目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

もう嬉しくて嬉しくて ーもんじゅ廃炉方向へー

2016年09月14日 | 核のこといろいろ
もうこの新聞記事見た時は嬉しくて、嬉しくて。
もんじゅが廃炉!
ついに、一ヶ月に億単位の税金をかけて維持しているものが、
それなのに、何にも役に立ってない(役に立てるのが難しい)
すんごい施設がついに!
いや、お金だけの問題じゃないです。
もうそこに存在するだけで
もう他のどの原発よりも、危険極まりない施設がついに!
感涙ものです。



全国的に、いやもしかしたら世界的にみてもトップレベルな
前進的な記事だと思うんですけど、
朝日、読売、毎日、全部違うトップ記事でした。
読売新聞は、経済力アップするためのAi開発の記事がトップでしたね。
各新聞の姿勢は本当に顕著に異なるんですね。


毎回、コンビニで全新聞の見出しを見て、購入しておりますが、
今回は日報に一票って感じで。


もんじゅ、長かった…


実験炉の活用研究などは続くそうですが、
それでも廃炉の決定は素直に嬉しいです。

廃炉にかかる費用は確かに莫大かもしれませんが、
使えない施設を、使えることを前提に、継続して今後何十年も
百億単位のお金をかけるならば、
「終わらせる」ために、きちんとしかるべき
お金を使うべきだと思います。

「葬式代」と言うと少々ニョアンスは違うかもしれないけれども、
終りのためにきちんとお金(技術と人件費)をかける感覚、
日本人なら理解できるんじゃないかな。




去年の10月21日には、「もんじゅ<ラストチャンス>はとうにすぎた」という
激しめのタイトルの記事が、毎日新聞のweb記事で載っていて
注目していました。

<以下抜粋>
原子力規制委員会は21日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)で
安全管理上のミスが相次いだことを受け、
運営する日本原子力研究開発機構を所管する文部科学省から意見聴取した。
委員から「ラストチャンスはもう過ぎた」など厳しい意見が相次ぎ、
田中俊一委員長は終了後、今後の判断でもんじゅを柱とする
核燃料サイクル政策の継続性を考慮するかどうかについて「しない」と明言した。



 文科省の田中正朗研究開発局長はこの日の定例会に出席。改善の兆しが見られないことに、
田中委員長は「運転管理する適性という根本まで疑問を持たざるを得ない」、
更田豊志委員長代理は「いつまでも待っていいものではない」と、
「最後通告」とも取れる批判が相次いだ。【毎日新聞記事より】


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