更新日付 | 在厩場所 | レポート |
2022/06/22 | 引退 | 「右前脚のケアを行いながらトレッドミルでのキャンターを継続してきましたが、その中にあっても歩様は悪化することなく安定していました。休養前は15-15でしっかり負荷をかけることができていたことや残された時間的なことを考慮し、この中間から試し乗りの意味も含めて坂路でのキャンターを再開したのですが、再び右前脚にハ行を呈してしまいました。レントゲン検査を行ったところ、右前第一指骨に新たな骨折が確認されました。難しさはあったものの直近までデビューに向けて順調に進めることができていただけに、何とか競馬場で走る姿をお見せしたかったのですが…。それを叶えることができず申し訳ございません」(早来担当者)「何とか間に合ってほしいと願う気持ちで態勢が整うのを待っていたのですが、今朝連絡がありました。今活躍しているドゥラメンテ産駒ということもありますが、それ以前に、声かけいただいたときから楽しみにしていた馬でした。デビュー直前まで進めたのですが除外で予定が延期になり、改めてデビュー戦に臨もうとした追い切り時に骨折してしまったという経緯がありました。私が直接携われていないときのことでもあったのでより複雑な思いで、会員の皆様には誠に申し訳なく思っております」(木村師)2歳10月上旬の美浦トレセンでの調教後に右前第一指骨の骨折が判明し、当日の夜にトレセン診療所でボルト4本で固定する手術を行いました。診療所を退院した後は、北海道でリハビリが進められ、今年の5月には坂路で15-15程度を乗るまで進めることができていました。このまま帰厩に向けて速めを調教をコンスタントに重ねていければと考えていたところ、右前脚の捌きに硬さを見せるようになってきました。その時点ではハッキリとした所見は見られず、またレーザー等で治療を施したことで歩様は良化傾向にあり、残された時間と状態のチェックを兼ねて坂路にて軽めのキャンター調整を取り入れてみましたが、この中間に歩様が乱れてしまいました。精密検査の結果、右前第一指骨に新たな骨折が確認され、入厩前の段階で不安が出てしまったことと残された時間を踏まえて木村哲也調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の皆様へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 |
※キャロットFより許可を得ています
サパーダ君のレポート更新。
なんとかデビューを目指していたサパーダ君ですが
脚元の怪我には勝てず引退することになりました。
2歳時に福永騎手でデビュー直前まで行ったのに除外になり
その後から脚の方がおかしくなりましたね。
仮にデビューできていても脚元は変わらなかったでしょう。
毎回この仔のレポートは心配になる内容ばかりでした。
最近でもこんな状態でレースまでいけるのかと。
第1希望で決めた仔なのでデビューできずに非常に残念です。
この後はのんびりと過ごしていってもらえれば。