じていました。
たしか週刊新潮でも記事になっていましたね。
不動産業に詳しい人ならば、シンジケートローンで数百億の調達など眉唾でしか無いと解かるはずです。
この不動産会社は昨年の夏にオリックスに担保不動産を競売にかけられたとの噂も聞いています。
この不動産会社の社長を国会に呼んで、ぜひ事実関係について説明してもらいたいと考えています。
1万を6000万で買う業者→価格の偽装を証明している。
・年間収益(損失)で赤字を垂れ流すことを問題にし安い資産価格となることを強調しながら、建物の現場は「利益を出さない安い値段でやってま」と発言。
期待できるキャッシュフロー→収益還元価格はかなり高いことを示唆。
現場のおぢさんは個別不動産の収益還元価格を証明してくれる。おぢさんの話を遮ろうとした郵政職員は隠したいことがあることを証明してくれる。
・「企画入札」を「競争入札」と説明資料の文言を変えた。指摘されてから「より適切に変更」と主張するのは何を証明してくれるか。
やっかいな雇用をまとめて世話してくれる、ややこしいことは金融業者任せ、てっとり早い民間払い下げ。
そもそも、なぜ一括か。笑う。
これからですわ。
固定資産が約77億円あったものが、譲渡直前の9月末には僅か6.1億円になっています。
この前後の有価証券の変動にもご注目いただくと助かります。
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/10e460bb11bebe5cc78eb7382dd6d8dc
一方のオリックス、
子会社は違うのかもしれませんが、昨年の初のJ-REIT破たんでニューシティレジデンスが違約金支払いでこけた件、原因となった池袋案件にも絡んでいたそうです。順調なREITが巨額の買い物をすると早くから宣言し、予定通りというか黒字で沈没、なんとも不思議な事件でした。
名前が浮かぶといろいろでてきます。
おはようございます(いま12日5:45頃早朝です)
「かんぽの宿」の問題って、メディアによって取り上げたり、無視したり?して、すごい格差がありますね。
そんなとき、影響力のある山崎さんのブログが取り上げてくれてうれしいと思います。
①売却費が109億と安すぎる。
(そもそも、土地・建物代だけで2400億。
さいたまにある「かんぽの宿(ラフレ)」だけで300億するという)
②その売却先がオリックスなのはなぜか?
(オリックスの宮内社長は小泉改革路線に深く関与した人。
その会社に売るというのが、出来レースと疑われるのでは)
③売却にあたっての経緯が不透明である。
(一時は、凍結して自分のとこで調べるといっていた)
ということだったのですが、いま国会で、この審議を
はじめたら、
郵政会社が次々に後退して、ほぼ全面的に公開してきているんです。
おかしいといった鳩山さんの直感が間違っていなかったってコトが。
そこまでいっても、
こんなことを疑うのはおかしいといっている人たちがいる。
竹中さんを筆頭にして、まだまだ、いっぱいいますよね。
一連の疑惑がわかって言ってるなら、相当の新自由主義信奉者?だし、
わかっていないのなら、いままでの鳩山大臣への不信感が尾を引いているのかでしょう(笑)
僕も10日位前に、なにげなく追ってみたテーマでした。
山崎さんとほぼ、同じ意見でした。
それでも、読み込んでいくと、出てくるは、出てくるはって感じでした。
いづれにしても、これは
郵政民営化とはなんだったのか?
結果としてどうなっているのか?
を検証する意味のあることだと思いますね。
前者は入札結果が開示され、やっぱりオリックスの価格が現時点では高かったことが証明され、
後者はそもそも、かんぽ売却を安売りしなければならなかったのは民営化以前の郵政に問題があった(もっといえば政治家とかんぽ誘致が癒着していなかったか)などと併せて考えるべきだと思います。
民営化して株式上場を歌っているのなら、不採算事業をさっさと売却して株主価値を高めて上場させた方が、IPO利益を国家が享受できる。
五十億円の赤字でしょう。15倍と考えても七百五十億円の改善ですよ。
そっちの方が国民の利益になるんではないですか。
そして今国会での追及や報道によって次第に明らかになってきていますが、実際、売却の契約を締結するに至る過程は極めて不透明であり、とても「一般競争入札」などとは呼べないものであるようです。不透明さが増せばそれだけ、宮内氏(の会社)が私腹を肥やしている疑いが強まると考えるのは、理の当然です。
経済的には、「個別に資産を高く売って、雇用は日本郵政が面倒を見る方が安く付きそうだ」というご指摘はおっしゃるとおりと思います。そういう点も含めて、日本郵政が最善の方法を選んだかどうかという点でも疑問があります。が、今となっては、民営化の名のもと、政治に食い込んで私腹を肥やすことが行なわれているのではないか、という疑念に答えることのほうが遥かに重要だと思います。民営化をめぐる資産売却は今回に限られる話ではありませんから。
問題はないでしょう。
建築物なんて償却するわけだし
建設費と売却価格を比較するのは滑稽ですが。(赤字な事業なわけですし)
ところで、一番問題にすべきは
7割稼動でなんで赤字なのか
ということと
こんな赤字事業をガンガン建設した人って誰?ということだと思うんですが。
今は事後処理についてワイワイやっているだけですよね。
>問題はないでしょう。
というのはもっともなんだけど、そもそも、その前提があやしいと言っている訳です。
「競争入札」ではなく「随意契約もしくは密室の談合」だったのでは、という疑いがある訳で、不透明でおかしいから問題になっている。
前提が違うために議論が成り立っていないという典型ですね。この問題は。
賛成派にとっては、「国民の2400億を政治家と土建屋で食い物にして赤字垂れ流しをほっといていいのか。」と言う事でしょうし、反対派にとっては、「国民の為にかんぽの宿をつくって安く使えるようにしているのに、外資の手先や営利企業に安く払い下げして国民が損を被っている。」
という言い分でしょう。
どっちが正しいのかは、神学論争に近いものがありますね。
民意は、郵政民営化賛成だったはずですが、帝国の逆襲が始まったということでしょうか。
(アナキン危うし!?)
xtc4241さんの整理を参考にすると、白黒をはっきりさせることが出来るのは「③売却にあたっての経緯が不透明である。(一時は、凍結して自分のとこで調べるといっていた)」という売却手続きの問題でしょう。
そして付随的に出てきたのが、かんぽの宿のこれまでの運営のあり方であり、郵政民営化の適否の問題、ということでしょう。
郵政民営化について、私は、民営化が、遅すぎたし、中途半端だったが、現状では、このまま合理化するしかない(経営陣は変えたほうがいいかもしれません)、と思っています。
中途半端というのは、郵貯・簡保については、その形をとどめたままの民営化ではなく、基本は廃止で、ビジネス上の資産を処分すべきだったと思ったからです。巨大で非効率的な企業を雇用を維持したまま民営化してつじつまを合わせようとするのは無理であり、国民にとって無駄だったと思っています。
全銀協会長時代の西川さんなら、郵貯は民営化ではなく廃止(分割して事業売却してもいい)という意見に賛成してもらえたと思うのですが、その後、いろいろ事情があったのでしょうが、西川さんが日本郵政のトップに就くとは驚きました。
さて、限定された「かんぽの宿問題」については、はじめからオリックス以外に適当な買い手がいない、と売却側(日本郵政とアドバイザーのメリルリンチ)が考えていた可能性がありますが、一つには入札のやり方が公正だったのかどうか、もう一つにはバルクセールというやり方が適当なのか、また売却の条件が適当なのか、でしょう。
良くも悪くもキワドイ案件に慣れているオリックスは、今回の件では、ドジな尻尾を出すようなことはないのでしょう。
それにしても、お名前はあげませんが、郵政民営化に賛成だった数人の人たちのオリックス擁護というか日本郵政擁護というかの立論には少し驚きます。宮内さんや西川さんはいい人だという個人的な実感をお持ちなのかも知れませんが、本件については好き嫌いとはまた別に物事の適否を判断すべきでしょう。
日本郵政が完全に民間会社である(現実に民間会社ですが)としても、今回の売却のやり方に疑問を呈するのは当然でしょう(さすがに岸さんの文章には、鳩山大臣は大いに調査すればいいと書いてある)。
彼らの共通項が「新自由主義者」なのだとすると、妙に仲間の結束の堅い、奇妙な自由主義たちですね。私も自分のことを「ある種の新自由主義者」(敢えていえば、「ハト派で、群れない、優しい、自由主義」)だと思っているので、彼らを形容する言葉として「新自由主義」(特に「自由主義」の部分が)という言葉が使われることに少々違和感を覚えます。まあ、単なるレッテルなので、汚れたらべつのもの(言葉)に取り替えたらいいのでしょうが。
まあ捜査の進展を待ちましょう。
こんにちは(いま、12日pm5:15頃です)
>白黒をはっきりさせることが出来るのは
「③売却にあたっての経緯が不透明である。
確かに、あまりに問題が大きすぎて、
「かんぽの宿」の焦点が定まらなくなって、
全体がぼけてしまうってこともあるでしょうね。
そんな危険性も感じています。
ただ、その不透明さはある意味、決着がついているともいえる。
①一般競争入札だったといいながら、
混合?随意契約だったことが判明している。
②メルル・リンチになぜ高額で、アドバイスを受けなくてならないのか。
そして、彼らの暴虐的通達はなんなのか
(条件が変わっても文句は言わせない。
これを読んだら、承諾したものとみなす)
③最後の入札で、有料物件をはずしたにもかかわらず、
それより高い金額を提示したのは?
どう考えても、まともではないですよね。
白黒はついているといってもいいと思います。
国会でここまでわかってきているのに、テレビや新聞が
だんまりを決め込んでいるってことに、
僕はある意味、恐怖を感じざるを得ないのです。
そんなとき、山崎さんが、
自由主義者(、「ハト派で、群れない、優しい、自由主義」)の
自由な言論の健全さをあらわしていてうれしく思ったのです。
郵政民営化の賛成派も、反対派も、この問題をクリアにしていこう、
ということでは一致しているのですよね。
(本心はわからないですが・・・)
とにかく、大手メディアの今後の動向に注目しています。
2.民営化そのものが、独占的利権を政府の監視から外す行為である点
3.民営化支持者の説明する経済効果の解説が概ね強弁すぎて理解不能であった点
この3点から、僕も「何かあって当たり前」だと思っています。そういう状態で進められたものですから、きっと何か出てくるでしょう。
麻生総理が郵政民営化に対して距離をとっているのも、鳩山大臣と同レベルの情報を入手しているからだと思います。
なお、内閣を理事会だと考えるなら、理事会で多数決により賛成と決まった案件について、その後の総会(国会)で反対を表明することは執行部の意見不一致という事になりますので、個人の信条がどうであれ多数決後は賛成として行動するのが、会議体運営の常識であります。だから、麻生総理が賛成と反対と両方の立場を持っていてもなんら矛盾はありません。
わかるものの、確かに安く売りたがる姿勢は
全く理解できません。
オリックス1社の入札だったことが明らかに
なり、ほれみろ!という感じの展開ですが。
オリックスが悪いのか?
天下り、天上がり、談合…いろいろ根が深そうです。
いつになったらすべてがつまびらかになるのか。
どうもオリックスと親密な資本関係を持っている会社が
郵政の資産を鑑定した例もあるようですね。
どの程度オリックスが非合法なところに首を突っ込んでいるのかは
わかりませんが、かなり危うい橋をわたっている臭いはします。
ただ、山崎さんも少し指摘されている通り、オリックスは
もともとこういうビジネスに動ぜずにトライしていく社風
ですから、肝心のところは抑えてあるように思えます。
もしもドジを踏んでいたとしたら・・・大きな経済事件に発展
する可能性おお有りですね。
ともかくも、ごく庶民的感覚で言えば、オリックスや郵政民営化を
いまさら擁護する気になる人間はすくないのではないでしょうか。
それにしても官製施設の払下汚職疑惑って構図が明治の頃と
ほとんど変わってない。面白いところでもあり、
情けないところでもあります。
どうもオリックスと親密な資本関係を持っている会社が
郵政の資産を鑑定した例もあるようですね。
どの程度オリックスが非合法なところに首を突っ込んでいるのかは
わかりませんが、かなり危うい橋をわたっている臭いはします。
ただ、山崎さんも少し指摘されている通り、オリックスは
もともとこういうビジネスに動ぜずにトライしていく社風
ですから、肝心のところは抑えてあるように思えます。
もしもドジを踏んでいたとしたら・・・大きな経済事件に発展
する可能性おお有りですね。
ともかくも、ごく庶民的感覚で言えば、オリックスや郵政民営化を
いまさら擁護する気になる人間はすくないのではないでしょうか。
それにしても官製施設の払下汚職疑惑って構図が明治の頃と
ほとんど変わってない。面白いところでもあり、
情けないところでもあります。
まず、結果として数十社が呼ばれており、圧倒的高い値段で落札しています(報道)。現在の不動産市場の環境と、資産の内容に鑑みれば、相当数のビッダーに懸命にあたったと考えていいはずです。この手のオークションで、これ以上の数のビッダーにあたることは事実上ないでしょう。
価格についてですが、当たり前ですが、簿価は全く関係ありません。そんなことは不動産評価でも会社評価でも、オークションプロセスでも常識です。何十社も入札をした「マーケット」での最高価格がオリックスの入札額だったわけです。売れなければ、郵政グループと国民がこれからも赤字をしょいこむだけです。
(なお、面接が10分かどうかも関係ありません。関係あるのは価格です。その価格を修正する意思があるか、条件に対する姿勢を確認することは、何時間もかかるものではなく、10分も話せばわかることもままあります。)
本件をこのようなかたちでストップさせるなら、鳩山さんは、オリックスに代わる、さらに高い価格を出せるバイヤーを絶対に連れてくるべきです。それができないなら、何十億もの毎年の赤字の責任をどうとるんでしょうかね。100億でもお金が入れば別の投資もできたはずです。
あと、プロセスをすべて開示することが所与となっていますが、こういうことは、どうしても必要なら「裏で」勝手に(こっそり)やってほしいものです。今回のようにパブリックにやることは笑止千万です。この手のオークションでは、入札者も入札内容もすべて秘密で行うのが常識です。今回の件で、すべて開示されることが前提となってしまえば、入札をそもそもしなくなるバイヤーが今後は多数表れるでしょう。入札の事実や入札の内容は、入札するさまざまな事業者・投資家にとっては、いろいろな意味をお互いにもつからです。
入札者が今後減ると、価格があがらなくなります。より本質的には、今後の他の資産の売却プロセスに大きな影響を与える可能性があります。したがって、郵政の事業改革・スリムアップのプロセスそのものに、大変ネガティブな影響を与える論調になっていると思います。
残念ながらすべて国民負担です。今のところ。
当事者の方々(郵政、オリックスなど)はとにかくお気の毒と感じます。こんなことになるなら、もう誰もやりたくなくなっちゃいますね。
誰からも疑われてしまうだろう。
まさに、小説のタイトルが当てはまる、或る疑惑が浮き出てきます。
我田引水ですね。
政治家やメディアには、私達が知る芳もない情報が入ってくるのでしょう。
したがって、「赤字イコール不良債権」と決め付けるのは早計だと思います。仮に不良債権で無いとするならば、最終手段であるバルクセールをいきなりやっちゃうのはもったいない話だと思うんですね。
ところで、かんぽの宿有馬ですが、オリックスに売るぐらいなら我々に売ってくれと地元の観光協会が名乗りをあげたそうですが、かんぽの宿有馬って数あるかんぽの宿の中でも特に人気のある超優良物件じゃないですか。そんな優良物件「だけ」を競売無しに売ってくれだなんて、これこそ虫が良すぎるのではないかと思いました。
人気ブログの「貞子ちゃんの連れ連れ日記」
http://angel.ap.teacup.com/newsadakoblog/
山崎さんも寄稿されてるダイアモンドオンラインでの岸さんの記事
http://diamond.jp/series/kishi/10027/
上記二つは、郵政、オリックス悪くないという意見の代表ですね。
他の郵政、オリックス悪者論も色々読みましたが、
真実は分かりませんね。。。
小泉元総理が、最近の郵政パッシングに焦っているというような感じもありますし、この問題に関して郵政とオリックスに全くやましいところがない、ということはないのでは、というのが本当に直感ですけど私の思うところです。
かなり、日本の根深いところの問題(政財界+ヤクザの癒着)にからんでいるとなると、入札が白紙に戻され
西川社長が辞めて終わりということになるかもしれませんね。
そもそも「今回の問題は民営化したから発生した、だから民営化にも反対だ」と二つの話をくっつけて論じている人っているんですかね。少なくとも自分は聞いた事無いです。
総理も過去に反対していたと言っているだけで今回の問題とくっつけて論じているわけではないでしょう。
くっつけているのは鳩山さんを批判している規制改革派の人だけで、民間同士の取引に政治がケチをつける事は民営化を後退させる、と意味不明な反論をしているだけです。
根本的な問題として、所管の省庁として文句をいっているだけではなく、株主として損失を株主に与える事は許さない、という主張がメインのはずです。株主として、というのは要するに民営化を前提として今回の取引に文句をいっているわけです。
岸さんという人もダイヤモンドオンラインの記事でなんかおかしな方向にいってますね。民間の取引では株主に損害を与えてはいけないことなど、当然の話です。
これ以上意味不明な擁護を続けるのであれば彼がこれまで批判してきた抵抗勢力と同じ穴のムジナに成り下がります。道路利権と同じ理屈で「民営化利権」はゆるさない、と皆は批判しているのですから。
本来であれば規制改革派の人が先頭に立って民営化を汚すような行為は許さない、と批判すべきでしょう。
というかネットはゴミタメとかの発言はネットで意見を表明している人間としてはありえない発言なのですが。。
そもそも「今回の問題は民営化したから発生した、だから民営化にも反対だ」と二つの話をくっつけて論じている人っているんですかね。少なくとも自分は聞いた事無いです。
総理も過去に反対していたと言っているだけで今回の問題とくっつけて論じているわけではないでしょう。
くっつけているのは鳩山さんを批判している規制改革派の人だけで、民間同士の取引に政治がケチをつける事は民営化を後退させる、と意味不明な反論をしているだけです。
根本的な問題として、所管の省庁として文句をいっているだけではなく、株主として損失を株主に与える事は許さない、という主張がメインのはずです。株主として、というのは要するに民営化を前提として今回の取引に文句をいっているわけです。
岸さんという人もダイヤモンドオンラインの記事でなんかおかしな方向にいってますね。民間の取引では株主に損害を与えてはいけないことなど、当然の話です。
これ以上意味不明な擁護を続けるのであれば彼がこれまで批判してきた抵抗勢力と同じ穴のムジナに成り下がります。道路利権と同じ理屈で「民営化利権」はゆるさない、と皆は批判しているのですから。
本来であれば規制改革派の人が先頭に立って民営化を汚すような行為は許さない、と批判すべきでしょう。
というかネットはゴミタメとかの発言はネットで意見を表明している人間としてはありえない発言なのですが。。
バラ売り不可、一括売却....
私が思い浮かべたのは、南ヨーロッパの片田舎なんかの観光地でのお買い物です。
気になる商品があるが、明らかにふっかけている。
店主は、店にある他の商品を足して「これと一緒でxxでどう?」などと持ちかけてくる。でも、それは正直、要らない。要らないというと、別の商品をもってきて、必死にアピール。ついでにじゃあこれも、と更に別の「死蔵在庫?」を持ち出してくる。
ああ、じゃあ、それは要るけどこっちは要らなくって、もうちょっと安くなんない?
というゲームをお互いに愉しむのですが、ただしお人好しのニホン帝国臣民たる私は、「やっぱ要らない」とは言いにくくなって、得したのか損したのか。
断るのがサムライですか?それとも笑顔が二つの方が真善美ニホン人でしょうか。
アラブの観光地では、交渉が膠着したら、紅茶を取り寄せて、一服なんだそうですね。
お友達は、さんざんあれこれ持ってこさせて数量増の割引から単価を割り出して「じゃあ、その一個ちょうだい」とやっていたようですが。
やっぱ、一括って、ロシアの財閥への払い下げとか明治時代の官営工場の払い下げのイメージが払拭できないです。
要は「その程度のもの」なんでしょうね。
・木村剛(経営コンサルタント)
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10199001291.html
・堀江貴文(元ライブドア)
http://kikuchi-blogger.blogspot.com/2009/02/blog-post.html
・菊池雅志(ジャーナリスト)
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51470986.html
・藤沢数希(元ゴールドマン)
http://blog.livedoor.jp/usamiyasuyuki/archives/52272130.html
・宇佐美保幸(税理士)
ザッとブログ検索して、その中から「鳩山蔵相が間違っている」と
指摘してるもので肩書きや氏名が明らかなものを集めてみました。
新聞やテレビ、雑誌では「怪しい」「不透明」「疑惑」という気も
しましたが、上記の記事を読むと、むしろ鳩山氏のほうが理屈が通
ってないように思います。
なんでしょうかね。
経営というより投資家感覚の発言なのではないでしょうか。
保有するタイヤメーカーでかなり含み損があったみたいですし、
高値でも109億と聞いてイラっとしたのでは(笑)
本当に何か確信めいた裏がある、またはあったのでしょうか。
エントリを拝見してから興味が沸き、今後の進展が待たれます。
自分はこの件に関し郵政会社側からあまり反論と
いったものが聞こえてこない事に疑問を感じます(誰
かが妨げているのかも知れませんが)。今厚労省が
ネットでの医薬品販売を規制しようとしている事に
楽天やケンコーコムが懸命に反対の論陣をはっていま
すが、それが「民間」というものではないかと思いま
す(自分は医薬品はフォローも含めての商品だから、
ネットでもコンビニでも売るべきではないと思います
が)。郵政会社は民営化したといっても「お上」意識
がまだ抜けていないのかも知れません。
それぞれについて考えると、「透明性」については山崎様が本文で述べておられるように問題があるんでしょう。「価格」については高いのか安いのか釈然としません。かろうじて日本郵政派から聞こえてくるのは、「オリックスの提示額が適正価格であることはありえる」という話であり、あくまで「適正価格であるかどうか」については直接言及しておりません。
こうやって見ると日本郵政派のいう「価格」理論というのは論拠として弱いのです。にも関わらず日本郵政派が相当数いることを考えると、
「鳩山大臣って嫌われてるんだなー」
と思っちゃうんです。
そもそも、ブロガー(志望)さまがおっしゃるとおり、日本郵政が株主への説明責任を果たして、透明性と価格の妥当性について正々堂々と説明してくれれば、こんなあやふやな論拠に基づいた議論なんてそもそも不要なのですがね。
もともと郵政民営化に反対していた勢力は狂喜乱舞しているのでしょうか?
今日のTV番組で石原のぶてる議員が、郵政民営化のおかげで半年間に4000億円以上の税収があったと話していました。
赤字のかんぽの宿が売却されていれば、将来的に更なる税収も確保できたのでしょうに・・・・
国民の資産を二束三文で売却してしまうことは論外ですが、国民資産の上に胡坐をかいて税金を貪るような郵政見直しには反対です。
国民の資産である郵政会社の企業価値を高めるということは、郵政事業の将来キャッシュフローを増大させるということです。
キャッシュフローを低下させるような政治介入や官僚の天下り会社を改革すること無しに国民資産を有効活用することはできません。
今売ら無い方が良い合理的な根拠はあるんだろうか。
当初100億の不動産を500億くらいで売らせれば、国民の財産を守ったと言う事で拍手喝采を浴びたはずなのに。。2400億以下ではいずれにせよ批判がくると言う判断なんだろうか。。。
こんな物件を郵政に残した所で利権なんか無いだろうに。もし民営化を辞めた所でいずれにせよ売らざるを得ないんだから今売ったほうが良いのに。。。嗚呼バカばっかだ。。。
こんばんは(いま15日7:10頃です)
「かんぽの宿」白紙撤回。
これは当然でしょう。
国会での質問になんら、反論できなかったのですからね。
ところで、メディアの状況。それも、日曜日のテレビを中心としたものです。
TBS)
時事放談=張本人の鳩山総務大臣が登場。
外国資本に日本の資産や文化が壊されることがおかしいと思っていた。
フジテレビ)
新報道2001=鳩山さんに直撃取材。
「かんぽの宿」でけでなく、郵政4事業についてまで言及。
NHK)
日曜討論=小野党まで含め6等の郵政の是非を問う。
この問題の追求の主役の保坂のぶとさんも
参加し、さえた議論を展開。
テレビ朝日)
サンディ・プロジェクト=「かんぽの宿」一切ふれず。
日本テレビ)
番記者=「かんぽの宿」一切ふれず。
東京12チャンネル(土曜日)
ニュース新書=「かんぽの宿」一切ふれず。
こんな状況でした。
郵政民営化の是非まで視野に入れるべき問題なのに、
こうまで、扱いの違いがあるんですね。
ちなみに、同じTBSでも、サンディ・プロジェクトでは、ふれなかったようだ。
同じ局であっても、その扱いはプロデューサーによって、スポンサーによって異なるってことがわかった。
そういえば、サンディー・プロジェクトのスポンサー
はオ●ックス生命でした(笑)。
>ちなみに、同じTBSでも、サンディ・プロジェクトでは、ふれなかったようだ
は
>ちなみに、同じTBSでも、サンディ・モーニングでは、ふれなかったようだ
です。訂正します。
だったはずですから(それにしては数が多すぎだが)
簡易保険加入者が納得していて、簡易保険加入者
にのみ優待価格が付帯されるとするのならば、
別にそれはそれでいいんじゃないか、と言う気も
します。
株主たる国に取っては儲からない話かもしれないが。
かんぽの宿は簡易保険や郵政の収入外で建設
されたりしたなら、話は多少ややこしくなって
くるかもしれないけど。
ま、タレント経済評論家として食っていくのでしょう。
このブログは愚者の楽園です。さよおなら。
http://www.m-kiuchi.com/2009/02/09/kaikakuriken/
もしかすると、麻生さんよりも好印象になることを狙っているのでは・・・。
民間の取引に大臣が口を出すなというが、国民の財産についての不透明な取引で安く売却されようにしてても口を出してはいけないのか?
オリックスが109億円が一番高かったのだからそれが適正な価格なんだよというが、競争入札ではなく談合だったとしても、一番高いならそれで文句言うなってか。なら、自治体の談合もスルーでいいですね。
今のまま赤字を垂れ流すならさっさと売った方がいいって? でも、最近は赤字が少なくなってるし、赤字って減価償却費によるものでキャッシュがあるなら問題ないのでは?
かんぽの宿を切り離すことに賛成(売り方が適切でない)
麻生さんに郵政民営化に対する批判をされて、急に冬眠から覚めて怒り出した人がいますよね。業績を否定されたというのもあるでしょうが、いわば死に体の総理にあれだけ食ってかかるのもどうなのか、自民党にとってまずいんじゃないかと思っていましたが、裏の理由があるならわかります。
手下の岸さんとかもテンションが上がりすぎて冷静さを失っているように見えるのですが、彼らにとってすごくまずいことが尻尾を見せようとしてるのかも。総務相はここで踏ん張って、構造改革に対する「本当の抵抗勢力」を炙り出して頂きたい。
http://diamond.jp/series/kishi/10027/
2chのニュース速報などネットでは、元政治家への東京地検の捜索もあるかもしれない、疑獄事件になるのではと大騒動になってるのに、テレビ・新聞はほとんどスルーの状態というのは異常だと思います。オリックス生命などがスポンサーの番組は分かりますが、それ以外でも、全体的に圧力があるのでしょう。もうテレビは信じられません。
でも最近は、若い人はネット世論に敏感だし、若い人がおばあちゃんおじいちゃんなど家族にも話すから、テレビや新聞が報じなくても、国民全体も徐々に分かっていくと思います。
慶応の学生はこんな“教授”に何を学ぶというのだろうか。
それは既得権益者の代弁でしょうね。
主張が変わってきて、この頃は、本音の「売らない」を前面に出している。始まりは、この安い時には売るべきでないと言ったのだが、竹中氏に、他のものも安くなっているのだから、「かんぽの宿」を売って、他の安くなっているものを買えば全く問題なしといわれ黙った。そして、簿価と売値の差を前面に出したがこの頃はあまり言わない。
当然だ、負債まで引っ付けて売るのだし、人件費負担を2年分ぐらいさせるのだから、それだけで600億かかると入札の会社社長が推定をしていた。安い買い物ではなさそうだ。
15日(日曜)のTVでは、かんぽ加入者へのサービスだから宿泊費は安くて採算が取れないのも当然とばかりのことを言っていた。民間の生保等で宿泊サービスを売りにしている所があるのだろうか。加入者へのサービスは、掛け金のダウンか、満期配当のアップであるべきで、特定の利用者だけが得をするような不公平なサービスは許されるべきではないはずなのに、それを擁護するような言を平気で言っている。(また、この不公平な加入者への還元を容認する投稿が散見されるが正気なのだろうか)彼は頭が良いらしいから、分かっていて言っているのだろう。売りたくないだけの話である。
そもそも「かんぽの宿」はなぜ発想されたのか。土建国家の政治家たちが、地元に引っ張ってきて、土地成金を造り、土建屋を太らせるための道具であったといわれている。そして天下りを受け入れて、それらを全て、かんぽ加入者に払わせている装置でしかないのだから、加入者は怒らなくてはならないのに、鳩山総務相を応援しているざまである。猫だましにつられている。また、「かんぽの宿」は、近隣の旅館等の民間施設を圧迫している存在で、しかも国への貸し出しの金利から損失が補填されているのだから、税金で応援されている旅館に客を奪われているのが実体ではないのか。
総務相の出自からも、既得権益層の代弁者と見るべきだろう。彼らの祖父である、鳩山一郎は「統帥権の干犯」を政敵攻撃のためだけで主張し、結果として軍部独裁、日米開戦の路をつけた端緒を開いている。なぜ弁護士とか政治家の一家があれだけの財産を持っているのか不思議で仕方がない。昨年の3月ごろだったか、1万3千円ぐらいの株価の時に、総務相だけで40億下がったと言ってたように思うが、こう言う人はいろんな既得権益があるのだろう。
あと、こちらの発言の方でしょうか?
>店主の話を読んでると、報酬の話ばかり強調されているように思うのですが、人生って、金だけなんですかね。
民営化しても、国有、のまま、なのではないのでしょうか、ようしらんのだが。死神のタカ派のハトに、ストップをかける権限、あるいはストップをかける既得権がある、のは、かんぽ、が、残念無念なのかもしれんが、まだ、わしら大株主様の「財産」であるから、ですね。問題は、手続き、だけでしょう、あとは、民意、ですな。
結論として、政権交代汁! ということで、いいのでしょうか、既得権など、野、にはないわけでっから、もちろん、金もないでっけど。ジェニだけや、おまへんやろ、人生。一言で言えば、心意気、でんがな。
赤字の垂れ流しは内容を見ないと分析できないのでは?その資料を開示できない以上、赤字だけで判断するのは、どうかんがえても無理があります。
郵政は、NTTに対するようにもっと「日本郵政」に対して指導力が発揮できないものでしょうか?
とりあえず、すべてのお金の流れを白日のもとにさらす法律ってないものなのでしょうか?監査法人とか無理?
おはようございます(いま19日2:35頃超早朝です)
週間現代の「かんぽの宿」を扱った記事の冒頭に、
このブログが引用されてますね。それも太字で(笑)。
いろんな意見がありますが、この問題は、
熾烈な戦いになるでしょうね。
なにしろ、郵政民営化のご本家小泉さんまで登場。
18人の手下まで連れて、これを追求しようとしている
麻生政権を恫喝したのだから。
でも、これは自ら墓穴を掘りそうです。
麻生さん批判だけだと思ってた手下も、定額給付金にまで反対といわれたら、
ちょっと待って!ということでしょう。
小泉クーデター不発といったところでしょうか。
いま恐ろしいシナリオは、麻生さんが政権を投げ出して、
4番目の自民党政権ができる。
そして、総務大臣を換えて「かんぽの宿」を
うやむやにしてしまうってことでしょう。
でも、9月までに政権交代が行われたら、大丈夫かな?
この問題について、東京新聞でいっています。
≪小泉構造改革は「財政再建」「債務整理」の名の下に、大量の国有資産を市場に放出させた。
「払い下げ」のうまみを知る者たちには、未曾有のビジネスチャンスだったらしい。
目を凝らすと驚くべき実相が見えてきた。それも氷山の一角だろう。
ヘロヘロ大臣の失態に目を奪われている場合じゃない≫
ここまできたら、そこまで、視野にいれるべきだと思いますね。
みんな忘れているだろうが、姉歯建築士の耐震偽装事件を思い出してその経過を振り返れば、扇動された熱中が結果として出鱈目な国交省の規制になって、景気を不当に低下させたかが分かる。
2ちゃんねるよりはましだが、「きっこの日記」に欺かれ、民主党の馬渕議員の大疑獄事件のような大立ち回りに乗せられて、結局大した罪でないヒューザー、木村建設、イーホームズを市中引き回しの罪に問う田。綜合研究所の内河所長を問い詰める馬渕は、大向こうをうならせる積りの所作をやっていたが、結果は姉歯建築士の単独犯であった。ヒューザーを破産させ、綜合研究所等の経営に大打撃を与えた馬渕は、何らの謝罪もせず未だに民主党の切れ者で居座るわけである。
本来は、国交省の建築審査における「構造計算プログラム」が改造可能のまま売り出した罪は全く追求されることなく、本当の罪人は野放しのままである。
なぜこうなったか、それは煽られて猫騙しに引っかかり、ことの本質を考えなく、興味本位の大立ち回り見たさで1方向についていったからである。
岸氏の指摘は正しい。
リクルート江副さんもホリエモン、村上ファンドもそう。オリックス宮内さんもあわせて、彼らに共通して言えるのは、「新興系の勢力である」ということ。
「新興勢」というのは、それだけで一般大衆の「嫉妬の対象」になる。「嫉妬感情」に加え、「アメリカからの圧力」「アメリカ資本主義の陰謀」の妄想が重なると最強。官僚機構を敵にまわすような存在だと、旧エスタブリッシュメントからも足をひっぱる動きが出てきて、もうどうにもならない。
○ちなみに、オリツクソは、通期純益150億円だそうで、150円置くんちゃいまっせ、残念! であります。どうも、五百億を超す損失が、関連会社、にあるそうであります、俺たちの宮内、ご愁傷さま。
○旧日本郵政公社が売った178物件のうち、少なくとも7割の施設は、転がされていた、そうです、竹中氏も転がすのはうまいそうですね、あやかりたいものです、上手に転んだのは俺たちの中谷氏でっけど。総額115億での、一括売却、だそうですなあ、なになに、東急リバブル、リバブルって、まんま、やがな、なになに、穴吹、おいおいほにゃらら塾の、ま、しょゆこと、はどがんでもええね。しっかし、千円が4900万(数字ビミョー)に、お転び、でっか。沖縄尚学高校って野球がつおーい学校でしたかね、損して得とれ。
○日本郵政としては、「わしら、地面師とかではありまへんのや、ご勘○ご勘○」、ちゅう話やそうだが、「帳面より、たこううれましたら、どうか、ご勘○ご勘○」、ではない、ではないかね、オリツクソバルク、の方は。
固定資産税評価 856億7600万円。
簿価 123億7200万円。
○減損処理、ちゅうのは、まあアリとしても。
オリツクソの一次入札は、195~245(数字ビミョー)億円の提示、でっしゃろ、なんで、入札、で半額、に減りまんのん?
世田谷レクの、ハズシ、は、11月20日、でありまして、それまでは、譲渡施設の変更はおまへんかつた、らしいやおまへんか。
○かんぽの宿の経営による赤字は、
毎年、約31億円減っている
って、カイゼン、やがな、劇的な、西川さん偉い。
○オリツクソのシノギ、については、じぇんじぇん知らんのだが、不動産再生会社、なんつーのもやってるのかなあ、メリルみずほ、とか、どっかで見たけど、そのあたりは、わしゃ、知らん、店主と菊地くんにまかす。トラスチーとの130兆話とかは、ケタがでかくてさっぱりわかりまへん、一円ぽっぽのシモジモでは。
言われてみれば、大した罪ではない、ような気もしますが、アリの一穴、ちゅうたとえもあるように、ガラガラと瓦解することもありますのでしょうなあ、大きな話というのは。
結局、民営化したところで不正はなくならないという、言葉にしたら至って当たり前のことですね。
鳩山大臣に人徳がないばかりに...
ほ~、確か始めの頃は、安すぎるといった。売らないメリットは何なの?今売らないと、1年毎に、40億円赤字だからそれだけ上乗せして売らねば損が増えるだけである。
不当に安いという人は、いくらなら売るの?買い手は?過去の公社時代の不正じみた話がなぜ今出るのか、考えればわかる。官僚に戻りたい連中がわんさかいるのだよ。
来年、150億、再来年190億・・売れないときは、鳩山財閥が買うべし!と言われないために「売らない」と言うのだろうね。
菊池雅志氏のブログ
http://kikuchi-logger.blogspot.com/2009/02/blog-post.html
マスコミとしては、煽った方が読者が喜ぶと読んでいるのだろう。(ここのコメント欄にも雀喜して、ダーティだと主張している人が沢山おられるが、マスコミの読みピッタリ的中なり)
紹介がダブってないかと調べたら、14日に「おれだよ」さんが紹介なさっているのだが、敢えて再度ご紹介しておこう。このフリーのジャーナリスト菊池氏は決していい加減な人ではないらしい。経過話は、もともと私の想定していた構図に当てはまりすぎているので、少しこの構図を批判的に見るようにしようと思っている。
しかし、安いと言ったのだから鳩山大臣は、109億より高く買う会社を紹介すべきだ。そうでないと国民に損をかけてるよ。
黒字化するには、赤字施設60箇所の管理者を平均3人減らせば、たぶん天下り官僚だと思うので1人1000万とすると、18億削減できる。かんぽの宿事業本体の赤字は14億なのですぐ黒字化できる。本部管理要員も赤字分の人を減らせばよい。これは民間企業がおこなっているリストラだ。さらに、かんぽ生命の利潤で買ったかんぽの宿は、かんぽ生命に戻して加入者に還元すべきだ。
郵政民営化は、特定の一部の業者のためでなく、国民のための民営化にすべきだ。
菊池氏の文章を全文コピペして、「引用」だの「抜粋」だのと書いてます。貞子という方は一応ライターではないのですか。著作権というものを知らないのでしょうか?菊池氏はプロのジャーナリストですよ。菊池氏が自身のプログに自身の責任で執筆・掲載した文章を、貞子が無断で全文転載することがどれほど異常な行為か分かってないようです。最低限のモラルすら守れない人間に、誰かを批判する資格など無いでしょう。
根拠を明らかにせずにこのような穏やかでないことを書くのはどうかと思うんですが。
再開発工事が進んでいる東京駅前の旧東京中央郵便局を視察し、重要文化財の価値がある建物を「米国流の利益追求主義で壊してきたのは国の恥だ。国辱ものだ」とおしゃっているそうです。
私は、どちらかというとオリックスや外資系投資銀行とかにあんまりいい印象をもってないんですが、今回の件に関しては、そういう悪者役にされている方に同情気味です。
山崎さんは、安く売っているとおっしゃてますが、高い買い物だという意見も結構あります。
世論もマスコミにいいように振り回されているような気もします。(抵抗勢力だとか新自由主義者とか)
今回ばかりはオリックスに分があるかな...と。
で、ブレるついでに。
かんぽの宿。利益追求でないせいか、およそ魅力的でない建物(あれの建設費が??みたいなの、実に多い)も数多い。がんばっているところもありますが、そうでないところも。泊まったこと何度かありますが、社員食堂とかNHKに迷い込んだような気分でした。
あの「官のにおい」は、とりあえずヤです。
オリックスさんに、ハケン向けネットカフェにでもしてほしいですね。儲かるのかは知りません。
で、私もお大臣を真似てブレると。南青山辺りに、瀟洒な建物に混じってお国関連のなんたら会館って結構残っているのですよ。関連施設だったりするのでお国は「広義の強制ではない」「業者のやったこと」というかもしれないが、建前上泊まれることになっているが使われているところを見たことない会館とか、入居者1世帯?の仮官舎もどき、とかあります。
あれこそ、地所さん辺りに売り飛ばしてもらって、地上70階のビル建てて、イケアにでもしてほしいです。
お国のも特殊法人も、土地の有効利用を阻むのは国益に反しまする。
ましてや地価がホントの値打ちの10倍位の世田谷区まで広げると、そういう広義の「ムダ物件」が山ほどあります。ああいう特殊なんたらよりオリックスさんを仕方なく支持。
http://d.hatena.ne.jp/digicon/20090306/1236276317
糾弾されるべきは、そんな不便な所にかんぽの宿を作るようにさせた力でしょう。多分、亀さんなどに繋がる政治家・・ということも想像されるのですが。決まりですね。大臣が既得権益代弁であること明白です。
>旧郵政ずさん入札…実態ない会社・不参加業者に「売却」(読売)
記事に出てくる名前は、リーテック、駿河ホールディングス、コスモイニシア、
レッドスロープ(社長はリーテックの役員も兼ねる)。
以下読売の記事引用
「06年2月の一括売却のうち37件の売却先は、いずれもリーテックと記されているが、同社はそもそもこの時の入札に参加していない。」
引用終わり
もう一つ、記事には名前が挙がっていて、その名前は、大学のセンセになつたらばすつかり正義派におなりになられた、明大高木勝、である。俺たちの正義派高木先生はそりゃもう大変にご立腹であらせられ、
「資産管理がでたらめ!」
とご発言なさっておられます。
こがんな手続きに疑問を持たない不動産屋、なんてーのは、アウト! ですよ、ポンちゃん。レッドのタコ社長(灯台出)を国会に呼びましょう。
自分は国会中継で聞いたのですが、新たな疑惑が。。。
オリックスに隠れて、こんな企業が・・・
鳩山大臣がかんぽの宿の次に郵便局の建物の文化
的価値を言い出したのには少々違和感を覚えます。政
治が特定の企業の個々のする事にそこまで口を出すも
のなのでしょうか。「文化的価値を守れ」と言うのな
ら、総務省なり鳩山家で買い取ればとも思ったりもし
ます。アメリカがビッグ3やAIGに税金を与えたよ
うに「(影響他が)大きすぎる」から?
我々日本人には、精神がおかしいのではないかと思える大臣が吼えとる出済ませてしまうのだが、世界の人から見るとそうではないらしい。政治家が一存でルールを変えることが出来る「全体主義国家」に日本が見られる、すなわち投資をしてもどんな理由で資産凍結がなされるか分からない国家にされてしまうらしい。
http://agora-web.jp/archives/521394.html#more
(まだ、詳細が報道されていないので助かっているが)その意味からすれば、鳩山大臣はこのサイトに記されているように即刻解任されるべきであろう。日本の恥である。それは、滝川事件で学問の世界に政治が介入した文部大臣であり、統帥権干犯を政争の具として、軍部の専断を許した政党の党首であった祖父と同じ類である。
東京駅前に郵便局がある必然性って、ないと思うのです。明治村だか昭和女子大だかにがれきを持っていけばそれでいいのです。
あれが重要文化財なら、集票マシンの大樹全国会議(大樹会)は無形重要文化財でしょうかね。世襲公務員は人間国宝でしょうか。
「かんぽの宿」もいっそ全部まとめて国宝にしておしまい!と言いたいのですが、あの建築では無理か。それにしても、費用対効果がえらく悪いことです。
オリなんたらは好きな企業ではないですし、前職の勤務先では「いろいろ問題があるのでお取引を遠慮」してましたけど、「がれきも重文」のお大臣の愉快な仲間の食い物よりは、まだマシなようです。
私の提案は、国士計画さんに買ってもらって、オリンピックでも誘致してもらいましょうか。茶室も建てられないような風致地区でも高山植物の生地でも、立派なコンクリの塊が建てられた建国の英雄の出番です。
総務省の独自調査で、譲渡予定額の1.7倍の価格がついたとポッポは述べたと言う。
しかし、調査対象は黒字の宿泊設備のみ、従業員の雇用保証はなしだと言う。
この程度の男よ、総務相の地位にありながら、騙しの資料発表でしかない。恐らくは、オリックスと同じ条件で見積もらせたら、オリックスの方が高かったのだろう。だから、比較できない条件で査定額を出し、ほらオリックスはめちゃめちゃ安かったのだと言いたいのだろう。
店主、この男は頭は良くないよ、絶対に。ただ、母親がブリジストンの娘さんだったから相続財産を持ってるだけの、既得権益擁護まみれの男ですよ。
日本の恥!議員も辞めたらどうなんだろう。
結果が見えたきたと言ってた、「くまさん」何か言ったら。結果が出たのだから。詰まらん人の尻馬に乗らないことも大事です。
たびたびのご登場ありがとうございます。
総務省の業務改善命令を読んでみたのですが(明日UPのダイヤモンド・オンラインにも書きました)、これを検査講評として読むと、違法違反はないとはいえ、日本郵政の仕事ぶりには、明らかに不適切な部分があり、勝負は西川氏の負けに見えます。これだけ杜撰では指摘を受け入れるしかないでしょう。ただし、本当の勝者はポッポさんではなくて、総務省の役人でしょう。
総務省は西川辞任の実を取ればいいので、おそらくは西川氏が解任や明白な引責でない形で次の株主総会までに辞めるというのが「落とし所」ではないでしょうか。
たぶん、全ては総務省の筋書き通りでしょう(彼らは売却額なんて気にしていないでしょう)。ポッポさんは、獅子舞の獅子の面のような役割を果たしたに過ぎません。
これはこれで嫌な感じですが、おおもとは小泉内閣時代の郵政民営化が不徹底だったということなのでしょう。
「小沢氏を止めさせられるならば、理由は何だって良いのか?」
いずれも、「目的のためならば手段は何だって良いのか?」という疑問を突きつけている点で共通しています。
指摘されたようにバルクセールの必要はなかった
赤字だからテレビタックルでやっていましたが
ひとつの宿に支配人が5人いて
満室状態で客1.7人に従業員1人
民間会社になったのだからリストラするべきでしょう
鳩山大臣を批判する人を理解できません
いらっしゃいませ。
ご指摘の通り、「貞子・・・・」ブログから
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最近数日は、上記の(1)、(2)以外のトラック・バックが殆ど無くて、現在読者集めにに熱心な貞子ブログのトラック・バックが多くなっています。その他のマジメなトラック・バックを削除・ブロックしてこうなった訳ではありません。
当ブログの場合、コメント欄がオープンなせいか、(載せられる)トラック・バックが少ないのが運営しつつも少々物足りないところです。
面接で落とすほうが正常な判断だと思います。
うちの会社もさんざん買い巻くって
支払不能で破産したもんね・・・
麻生政権になってからの、アホネタの
一つになりそうだ。
とにかく、鳩山前総務大臣は
何をしたかったんだろう。
わけのわからんこといった挙句、
麻生首相に切られた。
馬鹿じゃないの
鳩山氏には、空気の流れを
きちっと読んでほしい。
結局混乱だけ招いて、
終わりにした元凶の責任は重い。