息子の林檎

　一昨年の冬に食べた林檎の種から芽を出した林檎の木が植木鉢の中で育ってます。植え替える時に、自宅に有った使い古しの植木鉢を使ったため、見事に鉢の大きさに比例した成長を見せてくれて面白いのだけど、今日、一番小さい鉢のものを植え替えました。（勿論息子が）

　今回は、息子が植木鉢を買って欲しいと言ったので一緒にホームセンターに出かけました。４５リットルの果樹用植木鉢と、培養土を購入。植木鉢と言うよりも、大きな寸胴。
植え替えた後にスコールみたいな夕立で丁度良かったわ。グンと大きくなると思います。
このくらい大きい鉢に植えたら、来年の春には花が咲くかもしれません。楽しみです。

　それにしても、亜熱帯化していると思うわ。夕立と言うよりもスコールです。日中はぎらぎらした太陽、夕方入道雲が発達して急に暗くなってまず雷、それから大粒の土砂振りで割合短時間で雨が上がる。

今日なんか、雨上がりに買い物に行ったら放送が入り、　　「○○町・△△町・××町に発生した民家火災が全て鎮火した。」　　と言っていたので、多分雷が落ちたんだろう。
自然には勝てないなあと思うわ。クーラー使わずに眠れる夜はまだ来ないようです。

今日の買い物で、

　夕方、何時ものスーパーで買い物をしていたら、向こうから歩いてくる人が友人に似てる・・・と思っていたら　向こうから、「今帰り？」と声を掛けて来たので、ようやく友人本人だと判ったわ。「似てるけど、違うよね。と思ったよ～～～」

　何時もばりっとお化粧して、１５mmのまつ毛エクステつけて、ビジネススーツにパンプスでカツカツカツと歩いてる人だったのに、　今日はお化粧なしのサングラスちょっとおしゃれなハット。で、日焼けして、ハワイにでも行きましたか？って感じ。そんな暇は無いけどね。

　今度宅老所を自分で立ち上げるため奔走してます。申請は全て終わって、建物ももうすぐ引渡し段階まで建築が進んでる。
自分の理想とする介護が出来る場を自分で作ってしまうバイタリティには脱帽。
私は今の職場で５年間、いろいろ意見の衝突をしながら一つ一つ問題を解決してきた。このまま一緒に仕事を続けたら、いずれ、私の理想とする職場に近づいて行くだろう。と思える。

　彼女は自分で作った新しい施設で、新しい職員に自分の理想とする介護を叩き込んでいくんだろうなぁ。それぞれの道を行きます。
そのうえで、パンフレットを作ったりちょっとした協力はして、プライベートでは時々遊んで今まで通りの付き合いが続くのだろうと思う。

　お互いに刺激し合える関係で居られるように、自分を高める事もしなくては！！

入院

　この異常な暑さで、もともと食が細かったり、嚥下状態が悪い人達は益々体力低下して、益々食欲が低下するという負の連鎖に陥っています。お茶にもトロミ剤を入れて声掛けしながら少しづつ何度も飲んで頂く。食事があまり入らない時は捕食として高カロリーの栄養補助食とか、カロリーメイトゼリーを使う。９０を超えた方たちはトーンが落ちて来ると本当に恐い。

　そんなわけで、努力はしたけど、病院ではない為出来る事が限られて来るので、一時入院。となった方が二人。２４時間ずっと目が離せなかった二人が同時に入院されることがこれまで無かったため、「寂しいね～～」と言い合ってます。

　早く涼しくなって欲しいわ。

それにしても、誤嚥防止体操を昼食前にするんだけど、確実にやらないと成らない状態の人は、マンツーマンでやっても、ちゃんとでき無い。『指示が通らない』と表現するんだけど、口を閉じてほっぺを膨らますとか、ほっぺの内側を舌先で押すとか。出来ない。
うがいも出来ない。肩の上げ下げが出来ない。

　他動的に動かして、なるべくレベル低下しないよう、食べる楽しみを持てるようと思ってます。

明日は誕生会と昼食バイキング

植え替え

　しばらく前から気に成っていた植え替えが済みました。しばらくは水のみ、少し根が張り出したら液肥を与えて、ぐ～～んと大きく成るのが楽しみ。左のトレイの10株が今回の植え替え分。右下は数ヶ月前親株から株分けした分と折鶴蘭一株。

　秋には親株は花が咲きそうね。

故郷の言葉

　初盆で連休を取って実家に帰っています。

　今日は運転中、車に踏みつぶされた野生生物を見た途端「みじゃくれちょっつ」という単語が頭に浮かんだ。

　実家で過ごした年月よりも、離れてからの年月がず～～っと長くなり、たまに実家に帰っても　正しいイントネーションで方言が話せなくなってしまっているのに、不意に単語が出てくるのが我ながら可笑しい。
しかも、これは若者の間では死語だろうと思うわ。（多分）

　

そろそろ植え替え

　こんなに大きくなりました。そろそろ一株づつ鉢植えする時期です。お盆は帰省するので自宅に戻ったらすぐに植え替えしようと思っています。私が帰省しているあいだは、子供達が水をかけてくれる予定。

　親株を持ち上げてみたら、なんかぐらぐらするので変だなと思ったら、子供が鉢を倒したらしい。土がすごく偏ってしまってます。これも植え替えた方が良いかな。

　なにしろまず帰省してからのことです。

台風は通り過ぎました

　今朝起きてすぐにニュースで台風情報を見て、この辺は大したこと無いなと思い、何も準備せず出勤しました。職場の辺りは昼頃荒れましたが、帰る頃には通り過ぎて、何となく空も明るく成ってる程度。

　帰宅してすぐ野菜プランターを見に行くと、壁に固定せず立てかけるだけにしていたヨシヅが倒れてオクラを直撃してました。すぐに起こして根元に土を寄せたけど、どの程度根にダメージが有ったのか少し心配。そう思いながら3個収穫。すぐにポークと一緒にフライパンで焼いて子供達と食べたわ。柔らかくて美味しかった。

　他に被害なし。
今年は台風が多いと予想されているとか。この台風でまた野菜価格が上がるんだろうな。

8月9日

　新しい計画書を作成する時期になると、状態確認と、今後の希望等聞くために訪問する。今日は話がどんどん反れていろいろなお話を聞けたので一部書いてみます。

*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆

今朝は長崎の原爆記念日だなぁと思いました。以前はテレビで式典を見て一緒に黙祷をささげたものですが、ボケしまったのか今年は夕方まで思い出さなかったので見ませんでした。
昨日ひじきを食べましたが、あの時もひじきばっかり食べました。
思い出が一杯です。救助隊で長崎に行きました。新興膳小学校に沢山の人が収容されていました。アメリカの駐留軍が来ると聞いたとき、脅されて緊張していましたが、その時やって来た６人の将校は皆立派な人ばかりでした。
　今で言う点滴を持って来て、頬のこけた子供達にきれいなガラスのイルリガードルでどんどん輸血や輸液を入れてくれました、「どんどん捨てるんだって。」とびっくりしてしまいました。だって、私達は細菌培養するシャーレだって、培養したあとコロニーを数えるのにも苦労するような質の悪い（気泡が入ってブツブツのあるものを）器具を洗って消毒して又使っていたのに・・・
　9/20日の大嵐がやってきた時、三菱造船の海の向こうには軍艦が泊まっていて、明るくてジャズが聞こえていました。長崎の町は真っ暗で雨が降っていました。その町を見ながら学生が雨で濡れながら泣いているので「どうしたの？教授に怒られたの？」と聞くと、「そんな事じゃない。この惨状を見て、自分がいかに力がないか情けなくて・・・」としゃくりあげていました。あの学生もどこかで老いているのだろうと思います。
　軍艦の華やかな明かりとジャズ。長崎の真っ暗な空間。悲しい恐ろしいなんともいえない思い出です。

　朝から晩までひじきばかり。大豆のかすの入った御飯も有ったような気がしますが、ひじきばかり思い出されます。皿に山盛りの、ハエがいっぱいたかっているひじきを食べながら20日ぐらい居りました。（死体にたかったハエがいっぱい居たのです）

　国力の違いがシャーレ一つとってもイルリガードルを使い捨てにすることでもはっきりと判り、「こんなんで戦争なんかしてほんとにバカみたい。沢山の若い人が死んでしまって。」そう思いました。
ひじきを食べるとそんな事を思い出します。


:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*

この話、子供達に聞かせていいか尋ねたところ、快く赦してもらえました。

帰り際の出来事

　残業なしでサッサと帰ろうとしていたら、２号館窓口でご利用者様御家族（本人は入院中）と看護スタッフが話中でした。

　現在、鍵の掛かるタイプの拘束衣を着用中とのこと。それを聞いて「それが一番良いもんね。退院後もそれを着せてもらいたい」と言い、ご家族も「今来ているのは本人の買取なのか、貸してもらっているだけなのか聞いて見るね」と大いに盛り上がり。

　スタッフには「拘束衣は本人のためには良くないでしょう？病院は治療優先ということで身体拘束や虐待に当たることも、主治医が必要と認めれば出来るけど、　此処はそうではないから。」と話しましたが。
「じゃあ、どうすればいいんですか。」説明したら
「はいはい。ああ、そうですか。でもね、手に便がついてかわいそうかっちゃん」という反応。

　スタッフ全員が「鍵付き拘束衣が一番良い」という考えだと、私がいくら言っても空回りね。負けるね。
前途多難。と思いつつ一号館へ移動。訪問介護の主任が居たので
「鍵つきの拘束衣をどう思いますか？　入院中で使用中の人が退院後ウチで拘束衣を使うことに対してどう思いますか？」　返答は、私の考え方と同じ。
其処へ「あれ？仕事熱心に戻って来たの？」といいながらデイ主任が入って来たので、「今話を聞いてもらって落ち着きを取り戻した所。カッカすることが有ってこのまま帰っても眠れない感じだったから・・・」　　　「あ～～、良かった。その時ここに居なくって」（・・・どういう意味だろう・・・）

　で、同じ質問。彼女はNs.なので「拘束衣なんて、考えられない。病院で使っていたのは20年前」20年前は多少オーバーとしても、問題外の選択肢であるという認識であることは確かなので気を取り直して、しばらく不潔行為とその対応について意見交換。３人の考え方に差は無く、取り越し苦労でした。

　本人が、望むことを上手に言えなくても、それが自分や自分の親だったらと考えたら拘束衣という結論にはむすびつかない。
たとえ何も言わなくても「自分の手や衣類やベッドを便で汚さない」ではなく、「いつもお尻が汚れていない」生活を望んでいるんじゃないかな。

両主任がしっかりしているので、教育はお任せ。

　

繁盛していない歯医者さん

　仕事の都合で、とある歯医者さんへご利用者さまの用事で出かけました。ご利用者さまの御家族によると「まだ営業しているかどうか解らない」だそうで、最初からかなり不安。

　用事はすぐに済みました。
お客さんゼロ。従業員は　先生・歯科衛生士・事務員の３名。ヒマそうだ。本当にヒマそう。思い切って営業時間を聞き、仕事帰りに歯のクリーニングをしてもらうために予約を入れようとしたんだけど・・・

　歯のクリーニングのみはやってません。他所に行った方がいい。

そんなバカな・・・・　
「口臭があるから、虫歯とか、何かあるかも」と言うと

歯科衛生士さんが「まずレントゲン撮って、虫歯のチェックをして、歯周ポケットの深さをはかったり、それから、になるので、時間も長く掛かりますし、回数もかなりかかります。」
事務の人は3回コースの流れと料金の説明をして下さったら、歯科衛生士さんが「もしも何か異常が見つかれば３回ではすまないし、治療中断したら次は其処から出来なくて、最初からやり直しになります。その覚悟を決めてもらわないと・・・。それに、歯のクリーニングだけはやっていません。他所は知らないけどウチはやってません。他を当たった方がいいですよ。」　だって。

　う～～ん。ヒマそうだから、待たずにやってもらえると思って聞いてみたのに大名商売。
流行って居る所に行くべきかなぁ