Winding Road

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深井正樹の移籍志願にあたって

2006-12-18 | 鹿島アントラーズ
さて先週は鹿島の試合がなかった事もあり、1週間クラブW杯モードだったわけですが、観に行った試合の中ではアルアハリ×インテルの準決勝が一番面白かったです。昨日の決勝もTVで見てましたけどレベルの高い濃密な試合だった。こういう結末の試合があるからフットボールはおもしろくて止められない。そういえばTVのゲストにドゥンガが出ていましたけど、あの決勝を見ていて絶頂期だった頃の鹿島×磐田を思い出した。バルサが磐田でインテルが鹿島、ついでに言っとくとロスタイムでのインテル10番のイアルレイはまるでビスマルクのようだった(笑)

そんな中、気になるニュースが。

鹿島・深井が移籍直訴(報知)

現状を考えれば当然の流れかもしれません。ここで一サポーターの意見として言わせてもらえば、移籍はして欲しくないし、ずっと鹿島に居て欲しい。もちろん戦力としてみた時に貴重なプレイヤーである事は当然ですが、それ以上にハートの面が大切。熱い魂でサポーターと向き合う深井の存在は貴重ですよ。秋田が退団した時には、次は自分が3番を着けたいと志願したり、試合後の挨拶では最敬礼でお辞儀、前から必死にボールを追いかける姿勢。こういった選手には一人の戦力以上の存在感がある。クラブとサポーターの一体感といったものを体現するのに、無くてはならない存在。だから居て欲しい。

でも移籍を考えるのも無理はない。大卒でプロに入って4年ですから、試合に出れないのであれば、自身の身の振り方を考えるのは当然です。また深井の場合は駒大の同級生の巻と、だいぶ差がついてしまった状況もあるわけですから。他チームなら確かにFWの先発で使いたいチームはあるでしょうし、深井くらいの選手ならレギュラーで出れるチームはあると思います。

最後は自分自身が決断する事ですから、特に言えることはありません。当然残留希望ですが、それはあくまでも個人的な願い。サッカー選手の寿命は短いから、それを無駄にして欲しく無い。それにしても天皇杯の最中にこういうニュースは聞きたくなかった。


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