闘病生活

座っているより、立っていた方がお義父さんは楽だそうで

病院の待ち合いでも立ったまま待つ。

場所があれば歩く。


家では、家の前を散歩するか、
ベッドで横になるか。

椅子に座るのが一番痛くて辛いらしい。


食事以外は立ってるか横になるか。



食欲はあって、せっかくの日本なので
自信持って上手と言えない私の料理を
お義父さんのために愛情込めて作るから食べて貰おう。

主人が好きなおでんは、お義父さんもイケると食べてくれた。
ほうれん草の胡麻和えもいいそう。

豚の生姜焼きも、キレイに食べてくれた。

食べっぷりを見て、これはお義父さん好きね、
これはお義父さんの舌に合わなかったね
と判断して、

好きな料理は２回目も作る
箸が進まなかったものは、もう作らないようにする。

そうしていくと、どんどん出せる料理が少なくなっていく。
日本食レパートリー少ない私はもうネタが尽きてきた。

中国人のお義父さんに中華料理を作って出した。

それにしても、パパとお義父さんは食の好みが似てるなぁ。

通院

来日して早々、
次の日から病院に行った。

事前にリサーチしていた、名医がいる病院。

まずは中国での検査結果やCTの結果をみせて、
こっちでもいろいろ検査して診てもらう。

事情を説明して検査へ。


やっぱりただごとじゃない。

検査結果は後日という話だったけど
会計しようと１階で待ってたら
診察室に戻るよう言われる。

すぐに検査入院の話。

そして、検査入院。


結果、やっぱり日本でも回復見込める治療はない模様。

保険証もないし、３ヶ月のビザでは保険証も作れないし
治療費の問題もある。

それでも何か方法はないのか…


まずは痛み止めの薬。
お義父さんは痛みに強い。

お医者さんに言われた
「こんな飲んでもたいして変わらない弱い痛み止めの薬だけで
よく今まで生活できましたね。」
「こんな身体でよく歩いて来れましたね。」

今年のお盆は…

お盆に実家に帰ると母に約束していたけど
約束守れないと電話したら、
母が泣いた…。

赤ちゃんできた報告しても、お盆に帰ってこれないのが相当悲しいらしく、
赤ちゃん報告でチャラにはならないのか…

私がお盆に帰れないことよりも、孫に会えなくなったのが相当悲しい模様。
急にごめんね。
ギリギリで行けなくなってごめん。

主人の父親が腎臓癌の末期で、
中国ではお手上げだそう…


日本にこれたら、日本で治療や手術で良くなったり延命できるかもしれない。

来月から日本に来れることになった。


私ができることは何でもしてあげたい。

だからごめんね。
今年も実家に帰れないよ。



まだ胎動は感じない。
来月15週になるから、お義父さん来た頃
丁度安定期に入る。
来月なったら胎動感じれる。

胎動早く感じたい。