「同じカバン」
ある日、列車に乗った時、驚いたことに隣に座っていた人のビジネスバッグが私のバッグとまったく同じものだった。
わたしはきっと何か縁があるのだろうと感じた。
駅に着いて降りる時、彼の前で自分のカバンを振ってみせた。
言いたかったのは、「自分たちには縁があるようだ。カバンも同じだし、友達になりませんか」ということだったのだ。
だが、相手の男性はびっくりした様子で、僕を一発殴って言った。
「こそ泥め!俺のカバンを盗んで、見せつけるなんて!何て奴だ!」
《開心笑吧2016-05-09‟咱俩太有缘了”》
「ピンク色の虫」
大学に通っていたころ、食堂で初めて米粉を食べた。
すると、米粉の中にピンク色の虫が入っているのを見つけた。
周りを見ると、人が多かったので、調理師を呼んで騒ぐようなことはしなかった。
それで、一匹ずつつまみ出した。
結局、何十匹もの虫を取りだした。
その時は本当にただ驚きあきれて、食べられなかったのだが、後になって、初めて知った。
それは桜エビだったのだ。
もしも苦情を言っていたら、大恥をかくところだった。
《開心笑吧2016-05-09‟白色的虫子”》
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