![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b2/5ab2d4a152f30f302b72907409eee386.jpg)
「お前なぁ、ゆうとくけど、サルがなんぼ賢いゆうたかてな、動物園行ってみぃ、サルが飼育係に”おっちゃん、明日のおやつはタコ焼きにしてぇな”なんてしゃべっとるん見たことあるか。言葉ちゅうもんはな、人様だけが使えるんや。せやからなぁ、昔から人は万物の霊長ゆうねん。」
確かに言葉が喋れるというのは昔から人間だけの能力と信じられて来たし、またそれがいわば最後のプライド、人たる最後の砦と思われて来た。
しかし最近の研究で、次々とサルにも人間のような「言語能力」がある
ことが突き止められてきた。そしてそれはついに「方言」という後天的な言語活動に及ぶことが解明された。
京都大学の霊長類研究所(犬山市)の研究で、「約50年前に本州と九州に分離された二つの群れのニホンザルが、遺伝的には同種なのに鳴き声が違うこと」がつきとめられたという(毎日新聞など28日の各紙)。
「生後6カ月の子ザルの声は群れによる差がなく、その後“方言”を学ぶことが分かった」という。この“方言”というのは、「群れからはぐれないよう互いに呼び合う「クー」という声」の周波数の違いである。「人間のように学習によって習得する『言語』のルーツがサルにもあることが初めて確認出来た」と同研究所。
ということはである、例えばこの京大の犬山市の研究所にいるサルはたぶん「名古屋弁」を喋っている。彼が下北半島のサルの群れに入ったら、「東北弁」を学習するということだ。バイリンガルならぬ”バイリンザル”の誕生だ
。例えば日本人でも大阪弁しかしゃべれない
人が多いことを考えると、またしてもサルに「追い越された」
。
もともとはサルも人間もコミュニュケーションcommunicationの手段として「言語」を獲得した。しかし人間の場合は文明が発達すると、言語を逆に「ディス・コミュニュケーションdiscommunication」つまり偽情報を伝える
(あるいは現実を隠蔽する)手段に悪用し出した。それは政治家・役人・言論人・詐欺師など言語を専門的に使用する人間の堕落
を見れば「一”聞”瞭然」である。
サルはこの霊長研のアイドル、「アイちゃん」
を筆頭に高度な言語表現を学んで進化しつつある。一方人類はその悪用が祟り言語能力は退化の一途だ。突然アイちゃんの末裔が「愚かなる人類よ」とキーボード
を叩いて呼びかける日も近いのではないか。
確かに言葉が喋れるというのは昔から人間だけの能力と信じられて来たし、またそれがいわば最後のプライド、人たる最後の砦と思われて来た。
しかし最近の研究で、次々とサルにも人間のような「言語能力」がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
京都大学の霊長類研究所(犬山市)の研究で、「約50年前に本州と九州に分離された二つの群れのニホンザルが、遺伝的には同種なのに鳴き声が違うこと」がつきとめられたという(毎日新聞など28日の各紙)。
「生後6カ月の子ザルの声は群れによる差がなく、その後“方言”を学ぶことが分かった」という。この“方言”というのは、「群れからはぐれないよう互いに呼び合う「クー」という声」の周波数の違いである。「人間のように学習によって習得する『言語』のルーツがサルにもあることが初めて確認出来た」と同研究所。
ということはである、例えばこの京大の犬山市の研究所にいるサルはたぶん「名古屋弁」を喋っている。彼が下北半島のサルの群れに入ったら、「東北弁」を学習するということだ。バイリンガルならぬ”バイリンザル”の誕生だ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/abanzai.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
もともとはサルも人間もコミュニュケーションcommunicationの手段として「言語」を獲得した。しかし人間の場合は文明が発達すると、言語を逆に「ディス・コミュニュケーションdiscommunication」つまり偽情報を伝える
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
サルはこの霊長研のアイドル、「アイちゃん」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/pc2.gif)
で、動物園に遊びに行ったんですが、ゴリラの前に来た時に、
何かゴリラがボソボソ言ったんですよね。。。
次の瞬間、ゴリラがニギニギしていたウンチを私に投げたんですよ~~~
ジロジロ見てもいなかったのに~ぃ
ま・・・避けましたがね。
その時に、私は『コイツラにも絶対言葉がある』って確信しました。
考えてみれば、当たり前のことかもしれないね。
思わずお気に入りに登録しちゃいました!
今後とも宜しくお願いします。
バイリンザルなんて同じ事思いつく人がいたんですね。
猿の方言記事について、詳しく掘り下げて書かれていて、フムフム~と興味深く読ませていただきました。
私など日経記事にリンク貼っただけで、お恥ずかしい限りです。
記事の内容も、ほんと、面白い。
TBありがとうございます。
同じサル同士でも、「なまりすごくて聞き取れないよ」なんて言ってるかもしれませんね。
この傲慢な人間の考えが神の怒りを買った。
神は、人間がこのような不遜な態度をとるのは、意思疎通のための言葉があり、悪巧みができるからだと考えた。
そこで神は、人間の言語を細かく分け、お互いに意思の疎通が出来ないようにした・・・
これが、現在、3000とも6000とも言われる言語の数の理由だそうです。
最後の落とし方も絶妙です。
こんな楽しいサイトにTBしていただけて光栄です。
ありがとうございました