山の暮らし

山の小さな家での犬との暮らしと山の四季

ちよ、穴にハマる事件 その2

2019年09月24日 | 日記
穴にハマってから消防が来るまでが約一時間。ちよは、意外とずっとおとなしくしていて、母ちゃんのひざにお尻を乗せて座っていました。無理に動かそうととすると痛いようで鳴いたり吠えたりしたけど、それ以外はホントにいい子にしてました。
ご近所でレトリバーを飼っている方も親子で来てくださって、ちよが熱中症にならないように、保冷剤を持ってきて当ててくれたり、氷を食べさせようとしたり、私と交代でちよを支えてくれたりしました。

消防隊の方が来てくれて、あの重い溝蓋をヒョイっと一人で外して、溝の中に入って、見てくれました。それでも見えにくいので、近所の方が、懐中電灯や鏡も持ってきてくれました。
どうも、溝蓋のコンクリートから錆びた釘のようなものが飛び出していて、それが肉球に刺さって貫通している。釘のようなものは、ななめ下に向かって突き出ているので、脚を上に引っ張り上げようとすると余計に刺さってしまう。多分、穴にハマって、脚を引き上げようとした時に刺さったのだろう。とのこと。
こういうときは、刺さったものは刺さったままで病院まで運ぶ方が良い、人間の場合なら、コンクリートごと搬送するけど、何しろ溝蓋が大きい。
相手が犬だからか、消防隊の方たちも、どこまでやるべきか、戸惑っている様子。
足がどうなっているのか、どこまでやっていいかわからないから、獣医さんに来てもらって見てもらいたい、と消防の人に言われ、何件か電話してみたけどもちろんどこも開業してない。申し訳ないと思いながら、かかりつけの先生の携帯に電話して、事情を話したけど、先生も今とても体調が悪くて現場には行けないとのこと。消防隊の人は、本部に連絡して、なんと2台目の消防車も到着。それでもまだ公共の物を壊すのはどうか…とか言って困ってた。
ご近所さん達は、そんな消防隊の様子にしびれをきらして、
「コンクリートをハツる(砕く)のが一番いいだろう」
「もう犬の体力がもたない!」
「このコが一番頑張ってるでしょうが!」
などと声をあげてくれ、最終的には町内会長さんが
「この溝蓋を壊してくれ。市がなんか文句を言ってきたらワシが全部話しをするけん。」
と言ってくださって、作業開始。
釘のようなものの根元をむき出しにしないと釘を切ることができないので、根元近くのコンクリートを少しずつ砕き、釘の根元が現れたところで、金属を切断する巨大なニッパーを差し込んで、パチン!
ようやく脚を動かすことが出来るようになって、ちよもシッポ振り振り!皆さんも拍手して喜んでくれました。
この時が8時すぎ。穴にハマってから約2時間経っていました。
釘は刺さったままなので、足を着いて余計に刺さらないように、ちよを抱えて、家族の車で一旦帰宅。9時に病院が開くので、その頃を目指して、家族の車で送ってもらいました。
病院での様子は、その3で。



数ある溝蓋の中で、よりによって、そんな釘が飛び出している所にハマるなんて!運の悪いちよ!ドンくさいちよ!
でも、こんなにもたくさんの人たちに、こんなに親身になって助けてもらえて、なんて幸せなちよ!
運が悪いのか良いのかわからなくなる出来事で、母ちゃんしばらく放心してました…
続く!




ちよ、穴にハマる事件 その1

2019年09月24日 | 日記
(長らくブログをサボっていました。
少しずつさかのぼって記事をあげていきたいと思います。)

9月5日の朝散歩の終盤、朝6時頃。自宅まであと100mくらい、あと二つ角を曲がるだけ…という、団地内の小さな交差点で、ちよの右後ろ脚が溝蓋の穴にハマり、抜けなくなりました。
今までにも二回くらい他の溝蓋の穴にハマったことがありますが、その経験では、ちよは割とパニックになり、慌ててますます抜けなくなるので、今回もそうだと思い、落ち着かせて抜こうとしたけど…抜けない。ピクリとも動かない。
うーむ、これはぴったりハマってしまったのか…と困って、しばらくじっとして考えました。


(ここが現場。コーナーの五角形の蓋とその左の蓋との間の穴にハマった。)

溝蓋は古くて厚さが10cmくらいある重いもの。隙間にも苔が詰まって、動かそうとしてもビクともしない。
母ちゃんはスマホを持っておらず、自宅の家族に助けを求めることができない。かと言って、近くとは言え、この状態でちよだけ置いて自宅に走るわけにもいかない。
早朝なので今は誰も見当たらないけど、しばらく待てば誰か通りかかるだろうから、その人にお願いして電話を借りよう…と思い、じっと待つこと30分くらい?…でも誰も通らない。
そしたら、目の前の家からおばあさんが出てきて、声をかけてくれました。
気分でも悪くて休憩しとられるかと思ったけど、ずっとそうしておられるから〜。どうしたの?と。
訳を話して、携帯電話を借り、自宅に電話して、家族にオリーブオイルを持ってきてもらいました。脚と溝蓋の接しているところにオイルをかけてみたけど…やっぱりピクリとも動かない。物差しを差し込んで脚を滑らしてみようとしてもダメ。
溝蓋は、砂利を混ぜ込んだ荒いコンクリート製で、ちよの脚からも血が滲んでる。
そうしているうちに、だんだん近所のおじいさんやおばあさんが集まってきてくれました。バールのようなもので溝蓋を動かそうとするけど重くてなかなか動かない。
ちよがよく散歩で出会う仲良しのおじいさんも通りかかって、急いで帰って、小さなツルハシみたいなのを持って戻ってきてくれました。
溝蓋を持ち上げるのは無理なので、おじいさんが三人がかりで、四つ向こうの溝蓋から、ちょっとずつずらして、ちよがハマってるところの隙間を大きくしてくれました。
でも…脚の幅より確実に広い隙間があいたのに、抜けない。ピクリとも動かない。おかしい。
隙間を広げてもらったので、足の裏に手を触れてみていると…あれ?何か尖ったものがある?!何か刺さってる??

もう全然動かないし、原因もよくわからないので、蓋を外して溝の中に入って下から見るしかない。でも、市役所も業者もまだ開いてない。
もう仕方ないと思って、家族に、119に連絡してもらいました。
電話を受けた人は、上司に相談します、と言ったそうですが、少ししたら消防車が来てくれました。


どうなる?!ちよ?!…続く…




受診記録 20190430

2019年04月30日 | 病院

GW中も、4/30、5/1、5/2は病院を開けているとのことで、受診。

本当はもう少し早く受診したかったけど、先々週から先週にかけて、便の調子がよくない日が時々あり、体調良くない時にはワクチンも打てないなーと思って、治るまで待ってた。野菜を一切やめたら便は改善した。

1.血液検査ができるか確認。

フィラリア検査と兼ねて、毎年この時期に血液検査をしてもらってるので、今日も朝ごはんの後おやつを我慢させて10時間絶食して行った。でも、連休中は血液検査センターが休みだから、長く血液を保存すると成分が変化することもあるので、今日は血液検査をやめておく。連休明けなるべく早く再受診して、血液検査をすることに。

2.体重測定。

23.39kg。900g減。便の調子が悪かったことも原因かもしれないので、連休明けの受診の時の体重を見て、さらに減っているようなら対応を考える。その際、便を持参して、診てもらう。

3.ワクチン注射。

5種ワクチン。ワクチンの後は5/7頃までシャンプーを控えるように。連休中にシャンプーしたかったけど、ワクチンの前にしておくべきだった!失敗したー。

連休中はすいてるかも〜と言われて来たけど、続々と患者さん来てた!先生、お疲れさまでーす!

 

 

 


受診記録 20190323

2019年03月23日 | 病院

久しぶりに体重測定などをしてもらいに病院へ。

 

1.体重測定

24.3kg。今日、受診する前に、前回の記録を見ていたら、12月の体重は25.6kgだったので、「えー!1kg以上痩せてる!まさか病気?!」と頭が真っ白になった母ちゃん。すると、先生が去年の9月からの体重を全部読み上げてくれて、前回は母ちゃんの記録ミスだったことが判明。ホッ。ちよは体重が大きく変わらず、よしよしでした。

 

2.痩せ方について相談

最近、背中を触ると骨が手にあたりやすくなったと感じていて、加齢かなと思いつつも、病気で痩せていたら怖いから、相談。

先生によると、年をとると、筋肉が脂肪に変わり、下がってくる。背中側は骨があたりやすくなり、お腹は肉が垂れてくる。たまに、背中の骨があたるようになって痩せたと勘違いして、たくさん食べさせてしまう飼い主さんがいるが、それは間違い。筋肉を維持できるように適度な運動をすることが大切。

 

3.診察

胸の音、お腹の音は大丈夫。耳もきれい。

目の周りに涙やけが増えたことを相談。目を見てくれて、涙の量は適正だから心配ない、涙やけは拭いてあげたらいい、とのこと。

お腹のかさぶたのサイズ変わりなし。脂肪腫も大きさ変わりなし。

昨日、ちよを仰向けにしてお腹をマッサージしてた時に、一瞬、肋骨の下あたりにグリグリがあったような気がしたけど、すぐにちよが身体を起こしてしまって、それからは触ってもよくわからない、と話すと、あちこち触って確かめてくれた。グリグリは見つからない。肋骨の骨の端の丸いところを勘違いするケースがあるから、それだったかな?とのことで、その骨を触らせてくれた。この触診で、左の乳房の乳首の斜め上あたりに水泡のようなぷにぷにしたものを見つけてもらった。悪いものではないが、これから大きくなったり、はじけたりする場合もあるので、気をつけて見ていく。

 

4.白内障について

ちよは両目とも白く濁っている。白内障の症状は個人差があり、暗いところで見えづらいタイプと、明るいところが眩しいタイプとあるらしい。犬でも、もとは昼間の散歩に行ってたのに、白内障になってからは昼より夜の散歩に行きたがるようになった例もあるとか。先生ご自身も白内障の手術をされたそうで、自分がなるまでは、暗いところで見えづらいとばかり思っていたけど、暗いところから明るいところに出たら真っ白になって何も見えないとか、暗い道で車のライトを見たらもう何も見えなくなるとか、いろんな場面で大変だったそう。ちよは、以前は暗くても階段を駆け下りていたのに、今は私が電気を点けるまで待っている、と話す。いろんな場面で気をつけて見ていこう。

 

5.ワクチンやフィラリア投薬について相談

去年は4月26日にワクチン、6月に狂犬病予防接種をしているので、今年もそれくらいかそれ以降に。

去年は4月4日にフィラリア抗体検査と合わせて血液検査をしている。今年も血液検査をして、いろいろな数値を見てみよう。ワクチンと同じ日でもいいけど、一度に何個も注射するのがイヤだったら日を分けてもいい。

今年は暖冬で、一昨日も20度くらいあったが、フィラリア投薬の時期は例年通りで大丈夫かと尋ねると、今飛んでいる蚊は、まだ元気が無くてフラフラ飛んでいるからあまり刺される心配ない。もし蚊に刺されたとしても、フィラリア感染の仕組みは、蚊自身がフィラリアの幼虫を持っているのではなく、フィラリア陽性の犬や動物の血を吸った蚊に刺されることでうつるので、今の蚊ははそんなにあちこち飛んで血を吸う元気がないから、感染の可能性は低い。もし感染しても、4月の投薬でやっつけられるから大丈夫。

ゴールデンウィークは、4月30日、5月1日、2日は休まないから、そこは空いてるかも、とのことでした。

 

こーんなにたっぷり診てもらって、相談にも乗ってもらったのに、「診察だけだから支払いはないよー」って!「えー!先生、お代を〜!」って叫んじゃった母ちゃんでした。先生、いつも本当にありがとうございます!

 


散歩進まぬ春

2019年03月23日 | 日記
春が来て…
散歩がなかなか前に進めません。

食べすぎないで〜