今日は第20回東京国際映画祭、特別招待作品「オリヲン座からの招待状」の舞台挨拶が渋谷Bunkamuraにて行われました。
日本中を感涙の渦に巻き込んだ浅田次郎原作220万部の大ベストセラー「鉄道員(ぽっぽや)」の最終篇に所収された名作が遂に映画化!
たいへん注目を集めている作品だけあって、会場には大勢のファンやマスコミ関係者が駆けつけていました。
ステージに登場した原田芳雄さん、三枝健起監督、そして主演の宮沢りえさん!
宮沢さんの美しさに、会場からはタメイキ☆
まずはご挨拶から。
宮沢りえさん「こんばんは。宮沢りえです。こんなにたくさんの方がこれから作品を観てくださるのかと思うと、急にドキドキしてきました。この映画を観て、一度でも心の温度があがっていたら嬉しいなと思います。」
原田芳雄さん「この映画はオリヲン座という映画館が主人公となっています。僕にとって映画館は宝箱のような愛しいものです。今日はここをオリヲン座だと思ってご覧になってください。」
三枝健起監督「自分で作っておきながら、なんて美しい、心洗われるような映画ができたもんだなと思っております。心温まる美しい映画になりました。」
続いて質疑応答。
Q:昭和30年代、オリヲン座という映画館を守り続ける豊田トヨというこの役を、どんな事を心に思いながら演じられましたか?
宮沢りえさん「私は今まで、瞬発力が大事だなと思っていたのですが、このトヨさんという役を演じて、オリヲン座という映画館をずーっとずーっと変わらずに思い続けるというエネルギーはすごい事だなって。儚さと力強さを両方持った女性だなと思って、学びながら演じました。」
Q:トヨを支え続ける留吉の現代の姿を演じられましたが、この留吉という男性については、どんな男だと思いましたか?
原田芳雄さん「映画館の経営者というよりも、映画をこよなく愛している映画人の一人なんだという自覚と情熱を持ってオリヲン座を支えた男だと思います。」
Q:三枝監督、今回浅田次郎先生にお会いになられたということですが、浅田先生からはどんな言葉をかけられましたか?
三枝監督「こんな言葉をくださいました。『小学校の時に泣いたことがありますが、それ以来、この映画を観て私は涙を流しました。』これは本当に嬉しかったですね。」
この舞台挨拶後に上映されるということで、みなさん緊張されているということでしたが、とても大人な雰囲気で、しっとりとしたステキな舞台挨拶でしたよ。
それにしても宮沢りえさん、本当に美しかった~。
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■ オリヲン座からの招待状 2007年/日本
(c)2007『オリヲン座からの招待状』製作委員会
時代に翻弄されながらも、映画館を守り続けたふたりの純愛。日本中を感涙の渦に巻き込んだ浅田次郎原作220万部の大ベストセラー短編集「鉄道員」に所収された作品の映画化。主演は宮沢りえ、加瀬亮。映画を愛し映画館を守り続けた二人の愛と優しい奇蹟を描いた感動作。
監督:三枝健起
キャスト:宮沢りえ/加瀬 亮/宇崎竜童/樋口可南子/原田芳雄
配給:東映
2007年11月3日(土・祝)全国東映系ロードショー
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