RC-Zでの家づくり

北海道生まれの「RC-Zの家」を徳島で建てることになりました。家づくりの参考にしてもらえるとうれしいです。

業者の選択-上○住建

2006年03月12日 22時55分20秒 | きっかけ~業者決定まで
もともと木造住宅を中心にやっているところです。本社が遠いので見学する機会はなかったのですが気になっていたところです。「すまいる徳島2004」でRC-Zをはじめるとの広告がでていました。そのころすでにブリーズハウジングと話をしていたため比較競合もできていいかも,とか思っていました。上○住建とはそれからいろいろメールをやりとりしたのですがいろいろ疑問な点がでてきました。

例えば地盤調査をSS式で実施するらしい。木造ならともかく重量があるRCでSS式ってどうなんでしょう?。外断熱と内断熱の価格差については,ブリーズハウジングは坪5万円の差(当時の話です)があったのに上○住建はパネルをひっくり返すだけだから躯体の価格差はないという。ホント?いろいろ聞くとまだRC-Zを施工したことがないらしい。
とりあえずモデルハウスは作るらしいので,完成したら見学したいので連絡してもらうように頼んでおきました。・・・がその後完成したという話は聞かず,そのまま忘れていたら「すまいる徳島2005」で「P2の家」というRC-Zとは別のRC住宅を徳島ではじめて導入したとかかいてある!?。問い合わせてみるとRC-Zはやめた(笑)らしい。「P2の家」のモデルハウスを作るのでできたら見学にきてほしいといわれました。たった1年かよ。つーかRC-Z一回もつくってないでしょ。「P2の家」は4cmウレタンのウレタン型枠(現在は6cmのポリスチレン型枠)でコンクリートをサンドイッチする方法。RC-Zは片側だけだが型枠をはずさないで内外装の下地に利用するというのは同じ。スターハウスというフランチャイズと同じ工法のようだ。スターハウスの関連会社が型枠を売っておりそれを採用したらしい。システムとしては大変面白いと思っていたので(実はスターハウスに徳島進出する予定はないのかきいたこともある)完成したら見に行くことにしました。
しばらくして完成の連絡がはいったので家族で阿南までドライブがてら訪問しました。印象はRC-Zとは違い打ちっぱなしはできないが,逆に外見は普通の家とは変わらない感じ。しかし壁の厚さが35cmあっておどろきました。間違いなくRC-Zよりも断熱性能は高いはずですが壁がこんなに厚いと移住空間が小さくなって一長一短かもしれません。社長ともゆっくり話をしてRC-Zをなぜやめたのか,RC-Zの弱点などいろいろ面白い話が聞けました。

この後何回かメールをしましたが結局ペンディングにすることにしました。話を進めなかったのはRC住宅に関するスタンスが一定していなかったことと,社長は木造住宅のことはいきいきと話してくれたがRC住宅のほうはひとから聞いた話を伝えているような,自分の言葉で話しているように思えなかったこと。何棟かたてて経験を積んだ後に話を聞ければ大逆転もあったかもしれません。あと地盤調査はSS式で実施すると言っていたこと。メールでの対応が遅かったこと。自宅からの距離が遠いというのもマイナスでした。木造に関してはとても魅力のある家を造っているのでこれからも頑張って欲しいです。

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