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混合性結合組織病と歩む

私は19歳の時(2010年)にMCTDを発病しました。

耳鼻咽喉科

2017-04-20 07:09:22 | 日記
ここ何年間か、空咳が続いていました。
痰が絡まない乾咳です。

この咳の原因が何なのか、主治医に聞きましたが、分からないと言われ、気になるのであれば、耳鼻科で診てもらいなさい、と言われました。

先日、自宅近くの耳鼻咽喉科に仕事帰りに行きました。
受付が19時までなのですが、私は初診で行ったので予約者優先ということで、18時半に受付を済ましたら、その時点で26人待ちでした。

結局待って、診てもらえたのは20時過ぎでした。

まず症状を説明して、鼻の穴をチェックし、喉の奥をチェックし、その後鼻からカメラを通して鼻筋と咽頭を診てもらいました。

結果、荒れていなかったので、何も問題がないということでした。

私はこの咳は、MCTDにより逆流性食道炎になり、その影響で空咳が止まらない、のではないかと思っています。

約2年以上続いているので、慢性咳嗽ではないかとも思います。

とりあえずということで、アレルギー症状を抑えるアレグラ錠と鼻の空気の通りをよくするムコダイン錠を処方されましたが、全く効果はありませんでした。

そして今日の診察では、前回の薬が全く効果が無いということで、安定剤を薦められました。

安定剤と言っても、精神安定剤ではなく、過剰に反応する神経の働きを安定させるための薬だそうです。

私はネットで色々と調べて、この咳は逆流性食道炎が原因で起こっているものだと推測しているので、神経の問題だとは思えません。

先生はとりあえず安定剤を出しましょう、と"とりあえず"って言われたので、初めから意味ないものを毎日飲み続けたくなかったので、薬はいらない、と伝えました。

前回、アレルギー症状もないのにアレグラを処方され、絶対効果はないと思っていて、実際飲み続けても効果がなく、試しにあれこれ薬を薦められたままに飲むのが嫌になりました。

あなたの症状はコレだから、この薬を処方します。なら分かりますが、症状の原因が分からないまま、とりあえずこの薬出します。前のは効果なかったので次はとりあえずこれ出します。と"とりあえず"なんていりません。
ただでさえ1日合計16錠以上飲んでいるのにこれ以上薬を増やしたくありませんでした。

受給者証の範囲で"とりあえず"を言われる分にはまだ補助があるのでいいですが、範囲外であれこれ試されると支払える費用にも限界があります。

また診察後にネブライザーをしてから帰って下さい、と言われたので、それ必要性ですか?と尋ねたら、じゃぁしなくてもいいです。と言われたので、ネブライザーはしませんでした。

ネブライザーは蒸気に薬の成分が入っていて、それを吸うことにより、呼吸を楽にする機械のようです。

このネブライザーは意外と高いです。
1分間で2000円くらいしたと思います。


ところで、MCTDによくある合併症で、シェーグレン症候群というものがあります。

目はシャバシャバして、喉もよく渇きます。
外出する際は、水筒をよく持ち歩いています。

乾燥によって、乾咳が出ているのかもと思い、シェーグレン症候群を患っているかどうかの血液検査を行なって頂きました。

そして今日、検査結果を聞きに行って来ました。
シェーグレン症候群では、抗SS-A抗体と抗SS-B抗体(共に基準値は7.0未満)を見るのですが、私は抗SS-A抗体が9.8(判定保留)、抗SS-B抗体が0.5未満(陰性)でした。

今回、血液検査だけでは、判定はつきませんでした。

確定させたければ、大病院で詳しく検査してもらいなさい、と言われました。

抗SS-B抗体が陽性であれば、シェーグレン症候群の可能性が高いですが、抗SS-A抗体は膠原病を患っている人は高い確率で陽性反応が出るので、私の場合はB抗体が陰性でA抗体が判定保留だったことにより、シェーグレン症候群ではないと思います。

今年に入って、様々な診療所を受診しました。
MCTDで通院している膠原病クリニック、整形外科2箇所、耳鼻咽喉科1箇所。

もちろん膠原病クリニックでは、特定疾患医療受給者証が使えます。
また2箇所の整形外科のうち、片方は受給者証が使えて、もう一方は使えませんでした。
そして、耳鼻咽喉科でも使えませんでした。

整形外科では、MCTDの薬の影響で骨粗鬆症になり、その骨粗鬆症のせいで骨折をして、その症状を診てもらっているわけなので、一方の病院が使えて、もう片方が使えないのはおかしいので、3割負担で支払った病院からは後日返金してもらう手配をしました。

今回の耳鼻咽喉科に行ったのは、MCTDの症状の一つである強皮症様症状による、食道運動機能の低下により発症した逆流性食道炎からくる乾咳かどうかを診て頂くというものでした。

耳鼻咽喉科の先生は、MCTDとは関係無いと結論付けたので、今回3割負担となりました。

初診と鼻カメラ、血液検査とネブライザーで6,000円近くしました。また薬も別払いで1週間分で800円ほどしました。

MCTDの症状を安定させるために飲んでいる薬の副作用によって発症した骨粗鬆症と症状そのものが原因でなった逆流性食道炎。
この2つはMCTDによって引き起こされたものなので、これらを診てもらう整形外科や耳鼻咽喉科では普通受給者証が使えるはずだと思うのですが、実際は病院の先生の判断に委ねられています。

どこまでが使えて、どこから使えないのか、今度保健所に尋ねてみようと思います。

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