富士川町へ富士川舟下りに行って来ました。
幕府へ年貢米を運び、海のない山梨へ塩を運ぶために江戸時代の初期に開通して昭和初期まで300年以上も続いた富士川舟運を復活させたのがこの富士川下りです。
富士川町の国道52号線鹿島橋から出発です。乗船場周辺はとても落ち着きのある、のどかないい雰囲気です。
まずライフジャケットの説明を受けました。万一の事態に備えて準備も万端です。
天気もよかったので笠も貸していただきました。
ライフジャケットも着用し、乗船場へ到着です。
船頭の遠藤さんから乗船中の注意事項の説明がありました。
さあ、いよいよ出発です。
鹿島橋を過ぎるといきなり富士川下り一番の急流が待ち受けていました。
急流を過ぎるとそこからは富士川の穏やかな流れに揺られ、山々から聞こえる小鳥のさえずりにより一層心が安らぎます。
そして、船頭さん曰く、和製パルテノン神殿?の洞門を見て、まるでギリシャに行ったかのような錯覚に陥った後、
いよいよ富士山のお目見えです。川下りをしながら望む富士山もなかなかいいものですね。
(少し分かりにくいですね。)
さて、月見橋を過ぎると鳶に油揚げを与えるショーが始まります。
船頭さんの投げた油揚げに次々と鳶が寄ってきます。多い時には約50~60羽の鳶が来るそうです。
間近に鳶が舞い降りてくる光景はとても迫力がありました。
富士川下り中、最も川幅の広い辺りで船頭さんが下山甚句をご披露してくださいました。
船頭さんのすてきな歌声を聴き、峡南橋を過ぎると川下りもいよいよおしまいです。
無事下船場へ到着です。
約40分の川下り、穏やかな富士川の流れとのどかな自然の風景の中でのんびりと心癒されるひと時を満喫することが出来ました。
遠藤さん以外に佐藤さん、依田さんも一緒に御案内してくださいました。
富士川舟運の皆さん大変お世話になりました。