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山本モナさん、その他について考える

 アナウンサーの山本モナさんと民主党の細野代議士が、路上でキスをしていた写真を撮られ、また一緒に泊まっていたという事実について、報道された。また、山本モナさんのケースとどれくらい似ているのか違うのかは、定かではないが、女優の杉田かおるさんと、さる出版社の幹部社員(妻子持ちの50代の男性)とが、路上で口論して、その後、ラブホテルに入ったという一部始終が報じられた。

 これらの、どこが問題なのか、それとも、問題だということが不当なのかは、案外はっきりしない。

 山本モナさんのケースについては、知り合いの雑誌の記者によると、取材する側では、山本モナさんを追いかけると何らかの男性絡みのニュースを取れるであろう可能性が非常に高いだろうと言われていて、彼女を追いかけたら、たまたま細野代議士との関係が出てきたという事であったらしい(正確な確認は取れないが、そのような事情と聞いている)。全くの推測だし、それで、山本さんや細野代議士自身の問題が軽くなるわけでもあるまいが、そういうことであったらしい。

 細野代議士には、奥さんがいるので、山本モナさんとの関係は、「不倫」であると、報じられている。今のところ、細野代議士も山本モナさんも、何もコメントしていない。特に、細野代議士については、コメントすることから逃げているという批判があるが、批判されて当然なのかも知れないし、このようなことに対して、コメントは不要なのかも知れない(どうなのだろうか?)。

 恋愛あるいは、一時的な気分に任せて行動することに対して、当事者(たとえば細野氏の奥様)ではない第三者(週刊誌の読者など)がどうこういうのは筋違いの話かも知れないし、細野氏の場合は選挙民に選ばれた代議士だから、私生活にいたるまで、有権者に対して報ずるべき価値があるのかも知れない。この辺り、当事者と、第三者とを、どのように整理したらいいのかは、難しい問題だ。
 
 ただ、現状のような世間の反応があることを前提とすると、山本モナさんについても、細野代議士についても、この事件の影響は小さくない。彼らに関わるスタッフに、とっては、ある意味では生活を脅かされるような、相当に迷惑な話であっただろう。

 山本モナさんに関しては、マネジメントする側が、彼女の性欲を無難に処理してあげる手段を考えるべきだったのかも知れないし、細野代議についても、似たような事情だったのかも知れない。ただ、たとえば、山本さんの事務所のマネジャーあるいは、彼女を起用したプロデューサーなどにも、家族は居るわけだし、彼女が起こしたスキャンダルは、彼女以外の関係者の生活にも大いに影響しているから、問題は、彼女の自己責任ということでは整理しきれない公算が大きい。
 
 さて、それでも、彼女や細野代議士のような人々のニュースを報じる事に対して、どのような価値があるのかは、なかなか難しい問題だ。

 一つの仮説として、私は、第三者には関係のない話だから、メディアは彼らを放っておけばいいのではないか、と思うのだが、どうなのだろうか?

(コメントでは、ただの感想や、他人の意見への批判ではなく、個々の人の責任に基づく「自分の意見」をお聞きしたい)

<注:当初、「細野代議士」を「細川代議士」と誤記しており、ご指摘によって、訂正しました>
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コメント
 
 
 
私見 (BAMBOO)
2006-10-04 04:52:47
菅氏のときはホテル代に税金が使われていたかどうかが問題になりましたが、今度はそういうことがなければ、オッケーでしょう。



もちろん、不倫は奥さんが許すかどうか、船田氏のようにそれで政治的生命が影響されたって、それは自業自得、まさに政治的責任でしょう。



女性は、政治ネタを扱う番組に登用された途端ですから、それは自重すべきタイミングや立場を忘れているというところで、アウトだと思います。



不倫で、相手の奥さんに法的責任が生じるようなところも失念するのは、バラエティ芸人ならまだしも、硬派番組でスキルを上げて行こうというにはちょっとお

バカすぎると思います。



杉田氏のまったくプライバシー問題と当事者双方少し違うという理解です。

 
 
 
細野代議士では (蓬莱)
2006-10-04 05:26:24
細川代議士ではなくて、細野豪志衆院議員ではないでしょうか。わざわざ仮名にされているのでしょうか。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-10-04 07:27:38
不倫しようが何しょうが知ったこっちゃありません。個人の自由でしょう。ただ自分の行動に責任を持つのは当たり前です。彼らは注目される職業ですから、マスコミが騒ぐのはしょうがない。もしかして、互いにそのスリルを楽しんでたのでは?
 
 
 
タダ乗り疑惑 (びーとぴあの)
2006-10-04 08:09:53
おはようございます

 僕が思う今回の問題点は、一緒に泊まった翌日JRで(京都らしい)一緒に出掛けているのですが、山本アナは窓口で切符を購入し、代議士はそのまま改札へ向かったそうです。・・・・つまり不倫旅行なのに議員の権利を用いて「タダ乗り」しているそうです。この点は、全面否定されてるようです。

 写真週刊誌は、この点は絶対的な自信があるようで写真も公表するようなので、代議士はさっさとタダ乗りの件についても謝罪して、料金を返納して欲しいとは思います(そんな問題ではかも知れませんが・・・。)

 僕は大阪在住なので、関西ローカルの情報系番組を観れる訳ですが、山本アナについては(印象として)あまり好かれてなかったのかな・・・?と感じさせる辛口のコメントが多かったです・・・。関西の辛口の情報番組「ムーブ!」出演されていた時から、そんな空気はありました・・・。
 
 
 
バラエティー (がくりん)
2006-10-04 09:27:14
有名人の私生活を暴きたいという,単なるバラエティーもしくはワイドショー的感覚でしかないと思いますね。

モラル的にそれが問題があるかどうかは別にして,モナさんに関してはマスコミに対して謝罪会見を開く必要もないとは思いますね。

代議士の先生については,自身に投票してくれた人には申し開きする必要はあるのかなぁ~と思ったりもしますが。



議員特権の問題も・・・難しいですね。私も会社から定期を貰って通勤してるわけですが,それを土日に自分が遊びに行くのに使っても咎められないわけで。

議員特権に職務のみとか言う規定があるとか,旅行代を別請求したというのであれば別ですが,仕事でどこへでも行けるパスを貰った人が,仕事以外でそれを利用するのは咎める問題ではない気もします。



清廉潔白も行き過ぎると,堅苦しいだけの世界になってしまうと思ってるルーズな人間が思ってる感想ですが。
 
 
 
バラエティー (がくりん)
2006-10-04 09:29:10
有名人の私生活を暴きたいという,単なるバラエティーもしくはワイドショー的感覚でしかないと思いますね。

モラル的にそれが問題があるかどうかは別にして,モナさんに関してはマスコミに対して謝罪会見を開く必要もないとは思いますね。

代議士の先生については,自身に投票してくれた人には申し開きする必要はあるのかなぁ~と思ったりもしますが。



議員特権の問題も・・・難しいですね。私も会社から定期を貰って通勤してるわけですが,それを土日に自分が遊びに行くのに使っても咎められないわけで。

議員特権に職務のみとか言う規定があるとか,旅行代を別請求したというのであれば別ですが,仕事でどこへでも行けるパスを貰った人が,仕事以外でそれを利用するのは咎める問題ではない気もします。



清廉潔白も行き過ぎると,堅苦しいだけの世界になってしまうと思ってるルーズな人間が思ってる感想ですが。
 
 
 
Unknown (がくりん)
2006-10-04 09:30:12
UPが上手くいかず,多重投稿になってしまいました。

申し訳ありません。
 
 
 
マスコミよ!もっと大人になってくれ。 (名無し)
2006-10-04 09:54:19
私も今日の朝の電車で、文春の中吊り広告で「他にもある山本モナの不倫」といった主旨の見出しを見て、「こんなことをざわざわ週刊誌で取り上げて、今後の日本に一体なんの関係があるんだ?」と疑問に思ってしまいました。



今回の様な、マスコミが低俗な話題を取り上げる時に「見る側がいるから仕方がないんだ、結局日本人の意識の問題だ」との意見が必ず出ますが、私はそれは流す側の言い訳だと思います。国民の要求、欲望がいつも全て正しいわけではないので、ある程度の良識を持った人間がコントロールすべきです。この様な低俗な話題は「敢えて取り上げない」意識をマスコミの側に持っていただきたいと思っております。



かつてフランス大統領に愛人がいたのに、フランスでは退陣要求も起こらず、マスコミもほとんど反応せず、ほとんどのフランス人が「それは個人的なことでしょ」と反応したそうですが、私は日本人、また日本のマスコミにもそれくらいの「成熟」が必要だと思います。





しかしながら、「不倫」が話題になった場合に、不倫の対照によって扱うマスメディアがどう変わるかを色々と考察してみると面白いかとも思いました。



芸能人-芸能人:これは3流女性誌などでいいでしょう

キャスター-キャスター:写真週刊誌程度

政治家-政治家:テレビネタ?どうなんでしょうか?

芸能人-キャスター:??

芸能人-政治家:??

キャスター-政治家:週刊文春



個人的にはいずれのパターンも全く興味ありません。芸能人同士はかってにやってくれ、といった感じですし、キャスター、政治家は仕事で判断されるべきだと考えています。
 
 
 
単なるゴシップでしょう (鴨葱)
2006-10-04 10:01:00
当事者である代議士にも女性アナウンサーにも特に興味のない小生にとっては、単なるゴシップ。当事者が自己責任でリスクを負うのであれば、好きなようにやれば良いのではなでしょうか?ただ、別の方が指摘していたように、税金や議員特権の部分で公私混同があるなら、それは問題ですが、その部分ですら、”個人の心の問題”のために、税金でまかなわれる公用車やSP、秘書をともなって参拝に言った前首相の支離滅裂さに比べれば、かわいいものかもしれません。
 
 
 
いいポジションだったのに (kuro-mizu)
2006-10-04 10:51:10
細野議員は民主党でも出世頭だったと思います。



それだけに残念ですね、



僕もモナさんとならつい(間違え?)を起こしたくなる気持ちも充分すぎるくらい理解ですますので・・・



静岡5区、ちなみに私の選挙区は静岡7区です。

次の選挙は城内 実さんが狙うかもしれませんね@@



 
 
 
Unknown (boby)
2006-10-04 11:18:04
個人的には全く興味ありません。ただ、騒ぐメディアは商売でやってるので、需要がありかつ、社会的に許容される範囲の取り上げ方ならやれば良いと思います。商売抜きで良質な報道をやってくださるNHKがこんな話題を取り上げてるって言うなら別ですが。

もっとも公益に関わる議員さんがハニートラップに掛からないよう用心する為にも少し細野さんには痛い思いをしてもらったほうがいいかもしれません。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-04 11:51:52
皆様



コメントありがとうございます。



先ず、細川ではなく、細野代議士ですね。ご指摘ありがとうございます。エントリーの文章を訂正しておきます。私は、人名の記憶が弱いのですが、気を付けなければなりませんね。



全体的に、この種の不倫報道にうんざりしている気分が良く分かりました。ただ、それがある以上は、当事者は、当然気を付けなければならない。集約すると、そういうことのようです。



ただ、今回も含めて、この種の事件で私が気になるのは、山本モナさんの場合、どこかの事務所に所属しているのかどうか分かりませんが、細野代議士の場合、彼の支持者やスタッフが居て代議士業が成り立っているわけで、彼らの不注意が、周囲の方々の生活にも影響していることです。



タレントのスキャンダルはよくありますが、タレントの売り出しに努力してきた事務所のマネジャーなどは、「たまらない」だろうなあ、と思うわけです。傍目には、彼らこそが、可哀想な感じがしています。
 
 
 
Unknown (選挙区の民)
2006-10-04 12:02:23
報道関係の女性と議員職にある男性が特別な関係、この点が問題だと思います。高度な情報に接する立場にいる議員が報道関係の人間と深い関係にある。特に細野議員は西山太吉氏と本を出版しています。西山事件・外務省機密漏洩事件については、十分に知っていたと思います。それでも関係を持った。この際潔く職を辞すべきだと思います。不倫については要らない情報です。今の時代珍しいことではありません。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-04 12:34:47
選挙区の民さま



確かに、「報道関係者」というところは重要ですね。(私はタレントとしてしか見ていませんでしたが)この点については、細野議員は少なくとも釈明ないし反省を述べるべきでしょう。



細野氏が議員を辞職すべきかどうかは難しいところですが、山本モナさんのニュース番組降板は(TBSは今のところ降板でなく休養といっているようですが)、報道番組としては、妥当な処置でしょう。
 
 
 
re: (waremokou)
2006-10-04 12:50:08
はじめまして。



>知り合いの雑誌の記者によると、取材する側>では、山本モナさんを追いかけると何らかの>男性絡みのニュースを取れるであろう可能性>が非常に高いだろうと言われていて



こういう見方をする人に卑しさを感じます。



>山本モナさんに関しては、マネジメントす>る側が、彼女の性欲を無難に処理してあげ>る手段を考えるべきだったのかも知れない>し



余計なお世話だと思います。人を商品価値で見ようとすることには反発を覚えます。



彼女の性欲という言葉に、女というものに対する理解の程度が伺われます。
 
 
 
ビジネスとしての危機管理 (george)
2006-10-04 13:27:41
>山本モナさんに関しては、マネジメントする側が、彼女の性欲を無難に処理してあげる手段を考えるべきだったのかも知れないし、細野代議についても、似たような事情だったのかも知れない。



基本的に余計なお世話とは思いますが、こういう事態になるとやはり迷惑をこうむる人が出てきてしまうことを考えて、事務所などが無難な人をあてがうというのは聞いたことがあります。

業界人には様々な人が寄ってくるのでしょうから、そういった危機管理が必要なビジネスだという認識はあっていいと思います。



 
 
 
全く問題ナシ (chop_shop)
2006-10-04 13:38:50
これは



①窃視はやっぱり面白いぜ~

②おいおい、あの野郎代議士様のクセにやらかしたぜ~

③しかも女もかわいいぜ~



とみんなが思うだろうと思ってテレビ局が親切に流してくれただけで、代議士もモナさんも雨の日にちょっと飛沫がかかったのと同じようなものだと思います。



このことはお笑いのコントのようにさらっと消費されて、来週には急速に忘れられていって終了です。



モナさんはビートたけしの事務所じゃないでしょうか?
 
 
 
では、私が名乗り出ましょう (beta)
2006-10-04 14:22:25
性欲処理係りに
 
 
 
なし (Unknown)
2006-10-04 14:45:11
>山本モナさんに関しては、マネジメントする側が、彼女の性欲を無難に処理してあげる手段を考えるべきだったのかも知れないし、細野代議についても、似たような事情だったのかも知れない。



私もこの表現はちょっときついな、と思いました。「テレビに出る人間としての、今後の男性とのつきあい方を教えてあげる」などでも良いんじゃないでしょうか?



>細野代議士の場合、彼の支持者やスタッフが居て代議士業が成り立っているわけで、彼らの不注意が、周囲の方々の生活にも影響していることです。



確かにそうですが、例えば今日のニュース取って見ても「スケート連盟会長の職場の事務員」とか「飲酒運転で懲戒免職になった警察官の家族」などもある意味生活が脅かされているわけですが、細野代議士の関係者やこれらの人への同情よりは、冤罪被害者やその家族、また犯罪被害者の経済的社会的被害の方がよっぽど同情に値すると思うのですが。





あとついでですが、よく山崎様の表現で「~のような人は人間のくず」とか「~の様なことをする人は卑しい」とか仰るのは、公の場で仰るのはちょっときつい表現じゃないかと個人的には思っております。人間の一側面だけでそこまで蔑まれるの厳しいかなと思います。
 
 
 
狙われるべくして、狙われた (山崎元)
2006-10-04 15:52:00
皆様



確かに、「彼女の性欲を無難に処理してあげる」は言い方として、幾らか露骨であるかも知れませんが、男女を問わず、タレントを擁する事務所では頭を痛める問題のようです。



昔のように、こうした問題が、完全に表に出ないようにするというのは、昨今では難しいようで、ガイドラインの設定の仕方や個々のタレントに関する対策が大変のようです。



私が話を聞いたことのある、あるマネージャーさんによると、彼の事務所では、女性タレントに対して、「男と付き合ってもいいけれども、不倫だけは(反感を買って商品価値に響くので)厳禁」といった指導方針だとのことでした。



また、男女を問わず、タレントは「商品」の側面を持っています(プロジェクトとしての代議士にも同様のことがいえますが)。これは現実です。ビジネスの一般論として、本人も、自分のためだけではなく、自己管理するという意識が必要なのだろうと思います。もちろん、それは、事務所の側での問題ですから、外からとやかく言う問題では無いかも知れません。



また、直接取材した方に聞いたわけではありませんが、取材者に近い方からたまたま聞いた話では、山本モナさんについては「マークすれば、必ず何かが出てくるだろう」という風評が以前からあり、マークしていたら、たまたま細野代議士が出てきた、というような経緯だったようです。フォーカス、フライデー的な活動の良し悪しは別として、狙われるべくして狙われた、ということだったようです。



また、彼女を起用した番組も、調べが甘かったか、管理が下手だったか、何れにしても、ビジネス的な失敗があったことは確かです。
 
 
 
「人間のクズ」 (山崎元)
2006-10-04 16:10:47
「人間のクズ」、「卑しい」といった表現について、公の場で使うのは、一方的できつすぎるのではないか、というご指摘がありましたので、私の立場を説明しておきます。



私は、人間は、その人の行為と一体だと思っています。従って、その行為がヒドイと思えば、その行為主体である人物を「クズ」と言って差し支えないと思いますし、「人間のクズ」という表現が、実にピッタリ来ると思うケースが時々あるのも事実です。



ただ、同時に、人間は変化するものでもあります。



ヒドイ行為を悔いて、行動を改めた人間は、もう「人間のクズ」ではありません。それが分かるように、たとえば明確に反省して、行動を改めてくれれば、その時点以降に関して、その人を「クズ」と呼び続ける気はありません。



振り返ってみると、私自身も、「クズ」と呼べるような行動をしたことがありますし、それを後悔することもあります。仮に、「クズ」と呼ばれれば、それはその通りと思えばいいのであって、その後を改めればいいのだと思っています。



言葉の使い方は人それぞれであり、私は、「クズ」とか「卑しい」と言いもするし、言われることも構わない、という緊張関係があっていいと思っています(一方、常に怒って身構えているのは、ばかばかしいとも思いますが)。



但し、メッセージを適切に伝えるという意味では、受け手側が抱くイメージについても、想像力が必要ですね。ご指摘は、貴重な参考意見として、折に触れて思い出させていただきます。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-10-04 17:56:37
すいません、山崎様のファンとしては特に攻撃する意図で書き込みしたわけではございませんので、お気を悪くしないでください。



山崎様の書籍やこのブログなどを拝見しておりまして、例えば(正確には覚えておりませんが)「自分が儲けるために顧客に明らかに損な商品を売りつける様な金融マン」とか「妬みでその人を判断する人」のことなどを「くず」とか「卑しい」とか仰っていたと記憶しておりますが(他にも使用例は沢山あるでしょうが)、まあ確かにそうなのでしょうが、何度拝見しても見る度に「ちょっと厳しいな」と思っておりましてついでに書いたまでですので、悪気はありません。



 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-04 18:15:16
Unknownさま



多少の緊張感を以てご指摘を受け止めましたが、もちろん、「気を悪く」などしておりません。自分の立場を整理するいいきっかけになりました。



自分では気づきにくい「我がふり」に気づかせてくれるのが、ブログのいいところですね。



ブログに書いてみて、ご指摘を受けて、書き方にスキだらけであることに気づくこともあります。



ともすれば「いい気になりやすい」職業なので、有益であります。
 
 
 
狙われるべくして、狙われた ? (Unknown)
2006-10-04 18:26:33
民主党には少なからずダメージがあるでしょうね。しかし、自民公明の議員に関する下半身スキャンダルがマスコミを賑わすことはまれで、情報操作が行われているのではという疑念が消えません。相手が細野とわかった上でのタレコミがあった?と思わせるようなタイミング。民主がコケて一番喜ぶのは…

それにしてもマスゴミの偏向っぷりもすごいですね。
 
 
 
高杉晋作 (maru)
2006-10-04 18:43:28
新聞・雑誌等で気に入った文章を手帳に記しています。9月2日の日経 春秋で「弁ずるなかれ吾非是」(論ずるなかれ人の是非を 自分と人とどちらが是か非か その判断は天に任せよ)高杉晋作のこの考え?に共鳴する私には「人間のくず」という表現はちょっと酷な響きです。
 
 
 
一定の価値あり (ECO)
2006-10-04 19:00:46
一民間人である女性の方はともかく、公人たる代議士の方は、選挙民に正しい情報を伝えておくという意味で、報じることに一定の価値はあると考えています。



露見すれば周りに多大な迷惑をかけることを欲望に負けて行っていた点だけでなく、自分も相手も有名人なのに路上でキスするなどリスク管理が全く出来ていない点で、代議士としては勿論、ごく普通の社会人としても、何か大事なものが抜けていると考えざるを得ません。



彼の選挙区の有権者の中で「そういう人間だったら投票しない」と判断する人もいるでしょうから、今回の件が「報道されるべきか、されざるべきか」という問いには、「されるべき」というのが答えだと考えています。



私は静岡の住民ではありませんが、「民主党に政権をやるとこんな奴が重要ポストに出てくるのか?」というのが、小沢民主党に期待していた私の感想です。
 
 
 
おおいに結構だと思います (亡者)
2006-10-04 19:48:14
はじめまして。活況なようで、読むのもうんざりかもしれませんが、私も一言。



「報道すべきかどうか」と考えるならば、出版社としてはゴシップ紙で取り上げているわけで、なんら問題ないと思います。欲しい人に対価を頂いて営利目的で、適切な媒体で情報(?)を提供しているわけですから。経済的には合理的です。



倫理的にも、問題ないと思います。二人とも公に出て、公に露出することによって高い報酬を貰う仕事なので、仕方ないのではないでしょうか?



政治家はタレントじゃない!という向きもあるかもしれませんが(私もそう思います)、現実には政策に投票している人もいるにしても、候補者の「人柄」や「印象」に投票している人もかなり大きいと思われます。また、そういう面を全く勘案しないで投票する人も少ないと思いますので、政治家がタレントのような有名税を支払うのも、タレントのように選挙活動をしている以上仕方ないのではないでしょうか(論理としてはちょっとあやしいですね)。



従って、経済的には「報道すべき」であり、倫理的にも(たぶん)容認されると思います。



個人的には、政治のお仕事がしっかりしていれば、不倫していようが、なんだろうが私は全く気になりませんし、関心もありません。



 
 
 
有難うございました!! (まさくん)
2006-10-04 20:55:01
こんばんわ、山崎先生。

昨晩、僕が希望したエントリーが採用されるとは、夢にも思わなかったので、何だか、山崎先生からプレゼントを頂いたようで、とっても嬉しく思っています。

(あの、山崎先生は、とっても早起きなのですね。)

皆様よりの、たくさんのご意見があるのですが、僕はやっぱり、山崎モナさんは、その年齢を考えると、やはり、「節度をわきまえない、ふしだらな人間」としか見えません。

細野代議士に、奥様とお嬢さんがいらっしゃるのは、当然、知っていただろうし、それに、自分が不倫を結んだら、自分を登用して頂いている番組関係者に、大変なご迷惑がかかるし、かつ、細野代議士の円満と思われるご家庭を崩すことにつながるのは、十分に理解していたと思います。

したがって、自分の見解では、山本モナさんは、潔くメディアから引退し、今後の身のふり方を考えるべきであると思います。

そして、細野代議士は、今回の件で、自己管理がキチンとできないことを露呈したのだから、政界から引退して頂きたいと考えました。

(個人的には、家族を裏切る人間は、最低であると思います。)
 
 
 
(@。@;)誤記有り、失礼しました!! (まさくん)
2006-10-04 21:22:17
>山崎モナさん



「山本モナさん」でした。

大変に、申し訳ございませんでした。
 
 
 
プロではないでしょう (しまぼん)
2006-10-04 21:28:01
個人的な感想としてこのお二人は、人の目に触れるかどうかに関わらず、また、人との競争という観点でもなく、ただ自分の能力なりにでも自分の道を極めようと真剣に生きる方ではないということです。

だれしもふと何かを頼りたくなる時があるものですが、自分のおかれている立場や時勢、仕事の重要性を考えると、それらに対する"集中力さえもちあわせていない"ということでしょう。

極めてプライベートなことではありますが、人間は毎日多くの錯覚の中で生きており、多くは、自他による様々な方法で形成されたイメージの中で生きています。多くの人がこれらを見てどう感じるかも自由ですし本人たちが不利益を被るとしてもただそれだけのことです。

 
 
 
Unknown (ダム)
2006-10-04 21:28:06
ニュースキャスターサイドは彼女の失墜によって、食を得ることが脅かされる可能性があるのならば、彼女の雇用者がそのリスクも勘案した保険を掛けておくべきだと思います。

彼女自身が不倫したことはどうでもいいので放っておけば良いのではないかと思います。



代議士に関しては不快を感じます。徹底的に叫弾して、代議士の職を剥奪される機運を醸成しても良いと思います。本件で、彼はメディアに追われて満足に仕事もできないことでしょう。彼には我々の税金が相応に掛かっており、それが無駄になっています。また、不倫がばれたらこういう状況になるのは分かるはずで、その程度の才覚が無い人間や、そういうリスクを勘案できない人間が国政に携わることを許容したくありません。先の植草先生のようにこの手のことに病的で、他のリスクが見えなくなるようでしたら尚更です。彼は論文の質は愚行によって変質しない、エコノミストではありませんから。



ただ、メディアの報道姿勢としては、この国(に限ったことではないかもしれませんが)の人々は権力者のスキャンダルが大好きみたいなので、プライバシーや名誉を毀損しない限り、積極的にやるのは当然だと思います。
 
 
 
想像力の欠如 (inaka1030)
2006-10-04 21:42:06
今回のような場合、政治家としての仕事がしっかりしていれば、「不倫のことをことさら騒ぎ立てる必要は無い」というご意見の方が少なからずいらっしゃるようです。



ここで私が問題にしたいのは想像力の欠如という点です。屋外でおおっぴらにキスをしたら、自分と相手の職業を考慮すれば写真誌に撮られる可能性は低くはない。その結果、民主党のホープと言われている自分の職業上の立場が脅かされる。また、落下傘候補として苦労を共にしてきた、妻や娘を傷つける。選挙区での女性票に悪影響が生じる。



相手のことを考えた場合でも、本来取材対象である相手と男女の関係を持った女性キャスターは番組を降板せざるを得なくなり、身から出た錆とは言え、彼女のキャリアに致命的なダメージを及ぼす。



この程度のことに想像が働かない、或いは働いたとしても性欲に負けて冷静に判断できないような政治家に一体何が期待できるでしょうか?
 
 
 
疑獄化にならないのか? (ゼイリブ)
2006-10-04 21:59:21
 今回の細野代議士の件を志って、私は、『毎日新聞

西村記者事件」を思い起こした。



 法曹や法学者、そして法学部出身者なら誰でも知っている有名な判例だが、細野氏の『寝物語」で、モナを通じて、国家機密が流出しているということはないでしょうね?



 心配です。
 
 
 
Unknown (wanko)
2006-10-04 22:12:17
こんばんは。

大筋で山崎さんのご意見に賛成です



しかし、私は根本的に考え方が違うのですが、不倫が悪いとはまったく思わないのです。恋愛(既婚、未婚にかかわらず)は自由だし、みんなひとりで生まれて、ひとりで死んでいくのだから、その短い数十年間、どう生きようと勝手です。ましてやいい年した大人同士の恋愛なんて、ご自由にどうぞです。私自身、他人のことなんて何の関心もないし、ふ~んというかんじです。



とはいえ、不倫(恋愛?)に対し、ご批判される人が多いので、では不倫はいけないという仮説を無理に自分の中でたてるとすれば・・

それでも、みんなが”いい子”でいる必要はないのではないでしょうか?こんな議員さんやキャスターがいるのも面白くていいと思います。仕事さえ、きちんとこなしていれば、全然OKです。

日本全国右へならへ左へならへでは、間違った方向に進みます。いい人、悪い人、真面目な人、不真面目な人、普通の人、変な人・・百人百様、いろいろいた方が毎日楽しく過ごせます。



殺人などの犯罪は絶対に許しませんが、不倫はさほど問題ありません。日本人ももっと自由に恋愛を楽しめばいいと思います。未婚でも既婚でも、おじいちゃん、おばあちゃんになっても・・。フランスみたいな国、いいですね。まとめると、極論ですが、そもそも結婚という制度自体も不要だ(又はどっちでもいい)と思います。

(すみません、最後は話の筋がかなり横道に反れました。お許しを・・。)



ちなみに私はアウトローではなく、ごく普通の真面目な?(笑)OLです。これでも、わりとお堅いお仕事しています。
 
 
 
よくないです (さやぴ)
2006-10-04 22:13:56
今回のこの記事を見て、私は凄く不快感を感じました。

今まで細野議員は爽やかな雰囲気でテレビに出られていましたし、山本さんもフリーになってこれからというのに。

特に、あのキス写真なんかは

細野議員の奥様やお子様が見られたら、

本当に傷付くのではないでしょうか。

そして、これから先テレビに出てくる山本さんを見ると不快感でいられなくなると思います。

二人のした事は、周りの方の一生を凄く暗くしたのでしょうか。

女・妻としての立場でコメントさせて頂きます。
 
 
 
報じることに価値在り (ヤスクロ)
2006-10-04 22:19:55
私は他人のプライバシーを報道することで利益を得る商売に対し、疑問を持っています。



しかし、この報道に関しては別であると考えています。



細野代議士は政治家であるので、選挙民の意思決定に影響を及ぼす情報は報道する価値があると考えます。若手・二枚目というイメージで活躍してきた細野代議士なのだから、今回の不倫報道は選挙民の意思決定に充分に影響を及ぼすと考えます(この考えの裏には、悲しいことに日本国民は政策や政治手腕ではなく、ビジュアルやイメージで投票する人間が、いまだ多く存在しているとの考えがあります)。また、政治家として脇の甘さを嫌がる人もいると思われる。



山本モナは報道番組に携わる人間(たとえマスコットであっても)であるから、報道の対象となる人間であり、さらに報道に公平性を求められる人間との交際であるから、報道番組の視聴者にとって有益な報道ではないだろうか。



立場や職業によって社会から求められる倫理というものがあり、そこから乖離した行動を報道することには一定の価値があると考えます。



 
 
 
誰がピューリタンなものか、、 (Dialectician)
2006-10-04 22:25:01
薄っぺらなエリートが堕ちてゆくのを眺めるのが楽しい、というのは多分全世界共通です(議会政の先駆者イギリスの夕刊紙なんか凄いですね)。権力側には丁度いいガス抜き材料、庶民には無料の娯楽。現に、自分も含めてこの記事への即時的大反応。いかにクダラナイ内容のゴシップでも取材・編集・報道の自由、言論の自由は尊重されなければならないと思います。

自分は、政治家は道徳的に高潔であるべき、などとは全く思いません。政治的に高潔であって欲しいだけです。企業における“所有と経営の分離”じゃぁないですが、近代でのマツリゴトにおける“僧侶と代表者”の分離も合理的だろうと思います。

元アル中とはいえ、今は大変ご立派な倫理的高潔性・家族愛最高!みたいな仮面を被る(それともマジ悔い改めてしまったか?)ブッシュに比べて、モニカなんとかチャンと仲良くしてしまったクリントンはよっぽどマシだと思います。クリントンは少なくとも“戦争”の名の下での人殺しを極力抑えていた。不倫をしない人殺しと、不倫する平和な政治家とではどちらが市民にとってマシか、なにをか云わんやだ。

性倫理について“大袈裟”になるのはピューリタンを自称するアメリカ文化の輸入だ(というと相当怒られそうですが)。妙に高潔ぶるからその反動が水面下で著しくなるのでしょう。ピューリタン原理主義である点でイスラム原理もキリスト教原理も同根ではないでしょうか。

一神教とは無縁の日本でも、そういう政治家などの不倫とかに、妙に手厳しい方々がいらっしゃいます。しかし、お前はそれほど高潔なのか!人間はおよそ多面的存在ではないか(単細胞生物ならきっと高潔だ)、と言いたくなります(←このブログに発言するであろう特定の個人にではなく、そういう層に対して)。キリスト教をけなしておいて恐縮ながら(ほんとはそうではなく原理主義をけなしてるだけです)ルカ伝だったかマグダラのマリア?(売春婦)に石を投げて殺そうとしていた群衆に向かってキリストが“この中で罪を犯したことのない者はいるか?”みたいなこと言ってたようですが、こんな感じ。

勿論この記事の主人公二人については大人ですからYourOwnRiskというだけの話。社会的に葬られてもなんら不思議ではない。彼女の性欲処理の手段を考える、というサーカスム・皮肉に対して、確かに男も女も性欲だけでデートするわけではない、という点で余計なお世話だと思います。しかし彼女は自ら好んで劣悪なマスコミに飛び込み、浸り、自己実現してきた者のひとりであり、明らかに自律的に自分を商品化したはずです。そして自分を商品化できて大いに満足していたのではないでしょうか。要するその程度の女でしょう、と思います。妻帯者と付き合う汚れたオンナ、と言って非難してるわけではありません。元々低俗なマスコミと知りつつそれを選び、それによって叩かれるのは当たり前だということです。

 
 
 
http://unzari.seesaa.net/ (うんざりだ。)
2006-10-04 22:58:03
おもしろそうなので私の意見を投稿します。

荒れてるわけでもなく、いろんな意見がでていておもしろかったので。

(ちなみに「うんざりだ。」はハンドルネームです。今回投稿用ではありません)



私は双方の立場を考えると、報道されてバッシングされて仕方ないと考えます。古い映画の007なんて、こんな話ばっかりだった気がします。(へんなたとえですが)

そこまで大げさではないにせよ(世界制覇のドクターなんとかだっけ?)、お互いの職務に与える影響を考えると普通は抑えるか、どこかできちんと精算するはず。精算しようとしてたのなら、いまからでもそういうべき。それが今のご家族につらい決断なのだとしても。

どっちつかずの風見鶏になるよりはもう少しはまっとうかもしれない。

そして報道側の女性に関してはなにをかいわんや。自分が「報道人」という自覚があるなら絶対に許されない行為。さきごろの最高裁判決で守秘義務の擁護が謳われたが、その前提にあるのは正しい「報道人」としての振る舞いが前提となる。それができない人間が(男であれ、女であれ)「報道人」の端くれであることは許されるべきではない。

私はそのように考えます。

なお「彼女の性欲を無難に処理してあげる手段を考えるべき」という発言に関しては、ほんとうにそういうひとがいるのを間近に知らないので(ぶおとこにはそういう経験はありえないのだ)、女性に対する蔑視かと思う反面、そういうひともいてもおかしくはないのかも、と微妙な感想です。
 
 
 
タイトルを間違えた。ほんとうは「私の意見」 (うんざりだ。)
2006-10-04 22:59:31
タイトルの通りです。

日本代表が負けたので酔っ払っていました。

失礼しました。
 
 
 
危機管理 (ぞな)
2006-10-04 23:30:32
不倫そのものよりその後の対応に興味あり。



細野代議士は発覚後の対応悪すぎ。

というか、このようなときに人間の本性が出る

 
 
 
Unknown (雪渓)
2006-10-04 23:48:49
 今回の事件は私には全く関係のない話でした。例のアナウンサーも代議士も初めて聞いた名前です。雑誌を見ていませんが新聞の最下欄にある雑誌広告の惹句を見ただけです。それでも私の中にある覗き趣味が一瞬満たされました。そして山崎さんのブログを見るまで事件のことは忘れていました。今回は私のツボに嵌りませんでしたが、好みのスキャンダルなら気にして雑誌を手にしたかもしれません。

 テレビで見かけるだけの人たちは、ゴミ捨て場で挨拶を交わすだけの同じ横丁の奥さんより深い関係にあります。芸能人の交遊録は国民的に共有された知識です。ところがゴミ捨て場で会う奥さんの人となりなんて何も知りません。そこまで知られたテレビ著名人は私たちにとって他人ではありえません。心理的に同じ世界に生きているといえます。町内の噂話好きのオバサンみたいな連中がメディアの世界に集まっています。彼らの業は黙っていることを許しませんし、私たちの業も聞かずには許してくれません。

 テレビ著名人と「知り合い」になることにうんざりした私は15年ほど前にテレビを捨てました。その分ごみ捨て場で会う奥さんと立ち話をしたりしています。今朝はグレてしまったお隣さんの息子の噂話をしました。心配してるふりして新ネタの交換です。くだらないですが、楽しいです。



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 「無難に性欲を」の件、私は大笑いしてしまいました。これは大傑作です。「無難」と親和性の低い「性欲」をつなげるのが文章家としての山崎さんの芸です。不愉快になった方がいらっしゃるようですが、ここは笑うところですよ。
 
 
 
私も一言 (ポンちゃん)
2006-10-05 00:24:53
「不倫報道の価値」ということですが、まず、今回の二人の行動が問題となる点を列挙してみると、



①細野議員の奥さんがかわいそうだ

②番組スタッフや民主党の関係者に迷惑をかけた

③不倫は犯罪ではないが、民事上は不法行為を構成する行為であり、山本モナさんは細野議員の奥さんから損害賠償を請求される可能性もある。このような違法行為に加担した細野議員は立法府の一員として不適格なのではないか

④不倫のときの交通費に公費を使っていたのではないか(細野議員側は否定)



といったあたりでしょうか。



この中で、①、②については山崎さんの仮説のように、「第三者には関係のない話」だと思います。



一方、③、④については、国会議員としての資質および国民の税金に関係することであり、この側面について有権者が関心を持つのは当然であるといえるのではないでしょうか。その意味で「第三者には関係のない話」ではなくメディアが取り上げるのは正当だと思います。



やっかいなのは、これら①~④の問題点は一つの不倫行為から生じたものであり、③および④の点について報道する場合にも「不倫」ということに触れずに報道することは不可能だということです。



結局、「不倫報道の価値」とはどの側面から報道するかにかかっているように思えます。
 
 
 
ん~ (古い人間)
2006-10-05 00:26:58
とても難しい問題だと思います。問題は彼女が報道キャスターと言うことと彼議員で民主党を支持するしないは別として税金によって給料が支払われる日本の代表の一人だからです。様々な方がおっしゃっている様々な意見見方はもっともですが、これは(不倫)もちろんモラルの問題です。しかし、これを第三者が言うことではないと決め付けると少し乱暴な言い方ですが法律に抵触しないことは被害者以外は口出しする必要はないということになりませんか?モラルという言葉が虚しくなりませんか?電車社内で騒ぎまくろうが、列を割り込みしようが、他人がとやかく言う問題ではないですよね?よく若い人達が言う人に迷惑かけていないからいいじゃん!と言う言葉をなんとなく思い出しました。拙い文章で失礼しました。
 
 
 
性欲を無難に (砂利道)
2006-10-05 00:45:29
「彼女の性欲を無難に処理してあげる手段を考えるべき」

めくら(変換できません)を目の不自由な人、朝鮮人を韓国(北朝鮮)の方、片手落ちは使用不可の今の社会では、この表現もアウトでしょう。
 
 
 
不法行為責任 (muso_masamune)
2006-10-05 01:00:36
自明のことかもしれませんが、不倫という行為は民事上の不法行為責任をとわれうる行為ですので、損害をこうむった者(この場合は代議士夫人)以外がとやかく言う性質ではないとも思いますが、一定の非難可能性を有する行為と考えられると思います。もちろん、代議士が結婚していることを隠していたりすれば別ですが。
 
 
 
Unknown (うんざりだ。)
2006-10-05 01:03:04
砂利道さん、ありがとうございます。

私のほうが名指しだったようなので、不適当な発言をしそうだったのですが、簡潔に行っていただいて助かりました。

ことばはむずかしい。

以上でここを退散します。
 
 
 
Unknown (Dialectician)
2006-10-05 01:15:19
遅ればせながら、ゼイリブ様の書かれた『西村記者事件』というのは『西山記者事件』の誤字ではないでしょうか。

西村事件というとゴミ・カスのような西村という弁護士が法律に無知な一般市民からお金巻き上げて弁護士法違反で挙げられたのに未だに議員してる、あと事件が思い出されます。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-05 03:32:28
皆様



この問題には、皆様のご関心が大変高いようで、ページビューが平素の倍くらいになっていますし、コメント欄も盛況です。まことに、ありがとうございます。



皆様のコメントを拝読して、改めて考えてみるに、本問題に関する、私の当初の印象は、「男女が仲良くするのは当事者の勝手だけれども、それぞれの立場を考えると(概ねビジネス的に)、お二人は、あまりに自覚が乏しかったのではないか(君らは、自業自得だけれども、周囲が可哀想だよ・・・)」という程度のものでしたが、何よりも(1)山本モナ氏が報道関係者であることの問題と、(2)細野代議士は、やはり有権者に対して通常人よりも多くの情報開示と行動の説明責任を負っていること、の二点は、看過できない、ということが分かりました。どうやら、私の当初の印象よりも、重大な問題のようです。



細野代議士については、その後、夕刊紙などを読むと、当初の、議員パスは一切使っていないという説明が、改札では一度使った、ということに内容が変わってきていることなど、対応の拙さが目に付くようになってきました。



一般論として、大きな問題で自分が批判されているときに、細かいところで自己を正当化しようとするのは、逆効果ですし、小さくても、この段階での嘘は本当に致命傷になる可能性があります(永田議員のニセメール事件を思い出します)。



また、彼が、ごく簡単なFAXで説明を済ませようとしたことも、対応としては下手だったのではないか、と思えます。



この種の問題で思い出すのは、将棋の中原誠名人の女流棋士林葉直子さんとの不倫問題なのですが、あの時の中原名人の対応は当時あまり好評とはいえなったのですが、自宅の庭で羽織袴で徹底的にインタビューに答えるという超正攻法のものでした。



世間は事実にあきれて、中原氏に対するイメージは大いに傷つきましたが、それでも、あれで沙汰やみになったのは、彼が逃げなかったからでしょう(さすがに、しぶとい受けと、楽観で、勝ってきた人だけのことはあります)。あの時の中原名人と較べると、細野氏の対応は、いかにも人間が「小さい」。



そもそも、政治家として当然のリスク管理が出来なかったことや、その後の縮こまり具合から見て、彼は、およそ国家を背負って活躍できるような人ではないのでしょうし、そもそも政治家に向いていないのだろうと思わざるを得ません。「べき論」以前の職業選択上のアドバイスとして、政治家は辞めた方が本人にも国民にもいいのではないか、と思いました。



尚、山本モナ氏の「性欲」について、幾つかご意見を頂戴しましたが、男女が平等であり、まして、山本モナ氏がジャーナリストであることを思うと、彼女をたとえば「女好きのオッサン」と同等の「性欲に負ける困った人」として扱うことは、まったく当然のことではないかと思います。(事実に照らして、それそのもの!なのですし・・・)
 
 
 
ふーん (通りすがり)
2006-10-05 04:01:13
多くの人が「不倫は個人の勝手」の認識が強いように思われます。ニュースの質としてはたいしたことありませんよね。ばかねってくらい・・・。でも、国政をあずかる政治家が不倫したらまずいでしょ。フランスの首相の愛人問題を取り上げないのがマスコミや国民の成熟度が高いなんてどこかのおバカさんが言ってるけど単に恥を知らない身を正さないルーズななだけでは?「信頼」はその人の行動言動から来るのでは?私生活は何でもありなんてちっとも思わない。年寄りの決まりセリフじゃないけど「世の中どんどんダメになるねぇ」がっかりです。
 
 
 
どうしても言いたくなって… (床屋政談)
2006-10-05 04:57:28
活況ですね。



エントリー本文中に

「他人の意見への批判でなく」とあったので、自重してきたのですが…



山崎さんの本文

「彼女の性欲を無難に処理してあげる手段を」と、

10月5日のコメント

「性欲に負ける困った人」に異論があります。



彼女(山本さん)は「恋愛」だと自己認識してると思われませんか?

山崎さんも当然それも踏まえてらっしゃるかと思うのですが、執拗にそういう表現を避けてらっしゃる印象があります。



往来でのキスという点に焦点を当てると「我慢できなかったんかい!場所は考えろ!」という意味で「性欲に負ける」という表現もアリかとも思いますし、



私自身も男性で、「性欲と恋愛は渾然一体」とか「恋愛とは性欲衝動の衣装・勘違い」という俗説も分からぬではないのですが…



とは言え、山本さんを必要以上に「欲ボケ」と表現するのは、ゴシップ誌に任せたほうがいいと思います。



一応、私のこの「問題」に関するまとめは、山崎さんとあまり変わらないですが、



あえて私の意見として自分が表現するなら「彼女の〈発情〉を、〈ビジネス上〉無難に処理してあげる手段を…」でしょうか。



さらに、あと1点加えるとしたら、こういうゴシップ事件を「恋多き情熱的な女性」として肯定的にとらえる回路がこの日本社会にもう少しあってもよいのでは、と思いました。



美貌と知性を兼ね備えた女性が恋多い…もしもそうなら、ある意味、羨ましくも素敵だとは思いませんか? もちろん、今回の彼女が、またお相手の彼が、その「役者」として、後処理ほか、人格的に(家族倫理的にでなく)水際立って格好よくあって欲しかったとは思います。(どうもお粗末なようですが…)
 
 
 
補足します! (床屋政談)
2006-10-05 05:41:39


どなたかがフランスのミッテラン大統領が、隠し子(と愛人)がいるのを記者に質問された際に、「うん。それで?」(私の記憶です)と返答し、記者も二の句がつげず、世間もそれで沙汰やみになった、というエピソードが例示されていました。



私の印象では、日本でこのエピソードが紹介される時、

「政治家は私生活でなく仕事で評価されるべき」論としてか、

「私生活に当事者以外がガタガタ言うな」論

が多いと思うのです。(実際、報道陣には周知の事実だったらしいですし)



ただ私はもう一つ、あったのではないかと思うんですね。

「ミッテランは、記者の直撃にもビビらずに、その女性との関係を広い意味で肯定した」(もっと言えば、「彼女自体」を肯定し、デンと守った)と。そういう色恋に関する太さ、私は好きです。



そういう意味で、細野氏は政治家としてだけでなく、男としても失格でしょう。(とは言え、では彼がどうすればよかったのかは分かりませんが・苦笑)



(一応、ミッテランがラッキーだったのは、本妻のお子さんがもう大人だったのも大きいかもしれませんね)



:::::::::::::::::::



あと、報道人と取材対象という意味では、スワローズの古田監督と中山アナもそうですよね(あの時に私は少し憤慨しました)。

それから、グリーンスパンさんは奥さんと恋人時代にどうだったんでしたっけ? なんか仕事上の配慮をしてたんでしたっけ? 御存知の方がいればご教示を…

 
 
 
??? (taka)
2006-10-05 10:27:03
「かもしれない」、「かもしれない」ばかりで、何が言いたいのか良くわかりませんね。

結局、あなたはどう思っているのですか?

興味が無いのであれば、書かなければ良いし、気に入らないのであれば素直にそう書けば良い。

また、責任を問いたいのであれば、そうはっきり書けば良い。

貴方の立ち位置を曖昧にしたまま、こうした問いかけをする意味がわからない。

コメントの内容を制約した上で、人に意見を求めるのであれば、まずは自分の意見をはっきりと書くべきですね。



あと、文章中に「細野」と「細川」が混ざりまくっているので、「推敲」する事を覚えた方が良いですよ。

 
 
 
結局 (ぽぽい)
2006-10-05 10:41:08
この2人だけでなく、政治家と中立を基とする

報道との関係は探せばいくらでもあるんでしょう。

たまたま、不倫と報道されていますが。。

ただ、このような事が平気で起こっている事態

こそ、管理の甘さや今の日本の現状では?と

思ってしまう。情けない

またこれに対し、反省等もない本人達も

正直失望する。



 
 
 
モラル (takashi)
2006-10-05 12:30:23
モラルの問題だと思っています。

テレビの中のマスコミは、真実を暴く!と正義感面していますが、取材のため長時間同じ場所に居座って、タバコの吸殻を撒き散らしているのを目にしますし、違法駐車もバンバンしています。

それに政治家を生業としている人が人間性を問われることをしてはどうかと思います。そんな人に国をまかせられませんよ。国の価値観が変わってしまいます。

野球選手やサッカー選手のような、私生活はどうあれ、結果が全ての職業の人にどうこう言うつもりはありませんが。。。。

 
 
 
Unknown (寒がり親父)
2006-10-05 12:37:53
小生も一般論としては大人の男女関係は本人たちが自分の責任でやればいいことだと思いますし、マスコミが騒ぐのは単に読者の嫉妬と下世話な好奇心を煽るためのスキャンダルネタ探しだとも考えます。ただ細野さんは国会議員である以上、一般人よりプライバシーが制限されるのも当然でしょう。彼は政治家として倫理を語り道徳を語り教育を語っている以上、では私生活ではそれと整合性のある行動をしているのか精査されるのはやむを得ないことでしょう。なお山本さんの性欲を無難に処理する云々というのは小生には厳しい言い方だとは感じられませんし山崎先生独特のユーモアなのでしょうが、少々論理の飛躍があるように思います。山本さんが細野さんに求めたのは性欲の満足ではなくむしろ精神的な安らぎだったかもしれません(往々にして不倫はそうなった方が厄介だったりもします)。あるいは彼女はひょっとしたら性欲を他の相手で処理している可能性もあります。こればかりは他人には窺い知れません。なので今回の件を彼女の性欲処理と結びつけるのはやや早計ではありますまいか。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-05 13:05:57
>床屋政談さま



なるほど、「かなり真面目な恋愛である」という可能性も考える価値がありますね。その場合、細野氏の態度はミッテランに較べて「細い」というのも、ごもっともです。



もっとも、大切にすべき恋愛なら、もっと上手くやらなければならないでしょう。たとえば、細野氏は、山本モナさんの立場を考えて、マスコミを巻くことなどを考えるべきです。



>takaさま



ご指摘ありがとうございます。



立ち位置というほど大それたものではありませんが、(1)基本的に個人の問題だから放っておくのが良かろうと思うが、(2)それだけでない問題もありそうだし、(3)少なくともビジネス的に考えてかなりまずいなあ、というくらいの感想を持ったのです。それでも、十分釈然としないから、「どう思いますか」と問いかけてみたのであり、おかげさまでその目的はある程度達成されました(コメント欄に書き込んだ程度には、意見が整理されました)。



「責任を問いたい」とか、「気に入らない」とか、単純な問題でないところが面白いと思ったのであって、「興味がなければ書かなければいい」というのは、takaさんにも当てはまりそうな話ですが(笑)、もちろん、私はこの問題に興味を持っております。



ちなみに、コメントの内容を制約したのは、この問題はいかにもコメントが多そうな話題であり、コメント欄が大論争状態になって荒れた場合に、私はそれを整理しきれないし、おそらく多くの読者にとっても不都合だろうと思ったので、「論争やツッコミではなく、自分の意見だけ述べてください」と頼んだわけです。コメントの入り具合(数も多いし、ペースも速い。常連さん以外の方からも多い)を考えると、悪くない措置だったように思います。



不機嫌が直って(失礼!)、「興味があったら」またお越し下さい。歓迎します。



>ぽぽい様



本人達がコメントしないことがどれくらい適当なのか、というのは、トラブルシューティングの問題として、興味のあるところです。



堂々と謝るのがいいような気もするし、質問する側がいきり立っているような状況で会見に臨まない方がいいし、と両方の可能性があります。



決して感じはよくありませんでしたが、村上ファンド問題で、オリックスの宮内氏が、ほとんどコメントせずに追求を逃げ切ったように、黙っているのが優れているのかも知れません・・・。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-10-05 13:16:57
>takashiさま



政治家については、国民は人間性に至るまで求めても良い、ということですね。確かに、選挙で一度選ばれてしまうと、予算にも、教育にも、何にでも関わってくるので、彼(彼女)に決定を任せられるかという点を判断するには人間性に関わる情報も必要と思えます。



>寒がり親父さま



「山本さんが細野さんに求めたのは性欲の満足ではなくむしろ精神的な安らぎだったかもしれません(往々にして不倫はそうなった方が厄介だったりもします)。」とは鋭い洞察です!



山本さんについて、「性欲を抑えられない人」のような書き方をしたのは、ややキツかったかも知れませんが、取材をする側の人たちは、彼女に対してはその線で狙うと間違いなく何か出てくる、と考えて取材をしており、まんまとそれに引っ掛かった、という状況を聞いていたので、ややバイアスが掛かったかも知れません。
 
 
 
Unknown (taka)
2006-10-05 13:51:46
丁寧なお返事ありがとうございます。



「他人事ながら、話題として面白そう」というお立場と受け止めました。



であれば、他に言う事はございません。

失礼致しました。

 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-05 14:20:15
>takashiさま、寒がり親父さま



この二つ前の「Unknown」によるコメントは、私が書いたものです。署名し忘れました。失礼いたしました。



>takaさま



ご理解いただき、ありがとうございます。
 
 
 
好きな女性アナウンサー… (まさくん)
2006-10-05 20:59:11
こんばんわ、山崎先生。

コメントの注意の趣旨に、逸脱してしまうかもしれませんけれども、女子アナウンサーの醜聞に辟易している方は、実際、世間に多いんじゃないかと思います。

そんな中で、現役を退いてしまいましたが、僕が好きな女性アナウンサーは、桜井よしこさんです。

http://yoshiko-sakurai.jp/

桜井さんは、アナウンサーというよりも、根っからのジャーナリストのようですね。

清潔感を感じさせるお人柄が、とても好印象です。

桜井よしこさんの、最終出演の「今日の出来事」を録画しておいて、本当に良かったと思います。

山崎先生は、桜井よしこさんを、どのように評価されているのかな?などと、チョット、気になりました(^_^)。
 
 
 
受けての側の問題 (Nash)
2006-10-05 22:54:07
この手のゴシップ報道について思うのは、「情報の受け手(=私達)」が関心を持たず、無視をすればいいだけなのに、ということです。具体的には、このような記事が掲載されている週刊誌は立ち読みはしても(いいことではありませんが)、自分のお金を出して買わない、ゴシップ報道をしているワイドショーにはチャンネルを合わせない、ということをやっていけば、メディアはそのうち何もしなくなると思うのですが(需要がなくなれば、供給も無くなるだけですし)。作家の村上龍さんが常日頃おっしゃっているように、一切自分とは関係がない、というスタンスを貫けば済むだけの話だと思うのです。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-05 23:17:27
>まさくん様



桜井よしこさんは、私の評価としては正直今一つです。



週刊ダイヤモンドのコラムを時々読むのですが、特殊にナショナリスティックなので、ちょっと彼女の意見には共感しにくい。まあ、これは、良し悪しと言うよりは、私と考えが違うのですね。ただし、時々ジャーナリストらしい鋭い問題提起があります。猪瀬さんとの高速道路問題の議論などは面白かった。



ただ、かつて新潮社のノンフィクションの賞の選考委員挨拶を聞いていたら、受賞者がNHKの社員だったのですが、いきなりNHK批判から話し始めて、場違いな挨拶に辟易したことがあり、同じ雑誌に連載しているよしみで、ご挨拶に行こうかと思っていたのですが、止めにしたことがあります。



>Nashさま



ゴシップは、受け手が無視すればいい、というのも一貫性のある一つの見識だと思います。



ただ、現実にそういう情報の報道や商品化は存在しますし、「いい」とか「悪い」とか「嫌い」とか、いろいろと意見を言うのもいいと私は思っています。「こうあるべきだ」と思うことがあれば、それを言うのを我慢するのはどんなものでしょうか。超然とした立場を取ろうとするのも、少々窮屈ではないですか?(だって、立ち読みはされるのでしょう?)



但し、もちろん、批判や意見には、それなりの礼儀・作法や責任は必要ではあります。



こうした意見表明の中で、実現すれば、最も効果的なのが、不買・不視聴である、という位置づけになると思います。



また、今回は、議員と報道のアナウンサーですから、単なるゴシップと片付けられる問題でもないようですね(皆様のコメントを読んでいるうちに分かってきましたが)。

 
 
 
どっちでも良いじゃないの (のんきなとうさん)
2006-10-06 00:07:30
議員とか、マスコミのスター(?)とか、そういう人のこういう私行に関して、ゴシップ的なすっぱ抜きは一向に差し支えないと思います。マスコミ人はその世界で生きているのだからすべてはまな板の上で踊ったり踊らせられたりお互い利用したりされたりなんでしょうに。

議員はその人の人格も頼りに投票して政治を預けるのですから、これもこういう私行は秘密は困ります。浮気する議員は嫌と言う人もその程度は本質に関係ないと言う人も両方あるでしょう。

但しそういう次第なのですから、ご本人もいちいち弁明する必要も無いし、そうかと言って、したければすればいいしどちらも自由と思います。メディアはその記事がお金になるなら売ればいいし、みんながつまらないと思えば売れないし、それで良いと思います。

議員さんが優待切符をプライベートな旅行に使ってはいけないってのもチョト言い過ぎでしょう。時間があれば旅行して日本全国見て歩いて見聞を広めてください。もしその中に観光があってもその程度の生き抜きを兼ねても良いじゃないでしょうかと思います。
 
 
 
氷山の一角 (rika)
2006-10-06 00:11:34
今回の報道、大人の男女であれば恋愛が生まれないとは決して起きてもおかしくはないことだと思います。

ただ、それが美人アナウンサーと代議士という二人の立ち位置が目立ちやすいからスクープになっただけで。



本当に私たち第3者がつっつく話ではないと思います。そっとしてあげるのが大人のマナーではないでしょうか。

政治家だって弁護士だって警察管だってアナウンサーだってみな同じ人間ですから、皆と変わらずに恋愛するのが不思議ではないことです。
 
 
 
倫理はどこへ? (とりさん)
2006-10-06 00:23:38
細野代議士は、少なくとも政(まつりごと)を司る者の態度としては落第だと思う。自身、メールマガジンでそのようなことを書いていたらしいし。

山本モナにしても、公序良俗に反しているのは間違いない。細野代議士の奥さんに訴えられたら100%負ける=道義的に許されない。



とっとと二人とも処分されるべきだ!
 
 
 
収束に向かう。 ()
2006-10-06 01:21:31
山崎様、



見事なリングマスターぶり、まったくもって感服いたしました。



ここいらで、タリスカー、ダブルでどうぞ。



 
 
 
はじめまして (アリス)
2006-10-06 01:57:47
いつも記者クラブと首相とのなれ合いを指摘ていらっしゃる山崎さんがアナウンサーと代議士との不倫に問題を感じないというのはとても不思議です。もし、この報道がなければ彼女がニュース23で細野代議士に関して偏向した報道をしても視聴者は特に疑問は感じないですよね。



私は他の代議士だって不倫したり愛人がいたり、人によっては愛人が覚醒剤中毒だったりしているのだと思っています。でも、他の人たちはもっと上手くやっています。

他の方のご指摘もありましたが、この程度の危機管理が出来ないような政治家とアナウンサーでは大した仕事はできないだろうと思います。路上でキスをしておいて、新幹線には別々に乗るなんて、あまりの頭の悪さにこちらの頭が痛くなりそうです。



「彼女の性欲を無難に処理してあげる」という表現ですが、恋愛中か否かにかかわらず、欲望に負けたわけですので、そう言う表現はありだと思います。別に他の男性をあてがうということではなくて、もっとこっそり充分楽しめるチャンスを二人に作ってあげて、人前では我慢できるようにするとか。それはそれでかなりナサケナイですけど。



関係者の生活に対して責任があるというご意見は面白いなと思いました。先週見た功名が辻を思い出しました。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 01:59:37
>のんきなとうさん様、rika様、とりさん様



私も当初の感覚は「当事者どうしの問題なのだから、どうでもいいではないか」に近いものでした。



ただ、代議士とジャーナリストというのは、やっぱり拙かったですね。加えて、不倫も法的には拙い。



とはいえ、(1)彼らに対して、だれがどの程度の処分をするべきなのか、(2)「再チャレンジ」はどうすれば許されるのか、という問題を考えておくことが必要ですね。



懲役刑に処するほど悪いわけではないでしょうし、ではみんなでバッシングして社会的にダメージを与えるのが健全とも思えませんし、もちろん、一定の反省を経て復帰することを許さない社会も不健康です。



「なるようになるし、それが一番さ」という自由市場主義的な見方もありますが、それだけでない価値判断というものを持たないのも、さびしい。



随分難しい問題だったのだなあ、というのが、当面の感想です。



>ふ様



・・・。 ローブローに関係する判定が難しい試合ですが、ボクサー達のマナーが良いので、助かっています。



タリスカー、いいですね!実は、行きつけのバーに頼んで、インポーターに樽詰めして貰った1983年のタリスカー(シングルカスクです。加水されて46%なのがちょっと惜しいところですが)を数本持っております。炭酸水をチェイサーにして、くいっと一杯飲むことにします。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 04:26:00
アリスさま



いらっしゃいませ。



そうなのです。報道のアナウンサーと代議士が恋仲であれば、取材で反対党から聞いたオフレコ話も代議士に入るでしょうし、ニュースの伝え方が、代議士に有利になることも考えられます。かなり深刻な問題があるのに、私は、当初気付きませんでした。



敢えて言い訳をすると、さるタレントさんのマネージャーと話したときに、この人たちは大変だなあと思ったことと、取材する側の人から裏事情を聞いたことで、「恋愛とそのリスク管理」という問題としてはあたりまえでつまらないテーマに注意が向かったのでした。



こんな調子では、私も、「大した仕事」は出来そうにありませんね。ちょっと反省しました。



 
 
 
お返事を、有難うございました。 (まさくん)
2006-10-06 06:36:17
おはようございます、山崎先生。

>受賞者がNHKの社員だったのですが、いきなりNHK批判から話し始めて、…

そういうことが、あったのですね。

なんとなく、桜井さんらしい出来事のようにも思いました。

桜井さんは、周囲の空気を読まずに、自分の内に入り込んでしまうクセが、多少、有るみたいですね。

お返事を、有難うございました。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-10-06 10:58:00
こういうのは、必ず、当事者をつぶしたいと思っている人がいるんですよ。不倫がどうとかいう問題じゃなくて、山本アナと細野代議士のどちらかをつぶそうという意思が働いてる。そういう見方をしないと、他の似たようなゴシップと比較しても意味ないです。

山本アナを降板させたい人がいるんでしょ、どうせ。
 
 
 
反省 (ともこ)
2006-10-06 11:46:24
誰からも好感を抱かれている人間なんてこの世に一人もいないでしょう。特にアナウンサーや代議士などの目立つ職業につけば、どんなに細心の注意をはらっても悪意を抱く人は出てくるはずです。そしてそれは当然本人達も自覚すべきでしょう。

にもかかわらず、公道で堂々と手を繋ぎキスをする。これでは批判されて当然のように思えます。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 11:47:31
Unknownさま



確かにTBS以外の局にとって山本アナを潰したかったでしょうし、私はテレビを見ていないので正確なことは言えませんが、他局は積極的にこの問題を取り上げていた可能性があります。



或いは、山本アナに取って代わりたかった人が居たのかも知れませんが、いまのところ、そこまでの因果関係は分かりませんね。



ただし、今回は、たとえば今週号の「週刊文春」の記事を見ると推測できるように(私が話を聞いたのは、文春の人からではありませんが、山本アナに関する風評と狙われた背景はだいたいこんな感じです)、よく言えば奔放で、悪く言えば抑制の利かない山本アナを雑誌が狙ったら簡単に引っ掛かったということのようです。



報道する人とされる人の間で、簡単に男女関係が成立してしまうようでは、やっぱり不都合です。世間のムードに関係なく、山本アナは、報道の仕事からはいったん降りる方がいいのではないかと思います。率直に言って、適性がないと思います。



週刊文春も書いているように、彼女なら、女優でもやっていけるでしょう。もちろん、フリーのジャーナリストとして、一発大きなネタをものにして復活、というようなことも、理屈上はあってもいいことです。人生は長いし、美貌と能力を備えている彼女なら、腐らなければ、やり直しは利くと思います。



 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 12:55:03
ともこ様



たとえば山本モナさんは、世間の彼女に対する注目を実感していなかった可能性があります。しかし、外から自分を見る視点でチェックしてみるということが、きっと彼女だけでなく、必要なのでしょう。仰るとおりだと思います。
 
 
 
へんな理由 (あほ商学部生)
2006-10-06 18:33:57
山崎先生こんにちは!

細野議員の話は、私もけっこう興味を持って見ていました。友達にも40歳ぐらいの既婚男性を不倫している子が二人いるし…。

でも、さっき、細野議員が政調会長代理を辞任したというニュースがありました。理由は「自分の中におごりがあった」からだそうです。

私には、山本モナとの不倫が、なんで細野議員のおごりと関係あるのかよくわかりません。山崎先生はどう思いますか?
 
 
 
ショックです (aya)
2006-10-06 18:37:18
最近山崎さんのファンになりこのブログもお気に入りに入れてちょくちょく覗いていたものです。

さて、この件について山本モナさんのマネジネント側も彼女に無難な性欲の処理を教えて・・・のくだりで、山崎ファンなりかけの私はショックを覚えたのであります。女性から見て非常に直截的な表現であると思います。

ポップカルチャーとは女性と同じである。誰もが楽しむが尊敬されることはない。といみじくもおっしゃていた某ポップカルチャーの作家のお言葉を思い出しました。

米国の子供達にアンケートを取ると結婚とは人格の完成を求めていく道である。と答えるそうです。おそらく両親の気持ちも反映されていることでしょう。

結婚することは、結婚制度の欠陥を突く形での浮気はやはり倫理という言葉を持ち出さないまでもなく許されないことなのだと思います。したがって細野氏は選挙民に謝る必要はなく、奥様にこそ謝らないといけないのであるのかもしれません。選挙民に関しては、他人の手は強くつねることはできても自分の手はつねることができない。ということでしょう。人間、自分には甘くなるものです。ただ、他人はじっと見ていることを税金をもらって公職についている人はよくよく考えておかないといけないのでしょう。ただ、こうした不倫に関しては、世間も甘くなっているのでしょうが。

私達選挙民が報道や議員さんに求めるものは、政策や公正さです。弱い人達の立場にたって考え、実行できる人になってください。私達は、議員や報道局の人間になろうとしたって、できない。そうした立場の選ばれた人達は、よくよく自分を律して頑張って欲しいものです。 

 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 21:17:11
>あほ商学部生さま



細野議員に聞いてみないと確かなことは言えませんが、何となく、「自分は特別な人間だ」という感覚があったのでしょうか。もっとも「特別」が偉いことを意味するなら、普通の人よりも身を律しなければならないという見方も出来ますから、本当のところ、今回の出来事と「おごり」の関係はよく分かりませんね。



敢えて想像するに、議員辞職ではない形で、何とか「ごめんなさい」した格好にはならないものか、と考えた結果が党の役職を降りるといったことだったのではないか、と思えます。理屈的には、本当にまずいなら、どうして議員辞職しないの?ということにもなりますね。もちろん、程度の問題もあるわけですが・・・。



>ayaさま



確かに、普通の女性に、「無難な性欲処理を考えろよ」、と言うと、相当にキツイ言葉になりますが、山本モナさんは、第一義的には、報道のアナウンサーであり、また広義にはプロのタレントでもあるわけで、男女の別は関係ありません。(もちろん、相手が女性だから、優しい物言いが自然だという慣習もあるのではありますが)



この辺りは人によって解釈や感じ方が違う難しい問題ですが、男女平等を原則として考え、また、それ以前に「プロ」を前提として考えると、山本モナさんに、女性であるが故の同情を差し向ける必要はありませんし、論者によっては、それは失礼だ、と言う人もいるでしょう。



たとえば、彼女が仮に、女好きが止まらない独身男で、山本モナ夫という人であったとすると、「おまえ、自分の欲望の処理にあたっては、立場を考えなさいよ。プロなんだから!」と関係者に叱責されるようなシチュエーションでしょう。



プロのアナウンサーは、アナウンサーとして「商品」ですし、その職業を中心に議論する時に、女性一般に対する扱いと異なっていても、何ら構わないと思います。「女性に対する理解」がどうのこうのというコメントも頂きましたが、はっきり言って、視点がズレていると思います。



山本モナ氏を女性だからといって甘やかす必要はないし、さりとて、女関係がだらしない男以上に非難するのも不適当なのだと思います。



報道人として悪いものは悪いし、また、プロとして自己管理が出来ない点は「だらしがない人だなあ」とは思いますが、抹殺しなければならないほど悪いとは思いませんし、自力で立ち直るなら、それもありでしょう。



ただ、私は、彼女に対して、可哀相だとか、応援したいとかいう気持ちは全く湧きません。
 
 
 
モナ、踏み留まって「23」出続けるべきだった。 (MASTTHI)
2006-10-06 22:14:55
いちばん、がっかりしたのは、「休養」と称して、一時的にしろ!?画面から外れた事ですな。テト攻勢後のジョンソンしかり、出なくなったら負けって気がすんですが。事の善悪を置いといても、日銀の福井総裁(でしたっけ?!)の様な、居座るふてぶてしさもある意味オッケーでは?

 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 22:27:15
MASTTHIさま



「女子アナ」などというけちなカテゴリーを捨てて、「私が悪うございました。まことに、申し訳ありません。お詫びして済むことではありませんが、奥様には心よりお詫び申し上げます。ただ、まだ、偏向した報道だけはしておりません。一生懸命に仕事をしますので、どうかお許し下さい・・・!」と画面で深々頭を下げて、豪快に謝って、恥を忍んでテレビに出続ける、というくらいの直截さがあれば、案外、「今回は許す!まあ、頑張りなさい」という世論になったかも知れません。



ただ、女性にそれだけ豪快に決められると、細野代議士の身の置き所がありませんね(笑)。
 
 
 
キスの画像を見る限りでは、嫌らしくない微笑ましいキスでは? (kotohogi)
2006-10-06 23:10:24
私は細野代議士と山本アナの詳しい身のうちは知りませんが、私からみれば、まだまだ若い二人。あんなにきれいな女性を目の前すれば、ついつい手を出してしまうのもうなづけます。インターネットなどのキスの画像を見る限りでは、嫌らしくない微笑ましいキスでは?世間に話題がないのか、どのマスコミも不倫不倫と騒ぎ立てすぎです。人を幸せに出来れば、奥さんだろうと我が子だろうと不倫相手だろうとさほど問題ではないのでは?女性を何人も囲える男ほど仕事も頑張れる男です。それより残念なのは癒しの山本アナが画面に出てこないことです。細野代議士も山本モナさんも居直って記者会見で開いてみたら?以後不倫をするときはばれないようにしてくださいね。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-06 23:36:29
kotohogiさま



うーん。大人のご意見ですね。



確かに、彼らはビジュアル的にはキレイでした(いろいろな意味で羨ましいくらいに)。それは、私もそう思いますし、つい、それでいい、という気にもなるのですが、しかし、一歩踏みとどまって考えてみると、見かけがキレイだから許せる、というものでもないですね。



ただ、熱く、堅く、なりすぎない、(いい意味で)大人の意見も取り混ぜる余裕が、この種の問題を論ずるときに必要ですね。



しかし、キスの場面を撮られるというのは、やっぱり不用意で間抜けですね。まして、国会議員殿にあっては!
 
 
 
大変失礼なことを申し上げてしまいました (waremokou)
2006-10-06 23:52:17
先日は大変失礼なことを申し上げてしまいました。他の方のコメントを読むうちに、自分が如何に拙く、ほとんど暴挙のような書き方をしてしまったのに気がつきました。

大変失礼致しました。



今回の記事を読むうちに、うら若い女性に対し美貌であればあるほど、物見高い残酷な視線を投げ掛ける男性社会のことが思い出されてしまいました。



キャスターという注目を浴びる職業であれば尚一層のこと、山本さんは孤独であったでしょう。職業人としてなっていないという御指摘のみでしたら、私もそれほど感情的になることはなかったと思うのです。

しかし、女としての心さえも蔑むような言葉

(女性は心が動いてこそです)にはとても悲しくなりました。男女平等だからといって、心の持ち方、衝動のあり方まで同じだとはお思いにならないで下さい。
 
 
 
視点がズレている (waremokou)
2006-10-07 00:05:44
山崎さんのコメントに「視点がズレている」とありましたが、それは男性の視点を真っ向から中心に据えた場合によるものでしょう。

大多数の男性が権力側にいるからといって、それを肯定なさるのは現実的ではあっても人道的とは思えません。



そもそも人を商品価値としてみることが現実的か否かを決めるのは、山本さんを雇う側が考えれば良いことであり、この事件によって現実的不利益を被らない一般の人間が、自分の心を資本主義に売り渡してまで考えることではないと思っております。
 
 
 
Unknown (neo)
2006-10-07 00:12:02
不倫=悪、奥さん・子供=かわいそう。人間関係とはそんなに単純でしょうか?真実は当事者にしかわからないのだから、もはや他人がとやかくいう問題ではないと思います。外国ならキスは挨拶がわり、一夫多妻制という国もあるでしょう。すべてが大袈裟です。なんでも劇場化してしまう日本人は自らの生活がよほど平凡なのでしょう。この手の話はワイドショーで楽しむ程度でいいのでは。今後の身の処し方は当事者が考えればいいのです。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-07 01:30:02
>waremokouさま



確かに私は男性ですから、私の視点は「男性の視点」ということですから、「男性の視点を真っ向から中心に据えた」と仰りたい気分が分からなくもないのですが、私は、報道のアナウンサーとしての山本モナさんについては、女であるか男であるかという視点とは関係なく評価するのがフェアだ、と言っているので、この点をよく考えてみて下さい。女なのだから、男よりも上品に性欲を処理しろ、などと言っている訳ではありません。



それに、人間の「商品価値」には消費者が居ますから、雇う側だけが考える問題ではありません。また、雇う側なら、人間を商品としてだけ見ても良いというものではないでしょう。そういう考え方こそ、悪しき部分の資本主義(誰も賛成しない)ではないでしょうか。



加えて申し上げると、肝心なことは、プロの商品価値としての側面は、その人物の人格の全てではないということです。プロとして商品価値を持つことと、その人の全人格が商品であることは、論理的に別の問題です。



もちろん、「報道のアナウンサーとしての山本モナさんについては、女であるか男であるかという視点とは関係なく評価するのがフェアだ」という議論は、男性が多く権力側にいるかどうか、ということとは関係のない、割合単純な男女平等論です。



せっかくの訪問客にたいして「視点がズレている」とは、些か言い過ぎだったかも知れませんが、熱くならないで、「まあ、そう言われれば、そうか」という程度に考えなおしていただけると、嬉しく思います。



ついでに説明すると、もとはといえば、あなたの最初のコメントが些か乱暴だったわけですから(まあ、冷静になって読み返して下さい)、「ズレている」というくらいのことは、言われても仕方がないのではないでしょうか。



>neoさま



物事は単純ではない、というのは、全く仰るとおりです。それに、当事者にとってこそ、もっとも重要な問題ですから、当事者たちは、それは、一所懸命に実の処し方を考えるでしょう。



但し、代議士と報道のアナウンサーという立場から彼らが100%自由なわけではありませんね。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-07 01:33:37
>waremokouさま



コメントを二つ頂いていたのですね。「大変・・・」の方を読み落として、上のコメントを書いてしまいました。



こちらこそ、大変失礼いたしました!



上のwaremokouさんへのコメントの最後の段落は余計です。気を悪くされないで下さい。
 
 
 
総括めいたことを。。。 ()
2006-10-07 04:54:59
山崎さん、



(コメント増殖数/時間)率は過去エントリーの中で最高でしたか?(笑)



昨晩アップされた「続ライブドア」エントリーへのコメント伸び率と比較すると、こういった話題はやはり皆の気を引くのだなあ、ということが明らかですね。(それとも、日本は3連休に入ってしまったから、「続ライブドア」エントリーは伸びないという別の理由があるのかもしれませんが)

不倫のような問題は(植草氏痴漢問題も同様)、自分や家族や周囲に起こりうるケースとして身近に捉えやすいので、例え、捨て台詞的であっても人が「何か」を言い易い問題なのだと思いました。



もう一つ。「情報の受けて側がこんな話題に興味を持たねばよい」といったようなことをどなたかがお書きになっていらっしゃいました。ちょっと話がズレますが、私もこの山本モナ氏不倫騒動はネットのニュースで知ってはおりました。しかし、私はほとんど日本に居ないので、ネットニュース以外でゴシップを知ることができません。テレビも見られないし、雑誌も読めませんし、日本のゴシップについて誰かと話をすることもできません。私自身、普通程度にゴシッピーな人間だと思いますが、動画や雑誌や人づてなど多面的な情報がないとゴシップがゴシップとして立体的にイメージできないので、どんどんと興味が薄れていくことに気が付きました。従って、テレビアナウンサーと国会議員というかなりスキャンダラスな話題であったはずなのに、私の中でメージが全く喚起されないから、興味を持つことすら出来ませんでした。日本で発生しているその他ゴシップについても同様です。しかし、もし私が日本にいたら、電車に乗れば中吊り広告で衝撃的な見出しを目にしていたでしょうし、本屋の前を通れば週刊誌が山積みになっているので手にとって読んでみようかという気になっていたでしょうし、また会社に行けば「山本モナってすごいことになってるねーー」と話しかけられたかもしれません。

というわけで、自分の意思とは無関係に「見たり聞いたり」してしまう状況にあっては、「興味を一切持たない」というのはなかなか難しいなのではないかと思いました。また、「こんなことに興味を持たなければ良いのです」とこちらにコメントする、ということはそれを言いたい程度にこのISSUEに「興味」がある、ということの裏返しでもあるような気もしました。



最後に。

物書きという職業は大変だと思いました。ところどころ、「性欲を無難に処理」という表現が問題の的になっていたようです。私自身、最初にこのエントリーを読み、この部分に差し掛かったとき、山崎さんらしい表現振りだと思って、クスリと笑ってしまいました。ただ、それが出来たのは、他のエントリー内容や今まで山崎さんが多数の読者の方々と交わしたコメントのやりとり表現を少なからず知っていて、WEB上という制約はあってもお人柄、とまでは行きませんが、緻密な論法でもって筆を運んでおきつつ、ときおり読み手がずるっと椅子から滑り落ちるようなお茶目な(時にあえて毒々しい)表現をなさる、ということを承知していたからで、ある日初めて「モナ氏エントリー」を読めば、あの一文にショックを受ける方がいてもおかしくないと思いました。かといって、それこそ誰の気にも触らない「無難」な筆致にとどめることは、「山崎商店文章堂」の真骨頂とは対極にある(と私は思う)ので、そのバランスが難しいだろうなあ、と感じました。



以上です。











 
 
 
ミソもクソも一緒にする危険 (傾き者)
2006-10-07 06:38:30
今回の細野・モナ不倫報道を「低俗な週刊誌報道だ。のぞき見感覚で人のプライベートを報道すべきでない」とする考え方には危険があると思う。



細野代議士は国民の信託を受けた立派な公人、山本モナ氏も公共性ある放送局の報道に携わる人間である。



当然細野氏の選挙区の有権者は今回の一件も投票の際の判断材料にするであろうし、視聴者がニュース23という番組に寄せる信頼性も微妙に変化してくると思う。



つまり細野・モナ不倫報道は杉田かおる氏の痴話喧嘩報道のような一芸能人のプライベート報道に比べ格段に公共性が高いといえる。ミソもクソも一緒にしてはいけないのである。



むしろ今回の報道に関しては私は当該週刊誌の報道に拍手を送りたいと思う。



週刊誌報道の全てを「低俗・3流」と決め付ける風潮は一部ジャーナリズムの衰退を招き、ひいては国民が知る選択肢をせばめることになろう。「知る権利」とはよくいわれるが、それは「知る力」あってこそのものであって「知る力」が衰退しては国民が公権力を監視し、批判することは確実にままならなくなるであろう。国会議員の年金未納を追及する機運が盛り上がったのは「週刊現代」が江角マキコ氏の年金未納を報じたのがきっかけだった。大事なのは媒体によって情報を1流、や2流などとレッテル貼りすることではなく、情報そのものの価値を判別する目を養うことであると思う。
 
 
 
Unknown (ビートたけし)
2006-10-07 07:06:41
http://yamamoto-mona.cocolog-nifty.com/mona/

ここの7月22日のスレッドに例のスペイン料理の事が書いてあります

最後のコメントが不倫相手のへのサインか?

ジャーナリズムとは?

それを語るジャーナリストとは?

倫理観がなければ受け入れられませんね万人に



出演できないって言うのは自覚してるって事ですね

復帰するって事は「許せ」って事ですね?

復帰しても個人の倫理観の甘さが世間に

ばれた以上、信用とか信頼できないわけで。。



価値がないのですよね~



だから一部の同類のジャーナリストの人がが寛容な意見を述べられているような事ではその職業は成り立たないのです



だから自分を世間常識より高度な自制心と自己管理できる人でないといけないのではないですか?

間違っていますか?

「これが世間がいう常識では?」

 
 
 
山崎様 (aya)
2006-10-07 10:14:26
昨日 性欲云々・・のところで思わず血が頭に上り頭を冷やす前に投稿をした者です。ご丁寧にお返事ありがとうございます。

百歩譲らなくても(?)山崎さんのプロフェッショナルの職業人ということでは、男女を同じ俎上に載せるという趣旨を理解できたうえで、思ったことですが。

やはり、路上でのキスという無防備なことができるこのお二人に、国政や報道の世界で自分を律しながら他人に尽くすということを望むのは、無理なのだろう。と感じてしまいますね。電車で化粧をする女性や路上でいちゃいちゃする若者のように、周囲の状況がわからずに身勝手なことができる。ということですから・・・

ふと思い出したのは、桜井よしこさんではなく、NHKアナウンサーの桜井洋子さんのことです。彼女も確か、政治家への輿入れをウワサされていた時期があったように記憶しています。かなり悩んだと思いますが結局アナウンサーの道を全うすることとなった。政治家の奥さんになるのか、アナウンサーをやめるのかの二者択一となるぐらい、この両者が接近することには、デリケートな問題があるんでしょうね。それぐらいの覚悟を持って職業人としてのアナウンサーに徹しなければならない。とすると、山本さんの行動は軽率すぎました。

まあ、プライベートと職業人としての生活は切り離して考えないといけないとの意見も多くみられますが。

女性が男性からの批判に晒されているとどうしても女性擁護派として熱くなってしまいます。

今日は、このへんで。





 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-07 10:30:55
>ふ様



確かに、山本モナさんの話題はコメントの数、増加ペース共に、圧倒的です。安倍首相、竹中平蔵氏、植草氏、何れをも上回る人気(≒関心)の集まり具合です(細野さんの人気、という感じではないですね)。どこからお見えになるのか、ブログのページビューも日頃の3-4倍になっています。



>傾き者さま



コメントありがとうございます。重要なポイントが、当初私の良く分からなかった点まで含めて、良く整理されていると思います。



ゴシップジャーナリズムに対する好き嫌いと、政治家や報道の問題を区別して考えることが大切なのですが、この点がなかなか難しいようですし、これを伝えることが難しい、というのが実感です。



同様のことは、次のエントリーのライブドア裁判の問題にもいえて、検察の捜査方針その他に問題がある、ということと、経営者としての堀江氏の行動にも問題があった、ということとの両方を同時に分かってもらうことが、時に困難のようです。(脳科学的には、説明の付く現象のようですが)



また、「知る権利」の前提として「知る力」が必要とのご指摘にも完全に同意します。



>ビートたけし様



いらっしゃいませ。



ジャーナリストに対して我々は(もちろん私も含めてです)、自制心も含めた、ジャーナリストとしての倫理性を求めるのですが、現実のジャーナリストは、大勢としてそのような方向に動いていません。



たぶん、単なる商業主義だけの問題ではないと思うのですが、原因を突き止めることが大切ですね。



何れにしても、ジャーナリズムに対する要求水準を高く保たなかったことや、ジャーナリストにヒーローを作ってこなかったことが、高いツケとなって返ってきている感じです。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-07 11:36:31
ayaさま



こんにちは。



ジャーナリストの仕事に対する尊敬の低下と裏腹に、アナウンサーのタレント化が進んで、気がついてみると、テレビに見たい番組が殆ど無い、という状態になっています。



プロのジャーナリスト、プロのアナウンサーを感じさせてくれる人を、男女を問わず見たい、と思います。そろそろ、本格派への揺り戻しがあってもいいような気がするのですが、どうなのでしょうかね。
 
 
 
クリックしたら、ここに来た。 (( ̄(エ) ̄)y◆°°°)
2006-10-09 08:00:59


エロエロモナーーーーーーーーーーーーーーーーー。



。。
 
 
 
個人的に (しま)
2006-10-09 13:01:31
山崎さまこんにちは。



今回の記事はゴシップですか。



ピント外れな話ですみませんが、

私自身、過去に不倫経験がありますので、恋愛は自由だという意見も分かります。恋心や欲望が生まれるのは自然なことではあります。

しかし、自然な欲求なら許されるかというと、そうではなくて、他人様の欲求もありますから、

良心の呵責がないというのもまた困った人で、

呵責があるならしないべきだ 

という当たり前のことは世間の秩序にあって欲しいと思います。

例えば、明らかな罪状でも「情状酌量の余地あり」 という人間味を加味した判決が必要ではありますが、

「罪は罪だ」という点は守られて欲しいと思います。



そういう意味で、権力者の品位を問う という取り上げ方であるというのも、ありかなと思います。



関係者には大変お気の毒ではありますが、

その辺りへの配慮はマスコミよりも、ご本人が行動を慎むというか、気をつけるというか(笑)そこが全てではないかと。



報道はあってもよいのではないでしょうか。

後は、受け取る側のインテリジェンスでまかなうのがよいと思います。



しかし、何かあると一元論的に攻撃するか賛美するか、そのような激しい風潮のある今ですから、

簡単に「公序良俗」「常識」を叫ぶと、諸刃の刃になるとは思います。

正しいから攻撃してもよい、間違ったから攻撃されるのは当たり前 

という最近の世間の恐ろしさを感じます。

多数決の原理に傾きそうですね。



 
 
 
業の工程 (しるばーわん)
2006-10-09 13:19:37
お邪魔します、山崎元様。



私のタイトルにある「業の工程」。

立川談志師匠お気に入りのフレーズ

を変えたものです。



男と女に業の肯定も否定もしません。



ただ言えることは男女の間には工程

が存在します。その工程の

結末を決めるのは人間です。



世間様と当事者とのかけひきが結末を

決めるだけです。男と女は弱い生き物

であり、同時に世間様も弱い生き物です。



エンジニアを職業とする私は人間の

判断で工程の結末を左右するという

怖い部分を最小限にします。

 
 
 
はじめまして ()
2006-10-09 14:39:36
ひょんなことからこのブログに行き当たりました。

そして、ほっとしました。

モナさんを擁護する関係者や、プライベートな事とすませてしまったニュース23に悶々としていましたので。

またたびたびきますね。



不倫は少なくとも法律の下での婚姻に関する契約違反ということには違いないと理解しています。



人を愛する心に如何なる人も立ち入ることはできません。

が、公道や公共機関でのああいった行為は、不倫に際しての二人が、最低限のルール、礼儀さえも軽んじてきた結果であり、「恋愛は個人の自由」という御旗を掲げるに至らない行為だと感じ、大きな不快感しか残りませんでした。



報道に携わる人の私生活は仕事に反映すると思っています。

個人の価値観や生きる姿勢がその人の仕事に反映される・・・どんな仕事にでも言えるのではないでしょうか。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-09 14:45:25
>しま様



報道はあってよいが、受け手のインテリジェンスで処理すべき、というお考えに賛成です。



問題は、このインテリジェンスが、個人のモノなのか、社会的に醸成されるモノなのか、後者だとすれば、どう醸成し、伝達するか、といったあたりでしょうか。



それにしても、賛成か反対か、どちらかに振れやすい世の中は嫌ですね。



少なくとも、評価の視点が複数ある時には、AもBも良いとか、AにもBにも悪いところがある、となることはあるのですが(例えば、A=検察、B=堀江貴文氏)、「お前はAの味方か、Bの側なのか?」と二者択一的にしか理解しない傾向は困ったものです。



>しるばーわん様



いらっしゃいませ。

「世間様と当事者のかけひきが結末を決める」というのは、全くもってその通りの事実の記述だと思います。



ひとつ気になったのは、「人間の判断で工程の結末を左右する怖い部分を最小限に」という考え方ですが、これは「状況に応じて判断する柔軟性を失う」ことを意味しませんか?また、そもそも論理的に、あるべき工程を最初に設計する際の判断は人間がやっていますから、これは、人間の判断の間違いを回避することになりませんし、むしろ固定化することにつながりかねないと心配します。



実は、投資の世界でも、半可通に工学をかじった人々が、自動化された投資プロセス(原理的に、将来の情報によって判断方法を改善することができないのですが)を優れたものとして、商用化して、概ね失敗した、というような事例があります。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-09 14:54:58
凛さま



いらっしゃいませ。



悪いことは悪い、としっかり理解することは大切ですね。



もっとも、一度悪いことをすると、立ち直りを許さないという社会も健全ではありませんが、山本アナと細野代議士の場合は、まず自分たちで問題に対する率直な総括と反省が必要でしょうし、報道番組としての「23」が彼女を外すのは妥当でしょう。ご本人達の「再チャレンジ」はそれから応援すればいいことです。「世間を騒がせた」というくらいの反省の弁しか述べられないなら、代議士としてもアナウンサーとしてもこの先使い物にならないと思います。



一部報道では、「休養」であって「降板」ではないということになっているらしいですが、これが本当なら、このテレビ局は、正常な判断力を持っていないのかも知れません。「モナ=人気者。視聴率的には魅力」あるいは「降板は、視聴者の反発が怖い」などと思ってぐずぐずしているだとすれば、見識のない、情けないことです。
 
 
 
お返事ありがとうございます (しるばーわん)
2006-10-10 02:02:58
山崎元様。



お返事ありがとうございます。



>ひとつ気になったのは、「人間の判断で工程の結末を左右する怖い部分を最小限に」という考え方ですが、これは「状況に応じて判断する柔軟性を失う」ことを意味しませんか?



という山崎様の御発言。

実は証券業界に身を置く山崎様

ならきっと反応すると思いました。



話がやや横にそれますが



「弱い生き物」と最初の私の投稿で

書きましたが、弱さとは判断を

現在の状況に委ねてしまうこと

だと思っています。



男女の中も判断を

現在の状況に委ねるほうが楽です。



山崎様の御発言で

「人間の判断の間違い」

という表現がありました。



「世間様の判断は間違いである」

ということが証明される時期は

いつも将来のみです。



山崎様のおっしゃる

「状況に応じて判断する柔軟性」

とは、

「現在の状況から将来の状況を

推測して判断する柔軟性」

と私は解釈しています。



本題に戻ります。

「人間の判断を最小限にする」

と私は表現をしていません。

「人間の判断の怖さを最小限にする」と

私は表現しています。



「判断」の最小化ではなく

判断が引き起こす「災難」の最小化です。



人間の判断に私は期待していません。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-10 03:19:52
しるばーわん様



なるほど、「怖い部分を最小限に」ですね。



確かに、証券の世界でも、その時のマーケットの状況に過大な影響を受けるということはあります。ただ、その「過大」は結果論で判断できることです。



その時の状況に過大に反応しないために、何らかの行動ルールをプログラム化することは、よく行われるのですが、この「ルール」を判断するために使ったデータが問題です。



たとえば、2006年以降の運用に対応するために、2005年までのデータを知っている人間が、統計その他を使って、その時点で最適と思うルールを作るわけですが、このルールは、1年後には、2006年のデータが利用可能なものになるので、2006年までのデータを含めて判断し直すことによって、修正される可能性があります。



ここで「災難の最小化」、といっても、「災難が最小化するように判断(行動を決定)する」ということなので、それは効用関数を入れ替えるだけのことですから、本質的ではありません。



また、「人間の判断に私は期待していません」ということは、システムをエンジニアという人間が作る限り、それは同様に「期待」できない、ということを意味しませんか?



人間は「弱い生き物」だという点は、たぶんお互いに一致していると思いますが、その弱さは、相場を判断するときと同様・同程度に、システムを作るときにも発揮されています。資金運用の世界で、いわゆる「システム運用」(判断ルールをあらかじめ固定した運用)が多くの場合上手く行かないことの背景には、まあ、そんな事情があります。
 
 
 
??? (とまと)
2006-10-10 22:02:52
久方ぶりで来たら、すごく盛り上がっていますね。

ケネディもニクソンもクリントンも、、、すごかった。細野氏を選ぶのは選挙民でしょう。山本モナを選ぶのは視聴者でしょう。

結果を見る前に、二人とも降板では、、、大人ではないような。不倫を肯定するわけでは有りませんが、なんか、、、子供じみている話です。

 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-11 13:17:24
とまと様



あの種の人たちのトラブル・シューティングとしては、注目されているときの登場回数を減らして、ひたすら逃げ回るのが一番有効なのかも知れませんが、特に細野代議士はいかにも逃げている印象で、パッとしませんね。林葉直子騒動の時の中原名人のように、堂々と会見すればいいのに。
 
 
 
2人の世界 (目立つところにいる方々は大変です)
2006-10-23 23:56:27
 政治家と報道関係者とはいえ、男女の関係。2人の世界ですから。特に気にすることはないのでは。出版社にとって、週刊誌販売促進の為に貢献した内容だと思います。

 細野氏程度では国家機密などほとんど知らないでしょう。自民党が政権を抑えていますから。

恐らく国家機密に該当する内容を知っているのは、過去又は現在内閣府に属する(していた)人々ぐらいでしょう。たとえ、山本モナが知っていたとしてもそれを第三者に漏らした時点で彼女はメディアの世界で生活できないのでは。

 議員切符の利用問題があるようですが、そんなことよりもっと重要な事を報道する義務がメディアにあると思います。

 

 

 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-24 01:27:43
目立つところにいる方は大変です様



いらっしゃいませ。



この話題の報道もやっと沈静化してきました。そこで、あらためて考え直してみたのですが、山本モナさんの「報道」というポジションは、やっぱりマズイような気がします。自民党の方を取材する事などもあるでしょうし、彼女の立場では、オフレコで取れる話は少なくない筈です。これが細野議員に伝わる可能性があります。国家機密でなくとも、やっぱりこれはまずい。彼女の場合、報道の仕事でなければ構わないでしょう。女優にでもなるといいと思いますが、もちろん、これからココロを入れ替えて、報道の仕事に再チャレンジというのもありでしょう。(但し、TBS及び筑紫哲也氏は、見識の問題として、さっさと山本モナさんの降板を決めるべきだと思います)



議員パスの問題は、細野代議士が、どの程度の誠意を持って自分の行動を説明するかどうかの問題でしょうね。大きな問題ではないと思いますが、説明が最初から一貫していなかった点は、彼の評価を下げたと思います。特定の支持者には謝ったのか説明しただけなのか知りませんが、話をして回ったようですが、有権者一般に対する説明が不足しており、所詮、都合の悪い話は逃げ回る程度の人物だったようです。政治家としての魅力は全く感じません。できたら議員を辞めて欲しいな、と私個人は思っています。



ところで、私が昔からよく読んでいる「日刊ゲンダイ」ですが、この問題に関しては、(1)山本モナに早く復帰して欲しいというオヤジの独白記事がしつこく、これが終わったと思えば、(2)簡単に身を任せる、あなたの周りの「モナ子さん」を探せ、というようなエロ記事が載って、どうも、ポイントを外しているように感じました。



尚、上記の少しマジメな話とは一切関係ありませんが、あのキスシーンの写真は、それ自体として評価すると、なかなか絵になっていました。日本の男女で、あれだけ絵になるキスシーンを残したカップルは他に思い当たりません。(細野さんの奥様の気持ちを考えると、おおっぴらに褒める訳にはいきませんが)



ダメ代議士の方も、俳優転向というのは、ありかもしれませんね。
 
 
 
評論家? (Unknown)
2006-10-24 12:54:10
初めて拝見しましたが、評論家?の肩書きむなしく本文中で全く正反対の論評を同時に書かれ結論が無く、最後には仮説を立てられコメント欄で議論ですか。

ガッカリです。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-24 14:14:17
Unknownさま



「正反対の論評を同時に書かれ結論が無く、最後には仮説を立てられコメント欄で議論ですか」。



その通りです。的確な要約だと思います。



この問題については、よく分からなかったけれども、気になったので、取りあえず話題にした。そして、コメント欄で議論をしたら、少しスッキリしたので助かった。私としてはそれ以上でも以下でもありません。



私としては、十分目的を達しているのですが(もちろん、最初からスッキリと立論できるに越したことはありませんが)、「ガッカリ」には、ご期待に添えず、申し訳ない、と申し上げておきます。



まあ、いいじゃないか、とも思っていますが、以上のような次第です。
 
 
 
わしも (作業員)
2006-10-24 17:33:26
下の話だけは、ええじゃないか、だ。

辺見庸いわく、ジャーナリストなどクソ蝿なのですから、宮崎のてっちゃんが紹介したラジオ番組から引き抜かれて、全国区になろうとしたら、本当の本当に下半身の全国区になってしまった、チンカスアリのと渡りの行く末、見守ってやりやしょうで。



ちなみに、仏教徒のくせに「金ドン暗殺だー」などと叫んでいた宮崎は、どうも暗殺という言葉はまずいと判断したのか、暗殺話は、落語家の桂ザコビッチになげている。オチてるようなオチてないような話だなあ。



宮崎がすかんのは、彼も一橋だからかなあ。山さんはクラタマと確か、面識があるんだよなあ。クラタマ以外、全部、掲示板ではないので、死ねとかはよくないですね、ウンコ召し上がれ。(天国の中島らもちゃーん、あんたの後輩の勝谷がうざいよー)
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-24 18:32:25
作業員さま



クラタマさんとは、かつて一冊本を作ったことがあります。会ったのは数回。



お会いしてみると、実は、結構「一橋」を感じさせるマジメ人間との印象を持ちました。「だめんずうぉ~か~」に登場する本人も割合教訓的なことを述べたり、案外常識的なオトメ心を語ったりしますが、「壊れた」感じは全然しない人です。



さる週刊誌の編集部と行った忘年会の二次会カラオケで一緒になりましたが、彼女は、「いい日旅立ち」のような選曲でした。ちなみに、私は1曲目にドラゴン・アッシュの歌を歌いましたが、これは彼女のコラムのネタにされしまいました。



男の「意外性」というのは恋のきっかけとしてポイントが高いという文脈でしたが、「山崎元さんのような、銀行員面(ぎんこういんづら)の人がいきなりドラゴン・アッシュを歌ったりすると、大いに驚くけれども、あまりにギャップがありすぎると、惚れたりはしない・・・」というような話でした。



別のタイプを狙うことにします。
 
 
 
別に (作業員)
2006-10-24 19:17:45
経済の議論で負けるからヨイショするわけやないが。お茶の間コメンテーターとしては、山さんは買いなんよね。

四十歳市民運動おばはんは、怪しい外国人生姜ないやつカンサンジュンに、カンさま、とか言ってメロメロで、三十歳院卒家事手伝いなぶら下がり風情の女は、山崎さん結構スキ、なんだとよ。

わしがここで遊んでるのは、「そっかー?、そこまでの顔やなかろう。北海道のコオロギ山口二郎の方が、いや、ええ勝負か、コオロギとは」という複雑な気持ちの表れである。

だいたいみんなシュンペーターにかぶれすぎとるんよ、御手洗も。イノベーションって、社会制度改革も含むとして、混乱のあとに成長、でしょ、百科事典的には。百科事典には、制度の硬直が社会主義化をもたらすことも、とか書いてあるから、といって、社会主義化はないとしても、混乱攪乱の痛みにたえている下流をみて性的興奮を得ているサディスト小泉的上流も多いわけ。

前にサプライサイドとどう違うと問うたけど、結局法人税減税したかっただけでしょ。減税分は、設備投資に回らずに、内部留保されて、山さんに預けられて、山しっかり増やせ、ってなもんでしょ。

インフレを簡単に起こすな、も、教科書的に言えば、インフレは株価の低下を引き起こす可能性が高い、つまりはファンドマネージャーが青くなる、かもしれない、なわけよね。社会の利益と個人の利益がどう関係しているか、懐疑主義でみんといかんわね。

マクロでロマンを、ミクロでさもしさを。話がそれすぎ、失礼。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-25 00:38:53
作業員さま



おや、今日は、ソフトですねえ。何かいいことが、あったのでしょうか?



シュンペーターの「イノベーション」はまことに便利な単語で、安倍晋三さんも多用していますが、「イノベーションがあれば、経済が上手く行く」というのは、かなり当たり前のことで、安倍さんの場合は、

「イノベーションがなければ、経済は上手く行かないのだ」と読み替える方が現実的なように思えます。



ところで、インフレは、その初期にはむしろ株価を上げる方向に作用することが多いと思います。インフレが、いつでも株価にプラスという訳ではないのですが、インフレを起こしたい人たちは、むしろ、その過程で一儲けしたいと思っているのではないでしょうか。



懐疑主義には、同意しますが。
 
 
 
関係ない話題ごめん (作業員)
2006-10-25 00:48:06
法人税をあげると言えば、速攻海外に逃げるぞ、とか揺さぶってきますよね、最近の資本家様は。で、減税。なんか腹たつんすよね。



おまいらでてけ、非国民。と言ってやりたくもなります。少々の金、払えよ。いい国やないか、日本は。そんなに出て行きたいか。そんなにいやかこのモンゴルな顔の民族が。

一度、そういうしょうもない揺さぶりをかけるさもしい資本家を追い出して、社民でいくか、競争するか、本当は議論したいんです。まあ、暴力団さんを追い出すのが、一番最初なんですが。では、落ちます、遊びすぎました。
 
 
 
Unknown (dora)
2006-10-25 13:33:50
はじめまして山崎さん。
山崎さんの記事からみなさんの投稿、興味深く拝読しました。
わたしからは2点について述べさせてください。

まずひとつ。
不倫は民法上の不法行為にあたります。
どんな行為が「不倫」に該当するのか?
(細野・山本両氏はプラトニックな間柄を主張するかもしれませんし)
つきつめて考えると、この件はデリケートでスパッと答えが出てこないテーマだと感じます。
一生懸命頭を悩ませたところで当人たちのコメントがなく真相は判らないのですから
我々はスパッとした、たった一つの答えを求めることなく
どう感じたか?どうあるべきと思うか?意見を交わせばいいのだと思います。
当人たちに目を戻すと、
真相・真意はどうあれかたや番組降板、かたや逃げ回るというような行動をとっている以上
二人の親密なお付き合いが明るみに出たら「まずい!」と思ったということなのでしょう。
そのような、すなわち隠しておきたい「キス」や「お泊まり」を「大っぴらに」していた、というところがやはり問題で
二人の迂闊なところだと思います。
「大っぴら」であることがいけないのか、バレないようにやればいいのか、というご指摘を受けるかもしれませんが
わたしがここで申し上げたいのはモラルに関することではありません。
細野氏も山本氏もその職業柄、世間の注目を集める存在です。
私生活を売りとしているわけではありませんし
にもかかわらずプライベートな部分までも注目し追い回し暴こうとするメディアのあり方も考えていかなければならないとは思いますが
「私生活も、みんなのもの」くらいの意識を持っていたほうがよかった。
だから少なくとも人の目のあるところでは、見る者の想像をかきたて物議をかもすような行為は控え
「模範的」であるよう心がけるべきだったのではないかと考えます。
なんだか気の毒なようでもありますが、あるかたの表現を借りれば
政治家・アナウンサーとして活躍されるほどの才能を持った人間は、プライベートな部分までも注目され時として暴かれるという
「宿命」を負っているのだという自覚を持つべきだと思います。

そしてもうひとつ。
正反対の考えを同時に披露し結論にたどりつけず仮説に終わる、という発表のしかたもわたしは好ましいと思います。
日本語として支離滅裂な文章であれば論外ですが、
山崎さんの記事は非常に読みやすいとわたしは感じますし
ご自身が「よく分からない」と感じられておられること、今回の報道のどこが気になっておられるか、
がきちんと伝わってきます。
仮説を立て、読者に問いかけるというような形での意見や考えの発表のしかたというのは
とりわけめずらしいものでもないと思いますし、
ブログのように受け手側も発信できる場では有益だと感じます。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-25 13:54:13
doraさま

いらっしゃいませ。

当事者に対する優しさ・配慮にも気を配られた、妥当なご意見だと思います。有名人の私生活とプライバシーの問題は微妙なものを含みますが、有名人の側でメディアを利用することが多々あるので、ある程度は仕方がないのだろうと思います。

また、当事者以外の人が不法行為についてどの程度問題にすべきかということも難しい問題です。細野代議士の不倫は不法行為ですが、その被害者は彼の奥さんであって、周囲が騒ぐことは、被害者の感情を一層傷つける公算が大きいとも言えます。

加えて、彼らのケースでは、報道関係者と政治家という問題がありました。この点や、上記の奥様の点などについては、エントリーを書いた時点で私は気付いていませんでしたが、重要な点だと思います。

こうしたことが分かることや、自分の文章の出来・不出来などが分かることは(今回のエントリーの文章は不出来だと、私も思います)、私にとっては意味のあることなので、ブログの効用だと思っています(時々誤解される方がいらっしゃるのですが、このブログは、無報酬で自発的に運営しているものです)。
 
 
 
現在と未来 (目立つところにいる方々は大変です)
2006-10-26 02:36:03
この2人に対して

細木数子はなんと言うでしょう?



三輪さん江原さんはなんと言うでしょう?
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-26 04:17:58
目立つところにいる方々は大変です様



うーん・・・。



細木・三輪・江原の各氏。何れも意見を聞くに値しない人のように、私は思います。メディアが取り上げるので、多くの人にとって、気になる存在なのかも知れませんが、そもそもメディアが取り上げない方がいい人達なのではないでしょうか。



違いますか?
 
 
 
Unknown (名無し)
2006-10-26 08:16:30
報道を担当する者が、報道の対象とねんごろになって

まともな報道ができるとは思いません。

交番は当然、TBS・NEWS23は損害賠償を請求しても良いかと思います。

 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-10-26 11:29:12
名無し様



私も降板は当然だと思いますし、発表が遅すぎたと思います。本来、TBS主体で、直ぐに発表すべきでした。



もっとも、エントリーの文章を見ると、あの文章を書いた時点では、私自身ポイントが分からずに迷っています。後から見ると簡単なことでも、現実の問題で、正解に辿り着くのは難しい、と思う次第です。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-10-30 22:56:44
不倫は駄目だと決めてしまったほうが、大人の不倫のとばっちりで人生が楽しめなくなる子供達の増加を防げると思えませんか。社会的に影響力のある人がそういうことをした場合、批判するのは義憤ではないのでしょうか?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-01-27 21:33:34
山本モナがテレビに復帰したようです。
守られるべき子供の人権がモナによりめちゃめちゃに
されたと思います。
 
テレビにモナが出てくるたびに傷つく子供!
思い出されるあの写真!
どんなに子供に隠してもいずれはわかることです。
学校生活でもこれから生きていく上でも
はかりしれない苦しみを味わうことになると思う。

子供を傷つけた細野代議士は父親として失格です。
しかしそれ以上にいつまでもテレビにている山本モナの倫理感は非常に不潔に感じます。
相手の子供をどれほど傷つけたか考えたら
この業界から引退すべきだと思いますが
山本モナは自分のことしか考えてない!

降板も当然 報道されるのも当然ですが
これにより一番傷ついたのは 細野の子供です。
 
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