山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

X'masと忘年会

2010-12-26 23:37:36 | モノローグ【エトセトラ】
いつもの事ながら、この年末の慌ただしさの中では酒に依存する率は高くなる。いぼ痔に要注意だ。だが、このX’masは違った。12月24日-25日は、キッチリ次回公演3月予定「ねじ式」復活篇2011の台本作成に向かうことができた。「やればできる子」とチヤホヤされて育った経験がないため、「やればできる大人じゃないか。」と自分で褒めた。

2005年12月から2006年8月まで「ねじ式」三部作と銘打って熊本-福岡-大阪-名古屋と旅公演を経験したこともある。大きな想いや感動が詰まっている。実に5年ぶりの挑戦になる。
「ねじ式」の原作である「つげ義春」を演劇として取り入れることによって幅も深さも劇団夢桟敷として一回り大きくなったとも自負できる一品である。
原作があってそれをオリジナルに代えていく作業は鋭い切れ味のナイフで切り取り、それを次の場面に接着する新しい発想が要求される。
復活篇では「何故、デジタルの時代にねじ式か。」から出発する。この疑問こそが現代に突き付ける大きなテーマになる。そして疎外された人間たち、青年ヨシハル、天狗堂のご主人、金太郎飴のおっかさん、産婦人科の女医、サヨコ(「紅い花」より)、新田のマサジ(「紅い花」より)、チヨジ(「もっきり屋の少女」より)昭和の群像が現代・未来人に化けて登場する寸法。この劇で「オカッパ頭の未来少女三人組」も新たに結成する。

こんなことを書いているからX'masはほぼ酒なしで過ごすことができた。このようなアングラ的で楽しい時間を授けてくれた神様に感謝である。・・・まずは書くこと。劇団の俳優さんたちへのラブレターである。1月5日までは短い命の劇作家だ。

■12月26日(日)劇団の忘年会・稽古場/亀井公民館にて

夕方から水と雪が混じって空から降ってきた。寒いね。

「今日は特別ゲストが来られるよ!」とサキから言われた。誰だろう?まさか、流山児さんではないだろうか?ヤバい。あるいはYUKAちゃんか?韓国のアイドル少女たちか?
鍋料理やたこ焼きの材料をクドシンと買い出しに行って、まず最初に見たのがBB君であった。これは特別ゲストではない。フライドチキンを1t食べれる青年。逆立っている髪の毛の青年マシマンでもなかった。天狗堂のご主人さま(田中)でもない。オカッパの肥後ちゃんでもない。

なんと、まおちゃん。注)11月に子ども劇講座で「ふしぎの森」に出演した女の子。年齢差50才で恋に落ちたよ。不倫だフリンだわしょいわしょい!
お母さんからフライドチキンとカツサンドを差し入れてもらった。感謝。

大ちゃんが大入り寿司持参。感謝。
三輪明宏さんからはピザパイを配達してもらった。もったいないことです。
大阪の劇団☆流星群さんから頂いた「たこ焼き器」でトマトチーズなどの変わったたこ焼きを作った。イタリア~ん。演劇エクスプレスのビデオを見ながら盛り上がりました。

腹いっぱいで倒れそうになったが、幸せいっぱい。腹いっぱいになると戦争などする暇はないね。
来年は海を渡りたい。その為の劇作りです。

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