評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
山崎元が原稿やTVでは伝えきれないホンネをタイムリーに書く、「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶ穴のようなストレス解消ブログ。
星野仙一氏のWBC監督就任に反対する
北京オリンピックが終わりましたが、ボルトやワンジル、フェルプスに日本の女子ソフトボールチームといった良い方の印象としてではなく、悪い方で一番印象に残ったのは、何といっても星野仙一氏が監督して率いた日本の野球の惨敗でした。私は、ナショナリストではないので、全てのゲームで日本チームを応援していたわけではないのですが、素人目に見ても下手な用兵、準備や情報の不足、ムード作りの失敗など、本来個々に能力の高い選手を(組み合わせは上手くなかったとしても)集めたはずの日本チームの戦いぶりのあまりの酷さに、後味の悪い思いをしました。たとえば、マイナー・リーグの選手に大学生まで混ぜたアメリカチームに二度も負けるというのは、監督としては、将棋なら駒を落とされて二度負けるくらいの「手合い違い」というべき惨敗でしょう。
個々の采配に関する不満や総評は、来週初発売の「週刊現代」の連載欄「新聞の通信簿」に新聞を引用して書いたので、そちらをご覧下さい。
率直に言って、短期決戦に弱い星野監督を選んだことが、日本チーム最大の敗因でしょう。選手を能力で選ぶなら、監督も能力で選ぶべきで、日本のプロ野球にしばしばある「監督は客寄せが出来る人がいい」という雰囲気はいいことだとは思えません。プロ野球も興行の一つなので、人気は重要でしょうが、真剣勝負でベストを尽くすという点から少しでも逸脱すると、長い間には、人気も失うことになるように思います(相撲の八百長と少し似ています)。
また、「日本経済新聞」が(23日と25日に二度も)報じていましたが、準決勝の試合後に岩瀬投手の起用について質問した韓国人記者に向かって「それがわたしのやり方。あなた方にとってはよかったじゃないか」と答えたのは、「暴言」でしょうし「スポーツマンシップを欠く」恥ずかしい態度だと思います(二つとも日経の表現です。たまにはいいぞ、日経!)。品位の点でも、星野氏が監督を務める姿を国際戦で二度と見たくないと思います。
ところが、その後のメディアの報道を見ると、星野氏が、来年行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の監督に就任するかもしれないという、妙な可能性があるようです。
星野氏は、五輪の直後に全く余計な言及だと思いますが、帰国時の記者会見で、NPB(日本プロ野球機構)からWBC監督の依頼を受けていることを「最終的にはおれが決める問題だが、今は考えていない」という何とも微妙な留保付きで明かしました。「週刊現代」にも書きましたが、この野球は下手でも、世渡りだけは上手い人物は、依頼を受けていることを既成事実化しながら、世間の風を観測しようとしているかに見えます。
「日刊ゲンダイ」(27日売り、28日号)によると「星野クンにも欠点があるかもしれんし失敗したかもしらん。しかし、星野監督以上の人物が、オレにはいるとは思えない」とナベツネこと渡辺恒夫読売巨人軍会長が彼を弁護したことで、雰囲気が星野監督「続投」に傾いているのだそうです。本当なら、「悪い冗談」としか言いようのない状況です。
星野氏は、本来なら自分の采配の失敗を厳しく批判しなければならなかったはずの敗因分析を、「敗軍の将兵を語らず」、「全ては私の責任」と、潔く責任を取ったような顔をしながら回避しました。自己批判を逃れる巧みな話のすり替えで、世渡りの上手さには舌を巻きますが、さすがに「続投」はまずいでしょう。腹を切れとか、土下座せよ、というようなバカなことは言いたくありませんが、「責任」の一部として、せめてWBCの監督就任を辞退するくらいのことはして貰いたい(残りの責任は詳細な敗因分析の公開でしょう)。辞退が一番スマートだと思います。男なら(女でも)、こんなところで様子を見るな。オリンピックの試合のVTRを見ると、さすがの星野氏でも、自分は監督に不向きだと思うのではないでしょうか。
星野氏には星野氏の生活やビジネスの都合があるかも知れませんし、場合によっては、プロ野球機構なり、巨人軍なりにも、星野氏に監督としてもう一度チャンスを与えたい事情があるのかも知れませんが(23日から25日の新聞六紙を読み比べると確かにそんな気がしてきます)、私は、星野氏のWBC監督への就任には反対したいと思います。
さすがに星野氏に食い込んでいる読売新聞の報道では、星野氏は、高血圧症で、今回も医師が同行し点滴を受けていたのだそうです。体調的にも無理でしょう。反対論の根拠の一つにありがたく加えておきましょう。
「星野さん。何はともあれ、お疲れ様。どこか人目につかないところで、ゆっくりお休み下さい。さようなら」
個々の采配に関する不満や総評は、来週初発売の「週刊現代」の連載欄「新聞の通信簿」に新聞を引用して書いたので、そちらをご覧下さい。
率直に言って、短期決戦に弱い星野監督を選んだことが、日本チーム最大の敗因でしょう。選手を能力で選ぶなら、監督も能力で選ぶべきで、日本のプロ野球にしばしばある「監督は客寄せが出来る人がいい」という雰囲気はいいことだとは思えません。プロ野球も興行の一つなので、人気は重要でしょうが、真剣勝負でベストを尽くすという点から少しでも逸脱すると、長い間には、人気も失うことになるように思います(相撲の八百長と少し似ています)。
また、「日本経済新聞」が(23日と25日に二度も)報じていましたが、準決勝の試合後に岩瀬投手の起用について質問した韓国人記者に向かって「それがわたしのやり方。あなた方にとってはよかったじゃないか」と答えたのは、「暴言」でしょうし「スポーツマンシップを欠く」恥ずかしい態度だと思います(二つとも日経の表現です。たまにはいいぞ、日経!)。品位の点でも、星野氏が監督を務める姿を国際戦で二度と見たくないと思います。
ところが、その後のメディアの報道を見ると、星野氏が、来年行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の監督に就任するかもしれないという、妙な可能性があるようです。
星野氏は、五輪の直後に全く余計な言及だと思いますが、帰国時の記者会見で、NPB(日本プロ野球機構)からWBC監督の依頼を受けていることを「最終的にはおれが決める問題だが、今は考えていない」という何とも微妙な留保付きで明かしました。「週刊現代」にも書きましたが、この野球は下手でも、世渡りだけは上手い人物は、依頼を受けていることを既成事実化しながら、世間の風を観測しようとしているかに見えます。
「日刊ゲンダイ」(27日売り、28日号)によると「星野クンにも欠点があるかもしれんし失敗したかもしらん。しかし、星野監督以上の人物が、オレにはいるとは思えない」とナベツネこと渡辺恒夫読売巨人軍会長が彼を弁護したことで、雰囲気が星野監督「続投」に傾いているのだそうです。本当なら、「悪い冗談」としか言いようのない状況です。
星野氏は、本来なら自分の采配の失敗を厳しく批判しなければならなかったはずの敗因分析を、「敗軍の将兵を語らず」、「全ては私の責任」と、潔く責任を取ったような顔をしながら回避しました。自己批判を逃れる巧みな話のすり替えで、世渡りの上手さには舌を巻きますが、さすがに「続投」はまずいでしょう。腹を切れとか、土下座せよ、というようなバカなことは言いたくありませんが、「責任」の一部として、せめてWBCの監督就任を辞退するくらいのことはして貰いたい(残りの責任は詳細な敗因分析の公開でしょう)。辞退が一番スマートだと思います。男なら(女でも)、こんなところで様子を見るな。オリンピックの試合のVTRを見ると、さすがの星野氏でも、自分は監督に不向きだと思うのではないでしょうか。
星野氏には星野氏の生活やビジネスの都合があるかも知れませんし、場合によっては、プロ野球機構なり、巨人軍なりにも、星野氏に監督としてもう一度チャンスを与えたい事情があるのかも知れませんが(23日から25日の新聞六紙を読み比べると確かにそんな気がしてきます)、私は、星野氏のWBC監督への就任には反対したいと思います。
さすがに星野氏に食い込んでいる読売新聞の報道では、星野氏は、高血圧症で、今回も医師が同行し点滴を受けていたのだそうです。体調的にも無理でしょう。反対論の根拠の一つにありがたく加えておきましょう。
「星野さん。何はともあれ、お疲れ様。どこか人目につかないところで、ゆっくりお休み下さい。さようなら」
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わたくし知りませんでした。オリンピック選手は皆、等しく選手村で過ごすものだとばかり思っておりました。
ところが日本の野球チームだけは選手村に足を踏み入れることなく、北京市内の高級ホテル滞在だったとか。これは星野監督の人選だとか采配だとか以前の問題だと思いましたけどね。
でもきっとWBCでは、各国選手ともに同等ホテルの滞在となるでしょう。ですから星野ジャパンでも十分に五分の勝負ができるのではないでしょうか、、、なんてね。
当然だと思います。ただ、なにせ野村さんより人気があり【目上の受けが良い】
なんだか、まだまだ監督業を続行しそうな雰囲気ですね。
《ひとめにつかない所で、お休み下さい》
!!(笑)そこまで、毛嫌いしなくても。
ひっこんでな!
と、言うには・・・
野村監督だったら、もっとましな試合、仕上がりでしたかね??
しかし、プロ野球の監督としても、その後、ヒルマン、バレンタイン、野村、王ジャパン、等、データ野球というのかどうか良く解りませんが、ともかくも星野とは違う視点で選手を良く見、新しい野球道を切り開いた名監督は沢山いると思います。日本プロ野球界もスター選手が大リーグに「出稼ぎ」に行って苦しい中、これらの監督は金で買ったスター選手のオンパレードではない選手の育て方、チーム作りの面白さ等を教えてくれて、新たなプロ野球ファンを作り出しているように思われます。
星野も真のスポーツマンであり、スポーツ監督であれば、自らの強みも欠点も良く分析できなければ、次のWBCに勝てる戦略も立たないことでしょう。処世術も大切でしょうが、日本国内のスポーツ処世術で勝てるほど世界のスポーツは甘くないということではないでしょうか。
酷い結果を出した監督が、引き続き代表監督を続ける、というのは、無茶苦茶だと思います。何か特段の事情があったというなら、ともかく、そういうこともないようですし。
星野氏の人間性(普通の神経だったらWBCの監督は辞退すると思う)、日本プロ野球界の歪んだ構造(どうして、星野氏がWBCの監督に推されるのか)について少し考えさせられました。
それにしてもナベツネ氏は、自らの欲動のためには野球などどうなっても良い、というお考えなのでしょうか?数年前の彼の欲動がもし実現していたら、プロ野球は1リーグ制になり、坂を転げ落ちるように衰退しただろうと思います。
たいへんきわどい状況でしたが、阻止したのはホリエモンと古田敦也である、と私は思っています。
日本シリーズのような短期決戦に強くって、スター軍団を操れるというと、かつて西部の監督をしていた森さんを思い出すのですが、他に誰かいるでしょうか?
ただ、ご本人が一番わかっていると思いますが、森さんのようなカリスマ性が微塵もない人は、一旦、負け始めると見境なく叩かれる【今回の星野さんの比ではない】ということなので、多分、引き受けないとは思いますが・・・。
余談だが、長嶋一家、も、ええかげんにしてくれ、家族もの、は、アニマル浜口一家で、ゲップ、じゃよ。頭のおかしい車谷長吉みたいに、死んでくれ、とかは言わないが、もうええで、もうええ、どっかで、静かに暮らせ、なにが欲しいんや、金か、金なら、ない、だれか、くれてやれ、星野と長嶋に、金を。
個人的にはWBCの監督はロッテのバレンタイン監督などが良いのではないかと思っています。ベンチのムードも今回のオリンピックと違って明るく盛り上がりそうだし。
監督報酬で折り合いが付かずに決別したのをご存じないか。星野は所詮金で動く男。今回も「金しかいらん」とか言っていましたが、正確には「現金しかいらん」ということです。色々生活にも金が要るんでしょうが、WBCで一儲けして、あわよくば次期巨人監督をも視野に入れている。そんな、金目当ての計算づくの行動・言動に、「日本男児」とか「スポーツマン」などという虚像を見るべきではないよ。
私も、会見での発言を「暴言」とこともなげに評した日経のスポーツ欄記事に、めずらしく批評性を発露することもあるんだな、と印象にのこっています。新聞じゃないみたい。
ところで、アメリカ戦でしたか、敗戦をうけて「屈辱的」とコメントした選手がいたそうで、プロ野球選手はやはりどこかドメスティックな性格から逃れられないのでしょうか!?
「誰なら相応しいか?」ということは一切記載しない。
結果が出てから叩くが、その前は大人しい。
三流週刊誌のような無責任な人間の典型ですね。
まっとうな人間ではないですよ。
ですが、近年の国際大会の出来を見ればこれ位が日本の本当の強さとは思います。
元々優勝チームですら4割近く負けるスポーツなんです。
私も森さんに一票です。選手と監督を合わせると、日本シリーズで一番勝った経験の多い人かもしれません。短期決戦の経験は明らかに豊富です。情報収集にも熱心ですし、多少暗い感じはしますが、合理的な頭脳派であるように思えます。
>「読者」さま
たかだかこの程度のブログにわざわざ手間をかけて書き込んで、そう怒りなさんな。それに、あなたはどうすればいいと思っているのですか?ご自分がやっていることも似たようなものではないですか。(本当のバカだと本気で怒り出すことがあるので、このくらいにしておきます)
当店は多少の酔客なら相手をすることがあります。気が向いたら、(もう少し頭を冷やして)またどうぞ。
皆さんが指摘している通り、星野氏の知性と品格を問題にしているのですよ。
知性と品格の問題から新たな監督は「こいつだ!」は、導き出せませんね。
裏付けの無い批判は、ただの誹謗・中傷ですよ。
冒頭に、「私は星野仙一が好きでありません」と書くべきでした。好き嫌いの話ならなら、これといった理屈をつける必要もないし、つけたところでたいした意味をもつものではありませんからね。
勘違いさせて申し訳ございませんでした。
今回でも少なくとも新井と川崎がツブされてしまっていますし、精神的にツブれた選手も今後出てくるかもしれません。
野村監督も言ってましたが、山本、田渕と仲良しをコーチに選出している時点でやる気が感じられないと思いました。
しかも、山本浩二なんかは5年間カープをむちゃくちゃにしておいての代表コーチですからね~。
選手も国際大会向けの選手、その前提である程度の年間通しての調子の見極めなども合格点にいかないメンバーを選出していては、メダルをとれないもの仕方ないでしょう。
以前、村上ファンドと阪神の問題の時にも、意味不明なことを言っていたのを見てから「野球以外はダメだな」と思ってたら、野球もダメですね。
兄やんも、もうあんまり顔みたくないですね。
政治家によく見られる傾向ですが、権力は閉じた思考回路に人を引きずり込む魔力があるのでしょう。
もし星野氏続投なら理不尽な経験だと思いますが、そこを通過しないと次に進めないのが“バカな社会”なら苦い教訓として受け入れるしかない。
星野氏個人については山崎さん同様、観測気球を上げるなど政治家的だと感じています。還暦を過ぎた日本男子としてはいささか情けないですね。
それは応援団長です。星野氏の弁舌と人間関係力は、集団の高度な勝負に向いているとは思えませんが、応援団の「華」にはいいのではないでしょうか(産経新聞によると星野氏にしか日本代表監督にふさわしい「華」がないのだそうです)。何よりも、彼は財界・政界にコネが豊富なので、資金集めや仲間集めに向いています。
応援(団)とは本当はもっと地味で地道で純粋な行為(とその組織)なのだということも心得ているつもりですが、ここは商業的成功のために、彼に役割を与えてはどうでしょうか。
テレビ局も騒ぐことなら得意なタレントを多数繰り出してくることでしょう(使う以上は視聴率のたしになるのでしょうし)。別チャンネルでふつうの中継をしてくれればなおいいし、音を絞って見るのも、集中が高まってなかなかよいものです。
純粋な応援は、別の自発的組織を作ればいいでしょう。
男★野・闘魂★野と云うイメージを中日時代から醸成し、阪神タイガースで成就させた男。采配は野島氏に全面委託し、ここぞと云う時に男を演出。野村が育てた赤星が活躍。「会社の上司にしたい男No1」!自己を殺して球界に尽力した★野。野村張りの野球解説でファンを増やす。野球ファンと球団代表、スポンサーに愛される★野。オリンピック代表監督は別段やりたくはなかったが、どうしても電●さんから「★野さん!あなたしかいないよ!他の人じゃスポンサー付かないし!」。NPBからも強く説得され、その気になった。自己実現を目指して生きてきた男だよ。誰に文句を云われる筋合があろうか。
国民がなんと云おうと闘魂星野にはナベツネが付いているじゃないか!WBC日本での主催者は●売新聞社なんだからね。9月1日の会議はナベツネに任せとけ!それに、他の球団を広告料で食わせてやってるんだから誰も文句はいわないさ。WBCで負けたって日本●レビで言い訳すれば問題ないだろ。それから来年の正月に「星野仙一物語」を放送するからみんな見るんだぞ!「星野ジャパン」は商標登録されているからみんな使うなよ!NPBは国税局から告発されたが、ちゃんと税金はらえよ!。
そもそも転職回数を売りにするようなアナタに
継続することに対する理解力があるとは
思っていませんけどね。
後出しじゃんけんでケチをつけるしか
できないのも納得です。
踊る阿呆に、見る阿呆、だね(笑)。
なんか星野さんの気合いが足りないですね~。
きっと調子悪いんだと思います、人間良い時もあれば悪い時もある。
ただし、結果をだせなかったのだから、男らしくいけ!と言いたい。
「男らしくいけ」
とか言っても
説得力ないよなぁ~
WBC監督は★野君しかおらん!
電●も●売新聞社も困ってまして、テレビ視聴率が6.9%にまで落ち込んで広告料も取れないんですよ。
★野君が監督になれば、★野バッシングしてる連中が日本負けちまえって、テレビ見るからね!視聴率50%だって夢じゃないよ。
スポンサーには電●さんがマーケティング資料を見せて、70%の国民は★野WBCジャパンが見たいって云ってますよ!で問題ないじゃん。
イチロー呼べるの★野しかいないし、昔から仲がいいからね。イチロー出ないんじゃ、視聴率も取れないから、いいんじゃね、★野で。
これから、大リーグ中継があるから・・・さいなら。
> なにが欲しいんや、金か、金なら、ない、だれか、くれてやれ、星野と長嶋に、金を。
語感が似ているからといって、星野仙一が星新一より世界にとって重要であったことは一度も無かったし、今後も無い……といいつつ、別のエントリで名前の似ている前原誠司と萩原誠司を『裏切り』の共通項で括っているわけで、これもまた理不尽ではあります。
> 「星野さん。何はともあれ、お疲れ様。どこか人目につかないところで、ゆっくりお休み下さい。さようなら」
山崎店主のこの『まとめ』はとても応用範囲が広くて、『星野』とあるところを『総統』にしても『御不浄』としてもはたまた『○原誠司(HとMのどっちでもよい)』でも使えそうです。
闘将星野も俺たちの安倍総統同様『人前に出ることがすでに奇行』の域に達してしまったのでしょうか。
価値あるご異論、ありがとうございます。
つまり全てのゲームで日本チームを応援している人は(これが日本国民のほとんどを占めるでしょうけど)、すべからくナショナリストということですか???
乱暴を通り越して無茶苦茶な書き方ですね
ちょっと頭冷やしたら?
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日本の敗因について、ストライクゾーンの違いなどが指摘されているが、松田会長は「相手も同じ条件。いろんなことが新聞に出ているが、日本のプロが言うことはない。負けてもひきょうな日本人になってもらっては困る」と苦言を呈した。(時事ドットコム。2008/08/28-19:27)
=======================
ストライクゾーンにとまどった、という理由が星野監督が第一にあげた敗因でしたかが、「ひきょうな日本人」とは痛烈な批判です。
こんにちは(いま29日11:35頃です)
僕は山崎さんと違った意見をもっています。
日本は「慣性の法則」にやられたと思っています。
つまり、いいことに決まったと思った球がボールと判定された。
日本では、いや、メジャーであっても、いまのはストライクだろう。いままでのやっていたのとは、違うぞ。
というのに、囚われてしまった。
アマチュアの会長が「プロが言うことではない」といったそうだけど、日本のプロだからいっちゃったんだと思います。その呪縛から、離れられなくなってちぢこまってしまったのです。
星野さんは日本の野球を愛しすぎた故に、負けてしまったといえるでしょう。
ただ、WBCの監督にはなっちゃいけないと思います。
もし、なっちゃって負けたら、目もアテられないでしょう。
ひいきのチームや選手・力士がいて、テレビの前で一生懸命応援していた記憶があります。
最近は、テレビでやっていても、ほとんど見なくなりました。そういえば、高校野球も見なくなりました。
相撲はやったことがないのでわかりませんが、野球はたまにやると、すごく楽しいスポーツだとあらためて思います。どうやら、野球そのものがきらいになったわけではなさそうです。
ここ最近、けっこう見ているのはサッカーですが、これも近いうちに見なくなりそうで、複雑です。
星野監督の地元ですが、今秋知事選が控えているにも関わらず、自民・民主とも候補を擁立できておらず(民主は断念したようです)、県民からは星野氏を期待する声がよく聞かれます。本人も阪神を辞めた頃は政治に色気があったようですが、今はWBCで頭がいっぱいのようです。個人的にはいくらなんでもあれがトップなんて・・と思うので、タイミング的にWBC就任には賛成です笑。ちなみに現職の対抗馬としてちくわ笛を吹いてる人が出ます(ときどきTVに出てますが、ご覧になったことはありますでしょうか?)人材難は野球界も国政も地方もかわりませんね。
真剣勝負にお友達を連れてくるのはどのような意図があったのか?
気心しれた友達コーチ陣にするという事は、コーチとしての能力や責任を問う前に自分のコミュニケーション力の無さを補う事を優先させたようにも思えます。
この辺りにも短期決戦に向けたチーム作りが得意でないのがうかがえませんか?じっくりどっぷり長期的にというのが星野氏の力に合っているのでは。
WBC監督は星野氏にとっては短期決戦をどう戦うかという第二のプラクティスの場になっていいのかも知れませんが、私はわざわざプラクティスの場を提供したいとは思いませんし、勝つ日本が見たい。
しかし、今回の内容、やや違和感を持ちました。私も、彼のWBC続投には反対ですが(理由は山崎さんと同じです)、それと同時に書かれている、彼の「世渡りが上手いだけ」というご指摘は、今回の続投話とは切り離して考えるべきだと思います。
恐らく、本業がだめでも世渡りが上手い、という指摘は外れていないと思います。また、、星野氏が短期決戦に弱いというのは、過去の日本シリーズの実績からしてそうなのでしょう。しかし、その世渡りの上手さが、功を奏した例もあったと思います。野村監督が、「俺は、○○という選手が欲しいと阪神オーナーに言ったことが何度もあるが、聞いてくれなかった。しかし、『いくらの金を用意し、こういう手順を踏み、誰々に話をつければ、○○という選手を獲れる』とまで言ってオーナーを説得し、自らも行動いた星野には驚いた」という趣旨の発言をしていたのを、雑誌で読んだ記憶があります。これが事実なら、星野氏の世渡りセンスが、結果的に金本や下柳らの獲得、そしてこれらの選手の活躍によるリーグ優勝につながったと考えられますし、それは決して一方的に非難されるべき資質ではないでしょう。負け犬同然だった阪神タイガースを立て直した実績は、今でも賞賛されていいと思います。
また、「依頼を受けていることを既成事実化しながら、世間の風を観測しようとしているかに見えます。」、「「全ては私の責任」と、潔く責任を取ったような顔をしながら回避しました」「どこか人目につかないところで、ゆっくりお休み下さい。さようなら」という書き方は、あまりに意地悪な書き方だと思います(それがこのブログの面白いところでもあるのですが、、、)。
「星野氏は短期決戦には向かないからWBCはダメ。でもその世渡り上手な資質が、野球界に貢献することも多いだろうから、今後はそちらで存分に活躍して欲しい。」というのが私の意見です。
今回のエントリーは、やや感情的過ぎると思いますが、私の気のせいでしょうか?山崎氏には、「世渡りベタ」コンプレックスでもあるのでしょうか?この前のエントリーで、そのブログをお手本にしていると書かれていたホリエモンに似ている気がしますが、、、。
という、私も一方的な書き方になってしまいましたが、ご気分を悪くしないで下さい。冒頭書きましたように、山崎さんのブログはいつも拝見していますし、その鋭い観察力を、自分も身に付けたいと常々思っています。
所属チームの優勝と自分の年間成績が(年棒アップや大リーグ挑戦も含めて)最大目標のプロ野球選手達なのですから、ケガや調子を崩すリスクを考えると本音ではオリンピックには参加したくなかったのでしょう。
それなのに、歴史と伝統ある日本プロ野球の実力を見せなければならないという意地だけでオリンピックに参加する、という状況だけが存在し、参加する意欲を示してくれた選手に監督が入れ込んでしまうのは仕方がないように思います。
やはり、実力はそこそこあるのに精神的弱さで十二分に力を発揮できないチームを情を持って引っ張る「闘将」ではあっても、短期決戦において緻密で非情な采配ができる「名将」「知将」ではなかったということですね。
おそらく、日本プロ野球の実力を世界に示し野球人気を回復したい想いと国内リーグ優先の事情の狭間で苦悩した星野さんを支えている「使命感」が、今回の評判の悪い言い訳をさせているようにも思いますが、この「使命感」が暴走してWBC監督を引き受けるようなことがないことを祈るばかりです。
それ位、酷い敗北だったと思います。
今回の収穫は嫌味な言い方ですが。
銅メダルすら獲得も出来ない。
一切の成果もあげていない事だと思います。
思えば、WBCでも韓国には1勝2敗の負越。
過去のオリンピック戦でも十分な力を発揮していない。日本プロ野球の悪しき伝統なのでしょう。
>いくらなんでもあれがトップなんて・・と思うので、タイミング的にWBC就任には賛成です。
あらまあ、そんな事情がおありとは!そういうことでしたら、前言をひるがえしWBC星野監督に賛成いたします(私が賛成しても何にもなりませんが)。
やはり、監督にこそ敗戦の最大の責任があったと言わざるを得ないと、あらためて思いました。
尚、土曜日売りの「東京スポーツ」は、WBCではバレンタイン監督と野茂コーチの組み合わせを推しています。この布陣なら、私も日本チームを応援しそうです。
で、そこで星野県政待望論があろうとは....。確かにいつも酔狂な連中はいますし、横山ノックよりは良いかもしれない。石原慎太郎にしてもどうかと思いますし、どっこいの勝負かも。
もしそういう理由でWBCに行くのであれば、是非姫井由美子も引き取ってください。
いや~本当に、気楽でいいですよ、評論家は。 あなたにも、きっとできますよ。諦めないで!
アナタが運動音痴な評論家だから分からないだけです。
人は「イメージ」に左右されるものです。例えば作
家で精神科医のなだいなだ氏は「湯飲みにおしっこを
入れ、それを捨てた後洗って改めてお茶を入れたとし
たら、人はそれを飲めるか」といった事を書いていた
のを見た事があります。星野監督の場合「良い」イ
メージが強く「悪い」イメージがそれ程強くないので
はないでしょうか。「万年最下位だった阪神をAクラス
にしたのだから、強い選手を率いれば世界一になれる
だろう」という"連想"というか"イメージの連鎖"があ
るように思われます。しかし「球団の監督として
チームを浮上させる」というのと「与えられた選手で
短期決戦を戦う」というのは必ずしも同じではないと
いう事が立証されたのが今回の五輪の結果ではないで
しょうか(代表監督は誰にとっても容易では無いよう
に思われます。サッカーWCのジーコ元監督も?、トル
シエも"出場請負人"でも"優勝請負人"ではな
かった?)。星野監督はWBCよりも阪神に代わって
(?)"低空飛行"の横浜の監督の方が向いているので
は。
では率直に言って、短期決戦に強い監督は誰なのですか?
この部分で説得力のある人選をしなければ、
あなたは結果が出てからでしか叩けない、
自分だけ守る人間の典型ですね。
>>世渡りだけは上手い人物は
「転職12回」のあなたも同じですよ。
山崎さんの転職回数を持って、世渡り上手だという輩がいるようですが、批判には全くあたりません。転職はチャンスでもありますが、リスクも大きく賭けとも言えるものです。自分の実力だけで荒波に立ち向かってきたのです。そして日本で唯一かつ随一の金融アドバイザーかつ経済評論家なのです。業界やマスコミに媚びも売らず、一般個人投資家のために発言を続けてきた山崎さんを全面的に支持します。
とはいえ、お上品なスポーツとされるテニスやゴルフには全く興味をもてなかった私も、「ガス抜かれる側」ですが。
しかし、国際試合でどう見ても活躍できなかった、しかも1試合だけ、ではないのに、惨敗といっていい結果がついこないだなのに、「じゃあWBCなら」という感覚は、ある意味すごい。サムライって、こういう意思決定ができる人、なんでしょうか?
ちょうどお盆時期で戦争ものもお盛んな時期ですが、もしかして「この国のエラい人は3!流の伝統は生きている!?」と思ったり。
一方で、「損を取り返すまで賭け続ける」多重債務者の論理は野球ファンでは常識!?と思ったり、私にとって新たなる発見でありました。
だったら代案出せ、という反論って、「それは最悪」の反論にはならんのですが、それが通用するのは野球ファンが3!の倍数がお好きだから、なんですかね。まあ、ガス抜かれる皆さんのドリームなんで、壮大な無駄もよろしいかと思います。うん、夢の軍艦作って国を傾けるより、いいですよ!
こんな調子では、スコアラーが集めたデータは活かせないでしょう。私もNHKの番組を観て、スコアラーが気の毒でなりませんでした。
論点のすり替え。野球と多重債務は無関係
>>だったら代案出せ、という反論って、「それは最悪」の反論にはならんのですが、それが通用するのは野球ファンが3!の倍数がお好きだから、なんですかね。
まったくもって意味不明。
論理の欠片も見当たらない。
結局はケチをつけるしか手立てがないようですね。
山崎さん支持の皆様、もう少し頑張って!
あんまり会話も生きるのも(ご自分で思っているより)お上手ではなさそうですが、ネットの世界はですね、リアル人生でセコい軌跡しか描けてなくても、別人になれるとですよ。
現実を引きずってないで、ネットの世界でくらい、シアワセになってみてもいいのでは(笑)
それと、よかったら、ハンドルネーム進呈しますよ。
多少お仕事で鍛えてますので、正規だとお高いですが、ネットでのご縁ですから、ここいらでシアワセに一歩進む機会となれば幸いです。
コメントを書き込まれる方は、ハンドルネームを「名前」欄に書き込んでから投稿して下さい。議論の整理を含めた、整理の都合上必要になることがあります。
よろしくお願いします。
尚、コメント欄での議論は原則自由ですが、コメンテーターは、全てのコメントを相手にしなくても結構です。
お前が一番野暮だよな。
で、結局星野以外誰なら勝てるのか
誰でもいいから書いてみろよ。
いつまで経っても怖くて書けないよなぁ。
批判はできても。
必ず終わってから。
誰がいいとは言わないで。
それしかできない気楽な評論家連中(笑)
星野氏の立場からすれば、監督を要請されれば受ける権利はあると思います。
そもそも監督なんて自らやるやらないを決められるもんではなくて、やらさせてもらえるかどうかですから。
結局監督を決める側が勝つことよりもビジネスを優先させてしまっていることが、一番の問題ではないでしょうか?
気にしていらっしゃらないと思いますが、気が向かなければ、コメントに対して返事をする必要はありません。
私は短期決戦の監督には森さんがベストだと思いますし、森さんの日本代表は見てみたい気がしますが、推測するに、ナベツネ氏はたぶん森さん嫌いなのでしょう。
しかし、できれば、日本のプロ野球がはやくナベツネを卒業するといいなと思っています。
尚、本ブログのすべてのコメンテーターとおなじくらい評論家が気楽なのはその通りで、何ら怪しむに足りません。気楽なことを言って商売にしている人と、そうでない人の二種類がいるという程度のことでしょう。両者に本質的な差はないと思います。
「俺は発言に責任を持っている」なんて力んでも、暑苦しいだけです(やりたい人はどこか別のところでやってちょうだい)。
真の闘将なんで、敵国韓国ものどから手が出るほど欲しい人材でしょうし、これが実現すれば、韓国にだけは勝てる!ニホンは大林監督か広岡&バレンタインでも据えとけばええです。
参考文献:関川夏央「海峡を越えたホームラン」
星野氏が選ばれる理由とは「勝てるか否か」ではな
く、「(煽って?)盛り上げられるか否か」ではない
かと思うのです。それで言えば最善は長嶋茂雄(さす
がに無理?)、次善は王貞治(既に世界の頂点に
立った)で、地味(?)な森(や野村?)氏よりは「お祭
り男」星野氏の方が好ましいのかなとも。オーナーみ
たいな立場ならすれば「地味に勝つ」よりも「派手に
玉砕」の方がとも。投資も投機からすれば「高値安
定」よりも「乱高下」の方が良かったりして。
スポーツの場合一度目はともかく二度も負けたら流
石に「盛り下がる」と思うけど。
しかし、それは結果論でしかないし、あなたの書かれた内容は結果論を述べるにとどまっており、ではどうあるべきであったか、これからどうあるべきかについてのあなたの考えが全く無い、すなわち全く無責任な内容であるという印象を持ちます。
分野の違う「経済」であるにしても、「評論家」を名乗られるならば、もう少し質の高い主張を発表され留べきだと思いますよ。大きなお世話でしょうが、あなたの評価を落とします。
コメントも数学の微分積分を解いたら書き込み可(ちなみに私はこの時点でアウトだ)、IQテストをクリアしないと書き込めない(かつて某SME社の試験では泣いた)、最初に入学した大学名を記入させ留、などいかがでしょうか。
質が上がると思います。評価が上がるかどうかは、相関を数式で表現できないのでわかりません。
私個人としては、某落○信彦さんや某ハセケー先生より立派であれば、評論家としてはいけるのでは、と(元・名監督に比して)大甘な評価をしております。
私は続投容認派だったが当人の意思は尊重するしかないな。
残念だけど…
五輪でもし勝っていたら
選手やスタッフを持ち上げただろう。やつはそういう男さ・・・。
でも、他にいるんだろうか?
あれほど情熱をもって選手やメンバを信頼し
日本の野球を率いる事ができる人が・・・今。
店主をはじめだいたいの方は野球の専門家でもなければ、プレーヤーでもないはず。
本当に悔しいのは、選手であり監督本人ではないでしょうか。星野氏をかばうつもりは毛頭ございませんが、ちょっと世論的にもおかしな風潮になっていることへの警告です。
コメントありがとうございます。
確かに私は野球の専門家でもありませんし、協議の当事者・利害関係人ではありません。また、個人的な好みの問題として星野仙一氏的な人格が大嫌いであることも事実です。
ただ、星野氏も選手達も、人に見られることで成り立っているプロであって、良くも悪くも言われることがあるのは商売のうちでしょう。彼らを批判することに対する好き嫌いという次元の意見があることはまた当然とも思いますが、私が週刊現代やこのブログで書いた程度の悪口を言うこと自体は何の問題もないと思っています。(事実誤認や根拠のない名誉毀損などがあれば問題ですが)
彼らの成功も失敗も所詮は話の種としての消費の対象です。ダメだ!と個人が思えば、遠慮して同情や美談に終始する必要もないし、無視をすることが正しいわけでもないと思います。
もちろん、星野だって勝つことがあるぞ、とか、結果を見て批判するタイプの意見や人間が俺は嫌いだ!という意見表明もあっていいでしょう。(違うテーマについて似た意見を持つことは、私もあります)
力一杯「好き嫌い」を述べるのはいいけれども、「警告」は変じゃないかなぁ、というのが、私の率直な感想です。
「プロ野球」というのは、ファンが思い思いに言いたい放題を言っていい対象だと思いますが、どうですか。
尚、このブログのタイトルに、「評論家」と掲げているのは、当事者でない人間が勝手に物事を論じるという世間で言う「評論家的」な気楽な言説を楽しもうという趣旨を表現したものです。場全体が、評論家なんて、偉くない、ということが前提条件の「遊び」なので、勘違いしないで下さい。
野球人生さんは大丈夫だと思いますが、時々店の雰囲気が分からない田舎者がいるので、補足しておきます。気楽に遊んでください。
そう、それを冒頭に書くべきでした。
山崎先生のご意見を見て、この欄の最初のほうでコメントした者ですが、その一言を聞き、ホッとしました。
好き嫌いの話なら、これといった理屈をつける必要もないし、つけたところでたいした意味はありませんからね。
ただ一つだけ残念なのは、結果がどう出るかわからない時点でご意見を開陳してもらいたかったことです。
今のような、猫も杓子もオタマもスプーンも、池に落ちた犬が叩かれて当然の時に、寄ってたかって叩きのめすその中のお一人に山崎先生がいらっしゃることが残念でならないのです。
星野さんは、野村さんとともに阪神を立て直した功労者です。そのことは変わらないし、感謝しているけど、「ドーハの悲劇」と同様、「北京の絶望」とも言うべき傷が野球ファンの心にはついてしまった。オフト監督は良い人だと思うけど、顔を見ると思い出して悲しい気持ちになる。星野監督もそのことをわかって、しばらくは静かにしていてほしい。
パターン継投、
無死で走者が出たら自動的に送りバント、
まめ鉄砲打者を選出、
北京で、このあたりの愚かさを学んでくれたならまだ光が見えるのですが
今、星野氏のWBC監督就任の反対署名運動が各所で活発になってきました。
昨日署名が始まって、既に目標の1000票を突破してまだまだ票が伸びそうな勢いです。
それだけ、多くの人が星野氏が北京オリンピック以降
全く責任を果たしていない事に疑問を感じている証拠ではないでしょうか。
最も署名運動が活発になってきている「署名TV」は
1万票を越えるこんにゃくゼリーの製造中止反対署名が集まった事でマスコミに取り上げられ、記憶に新しいところだと思います。
同じ様に1万を越える事態になったら、マスコミは無視できないはずです。
今月28日に予定されている
次回WBC検討会議星野氏のWBC全日本監督正式就任発表まで時間は残されていますので
可能性のある限り、
星野氏のWBC監督就任反対に賛同の方は
ぜひ署名の協力をお願いいたします
http://www.shomei.tv/project-165.html
いつから私たちはこれほど愚かに成り下がったのであろうか。戦後民主主義の病巣がここにあるのではないか。
振り返れば、わが国の宰相にも、同じ手法で祖国を目覚めさせた英傑がいた。森喜朗氏であり、安倍晋三首相である。
森氏は徹底していた。「IT革命」などなど、愚昧な首相を演じ続けた。愚かな答弁はマスコミの集中攻撃と嘲笑を受けたが、彼は屈することはなく、国民の覚醒を待った。
答弁を終え、自室に戻った彼は、「今日の私は十分に愚かだったでしょうか」と周囲に問うた。秘書官は男泣きに泣いた。森を支えたのは、「負けて目覚める」という哲学であり、長期的な展望であった。
というような記事が、WBCニホン優勝の後、参詣新聞辺りに載ったらいいなあと思って書きました。内容は一部フィクションです。たぶん。ああ、安倍さんのとこまで行かなかったが、めんどくさくなったから、いいや。
がんばれ、星野ニホン!
いつから私たちはこれほど愚かに成り下がったのであろうか。戦後民主主義の病巣がここにあるのではないか。
振り返れば、わが国の宰相にも、同じ手法で祖国を目覚めさせた英傑がいた。森喜朗氏であり、安倍晋三首相である。
森氏は徹底していた。「IT革命」などなど、愚昧な首相を演じ続けた。愚かな答弁はマスコミの集中攻撃と嘲笑を受けたが、彼は屈することはなく、国民の覚醒を待った。
答弁を終え、自室に戻った彼は、「今日の私は十分に愚かだったでしょうか」と周囲に問うた。秘書官は男泣きに泣いた。森を支えたのは、「負けて目覚める」という哲学であり、長期的な展望であった。
というような記事が、WBCニホン優勝の後、参詣新聞辺りに載ったらいいなあと思って書きました。内容は一部フィクションです。たぶん。ああ、安倍さんのとこまで行かなかったが、めんどくさくなったから、いいや。
がんばれ、星野ニホン!
しかも、「結果が出てから突っ込むなと」散々突っ込まれて、
理屈で返せなくなってから好き嫌いを持ち出すような人格は、間違いなくヘタレだと思います。
> 理屈で返せなくなってから好き嫌いを持ち出すような人格は、間違いなくヘタレ
ほぼ反射的に思い出したのがこの人。
『自分のため』
『幼稚園児の育てた芋のように無力な相手』
と戦う俺たちの弁護士(朝日的に廃業)です。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200810190105.html
星野の家族の立場にたってみろや
『たこ』は引っ込んでろ
人には性格に基づく生き方があるように、選手や監督にも野球スタイルがある。それが合えば応援する気持ちになる。ファンもそれで論戦している面もある。
長島さんは偉大だが、プロレス興行的な派手なスタイルだった。皆の受けも絶大だった。
しかし、個人的には努力型の王さんは特別好きだったし、韓国籍で貧乏から努力で這い上がった金田さん(と弱い国鉄スワローズ)や、張本さんも好きだった。そう言えば王さんも中国籍で苦労したはずだっけ。こうした「おしん」のような苦労話に日本人は弱い。
とは言え、月見草を名乗った野村監督だって、舞台裏は豪邸に住みベンツに乗るセレブだし、天才型の長島さんだって裏では非常な努力をしていたが、舞台裏は見せなかった。
結局、見せる娯楽型にしても、勝負主体の求道型にしても演出が異なるだけで、成功した選手や監督の実力は大差無い。残された成績が一番物語る。(だから日本での人気は長島>王でも、世界の評価は王>長島となる。)
営業的には見せるタイプが受けるから、ナベツネさんは星野さんを押している。西武森さんの様に連続優勝しても飽きられて客が入らなければ首になった。経営者には実力より集客力が最重要評価項目らしい。
前置きが長かったが、オリンピックやWBCの様な短期決戦では、上記のような営業利益を考えた長期的な戦略は必要ない。スポンサー集めの顔が必要らしいが、営業戦略はTVだけ見ているこちらには舞台裏の話。
勝てば官軍、結果が後々まで残る短期決戦、勝負は重大。負ければ、日本の野球人気が低迷し、メジャーの養成機関化が加速される。
相手と実力伯仲ならやる気の有る方が強い。パリーグの若手や中堅が結果を残せそうだ。監督もこれら選手の状態を知っている現役監督が良さそう。「昔の名前で出ています」的な調子の出ない有名選手や、評論家をしている方々を監督コーチにしてのチームでは、短期勝負に弱そうだ。
2006WBCと北京五輪は、結果だけでなく内容もかなり違っていたと思う。学ぶ事は多い。
私としては、なぜそこまで星野氏が批判されるかよくわかりません。なぜなら・・・
采配ミスと言うが、あれだけ打てなければ采配も何もないし、継投にしたってアジア予選で岩瀬から藤川にせずに続投させ、岩瀬が抑えたら星野マジックと呼び
韓国戦で、岩瀬に託したら采配ミスと呼ぶ。
アメリカ戦にしろバッテリーのミスなのに采配ミス?
ベンチから一球一球サイン出しているわけじゃないのに・・・
人選ミスと言うが、ピッチャーはエース級ばかりだし
バッターも今季の成績見れば、けして悪くないのは分かると思うし、もっと良い選手がいたと言うが1チームから良いのばかり抜くことはできないでしょ?
バッターの方たちは、辛かったと思います。ストライクゾーンがまったく違うんだから・・・相手のピッチャーがミスでもしてくれなければ打てないと思いますよ。他の国は、国際ルールのストライクゾーンで試合している中、日本の選手は日本のストライクゾーンで戦ってきたところ、少しの練習で国際ルールのストライクゾーンで戦いなさいでは、そりゃ打てなですよ。
かなり前にストライクゾーンが、ルール変更で変わっただけで1~2ヶ月は、バッターは戸惑ってよく失敗してたじゃないですか。だから、選抜された選手は、五輪が終わるまではジャパンの選手として隔離して練習なりしないと勝てる訳がないと思います。(プロ野球の興行があるから無理だけど)
監督が誰であれ選手がしっかりすれば良い訳であり、
監督を批判しても意味がないと思います。
先回のWBCでもジャパンが崖っぷちの時に、王ではダメだと喚いていたのが、イチローの激により選手が甦り、福留なんかダメだ使うなと言っていたのが、ジャパンを救う一発が出た次の日には、王采配ズバリと言う・・・
とにかく、私は星野が好きであり、プロ野球が好きであり負ければ腹も立つが、勝負ごとには勝ち負けが付き物であり、昔のタイガースのようにどれだけ負けようが応援するのが真のファンであると思っています。
がんばれ星野! 騒いでいるのは一部であり、(ファンも含む)殆んどの人々は、あまり関心はないが炊きつかれているだけだから・・・
至極まっとうなご意見だと思います。
監督能力はゲームの指揮で発揮されるのだろうか。
試合なんておそらく全体の仕事の10%以下で、采配はヘッドコーチに任せても結果に大差ないだろう。オーケストラの指揮者もしかり。演奏会のタクトは素人指揮者でも振れる。仕事の大半はファンの目に触れない所にあるだろう。
会社でプロジェクトリーダに立ったケースを想像すれば判る。
幹部のビジョンをどう具体的なテーマに落とすか。
よそのチームから優秀なメンバをかき集めるとき、どのように其処の反目している上長を説得するのか。
ミッションに同意している2割のメンバ、反抗的な2割のメンバ、残りは此方の技量を横目で見て出方を考えている。どうやって全体の意識を高めるのか。早期に問題をみつけ、どのように手直しや指導をするのか。
顧客に成果物を見せてプレゼンテーションするまで、やる事は山のように有る。プロジェクトはまず良いリーダ選びから始まる。
野球だって試合の前に9割方結果が出ている。
不調な上原投手の選出は疑問だった。対外練習試合はしなかった。セ/パ リーグ選抜の若手に大差で負けた。いやな予感が有った。
韓国は、プロが日本のアマに負けたのをばねに準備をすすめた。国内リーグ改革で、マウントの高さや使用球を国際基準に合わせ、試合もオリンピック中は中断。まさに臥薪嘗胆。準備の差が結果となって現れたのではないか。
WBC監督は選手監督として実績のある野村さん(ヘッド兼打撃コーチ古田、投手コーチ尾花、走塁守備コーチ宮本)で行きたい。
野村さんはファンに人気が有るが読売とはどうかな。原さんでもいい。落合さんでもいい。米国人バレンタインはいけない。星野さん復活ならオリンピックの総括とWBCに向けてのビジョンを説明してからと思う。
監督がすべての責任みたいな風潮にしてる日本のスポ-ツは大変です。
思い切って外人をあたってみたほうがいいです。
負けたらA級戦犯扱いの世論(山崎さんも然り)に、
それを守ってあげなかった監督の人選をした人達、
こんな状況じゃ監督を快く引き受ける人なんていないと思います。
常に世論にビクビクしなければいこの状況は異常です。
私は星野さんの人間としての器は、直接話したことがないためわかりません。
しかし監督としての技量は決して低いとは思いません。
理由はわかりませんがチームを一つの目的で歩ませられなかったこと、
そして、選手達もペナントのことがあり集中仕切れなかったことに問題があったのだと思います。
オリンピックで優勝することが最大の名誉だと思えない人は出るべきではないです。
金メダルをとる人はそういう人達です。
二日で400球を投げ込んだソフトボールの上野選手はその典型だと思います。
足に痛みはないといいながら盗塁を
しようとしなかったホークス川崎選手とは
覚悟がちがっていたと思います。
そういった面で、星野さんのやり方に非が無かったとは思いませんが、
同情の余地は十分にあると思います。
必要なのは気持ちだと思います。
今はやる気がある人が手を挙げられないこの状況だからこそ、
より雑音が入らず仕事と割り切った采配ができそうな
外国人で、
かつ快く引き受けてくれる人が適任だと思います。
以前バレンタイン監督はWBCの監督に前向きな発言をしていました。
加藤コミッショナーや王さんにはこのような意見は大切にして欲しいと思います。
この状況で、日本人が手を挙げる人はまずいないと思います。
今は、トップダウンで決めようとする加藤コミッショナーや王さんを始めとする人選会議の出席者、
マスコミ、世論がWBCでの世界一の壁になっていると思います。
「思い切って」なんてのは、一番ダメだろ。
要は一か八かだよな?
外国人監督を採用して勝てなくても
あんたは何にも責任を取る必要がないから
そう言えるだけ。
そういう人間の屁理屈って、
議論のレベルに達してないんだよ。
とうぜん山崎氏も同レベル。
飲み屋でやってろってこと。
原さんに決まってよかったですね。
現状でベストでしょう。一部の人の思惑で事を運ぶのではなく、皆で意見交換するとそれなりに良い結論が出るものですね。(やっぱりイチローのカリスマ性が物を言った、松坂も出てくれそうだし。)
早くコーチと選手を決めて、練習を十分積めば、メダルに手が届くのではないか、ディフェンディングチャンピオンとして恥ずかしくない試合が出来るのではないか、と思います。
体力面で劣る日本人ですから、十分準備してチームプレーで力を出すしかないですよね。
第2回WBCで盛り上がろう!!
品位が無いんですよね、星野仙一には。
それと、敗因を「全て私が悪い」だけで片付けようとしているところに疑問を感じておりました。
山崎さんが仰るとおり、それでは全く問題の解決には至らないですからね。
金メダルを取っていたらあなたの批判はなく、全然違っていたんでしょうね。ブログで批判ばかりしていますが、あなたは何様ですか?
ブログ自体が誹謗・中傷ばかりとしか私も受け止められず、
とても山崎さんが情けない・・・かわいそう・・・
裏付けの無い批判は、文字の暴力ですよ。
そのつけは必ずあなたに災いとして返ってくるでしょう。。。
いろいろなご意見、どうもありがとうございました。
曲折(たぶん余計な)はあったものの、原さんに決まりました。短期決戦における原さんの手腕はまだよくわからない面もありますが、可能性に期待しましょう。人望的にもいい人でしょうし。
この結果には一応の満足感があります。あー良かった!
人選はしないで、戦術に合ったチームの選出を
して頂きたい。
怪我人や病人を選出するなんてもっての外!
結果的には原さんということで決着したようだが、そのプロセス(星野下ろしの過程)では、イチローやら松阪など現役メジャーリーガーも登場するなど、どうなの?と思えるような感覚を持った。
イチローは好きだし、松阪も嫌いではない。
しかし、結局は、好きか嫌いかで人は動くし、合う合わないということになる。
まあ皆、先入観というが偏見なんだよ。
残念なのは、惨敗(私もそう表現するが)という結果の上で、“嫌い”という言葉をあえて使わず“適任でない”とする方々が、結局は“星野批判”をしていることである。
星野さんを擁護するが、彼は決して(絶対)負けるつもりで挑んでいないし、勝つつもりで采配を振るったはず。
その点を、ちゃんと理解してあげるべき。
仮に星野さんが、どんな素晴しい発言をしても彼を嫌いなひとには、嫌いなひとが吐いた“着飾った”言葉に過ぎない訳です。
結果が全てですから、それ以上彼を攻める必要はない。
五輪の結果は誰よりも重く責任を感じているに決まっている。
そう考えるのがフツーだ!
オリンピックは残念です。
ナベツネは嫌いですが、「監督は星野しかいない云々」の発言はちょっと共感できました。
こちらのブログの山崎様がマイナー・リーグの選手に大学生まで混ぜたアメリカチームに負けたのが「手合い違い」というべき惨敗とか書いてますけど、山崎様は野球知ってますか?たいてい翌年メジャーで爆発するような選手ばかりですよ!短期決戦に強い若手のドリームチームみたいなもんです。韓国もアメリカも強い。強いチームに負けただけの事です。
確かに選手の集中力を欠いたようなプレーが目立ち、監督の采配ミスばかりが騒がれますが、監督は誰がやっても負ける時は負けるし、勝つ時は勝つ。
岩瀬だってあそこまで打たれたらお手上げでしょう。。私だって藤川があそこまできれいにポンポン打たれるとは思わなかった。。
なるようにならない時がある。それが野球のおもしろさなんですよ。それをすべて監督悪い的な風潮は危険だなと思いました。それこそ品位に欠ける。。弱小球団を何十年も応援し続けるファンがいるってが日本の良心だと思いますし。。
もちろん、どんなに下手に見えても、結果が出なくても、次のチャレンジを応援したいという姿勢もその一つです。
ただ、海外のサッカーの場合などに顕著ですが、プロの監督は批判を受けるのも仕事の一部でしょうし、あれこれの監督批評は辛らつな批判も含めてファンの楽しみの一部でしょう。
まして、星野監督は自分の個性を商品化して半ば芸能人のように活動しているわけですから、明らかな事実誤認に基づくもので無い限り、好き嫌いで論じられるのも致し方ないことでしょう。アンチ星野も、彼に注目しているという意味では、ビジネス的には彼のファンのようなものです。
以上のような意味で、私個人としては、星野批判を雑誌に書こうが、ブログに書こうが、星野氏に申し訳ないとはつゆほども思いません。
もちろん、一方に、星野氏を擁護・応援する意見を持っている人がいても、それは全く構わないと思っています。
プロ野球は、監督や選手について、いいとか、ダメとか、わいわい好き勝手に言うのが楽しいのではないでしょうか。試合の前であろうが、後からであろうが、第三者が意見を言うべきでないというような性質のものではないような気がします。
もっとも、楽しみ方や批判の可否にも、好き嫌いがあるのもまた当然です。
ただ、星野氏の応援者が、氏の監督としての能力の一体どの辺を何を根拠にほめたいと思ってのかという点には、純粋に興味があります。
●
ところで、私はよく酔い覚ましに、新宿歌舞伎町のバッティングセンターに行きますが、ここに私が「ホシノ」と名付けているマシーンがあります。
130kmと表示されている機械で、現役時代の星野氏の玉はこれくらいの速さではなかったかと思って勝手に名付けたものです。本当に130kmなのかよく分かりませんが、ホシノは、ここ数ヶ月の「いい友達」です。(はじめは半分くらい全くの空振りでしたが、だんだん前に飛ぶ打球の比率が増えてきました)
これで次回以降星野氏の出番はなくなりそうです。
「星野ジャパン」を自身で商標登録するほど金儲け主義の星野氏には、このまま表舞台から消え去っていただければ幸いです。
2年前にはこういう題材も扱っておられたのですね。山崎さんの直截な物言い、面白く拝読しました。
星野さんは私と同世代ですが、何ともあの傲慢さが肌に合わないし鼻持ちならない。好きな人は其処が堪らないんでしょうがね。
類は類(友)を呼ぶ、星野さんと邉恒さんは其の関係なんでしょうね。若かりし頃はご両人共に夫々の分野で熱血的に戦果を挙げて、今やご両人共に一見「無人の野を行く」態‥ですが其れは本当は一方の方だけなんでしょう。
他方の方には、其処が哀しいのでしょうね。
草々