目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

裏紙つかったリユース・便せんが売れています

2008年01月31日 | グッズ・エコグッズの紹介
三条のナチュラルショップ・みずすましさんの通信にて、
裏紙便箋のエピソードを掲載したら、ものすごい反響で驚いています。

裏紙便箋とは、自分の家や職場にある裏が白い紙に
便箋のデザインをモノクロ印刷したもので、再生紙にするよりも
総エネルギーをかけずにもう一度使えるのではないかな、と思って作った商品です。(我が家の静かなロングセラー商品(笑)です)
裏紙には回覧の紙やチラシ、東京時代にまとめてもってきた
雑誌編集の時のチラシラフなんかを使っています。
エコというのもありますが、手紙&手作り大好き人間ゆえの商品でもあります。)

みずすましさんからの問合せも含め、別の自然食品のお店からも電話で問合せが
あり、発送作業におわれています。

ちょうど、大手製紙業者が業界ぐるみで再生紙配合率を偽装していた
という事件もあったからかもしれませんが、それでも
欲しいという人がこんなに多いのは、エコ意識が少なからず高まっている
ことの表れに思えます。
(島内のホームセンターでも偽装されていた再生紙が回収されていました。
積極的に使っていた商品だけに少々ショックです)

この商品は裏を見返せば、そのままチラシです。
偽装のしようがないですから、安心です(笑)

印刷にはフリーで使わせてもらえる印刷機を自分で使って作りましたが、
実際に使ってみると、本当に裏紙というのは印刷機につまりやすく、しょっちゅう
機械がとまります。
また刷り上ってもインク汚れがつきやすく、
苦労のわりに、商品としては2級品、3級品であることは否めません。
最上品質を「安い値段で」求められる日本では、認められにくい商品でしょうし、
手作業でなくてはできない部分も多いので、
大規模生産もできない商品だろうなあ、と思います。

ヨーロッパや都心の一部では、編集作業後の地図の裏紙を使った便箋が
4枚1000円という風に、驚くほどの値段で販売されていますが、どこかで納得できます。

再生紙偽装事件はもちろんよくないことだけれど
海外の古紙と比べ、あまりにきれいすぎる再生紙の白さに
「これだけの白さをだすには(毒性のめちゃくちゃ高い)
塩素漂白剤を大量に使っているだろうなあ」と
何となく恐怖心を感じていただけに、どこかで納得、安心(?)さえしてしまいました。

私は、ヨーロッパの再生紙の、
あのざらざらした、灰色に近いような白色度の低さ、
ペンが紙にひっかかるような、パルプがちらほら見える品質の悪さ(←ほめています)
にたまらない魅力を感じます。
紙は書ければいいんだ!くらいのシンプルさと潔さが大好きです。
(ドイツに行ったら、まずはノートを買い込む!)

是非日本の製紙会社さんにも、そんな商品作りに挑戦していただきたいです。
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2 コメント

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愛用しています (emyu)
2008-02-04 16:04:51
この前送ってもらったリユース・便せん、愛用しています。イラストの雰囲気が変わったんだなぁ、これも好きだなぁと思いながら、それから受け取る友人が何か感じてくれると嬉しいなぁと思いながら使っています。使い切ってしまうのが惜しい!またその折には発注(!)させてもらおうと思っていたけど、品薄?(^-^) 尊敬する同業者の先輩でもリユース・便せんを自作している人がいたので、わたしもやってみようかな…。職場のFAX送付票は、そういえば裏紙そのままだった。ナカガワ製FAX送付票、よかったら商品化をご検討ください。…FAXって余り今は使われないかなぁ。
Unknown (emyuさんへ)
2008-02-05 15:29:27
ご愛用ありがとう!使ってもらえるのが何より嬉しいです。ご発注いつでも承っておりますですよ。時間がかかるだけで、いつでもOK(変な日本語だけど)
ファックス用紙もいいですね、使ったことはないのだけれど、ひとつあるとよいかもしれませんね。
ちょっとやってみようか、と思います~。

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