『蜻蛉洲大和の国のサンライズタイム』ー外国人参政権反対、移民政策反対、背乗り工作反対!盗聴・盗撮は日本では犯罪です!ー

キラキラネームは日本の漢字文化を破壊するための、カルトの工作活動です!公務員の国籍条項と外国人土地法の復活求む!

漢字の話(キラキラネームの秘密、秘密三)

2017年09月08日 16時59分13秒 | 日記
・混血の勧め?

*田中青木
ところで、私は某県警察の登録通訳人をしています。外国人の犯罪が起きたとき、警察での取り調べや、地方検察庁・地方裁判所での手続き等の通訳をする仕事です。事件が起きると警察から電話で呼び出され、仕事が始まります。

これからお話しするのは、今から十五年ほど前に某県で起きた、嘘のような本当の話です。その頃は今と違って、警察官が被疑者を平気で怒鳴りつけていましたし、お茶を出す他に、自分の煙草を吸わせたりもしていました。但し、取調室内に電気スタンドは置いてありませんし、カツ丼を食べている人も見た事はありません。また、往来で逮捕状を振り回して「逮捕する」と言っている警察官も見た事はありません。

さて、その日の晩、電話に出ると、知り合いの刑事さんがこんな事を言います、
「先生、たぶん中国人だと思うのですが、今から来て貰えますか?」
「はい、大丈夫です。たぶんというのは?」
「パスポート不携帯で、片言の日本語は話せるようです。最初は中国人だと言っていたのですが、今は韓国人だと言い出しまして。でも、中国人だと思うんですよね。」
と気まずそうに話すので、
「大丈夫です。違っていたら、他の通訳さんと交替してもらって結構ですよ。」
と言って、警察署に向かいました。

登録制で仕事をするところはファストフードのバイトと一緒ですが、捜査上の責任を負うので「通訳人」は「先生」と呼ばれます。面はゆいのですが、これも仕事のうちと割り切っています。

一般的な外国人の犯罪は、刑事課で扱われます。警察署の建物にもよりますし、当時と現在とでは組織も若干違っていますが、刑事課はたいてい二階にあって、学校の教室一つ分か、或いは、それ以上の広さを仕切り無く使っています。そこに盗犯(窃盗事件)・強行(殺人・恐喝・強盗・誘拐)・暴対(暴力団・組織犯罪対策)・鑑識さん等の担当課が入っています。意外なところでは、選挙違反などもここで扱われます。取調室は、入り口から一番奥に五・六室、新しい警察署であれば、刑事課の中にあるドアを通った先に十数室列んでいます。

この時も刑事課の扉を開いて直ぐのカウンターの所で、「中国語の通訳で参りました○○です。」と名乗ると、奥の取調室の一室に通されたのですが、扉は大きく開かれており、四・五人の警察官が中を覗いています。案内してくれた若い警察官が「通訳の先生がいらっしゃいました」と中に向かって声を掛けると、中を覗いていた四・五人が一斉に振り返って私を見てから、ドアの両側に分かれました。

中からは大声が聞こえてきます。

「だから、お前は何人なんだよ。中国人でも韓国人でもパスポートは必要なんだよ。お前のパスポートは、どこにあんだよ。」

取調室はだいたい六畳(?)ほどの縦長の部屋です。奥に事務机が一つ置かれていて、机の向こう側には、三十代半ばと思われる被疑者がパイプ椅子に座っています。被疑者の後ろには鉄格子のはまった大きな窓があります。こちら側には四十代と思われる取調官が座っています。取調官の座る椅子は警察署によって、パイプ椅子だったり事務用の回転椅子だったりしますが、この時はパイプ椅子だったように思います。入り口近くには、鞄や資料を置くための、会議などで使われる横長の机が一つ置かれています。通訳をする時には、取調官と被疑者の顔が見られるように、机の横に椅子を置いて貰います。机の上には、取調官の筆記用具とアルマイトの灰皿が一つ、それと、お茶だか水だかが入ったプラスチックのコップが二つ置かれていました。

私が取調室に入った時には会話が続いていたので、邪魔をしないように入り口付近で会話の途切れるのを待っていると、
「…ワタシ、ニホジン。」
「はぁ?お前は日本人か。日本人なんだな。」
まだ中国人犯罪が珍しかった時代、取調室に連れてこられてからずっと嘘をついていたと思われる人物は、抵抗を続けているようでした、
「ソウ、ワタシ、ニホジン。」
「あーそうかい、じゃ何て言うのか言ってみろよ。お前は名字は何て言うんだよ。」
「…タッ、タナカ…、タナカ。」
「田中って言うんだな、田中なんだな。そうかよ、じゃあ、下の名前は何て言うんだ。お前は田中なんなんだ。」
取調官の大きな声に対して、被疑者は小さく答えました、
「ア…アオキ」
「はぁ?」
「…アオキ」
私は緊張して声を掛けられず、四十代と思われる取調官は、一瞬絶句した後に、押し殺した声でゆっくりと、
「…お前の名前は、田中青木って言うんだな?」
「ソ、ソウ」
堪忍袋の緒が切れると言いますが、この時は本当に「ブチッ」と音がした気がしました。取調官はいきなり立ち上がり、真っ赤な顔をして雷のような声をあげました、
「てめー、ふざけんじゃねえぞ、そんな名前の日本人はいねぇよ!」

入り口の扉は開いたままでしたので、取調官の罵声に、刑事部屋全体が一瞬静まりかえりました。

相当気まずい状況ではありましたが、私は取調官が着席するのを待って挨拶をした後、被疑者に向かって「私の話が分かりますか?中国人ですか?」と尋ねました。すると、中国語を聞いて安心したのか、あっさり認めましたので、取調官に、「中国人です。話しが通じるようです。」と言って着席しました。肝心のパスポートについては、

「ヨーロッパではパスポートが無くても、各国を自由に行き来できるんだろう。別に、パスポートなんて無くてもいいだろう。俺は、ちゃんと金を払ったんだから。」

などと言っていましたが、話を聞くうちに、どうやら事業に失敗して借金を抱え、一攫千金を狙って親戚から費用をかき集め、蛇頭に頼んで密入国をしたのでパスポートが無いのでした。その後、この人物は中国から戸籍と身分証・写真を取り寄せ、身分が証明されて後、強制送還となりました。

*薄煕来事件
私は最近まで、苦し紛れの嘘にしても、日本に来て酷い事を言うものだ、と思っていたのですが、2012年に「薄煕来(はくきらい)事件」が起きて以降、中国には夫婦の姓を合わせる習慣がある事を知りました。薄煕来の妻谷開来の名を、中央電視台が「薄谷開来」と報じていたからです。


「薄煕来事件」とは、八大元老の一人である薄一波(はくいっぱ)の息子薄煕来に関する事件です。重慶党委員会書記を務め、「唱紅(紅は紅歌=革命の歌、歌をうたって革命を称える)打黒(黒は黒社会=マフィア、その撲滅)」運動で名を挙げ、第十八期全国代表大会(十八大)で常務委員会入りも囁かれた人物でした。

事の始まりは2012年2月6日、重慶市副市長であり公安局長でもあった王立軍が、米国駐成都総領事館に亡命目的で逃げ込む、という事件が発生しました。薄煕来を有名にした「唱紅打黑」政策で、王立軍は「打黒」運動の責任者であり、薄煕来とは近しい関係にありました。

この亡命は、当時の米国駐中国大使 ゲイリー・フェイ・ロック(中国名、駱家輝)によって拒否され、王立軍の身柄は北京に引き渡されました。王立軍は薄煕来の妻 谷開来が、英国人の殺害に関与した証拠を持っていたと言われており、2011年11月15日に英国人ニール・ヘイウッドが重慶で死亡した事件の再捜査が行われ、その結果、谷開来と張暁軍(薄家の使用人)は逮捕されました。更に、2012年4月には、薄煕来と周永康とで、次期国家主席と目される習近平を、2014年に失脚させるというクーデター計画があり、王立軍も計画を知っていた、と報じられました。「蘋果日報」『薄煕来・周永康 習近平に2014年退位を迫る大陰謀(薄熙來、周永康做習近平世界2014逼宮大陰謀)』2012年4月13日)

2012年3月13日、全国政治協商第十一期第五次会議が閉幕し、午後の会議上、九人の常務委員は全員一致で(一説には周永康だけは反対)、薄煕来の重慶党委書記解任を決定しました。14日午前、第十一期全国人民代表大会(全人代)第五次会議が閉幕。薄煕来はこの両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の閉幕式に出席していました。温家宝は、閉幕後の記者会見で重慶市委市政府を非難し、この会見が終了すると、薄煕来、及び親類、随行者等38名が、中央警衛局に捕らえられ、河北省某地に拘束されました。15日、新華社は中共中央の決定として、薄煕来の重慶党委書記の解任と、張徳江の重慶党委書記就任を発表し、更に4月10日には、重大な規律違反があったとして、「中央政治局委員」の地位を剥奪し、中央紀律検査委員会が調査を行うとの発表がありました。(「蘋果日報」『薄煕来の処分で不一致出現 江胡争い 習胡温になびく(處理薄熙來現分歧 江胡決鬥 習倒向胡溫)』2012年03月21日、「人民網」『張徳江同志 重慶市委委員、常委、書記兼任』2012年3月15日10:01)

2012年8月20日、殺人罪で起訴された谷開来に、執行猶予つき死刑判決が言い渡されました。中国の場合、執行猶予期間が過ぎると、自動的に無期懲役に減刑されます。

2013年1月22日、十八期中央紀律委員会全体会議の席上、習近平主席は腐敗撲滅を宣言し、ゼロ容認で「虎も蠅も打つ」という腐敗一掃運動が始まりました。直接指揮を執ったのは、中紀委書記 王岐山です。これによって、2013年には18万の党員幹部が処分され、提訴・判決件数・処分人数ともに前年比二桁増となりました。

運動開始から八ヶ月後の2013年9月22日、山東省済南市中級人民法院は、薄煕来の収賄罪・横領罪・職権乱用罪・及び複数の罪状を判断し、無期懲役、政治的権利の終身剥奪、並びに、個人の全財産没収を宣告しました。これは中共の歴史上、陳希同(元北京市長)、陳良宇(元上海市長)に続いて、三人目の高級幹部の失脚を招く結果となりましたが、事件はこれで終わりではありませんでした。

2013年12月6日、「蘋果日報」は周永康に関して次の様に報じました、「博訊新聞網」「明鏡新聞網」及び「台湾の《聯合報》」「ロイター」「BBC」等の媒体が、周永康が拘留され調査されたと報じており、更に「博訊」「明鏡網」は、2013年12月1日(日曜)晩、中共中央弁公庁主任 栗戦書(りつせんしょ)率いる中央警衛局特別小隊が、中南海の周永康宅に踏み込み、周永康に対して、立件・調査され、自由が制限されると宣言しました。周は自己の前途にある種の予感があったとは言え、布告を聞き終えると、その衝撃に耐えきれず、倒れ込んでベッドに運ばれました、と。(「蘋果日報」『習近平殺害を計画し、又妻を殺害、三つの罪で周永康拘留(圖殺習近平又殺妻 三宗罪周永康被扣)』2013年12月6日)

2014年12月5日、共産党指導部は、前党政法委員会書記(前政治局常務委員)周永康の党籍剥奪処分を決め、2015年4月3日、天津市人民検察院は、審理が終了し公訴されると発表。2015年6月11日、天津中級法院は収賄・職権濫用と機密漏洩の罪によって、無期懲役(終身禁固)・政治的権利の終身剥奪、並びに、個人の財産没収を宣告しました。周永康は罪を認めて上訴しませんでしたが、司法関係者は、この判決は非常に軽いと述べています。

少し補足すると、判決の「国家機密漏洩の罪」とは、習近平 温家宝一族の巨額の財産に関する資料を、《中国離岸金融報告解密(中国离岸金融解密)》に提供したと言う物で、これは、2014年1月21日に国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が発表した習近平・鄧小平・李鵬・温家宝等を始めとする、22,000名ぶんの中共指導者家族の財産に関する資料です。江沢民・曽慶紅・周永康の三名の家族の資料が抜けているところから、周永康系の勢力が提供した物ではないかとの疑が持たれています。

収賄と職権濫用については、周永康の家族構成は複雑に錯綜し、巨大な利益集団を形成しており、当局からは未だ正式な、周の家族の違法な財産に関する発表はありません。しかし、海外の媒体は嘗て消息筋の話しを引用し、周の財産が、預金・証券・現金・不動産・美術品等を含めて、最も少なく見積もっても900億人民元(1元=16.5円)ほどあり、富が国家に匹敵するのみならず、彼の家族は更に大量の兵器を隠していた、と報じました。ロイターは2014年3月、三名の北京の消息筋の話しを引用し、中規委・監察部が昨年末に周永康を押さえて以来、本人及び親友・腹心の名義の多くの口座、及び、現金370億元を没収。当局は、これらの預金が、中国国内の12の金融機関・133の支店に及び、合計647の人民元の口座及び117の海外の口座、更に930の口座が匿名・代理名・仮名・会社名義で開かれていた事を発見しました。また、当局は、石油・航空・銘酒・金融等を含む、市場価値513億元の大量の有価証券、及び、市場価値1.7億元相当の海外の証券・債券を発見しました。調査官は、その他、人民元・ドル・ユーロ・ポンド・スイスフランを含む大量の現金、及び、合計42キロを越える黄金・プラチナ・金貨等を発見しました。周永康の家族は、北京・瀋陽・大連・済南・煙台・成都・南京・無錫・蘇州・上海・広州及び深玔に、市場価格17.6億元相当の326の邸宅を所有し、各様式の車62台、名画55幅、油絵等を所有し、これら芸術品の見積もりだけでも10億元を超えています。財産以外にも、当局は複数の場所で周永康の家族の武器庫から、国産の76型・96型・99型の拳銃5丁、ドイツ製・ロシア製・英国製・ベルギー製の拳銃各3丁と共に、各種口径の弾丸1.1万発を発見した、と報じました。この他、《ニューヨークタイムス》の調査によって、周永康の三名の親族、姉の周玲英・長男の周浜、及び、その岳母詹敏利は国内に少なくとも37の企業の株式を所持、或いは、管理しており、10億元に及ぶ財産、並びに、その他の企業を支配している事が明らかになりました。(「蘋果日報 Apple Daily・要聞港聞」『私腹を肥やし900億 武器庫に万発の弾丸を所蔵(斂財900億 軍火庫藏萬發子彈)』2014年12月07日)忘れそうになりますが、中国は共産主義で、周永康は共産党の高級幹部です。

裁判では言及されませんでしたが、この他、「新四人組(薄煕来・徐才厚・令計画・周永康)」を組織し、党と軍部を押さえ、習近平・李克強を後継者とする事を決定しておきながら、習近平の暗殺を企て、薄煕来を習近平と交替させ、自身は陰の実力者として垂簾聴政(すいれんちょうせい)を行い、巨大な権力を握ろうとした、と報じられました。国家主席も楽ではありません。

周は「刑は大夫に上らず(士大夫階級には刑罰は適用されない『礼記』)」の慣例を破り、政治局常務委員として始めて汚職が原因で法廷で裁かれました。裁判では言及されませんでしたが、習近平の暗殺未遂や政権簒奪を計画・実行しない限り、十七期で政治局入りを果たした序列九位の人物が、刑事告発される事は無いだろうというのが、大方の見方です。また、薄煕来・周永康の二人は保守左派の代表的人物であり、これは改革派が保守派に勝利した事件である、とも伝えられました。


少し話しが逸れましたが、ニール・ヘイウッド殺害事件に関わったとされる「谷開来」について、CCTVは連日「薄谷開来」と報じていました。更に、今年7月1日に第四代香港行政長官に就任したのは、「林鄭月娥(りんていげつが)」氏です。「薄谷」の「薄」も「林鄭」の「林」も、ご主人の姓です。調べてみると、この二人以外にも、この様な複合姓を名乗る女性が存在していました。

Kimi Raikkonen at the wheel of the Ferrari GTC4Lusso T

「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2016」の総合部門の1位のV8ターボエンジン。このドロドロのエンジン音がふふふです。

もう少し続きます。


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